6 / 12
第一章 異変
三.五話 鈴桜、そして夢乃
しおりを挟む
っ───────。
「りおーちゃーん! おっはよーうっ」
後ろから元気な声が聞こえる。
「あぁ、おはよう。」
いつも通りの朝。夢乃は明るい声でいつも通りの挨拶をした。夢乃は唯一の私の友達。
小学校の時からずっと同じで、入学して数ヶ月の間、クラスに馴染めなかった私に声をかけてくれた。
あのとき夢乃が声をかけてくれなかったら私はずっと孤独だったのだろうか。だがそんなことはどうでもいい。だって今は……ちゃんと夢乃がいる。独りじゃない。───あの日までは。
中学と高校、どちらも地元だったから夢乃とはなれることはなかった。そして高2の春。変わらない朝だった。
──四時限目が終わり、夢乃とお弁当を食べようとしていた。教室の机を二つくっつけ、向かい合って座る。
「いただきまーっすぅ」
相変わらずの明るさでそう言った──────
「誰か……誰かぁあっっ!」
───いただきますと言ったのとほぼ同時だっただろうか。悲鳴らしきものが聞こえる。
「な、なんだろ…何かあったのかな…?」
明らかに普通ではない悲鳴だった。夢乃が心配そうに立ち上がり、教室のドアに近づいて歩く。
「あの声…助けを呼んでたんだよね……? だったら私……助けなきゃ……」
「そ、そうだな…そうだが……」
正直気は引けた。あんなに震えながらも必死に助けを求める声。
もし遊んでいるだけならあんな声は出さない。出すはずもない。
「…な、なぁ夢乃……助けなくてもいいんじゃないかな…もし本当に何かあったのなら私達まで巻き込まれないか…?」
「もう、りおーちゃんったら心配しすぎだよー…って私も人のこと言えないかな」
少し微笑みながら夢乃が言った。確かに心配しすぎなのかも知れないが、本当に危険なのかもしれない。だが……
「りおーちゃん、私見てくるね」
「な、なら私も行こう。」
流石に夢乃だけでは心配だった。もちろん、必ずしも何かあったとは限らないが、嫌な予感というものは怖いぐらいによく的中する。───何も起きてないといいのだが。
───だがそんな期待も裏腹に、廊下へ出るとそこには赤い液体が散らばっていた。赤い液体───
……これは血なのか? どうして血が……なんで……
「ね、ねぇ……りおーちゃん………あれ……なに……」
人が人を……喰って……いや、喰っているのではない……
───ただ噛み付いている? ただそれだけなのにどうしてみんな苦しんでいる? 何がどうなって───
「りおーちゃん…何か言ってよ……ねぇ……? 私…悪い夢でも見てるのかな………?」
───何……何がどうなって……
「ねぇ…ねぇってば! 何か言ってって言ってるの!」
「……あ、あぁ…夢乃……」
目の前に浮かぶ景色。それは残酷なものだった。きっとこんなものを見るのはもう二度とないだろう。
誰かが誰かを殺してる。クラスメイトがクラスメイトを殺してる。───人が人を殺してる。
────人? あれは人なのか……? あんなの……人の形なのにそれは人の形を留めていなくて……それで……
「りおーちゃん……! 目の前……だめ……だめ────」
……あぁ。なんて残酷な夢だ。人の形を留めていないそれは、私のすぐ目の前にいた。あれ…夢乃……?目の前に夢乃がいる……夢…乃……が────
「痛い……痛いよ…………誰か助け……て────」
声が途絶える。あの懐かしい声。大好きな夢乃の────
「い、嫌……夢乃が…………」
────一瞬にして目の前にいる人じゃない人の首が飛ぶ。……夢乃の首も……転がってる。愛しの夢乃……たった一人だけの…私の……
「────夢乃。ごめんね。私…あなたのためにも生きなきゃ……逃げなきゃ……あなたと過ごした時間。初めて話しかけてもらえたあの時、決して忘れはしない。……夢乃───ありがとう」
視界がぼやける。悲しみの感情が溢れ出てくる。初めてだ。こんなに心が痛むのは。
ただひたすらに走る。屋上なら……屋上なら誰もいないはず。苦しい。息ができない。吐き気がする。血、血、血……辺りには赤ばかり。
だが階段を登るにつれて人が少なくなっていた。……屋上。屋上はすぐそこに。
───屋上のドアを開く。鍵は空いていた。案の定そこには誰もいなかった。そしてドアの鍵をしめる。
「…だ、誰も……いない……か…………少し休もう……まずは心を落ち着かせることからだな……」
近くに掃除用具入れのロッカーがあった。そこにもたれかけようとそっちに向かって歩く。
だがそこに誰かの足が見えた。誰の……?
「なぁ……誰かいるのか……?」
「……いる………」
もの静かな声が聞こえる。苦しそうではないがどこか孤独な……昔の私みたいな……
「……君、怪我は?」
「…その言葉……そのまま…返す…………」
「……大丈夫だ。その様子だと君も問題なさそうだな。」
「うん……」
…なんでだろう。こんな時なのに私……落ち着いてる。さっきのことが夢みたいだ。
「ねぇ……君。名前は?」
「……瑠々…」
「瑠々…か。いい名前だな。私は鈴桜だ。」
「……鈴桜…覚えておく………あと…あなたはここで…寝たほうがいい……顔が…疲れ果ててる……」
「あぁ……ごめん……少しだけ休ませてもらうよ…………」
瑠々の言葉に甘え、少し休むことにした。
少し……だけ…………
────目が覚める。隣にはさっき知り合った瑠々がいる。
今まで起こってたことがすべて嘘みたいな気がする。
「この先……どうしますか……?」
この子は何を言っている。この先も何も、いつも通り……
「教室に戻らないと…授業が始まってしまう……」
「……鈴桜…もう……いつもの日常はない……」
その一言でさっきまでの事が嘘じゃないとわかった。
────もう、夢乃はいない。私は……夢乃を見捨てたのか? あの状況で、もし私があの変なのに襲われていたら夢乃なら私を助けたはず……
だけど私……私は………
「…夢乃……私……最低だな…………君がいなかったら私……なのに……」
自然と涙が溢れてくる。止めたくても止まらない。
世界でたった一人の私の友達。だがもういないなんて、酷すぎるではないか。
私は彼女に何かしてあげられた…? 彼女を楽しませることも、喜ばせることもできていなかったのでは……?
───だが、以前夢乃は言っていた。あなたと出会えてよかったと。その言葉が、たったその一言が嬉しくて。
────結局、瑠々の持っていた少量の水だけを飲み、なにも口にしないまま1日がたった。鈴桜の中には悲しみと後悔だけしか残らず、何もできずにただ時間がたっていった。
「りおーちゃーん! おっはよーうっ」
後ろから元気な声が聞こえる。
「あぁ、おはよう。」
いつも通りの朝。夢乃は明るい声でいつも通りの挨拶をした。夢乃は唯一の私の友達。
小学校の時からずっと同じで、入学して数ヶ月の間、クラスに馴染めなかった私に声をかけてくれた。
あのとき夢乃が声をかけてくれなかったら私はずっと孤独だったのだろうか。だがそんなことはどうでもいい。だって今は……ちゃんと夢乃がいる。独りじゃない。───あの日までは。
中学と高校、どちらも地元だったから夢乃とはなれることはなかった。そして高2の春。変わらない朝だった。
──四時限目が終わり、夢乃とお弁当を食べようとしていた。教室の机を二つくっつけ、向かい合って座る。
「いただきまーっすぅ」
相変わらずの明るさでそう言った──────
「誰か……誰かぁあっっ!」
───いただきますと言ったのとほぼ同時だっただろうか。悲鳴らしきものが聞こえる。
「な、なんだろ…何かあったのかな…?」
明らかに普通ではない悲鳴だった。夢乃が心配そうに立ち上がり、教室のドアに近づいて歩く。
「あの声…助けを呼んでたんだよね……? だったら私……助けなきゃ……」
「そ、そうだな…そうだが……」
正直気は引けた。あんなに震えながらも必死に助けを求める声。
もし遊んでいるだけならあんな声は出さない。出すはずもない。
「…な、なぁ夢乃……助けなくてもいいんじゃないかな…もし本当に何かあったのなら私達まで巻き込まれないか…?」
「もう、りおーちゃんったら心配しすぎだよー…って私も人のこと言えないかな」
少し微笑みながら夢乃が言った。確かに心配しすぎなのかも知れないが、本当に危険なのかもしれない。だが……
「りおーちゃん、私見てくるね」
「な、なら私も行こう。」
流石に夢乃だけでは心配だった。もちろん、必ずしも何かあったとは限らないが、嫌な予感というものは怖いぐらいによく的中する。───何も起きてないといいのだが。
───だがそんな期待も裏腹に、廊下へ出るとそこには赤い液体が散らばっていた。赤い液体───
……これは血なのか? どうして血が……なんで……
「ね、ねぇ……りおーちゃん………あれ……なに……」
人が人を……喰って……いや、喰っているのではない……
───ただ噛み付いている? ただそれだけなのにどうしてみんな苦しんでいる? 何がどうなって───
「りおーちゃん…何か言ってよ……ねぇ……? 私…悪い夢でも見てるのかな………?」
───何……何がどうなって……
「ねぇ…ねぇってば! 何か言ってって言ってるの!」
「……あ、あぁ…夢乃……」
目の前に浮かぶ景色。それは残酷なものだった。きっとこんなものを見るのはもう二度とないだろう。
誰かが誰かを殺してる。クラスメイトがクラスメイトを殺してる。───人が人を殺してる。
────人? あれは人なのか……? あんなの……人の形なのにそれは人の形を留めていなくて……それで……
「りおーちゃん……! 目の前……だめ……だめ────」
……あぁ。なんて残酷な夢だ。人の形を留めていないそれは、私のすぐ目の前にいた。あれ…夢乃……?目の前に夢乃がいる……夢…乃……が────
「痛い……痛いよ…………誰か助け……て────」
声が途絶える。あの懐かしい声。大好きな夢乃の────
「い、嫌……夢乃が…………」
────一瞬にして目の前にいる人じゃない人の首が飛ぶ。……夢乃の首も……転がってる。愛しの夢乃……たった一人だけの…私の……
「────夢乃。ごめんね。私…あなたのためにも生きなきゃ……逃げなきゃ……あなたと過ごした時間。初めて話しかけてもらえたあの時、決して忘れはしない。……夢乃───ありがとう」
視界がぼやける。悲しみの感情が溢れ出てくる。初めてだ。こんなに心が痛むのは。
ただひたすらに走る。屋上なら……屋上なら誰もいないはず。苦しい。息ができない。吐き気がする。血、血、血……辺りには赤ばかり。
だが階段を登るにつれて人が少なくなっていた。……屋上。屋上はすぐそこに。
───屋上のドアを開く。鍵は空いていた。案の定そこには誰もいなかった。そしてドアの鍵をしめる。
「…だ、誰も……いない……か…………少し休もう……まずは心を落ち着かせることからだな……」
近くに掃除用具入れのロッカーがあった。そこにもたれかけようとそっちに向かって歩く。
だがそこに誰かの足が見えた。誰の……?
「なぁ……誰かいるのか……?」
「……いる………」
もの静かな声が聞こえる。苦しそうではないがどこか孤独な……昔の私みたいな……
「……君、怪我は?」
「…その言葉……そのまま…返す…………」
「……大丈夫だ。その様子だと君も問題なさそうだな。」
「うん……」
…なんでだろう。こんな時なのに私……落ち着いてる。さっきのことが夢みたいだ。
「ねぇ……君。名前は?」
「……瑠々…」
「瑠々…か。いい名前だな。私は鈴桜だ。」
「……鈴桜…覚えておく………あと…あなたはここで…寝たほうがいい……顔が…疲れ果ててる……」
「あぁ……ごめん……少しだけ休ませてもらうよ…………」
瑠々の言葉に甘え、少し休むことにした。
少し……だけ…………
────目が覚める。隣にはさっき知り合った瑠々がいる。
今まで起こってたことがすべて嘘みたいな気がする。
「この先……どうしますか……?」
この子は何を言っている。この先も何も、いつも通り……
「教室に戻らないと…授業が始まってしまう……」
「……鈴桜…もう……いつもの日常はない……」
その一言でさっきまでの事が嘘じゃないとわかった。
────もう、夢乃はいない。私は……夢乃を見捨てたのか? あの状況で、もし私があの変なのに襲われていたら夢乃なら私を助けたはず……
だけど私……私は………
「…夢乃……私……最低だな…………君がいなかったら私……なのに……」
自然と涙が溢れてくる。止めたくても止まらない。
世界でたった一人の私の友達。だがもういないなんて、酷すぎるではないか。
私は彼女に何かしてあげられた…? 彼女を楽しませることも、喜ばせることもできていなかったのでは……?
───だが、以前夢乃は言っていた。あなたと出会えてよかったと。その言葉が、たったその一言が嬉しくて。
────結局、瑠々の持っていた少量の水だけを飲み、なにも口にしないまま1日がたった。鈴桜の中には悲しみと後悔だけしか残らず、何もできずにただ時間がたっていった。
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる