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第1章 異世界
18話 敗走
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あれは一体何者だったのか、何かを探し躊躇なく人を殺すことのできる少女。
ギルドへ戻り事のあらましを説明するのだが、ギルド長にもそのような人物に心当たりは無かったのだった。
ウィスプがほとんどいなかった件に関しては推測の域を越えることはないのだが…。
おそらくなんらかの方法で倒したウィスプ達から、魔素を通常以上に搾り取ったと見るのが妥当なのだそうだ。
魔物が消える際にこぼれ出た魔素は、周りに存在する魔素と共鳴反応を起こす。
その結果、その地形に合わせた魔物を作り出すと信じられており、そのどちらかが無くなればそこに魔物は出現しなくなるのだと聞かされた。
もともと、そう言った魔素が少ない土地を選んで作られているのが我々の住む街であるため、街の中では絶対ではないのだが、滅多に魔物が出現することは無いのだそうだ。
ギルド長は今回の件を、それによく似た状況ではないかと推察した上で、危険な目に合わせたことを謝罪していた。
【炎帝の刻印】
さて、気がかりなものはもう一つある。
鑑定した結果、この指輪には炎強化の効果がある。
何故こんなものをつけられてしまったのかもわからないのだが、取り外す術も無いので、着けたままにするしかなさそうだった。
これが死を招く指輪であったり、災いを招くものであるのなら、指を切り落としてでも外すべきなのかもしれないが…。
ギルド長曰く、【炎帝】とはつまりイフリートの事であり【精霊王アイオーン】に仕えるとされる四大精霊のうちの一人。
実際の姿は伝承でしか残されていない上に、先の戦でアイオーンは朽ちたというのがこの世界の常識だった。
であるとするならば、この指輪は【大精霊の加護】であると考えられるのかもしれない…とギルド長は続けた。
少女はもう一人誰かの名前を口にしていたと思うのだけれど、どうにも思い出せない。
「誰かの名前を言っていた…そいつなら俺をうまく使えるだろうと…。
きっとそのために生かしておいてくれたのだと思う」
少しの間、考えをまとめているようだったギルド長。
「なんにせよ生きて帰れたのだ、今後のことはおいおい考えるとしよう、今日はもう休んだ方が良いだろうさ」
そう言って締めくくっていた。
今日の収穫はウィスプ討伐によるドロップ【仄めく小瓶】6個と【仄めく岩塩®️】が1個。
その場でギルド長に直接換金をお願いして、今日も一杯呑んでから帰ろうかと思っていたのだけれど…。
「料理スキルも使えるようになっとるじゃろ?属性攻撃力の上がる食材は貴重なのじゃから残しておきなさい」
そうギルド長に断られてしまったのだった。
ちなみにウィスプは基本こちらが何もしなければ無害なので、討伐したとしても報酬は無いのだと。
まぁ手持ちの金が全く無いわけではないので、結局銀狼亭へと足を運ぶ俺がいるわけだが。
銀狼亭で肉を注文し食べていた。
今日は疲れた。
負けてしまった。
弱いのだろうな自分は…きっと…。
矢を変えた時の最初の一杯は、たしかに手応えを感じたのだ。だがその後はどうにもダメージを与えている気がしなかった。
この矢をギルド長が氷の矢にしてくれて…。
【氷の矢:攻撃力2、氷属性の魔法攻撃として相手にダメージを与える】
氷がダメなのではなく魔法がダメ…だとしても最初の一発は説明がつかない。
【ゴブリンスリンガー:攻撃力32、矢によって変化した属性ダメージを与える】
防具の方には特に特殊効果も無い。ただ鉄で出来ていて[+5]や[+4]とは書いてあってまぁ強いことは強いのだけど…。
しかしこれは一体どうやって強化してあるのだろうか…やはりそういうスキルなのだろうか?
【炎帝の刻印:指輪を象った呪法の一種、アクセサリー】
【装備者に次の効果をもたらす、STR+10・火属性攻撃+50%・火属性防御+50%】
レアとは書いていないが非常に強力だ、そもそもそういうアイテムでもなさそうだが。
これで監視の役割でもされているのだろうか…?
そう思うと不安が募っていくのであった。
【シュウ】
レベル10
レンジャー
【スキル】
アイテムが入手しやすくなる
アイテム作成・初級
鑑定
※※※アイテム(鑑定不可)
※※※スキル(鑑定不可)
※※※ドロップ(鑑定不可)
【アクセサリー】
[固定]炎帝の刻印:ATK+10・炎攻+50%・炎防+50%
【左手】
ゴブリンスリンガー:32
矢:2
爆炎の矢:15(爆炎25)
【右手】
短剣:9
【防具】
アイアンメイル(+4):12(+12)
アイアンアーム(+5):8(+10)
アイアングリーブ(+4):8(+8)
ギルドへ戻り事のあらましを説明するのだが、ギルド長にもそのような人物に心当たりは無かったのだった。
ウィスプがほとんどいなかった件に関しては推測の域を越えることはないのだが…。
おそらくなんらかの方法で倒したウィスプ達から、魔素を通常以上に搾り取ったと見るのが妥当なのだそうだ。
魔物が消える際にこぼれ出た魔素は、周りに存在する魔素と共鳴反応を起こす。
その結果、その地形に合わせた魔物を作り出すと信じられており、そのどちらかが無くなればそこに魔物は出現しなくなるのだと聞かされた。
もともと、そう言った魔素が少ない土地を選んで作られているのが我々の住む街であるため、街の中では絶対ではないのだが、滅多に魔物が出現することは無いのだそうだ。
ギルド長は今回の件を、それによく似た状況ではないかと推察した上で、危険な目に合わせたことを謝罪していた。
【炎帝の刻印】
さて、気がかりなものはもう一つある。
鑑定した結果、この指輪には炎強化の効果がある。
何故こんなものをつけられてしまったのかもわからないのだが、取り外す術も無いので、着けたままにするしかなさそうだった。
これが死を招く指輪であったり、災いを招くものであるのなら、指を切り落としてでも外すべきなのかもしれないが…。
ギルド長曰く、【炎帝】とはつまりイフリートの事であり【精霊王アイオーン】に仕えるとされる四大精霊のうちの一人。
実際の姿は伝承でしか残されていない上に、先の戦でアイオーンは朽ちたというのがこの世界の常識だった。
であるとするならば、この指輪は【大精霊の加護】であると考えられるのかもしれない…とギルド長は続けた。
少女はもう一人誰かの名前を口にしていたと思うのだけれど、どうにも思い出せない。
「誰かの名前を言っていた…そいつなら俺をうまく使えるだろうと…。
きっとそのために生かしておいてくれたのだと思う」
少しの間、考えをまとめているようだったギルド長。
「なんにせよ生きて帰れたのだ、今後のことはおいおい考えるとしよう、今日はもう休んだ方が良いだろうさ」
そう言って締めくくっていた。
今日の収穫はウィスプ討伐によるドロップ【仄めく小瓶】6個と【仄めく岩塩®️】が1個。
その場でギルド長に直接換金をお願いして、今日も一杯呑んでから帰ろうかと思っていたのだけれど…。
「料理スキルも使えるようになっとるじゃろ?属性攻撃力の上がる食材は貴重なのじゃから残しておきなさい」
そうギルド長に断られてしまったのだった。
ちなみにウィスプは基本こちらが何もしなければ無害なので、討伐したとしても報酬は無いのだと。
まぁ手持ちの金が全く無いわけではないので、結局銀狼亭へと足を運ぶ俺がいるわけだが。
銀狼亭で肉を注文し食べていた。
今日は疲れた。
負けてしまった。
弱いのだろうな自分は…きっと…。
矢を変えた時の最初の一杯は、たしかに手応えを感じたのだ。だがその後はどうにもダメージを与えている気がしなかった。
この矢をギルド長が氷の矢にしてくれて…。
【氷の矢:攻撃力2、氷属性の魔法攻撃として相手にダメージを与える】
氷がダメなのではなく魔法がダメ…だとしても最初の一発は説明がつかない。
【ゴブリンスリンガー:攻撃力32、矢によって変化した属性ダメージを与える】
防具の方には特に特殊効果も無い。ただ鉄で出来ていて[+5]や[+4]とは書いてあってまぁ強いことは強いのだけど…。
しかしこれは一体どうやって強化してあるのだろうか…やはりそういうスキルなのだろうか?
【炎帝の刻印:指輪を象った呪法の一種、アクセサリー】
【装備者に次の効果をもたらす、STR+10・火属性攻撃+50%・火属性防御+50%】
レアとは書いていないが非常に強力だ、そもそもそういうアイテムでもなさそうだが。
これで監視の役割でもされているのだろうか…?
そう思うと不安が募っていくのであった。
【シュウ】
レベル10
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【スキル】
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鑑定
※※※アイテム(鑑定不可)
※※※スキル(鑑定不可)
※※※ドロップ(鑑定不可)
【アクセサリー】
[固定]炎帝の刻印:ATK+10・炎攻+50%・炎防+50%
【左手】
ゴブリンスリンガー:32
矢:2
爆炎の矢:15(爆炎25)
【右手】
短剣:9
【防具】
アイアンメイル(+4):12(+12)
アイアンアーム(+5):8(+10)
アイアングリーブ(+4):8(+8)
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