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すぐるんコンボ
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あっ、思い出した。
しかも全然良くないし。
俺はmaimaiをやりに来たんだよ。
優ちゃんのお陰で新しい発見はしたものの、
だいぶ時間を過ごしてしまったものだ。
疲れたし帰りたいところだが、
1つ見たいプレイヤー達がいる、
…と言っても目の前にいるけどな。
そう、るんと優ちゃんである
彼女たちは超絶仲良しでもあり、
音ゲー女子世界優勝ペアでもある。
こんな幼い子とキャピってる子が世界女子の中でもいちばん強いとかもうイカれてんだろ、と最初は思っていたがもう違和感もクソもない。
その最強ペアの名前は、
『すぐるんコンボ』
なんといびつなペアネームなんだろうか?
服のセンスはあるが、
ネーミングセンスは無いらしい。
突っ込みどころ満載だな。
さて、
るんはやる気満々だが、
優ちゃんはどうだろうか?
———と丁度、優ちゃんが来た。
「おにーちゃん!『裸のルネサンス』フルコンしたよー!」
「おー、はだルネか!」
てか、なんか途中で居ないなと思ったら。
『アイ●ツ!』してたんかい!
って、
……何で俺が曲名知ってんだろ…?
この疑問に答えてくれたのは、水華だった。
(“覚え込み”です。)
水華さん…。
別に曲とか興味ないんだけど?
ん?
てか、水華さん知ってたの?
(………。)
(優ちゃんと話して好感度アップだよ!)
まー、無視がお得意なこと!
なんか言い方優しいし、好感度も要らないよ?
どうした?
勘違いしてない?
もしかして、、
(頑張って!ロリコンさん。)
ほら、来た!出た!
ロリコンじゃないからね?
誤解招くと困るんで本当にお願いします。
(…………。)
しばし、沈黙が続く。
そして、水華は話し出した。
(綾くんヤバいね。)
へ?
いきなりヤバい人扱いするのやめて?
(普通“覚え込み”をすると、“覚え込み”された物は完全記憶定着するはずなのです。
しかし、綾くんはその物に対して疑問を抱きました。
はっきり言って、チーターです。)
……それ、どこの異世界転生物の主人公ですか?
一応この物語、ラブコメディーなんだけどなー。
しかも、水華の方がチーターぽいっけどなー。
確かに問題かもしれん。
なんで疑問を持ってしまったのかがわからない。
変な力が何やら関係しているのだろうか?
(…わからない。神さまに聞いて見ないと。)
あの水華でもわからないらしい。
(それより優ちゃんが『何こいつ?なんで黙ってんの?』って言う目で見てますよ。)
水華のやろう、
人事みたいに言いやがったぞ。
しかも、
優ちゃんがそんなこと言ったら、
俺泣いちゃうからな?
「おにーちゃん!」
「ノホッ!」
優ちゃんが話しかけてきた。
「な、何かな?」
「んーとね、maimaiの曲でなにが一番好き?」
何が?
んー、色々あるが強いて言うなら、、、
少し考えてから、こう答えた。
「『ねぇ、壊れタ人形ハ何処ヘ棄テらレるノ?』かなー?」
一瞬、優ちゃんの顔が強張った。
それもそうだ。
この名前を聞いて平気な奴、いないだろ?
簡単に言っているが、
ちなみにこの曲はマジでヤバい。
やってる途中でチビりそうになるし、
PVが怖いので画面が見れない=譜面が叩けない。
極め付けに『人形』
…トイレ行けなくなるわ!
それなのに何故俺が好きな曲に選んだと思う?
それは簡単な事…。
優ちゃんにこの曲をやって欲しいからだ!
読者の諸君、なんとでも言え!
俺は怖がっている姿を見たいだけだ!
(サイテーーーーー。)
お?
なんか聞こえたぞ?
しかし、
優ちゃんにしては普通な質問だったよ。
いつも知ってるくせに、
『おにーちゃんってカノジョいるの?』とか、
『おにーちゃんってなんでいつも独りなの?』
…独り。
『一人』の間違えじゃないのかな?
完全にディスってるよね。
とか思うぐらいの返答に困る質問しかして来なかった。
しかし、今日はどうだ?
何という幸運だろうか?
長年の夢がある叶う時が来た。
優ちゃんも成長したものだ。
感謝、感激、雨あら……
「じゃあ、おにーちゃんやってみて!」
———へ?
やっべ。
ぼっ、ぼけ、ツ!
…………墓穴 掘ってたぁアァぁぁァぁアぁ!!!
しかも全然良くないし。
俺はmaimaiをやりに来たんだよ。
優ちゃんのお陰で新しい発見はしたものの、
だいぶ時間を過ごしてしまったものだ。
疲れたし帰りたいところだが、
1つ見たいプレイヤー達がいる、
…と言っても目の前にいるけどな。
そう、るんと優ちゃんである
彼女たちは超絶仲良しでもあり、
音ゲー女子世界優勝ペアでもある。
こんな幼い子とキャピってる子が世界女子の中でもいちばん強いとかもうイカれてんだろ、と最初は思っていたがもう違和感もクソもない。
その最強ペアの名前は、
『すぐるんコンボ』
なんといびつなペアネームなんだろうか?
服のセンスはあるが、
ネーミングセンスは無いらしい。
突っ込みどころ満載だな。
さて、
るんはやる気満々だが、
優ちゃんはどうだろうか?
———と丁度、優ちゃんが来た。
「おにーちゃん!『裸のルネサンス』フルコンしたよー!」
「おー、はだルネか!」
てか、なんか途中で居ないなと思ったら。
『アイ●ツ!』してたんかい!
って、
……何で俺が曲名知ってんだろ…?
この疑問に答えてくれたのは、水華だった。
(“覚え込み”です。)
水華さん…。
別に曲とか興味ないんだけど?
ん?
てか、水華さん知ってたの?
(………。)
(優ちゃんと話して好感度アップだよ!)
まー、無視がお得意なこと!
なんか言い方優しいし、好感度も要らないよ?
どうした?
勘違いしてない?
もしかして、、
(頑張って!ロリコンさん。)
ほら、来た!出た!
ロリコンじゃないからね?
誤解招くと困るんで本当にお願いします。
(…………。)
しばし、沈黙が続く。
そして、水華は話し出した。
(綾くんヤバいね。)
へ?
いきなりヤバい人扱いするのやめて?
(普通“覚え込み”をすると、“覚え込み”された物は完全記憶定着するはずなのです。
しかし、綾くんはその物に対して疑問を抱きました。
はっきり言って、チーターです。)
……それ、どこの異世界転生物の主人公ですか?
一応この物語、ラブコメディーなんだけどなー。
しかも、水華の方がチーターぽいっけどなー。
確かに問題かもしれん。
なんで疑問を持ってしまったのかがわからない。
変な力が何やら関係しているのだろうか?
(…わからない。神さまに聞いて見ないと。)
あの水華でもわからないらしい。
(それより優ちゃんが『何こいつ?なんで黙ってんの?』って言う目で見てますよ。)
水華のやろう、
人事みたいに言いやがったぞ。
しかも、
優ちゃんがそんなこと言ったら、
俺泣いちゃうからな?
「おにーちゃん!」
「ノホッ!」
優ちゃんが話しかけてきた。
「な、何かな?」
「んーとね、maimaiの曲でなにが一番好き?」
何が?
んー、色々あるが強いて言うなら、、、
少し考えてから、こう答えた。
「『ねぇ、壊れタ人形ハ何処ヘ棄テらレるノ?』かなー?」
一瞬、優ちゃんの顔が強張った。
それもそうだ。
この名前を聞いて平気な奴、いないだろ?
簡単に言っているが、
ちなみにこの曲はマジでヤバい。
やってる途中でチビりそうになるし、
PVが怖いので画面が見れない=譜面が叩けない。
極め付けに『人形』
…トイレ行けなくなるわ!
それなのに何故俺が好きな曲に選んだと思う?
それは簡単な事…。
優ちゃんにこの曲をやって欲しいからだ!
読者の諸君、なんとでも言え!
俺は怖がっている姿を見たいだけだ!
(サイテーーーーー。)
お?
なんか聞こえたぞ?
しかし、
優ちゃんにしては普通な質問だったよ。
いつも知ってるくせに、
『おにーちゃんってカノジョいるの?』とか、
『おにーちゃんってなんでいつも独りなの?』
…独り。
『一人』の間違えじゃないのかな?
完全にディスってるよね。
とか思うぐらいの返答に困る質問しかして来なかった。
しかし、今日はどうだ?
何という幸運だろうか?
長年の夢がある叶う時が来た。
優ちゃんも成長したものだ。
感謝、感激、雨あら……
「じゃあ、おにーちゃんやってみて!」
———へ?
やっべ。
ぼっ、ぼけ、ツ!
…………墓穴 掘ってたぁアァぁぁァぁアぁ!!!
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