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設立編
—第16章:打ち合わせ
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今日もフルーツに肉料理をつまみに、上等な酒をゴクゴクと豪快に飲んでいる。
「はー、最高ー。いいお酒にうまい肴!これぞ求めていた素晴らしい日々だわ」
—ヴェルヴェット、最近毎日浴びるようにお酒を飲んでいるようですが、少し自重したらどうですか。
口うるさくマリアが注意をしている。
「別に誰かに迷惑かけてるわけでもないしいいでしょ。それもこれもアモンのおかげね」
そう、あたしが豪遊生活を送っているのにはわけがある。
アモンと取引した内容、それはアモンの部隊が侵攻する場所、規模、時間を決めていることにある。そこにあたしが待ち構え、のこのこと攻めてくる下級悪魔たちを倒していく。
最近はそれに慣れてきて、完全に作業と化している。
ただ問題が少しある。聖属性魔法で攻撃を行うと、悪魔たちは灰になってしまうのだ。傭兵ギルドで受けた内容は無期限の悪魔討伐依頼であり、つまり倒した分だけ報酬がもらえるというものだ。
そのため剣で攻撃する必要があり、少し手間がかかる。しかし、もともと傭兵が生業なので全然大したことはない。
むしろ、倒した証拠としての悪魔たちを比較的安全な街の近くまで持ってきて、傭兵ギルドの調査員に見せる必要があるのが面倒だ。
最初は悪魔と結託していることがばれないように森の奥で待ち伏せしていたが、面倒になり最近では街の近くでアモンと待ち合わせをしている。
とはいえ他の依頼と比べて、あまりにも容易かつ高額な報酬のため、もはやギアの錬金術となっていた。
アモンに関しては命を助ける代わりに主従関係を結んだとはいえ、実質的なうま味がない状態だとなにか抜け道を使って裏切りに近いような行動に出る可能性も懸念している。
ありえないかもしれないが、傭兵の経験と照らし合わせて比べられる内容でもないので、念には念を入れる意味もある。
そして今日もアモンはやってきた。
「お、ご苦労さん」
ガタガタと音を立てて窓を開け、アモンが入ってくる。
「お、今日の飯もうまそうだな」
そう言いながらアモンは慣れた様子でヴェルヴェットの向かいの椅子に座り、手を伸ばしてフルーツや肉料理を手づかみで食べ始めた。
—この悪魔が
明らかにいやそうなトーンでマリアが毒づく。悪魔と契約し家に帰った後、マリアとはすさまじい剣幕で喧嘩になった。
勝手に契約したのだから当然といえば当然だが、一緒に行動するわけでもないので、そこまで気にする必要はないだろうと思っていた。
するとマリアが、「じゃあそこまで長い時間じゃないなら、体中気持ち悪い虫が這いずり回ってもあなたは気にならないんですね」と言われた。
それを想像して身震いし、少し気持ち悪くなった。本当にそこまでの感覚かはわからないが、もし本当だとしたら少し罪悪感が湧いてきた。
そこで詫びとして、夜の風呂の時間に交代で体の主導権を交換することで手を打った。
その時間はもっぱらそのまま風呂に使われた。理由は、自分で体を動かして風呂に入らなければ気持ちよさを味わえないからだ。
そしてマリアは風呂が大好きだった。それならということで、怒りの矛も収まった。
そんなことを思い出しながら、アモンが食べている様子を見る。
「ねぇ、ナイフとかフォークは使わないの?」
食べている姿が少し汚いので、若干不快げに尋ねる。
「ん?使ったことはないが、ヴァンパイアと違って銀の食器は別に苦手じゃない。使えと言えば使うぞ」
そう言われて、悪魔が上品にナイフとフォークを使って食事をする光景を思い浮かべる。自分で言っておいてなんだが、それはそれで少しおかしな絵面だと感じた。
「いや、やっぱりいいわ。それと、ヴァンパイアっているの?」
「さぁ、人間が書いた本に書いてあっただけだ」
そう言いながらアモンは大きな口をあけて飯を食べ、グラスにワインを注いでぐびぐびと遠慮なく飲んでいく。
本来ならワインもそのままボトルごと口をつけて飲むだろうが、前にそれをやろうとした時に睨みつけたので、それ以降はやらなくなった。
それにしても、人間の本を読んでいるのは少し驚いた。悪魔は結構勉強好きなのか?あたしよりも頭がいいのかもしれない…そんなことを思いつつ、ワインを口に含む。
「明日はステーキにしてくれ。硬くて肉汁がしたたるようなやつで頼む」
「あんた、だんだん図々しくなってきたわね。まぁ、お金はいっぱい稼げてるし、いいけどさ」
そう言って、ギアがぎっしり詰まった袋を机に置く。
アモンはこう見えて、なかなかのグルメだ。人間の食べ物は、悪魔たちの食べ物と比べてもはるかに高度な調理スキルや食材の生産方法を持つため、この上なくごちそうらしい。
「ところで、明日の場所なんだけど」
明日も悪魔討伐でがっぽがっぽ稼ごうと思い、アモンに場所の相談をする。
「あー、それはいいんだが、その後は一週間ほど不在だ」
「どうしたの、旅行でも行くの?」
冗談まじりに聞く。悪魔に旅行なんてものがあるのかは知らないが。
「ちげーよ。ちょっと上の偉いやつに命令された件があるから行ってくるんだ。まぁ、少し遠かったり調べたりしないといけないから、それくらいはかかると思う」
どんなところへ行くのか、誰から命令されたのか。ほんの少しだけ興味があるが、聞いたところでどうなるものでもない。遠い場所の地名なんて言われてもさっぱりだし、大悪魔とかどうでもいい。欲しいのは下級悪魔だ。それがあたしの金のなる木なのだから。
アモンの位置は契約の関係でなんとなくはわかるが、詳細な場所まではわからない。この国の地理なんて覚えていないのでなおさらわからない。
「へ~」
素っ気ない反応で答え、明日の打ち合わせをして、好きなだけ飲み食いしてその日は終わった。
「はー、最高ー。いいお酒にうまい肴!これぞ求めていた素晴らしい日々だわ」
—ヴェルヴェット、最近毎日浴びるようにお酒を飲んでいるようですが、少し自重したらどうですか。
口うるさくマリアが注意をしている。
「別に誰かに迷惑かけてるわけでもないしいいでしょ。それもこれもアモンのおかげね」
そう、あたしが豪遊生活を送っているのにはわけがある。
アモンと取引した内容、それはアモンの部隊が侵攻する場所、規模、時間を決めていることにある。そこにあたしが待ち構え、のこのこと攻めてくる下級悪魔たちを倒していく。
最近はそれに慣れてきて、完全に作業と化している。
ただ問題が少しある。聖属性魔法で攻撃を行うと、悪魔たちは灰になってしまうのだ。傭兵ギルドで受けた内容は無期限の悪魔討伐依頼であり、つまり倒した分だけ報酬がもらえるというものだ。
そのため剣で攻撃する必要があり、少し手間がかかる。しかし、もともと傭兵が生業なので全然大したことはない。
むしろ、倒した証拠としての悪魔たちを比較的安全な街の近くまで持ってきて、傭兵ギルドの調査員に見せる必要があるのが面倒だ。
最初は悪魔と結託していることがばれないように森の奥で待ち伏せしていたが、面倒になり最近では街の近くでアモンと待ち合わせをしている。
とはいえ他の依頼と比べて、あまりにも容易かつ高額な報酬のため、もはやギアの錬金術となっていた。
アモンに関しては命を助ける代わりに主従関係を結んだとはいえ、実質的なうま味がない状態だとなにか抜け道を使って裏切りに近いような行動に出る可能性も懸念している。
ありえないかもしれないが、傭兵の経験と照らし合わせて比べられる内容でもないので、念には念を入れる意味もある。
そして今日もアモンはやってきた。
「お、ご苦労さん」
ガタガタと音を立てて窓を開け、アモンが入ってくる。
「お、今日の飯もうまそうだな」
そう言いながらアモンは慣れた様子でヴェルヴェットの向かいの椅子に座り、手を伸ばしてフルーツや肉料理を手づかみで食べ始めた。
—この悪魔が
明らかにいやそうなトーンでマリアが毒づく。悪魔と契約し家に帰った後、マリアとはすさまじい剣幕で喧嘩になった。
勝手に契約したのだから当然といえば当然だが、一緒に行動するわけでもないので、そこまで気にする必要はないだろうと思っていた。
するとマリアが、「じゃあそこまで長い時間じゃないなら、体中気持ち悪い虫が這いずり回ってもあなたは気にならないんですね」と言われた。
それを想像して身震いし、少し気持ち悪くなった。本当にそこまでの感覚かはわからないが、もし本当だとしたら少し罪悪感が湧いてきた。
そこで詫びとして、夜の風呂の時間に交代で体の主導権を交換することで手を打った。
その時間はもっぱらそのまま風呂に使われた。理由は、自分で体を動かして風呂に入らなければ気持ちよさを味わえないからだ。
そしてマリアは風呂が大好きだった。それならということで、怒りの矛も収まった。
そんなことを思い出しながら、アモンが食べている様子を見る。
「ねぇ、ナイフとかフォークは使わないの?」
食べている姿が少し汚いので、若干不快げに尋ねる。
「ん?使ったことはないが、ヴァンパイアと違って銀の食器は別に苦手じゃない。使えと言えば使うぞ」
そう言われて、悪魔が上品にナイフとフォークを使って食事をする光景を思い浮かべる。自分で言っておいてなんだが、それはそれで少しおかしな絵面だと感じた。
「いや、やっぱりいいわ。それと、ヴァンパイアっているの?」
「さぁ、人間が書いた本に書いてあっただけだ」
そう言いながらアモンは大きな口をあけて飯を食べ、グラスにワインを注いでぐびぐびと遠慮なく飲んでいく。
本来ならワインもそのままボトルごと口をつけて飲むだろうが、前にそれをやろうとした時に睨みつけたので、それ以降はやらなくなった。
それにしても、人間の本を読んでいるのは少し驚いた。悪魔は結構勉強好きなのか?あたしよりも頭がいいのかもしれない…そんなことを思いつつ、ワインを口に含む。
「明日はステーキにしてくれ。硬くて肉汁がしたたるようなやつで頼む」
「あんた、だんだん図々しくなってきたわね。まぁ、お金はいっぱい稼げてるし、いいけどさ」
そう言って、ギアがぎっしり詰まった袋を机に置く。
アモンはこう見えて、なかなかのグルメだ。人間の食べ物は、悪魔たちの食べ物と比べてもはるかに高度な調理スキルや食材の生産方法を持つため、この上なくごちそうらしい。
「ところで、明日の場所なんだけど」
明日も悪魔討伐でがっぽがっぽ稼ごうと思い、アモンに場所の相談をする。
「あー、それはいいんだが、その後は一週間ほど不在だ」
「どうしたの、旅行でも行くの?」
冗談まじりに聞く。悪魔に旅行なんてものがあるのかは知らないが。
「ちげーよ。ちょっと上の偉いやつに命令された件があるから行ってくるんだ。まぁ、少し遠かったり調べたりしないといけないから、それくらいはかかると思う」
どんなところへ行くのか、誰から命令されたのか。ほんの少しだけ興味があるが、聞いたところでどうなるものでもない。遠い場所の地名なんて言われてもさっぱりだし、大悪魔とかどうでもいい。欲しいのは下級悪魔だ。それがあたしの金のなる木なのだから。
アモンの位置は契約の関係でなんとなくはわかるが、詳細な場所まではわからない。この国の地理なんて覚えていないのでなおさらわからない。
「へ~」
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