人狼ゲーム ーあなたは命を懸けてでもお金が欲しいと思いますか?ー

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人狼ゲーム

ー プロローグ ー

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    ゴーンゴーンと鐘の音が聞こえると、スマートフォンの画面には、「本日の処刑する人物を一人決めてください。」とでる、そう俺は今アプリの人狼ゲームにハマっていた。この人狼ゲームは知らない人とオンラインで対戦が出来るため、すぐ試合が出来た。
   「もう深夜一時か、また夜更かししてしまったな」俺の名前は、飯島空良いいじまそら、私立の高等学校に通っている今年で三年生になる。
    朝起きて学校へ行こうとするが、眠いとにかく眠い、俺は本当はもっと睡眠時間がほしい、早く寝ればいいだけかもしれないが、人狼ゲームが面白くてついつい夜更かししてしまう、割と最近の悩みだ。眠くてだるそうに歩いていると肩を思いっきり叩かれ女子の声「おーはよっ」
空良「痛いじゃねえかよ、瑠奈」
瑠奈「あはは、ごめんごめん」
こいつは夕場瑠奈ゆうばるな。瑠奈とは小学校から同じでなんだかんだ十二年の付き合いだ。そんな瑠奈も人狼ゲームをやっている。
瑠奈「眠そうだね、また遅くまで人狼ゲームやってたでしょ」
空良「あーまぁな」
瑠奈「あはは私も」なんだかんだ充実していて、これからもこんな日が続くだろうと思っていた。そんなある日、俺はいつも通り夜遅くまで人狼ゲームをしていた、今日こそは早く寝ようとしていたが、やはり寝れずにも今日も日付を跨ごうとしていた。
深夜零時丁度になった時だった。俺の人狼ゲームの画面に何か通知のようなものが表示された、「あなたは命を懸けてでもお金が欲しいと思いますか?」
空良「なんだこれ」俺はイマイチよく分からなかった。まあただのアンケートだろうと思い、軽い気持ちで「はい」を選択した。スマートフォンの画面には「ご回答ありがとうございます。」と出ていた、まあただのアンケートだったのだろうと思っていた、そうこの時までは。
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