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お部屋探検
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「さてと、とりあえず部屋の中をひととおりチェックしていくことにしましょうか」
ミセス・ドーラを玄関ホールで見送った私は、まずはここから……とホール内を見渡した。
ホールと呼ぶくらいには広めのその空間は、黒銀が大きくなってもまだゆとりがありそうだ。
扉のすぐ横にはローブなど外套をかけるハンガーや身だしなみをチェックするための姿見が設置されていたけれど、それ以外は何も置かれておらず、がらんとしていた。
これだけ広いのは、大きな聖獣や魔獣でも出入りしやすいようにとの配慮だろう。
……契約した聖獣がユニコーンとかだったらどうするんだろう?
他の部屋には厩舎があるとか……かな?
疑問を感じながら私達はそのまま広い廊下を奥へ進み、バスルームやトイレなどの水回りを確認していった。
まるで前世のマンションのような間取りにワクワクしながら、私はこれからの寮生活が楽しみになってきた。
「ここは何かしら……あ」
扉を開けて中を覗いてみると、そこはミニキッチンだった。
屋敷の調理場と比べれば、確かにミニキッチンと呼べるのかもしれないけれど、前世の一人暮らしの頃を思えば十分過ぎるほどの広さだった。
大きなシンクと魔導コンロが二口、茶器など食器をしまうための棚や作業台代わりのテーブル、サービス用のワゴンもあった。
ええと、冷蔵室はさすがにないかな……あ、小さめの魔導冷蔵箱を発見。
まあ、私にはインベントリがあるから当面このままでいいかな。
魔導オーブンがないのが残念といえば残念。
幸い設置できそうなスペースはあるから、購入することにしよう。
オーブンがあればレパートリーが増えるものね。
魔導コンロと流しには魔石がセットされていて、棚に備え付けらしきケトルとシンプルなティーセットがあった。
私は試しにお湯を沸かしてお茶を煎れることにした。
流しにセットされた魔石に触れると、水魔法の術式を組み込んだ蛇口から水が出てきた。
ケトルをサッと洗ってから水を満たし、手拭いで水滴を拭ってから魔導コンロにセットする。魔導コンロの魔石に触れると、ボッと火がついた。
魔導コンロには小さな魔石かいくつかセットされていて、触れる魔石の数で火力を調整する旧式タイプのようだった。
魔石一つで弱火、二つ~三つで中火、四つで強火といった具合だ。
魔石に再度触れると火が消える仕掛けになっている。
長いこと利用者がいなかったこともあり、旧式のままみたい。
うーん、今はダイヤル式で火力の微調節が可能なタイプが主流だから、できれば交換できるといいのだけれど。
交換がダメなら、最新式のポータブルタイプ、前世でいうところの卓上コンロで性能の良い品が発売されたばかりだと以前マリエルちゃんとお茶している時に聞いたので、それを購入するのも手かもしれない。
インベントリに収納しておけば、何かと役立ちそうだし。
何にせよ買わない手はないわよね。
ふむふむとキッチン内をあれこれ物色するうちにお湯が沸いたので、インベントリから茶葉を取り出した。
茶葉を蒸らしながら、お気に入りのティーセットなどを取り出して棚にしまったり、まな板や鍋などのキッチン用品をどこに収納しようか思案する。
……ミリアがきてから相談して決めたほうがよさそう。
これからはミリアにも料理を手伝ってもらおうっと。
実はミリアとは一緒にお菓子を作ったりしたことないんだよね。
ふふ、ちょっと楽しみになってきた。
そうこうするうちに蒸らしが終わったので、私室に移動して真白達とお茶をすることにした。
自室のソファに座り、真白と黒銀にもお茶を渡してから、ふうーっとため息をついた。
「まさか入寮する前にバレちゃうなんて思いもしなかったなぁ」
人型になっていれば意外と気づかれないかも……と思っていたのに、ニール先生の使役する魔獣にあっさりと看破されちゃうだなんて予想外だ。
「それに、セイまで特別寮にいるとは思わなかったわ。白虎様達のことは秘密にしておくのかと思ってたから余計に驚いたし……」
食事前なので迷ったけれど、インベントリからお茶請け用にサクサクのクッキーを取り出してお皿に並べる。
クッキーを一枚かじるとサクッとした食感の後にバターの風味が広がった。
うん、オーブンはやっぱり必要だね。
マリエルちゃんに魔導コンロとオーブンが買える、おすすめの魔導具店を教えてもらわなくちゃ。
紅茶を飲もうとカップを手に取ると、ふわりといい香りが鼻腔をくすぐった。
これよこれ、これが正しい紅茶のあり方よ。ニール先生のあれはお茶に対する冒涜だとしか思えない。
今後ニール先生の淹れるお茶は絶対に口にしない。絶対だ。
私が誓いを立てていると、黒銀がクッキーを手に取りながら「そういえば」と口を開いた。
「先刻白虎と念話で話したのだが、彼奴らは昨日入寮した際に我らと同じような経緯で知られてしまったらしいぞ」
「ええ⁉︎ セイ達も? ていうか、黒銀ったら、いつの間に白虎様と連絡を取り合ってたの⁉︎」
「ん? 談話室とやらにいた時だが? 主はそれどころじゃなかったようだが」
……どうやら私はことの成り行きを見守るのに必死で、周囲に気が回らなかったみたいだ。
白虎様と念話できるんだから、こっそり話を聞くことだってできたよね……迂闊。
「そっか……あのお猿さんはそれだけ魔物や聖獣を感知するのに優れてるのね」
「いや、あれは魔物としては最弱の種であるが故に己の脅威になるものに対して敏感なだけだ。索敵用ならばあれほど大騒ぎしていては役に立たぬ。まあ、我らの力が強大すぎて気が動転したのだろうが……」
……そういえば、イヤ、コワイって叫んでたっけ。ニール先生のことをバカって罵ってたし。
あれだけ騒いでたら敵に居場所が知られちゃうよね。
そういえば、輝夜も白虎様を初めて見たとき怯えてたっけ。黒銀や真白に対しては魔力不足で私の魔力を取り込もうと必死だったみたいだし。
はあ……お父様やお兄様がすぐバレるって言ってたのはこういうことだったのね。
お父様達もこんなに早くバレるとは思ってなかっただろうけど……
その時、魔導電話がチカチカと光ったのが視界に入った。
---------------------------
いつも庶民の味をお読みいただき、ありがとうございます。
拙作原作のコミカライズ版一巻(作画:住吉文子先生)がいよいよ3月31日に発売です!
都心部では早売りのところもありますが、皆様のお手元に届くのは大体31日頃になりそうです。
それに伴いWEBで連載していた分は1話のみ無料公開となりました。
割烹着の似合う転生令嬢の活躍を是非お楽しみくださいませ~( ´ ▽ ` )
ミセス・ドーラを玄関ホールで見送った私は、まずはここから……とホール内を見渡した。
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これだけ広いのは、大きな聖獣や魔獣でも出入りしやすいようにとの配慮だろう。
……契約した聖獣がユニコーンとかだったらどうするんだろう?
他の部屋には厩舎があるとか……かな?
疑問を感じながら私達はそのまま広い廊下を奥へ進み、バスルームやトイレなどの水回りを確認していった。
まるで前世のマンションのような間取りにワクワクしながら、私はこれからの寮生活が楽しみになってきた。
「ここは何かしら……あ」
扉を開けて中を覗いてみると、そこはミニキッチンだった。
屋敷の調理場と比べれば、確かにミニキッチンと呼べるのかもしれないけれど、前世の一人暮らしの頃を思えば十分過ぎるほどの広さだった。
大きなシンクと魔導コンロが二口、茶器など食器をしまうための棚や作業台代わりのテーブル、サービス用のワゴンもあった。
ええと、冷蔵室はさすがにないかな……あ、小さめの魔導冷蔵箱を発見。
まあ、私にはインベントリがあるから当面このままでいいかな。
魔導オーブンがないのが残念といえば残念。
幸い設置できそうなスペースはあるから、購入することにしよう。
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私は試しにお湯を沸かしてお茶を煎れることにした。
流しにセットされた魔石に触れると、水魔法の術式を組み込んだ蛇口から水が出てきた。
ケトルをサッと洗ってから水を満たし、手拭いで水滴を拭ってから魔導コンロにセットする。魔導コンロの魔石に触れると、ボッと火がついた。
魔導コンロには小さな魔石かいくつかセットされていて、触れる魔石の数で火力を調整する旧式タイプのようだった。
魔石一つで弱火、二つ~三つで中火、四つで強火といった具合だ。
魔石に再度触れると火が消える仕掛けになっている。
長いこと利用者がいなかったこともあり、旧式のままみたい。
うーん、今はダイヤル式で火力の微調節が可能なタイプが主流だから、できれば交換できるといいのだけれど。
交換がダメなら、最新式のポータブルタイプ、前世でいうところの卓上コンロで性能の良い品が発売されたばかりだと以前マリエルちゃんとお茶している時に聞いたので、それを購入するのも手かもしれない。
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何にせよ買わない手はないわよね。
ふむふむとキッチン内をあれこれ物色するうちにお湯が沸いたので、インベントリから茶葉を取り出した。
茶葉を蒸らしながら、お気に入りのティーセットなどを取り出して棚にしまったり、まな板や鍋などのキッチン用品をどこに収納しようか思案する。
……ミリアがきてから相談して決めたほうがよさそう。
これからはミリアにも料理を手伝ってもらおうっと。
実はミリアとは一緒にお菓子を作ったりしたことないんだよね。
ふふ、ちょっと楽しみになってきた。
そうこうするうちに蒸らしが終わったので、私室に移動して真白達とお茶をすることにした。
自室のソファに座り、真白と黒銀にもお茶を渡してから、ふうーっとため息をついた。
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食事前なので迷ったけれど、インベントリからお茶請け用にサクサクのクッキーを取り出してお皿に並べる。
クッキーを一枚かじるとサクッとした食感の後にバターの風味が広がった。
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紅茶を飲もうとカップを手に取ると、ふわりといい香りが鼻腔をくすぐった。
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今後ニール先生の淹れるお茶は絶対に口にしない。絶対だ。
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「ええ⁉︎ セイ達も? ていうか、黒銀ったら、いつの間に白虎様と連絡を取り合ってたの⁉︎」
「ん? 談話室とやらにいた時だが? 主はそれどころじゃなかったようだが」
……どうやら私はことの成り行きを見守るのに必死で、周囲に気が回らなかったみたいだ。
白虎様と念話できるんだから、こっそり話を聞くことだってできたよね……迂闊。
「そっか……あのお猿さんはそれだけ魔物や聖獣を感知するのに優れてるのね」
「いや、あれは魔物としては最弱の種であるが故に己の脅威になるものに対して敏感なだけだ。索敵用ならばあれほど大騒ぎしていては役に立たぬ。まあ、我らの力が強大すぎて気が動転したのだろうが……」
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あれだけ騒いでたら敵に居場所が知られちゃうよね。
そういえば、輝夜も白虎様を初めて見たとき怯えてたっけ。黒銀や真白に対しては魔力不足で私の魔力を取り込もうと必死だったみたいだし。
はあ……お父様やお兄様がすぐバレるって言ってたのはこういうことだったのね。
お父様達もこんなに早くバレるとは思ってなかっただろうけど……
その時、魔導電話がチカチカと光ったのが視界に入った。
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