朧月

変わる世界

5.9

「んじゃ！俺達は帰るな！」

相原を置いて帰って行った2人。
見送った後で、お母さんから今日は帰らないとのメールが入っていた。

「よし！一緒に風呂入るか！」

相原は私を抱き抱えてお風呂場まで行き、入れてあった泡風呂の中へと入る。
少し冷えたお湯を追い焚きして、2人で泡を使って遊んでいた。

「なぁ、俺らも結婚する？」

「何その便乗商法みたいなノリ！」

思い切りナニを掴むと、もうガチガチになっていて。
相原は「あぁん」と気持ちの悪い声を出しながら私にキスを落とす。

「お前のお母さんが大量にコンドーム渡して来たおかげで、俺の部屋にすんごい貯まってんだよねぇ」

「よかったね！コンドームだらけ！」

「よくねーよ！」

ゆっくりと胸を撫でる様に触り、首筋を舐めたり噛んだりされる。
少し興奮してきた時に、浴槽から出てシャワーで体に着いた泡を流されると、そのまま行為が始まった。

「今日は生で入れていい？」

胸と下を触られながら、低めの声で耳元でそう呟く。
小さく頷くと、バックでゆっくりと挿入された。

「あっ…はぁっ！」

生々しい音がお風呂場に響き渡り、絶頂に達する度にグチュグチュと音は大きくなって響く。

「お前これ好きだもんな」

腰を振りながらクリを撫でられ、何度も何度もイかされる。
相原も息遣いが荒くなり、

「中…出すよ…」

最後は激しく腰を振って中へと出された。
それでも興奮は収まらず、ベッドまで行き行為を始める。

「好きだよ…」

「おま…っ」

理性が吹き飛んだかの様に激しく乳首を愛撫され、手で何度もイった。
まだギンギンなナニを挿入され、激しく抱き合う。

行為が終わり、出てくる精子をティッシュで抑えていると、相原はまじまじと私の顔を見ている。

「お前さ、美月さんがあの男の人と結婚したらどーするの？」

「一緒に暮らすのがなんか嫌だな～、一人暮らししよーかな？」

援交をしていた時代から貯金し続け、口座には100万越えのお金が入っている。
どこに引っ越そうかと物件を見ていると、相原は携帯を覗き込む。

「一緒に暮らそうか」

「はっ？」

「そーすりゃお金も貯めれるし、俺と毎日一緒だし、良いだろ？」

自分の携帯を取り出し、鼻歌を歌いながら物件を見る相原。
服を着て、リビングで牛乳を飲みながら朝まで物件を見続けた。

「一旦帰って寝てから、挨拶また来るから、んじゃなー！！」

やっと帰って行ったのは朝の8時半。
ベッドに戻り、行き倒れの様に眠りについた。