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幼年期2
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5歳になり王都の教会へ行くことになった。
この国では魔法の適性や神の加護などを調べる為に5歳を過ぎたら王都に有る教会で自身の才能や適性を見ることが出来るようになる。
消耗品も少なからず使用するらしくそれなりの金額が掛かるし、近くに住んで居ないと旅費などもあるので生活に余裕が有る家以外は5歳に受けることは少ない。
大人になって自腹で適性を見る人も居るが、多くの人は適性を見ることなくなんとなく自分が得意だと思っていることをやっているみたいだ。
うちは王都から遠い場所にあるものの国内最大面積の領地を持つ貴族だったので生活に余裕があったこと、水属性魔法が使えることは両親たちもわかっていたので、調べたけど何も出なかったと言うがっかり体験もしなそうだしと家族旅行のついでに適性を調べましょうて話になった。
才能を調べるって人生において結構重要なイベントな気もするが、ついでなんですか。
王都までは馬車で片道半月くらいかかる? 滞在期間を合わせると一月以上ですか、それは家族旅行とかしちゃいますね。
ところで、一緒に適性を見る同じ日に生まれた姉がソワソワしてるのでついでついでってあまり言わないでよ母さん…。
*
兄さんたちや使用人、それから街の人たちに見送られて馬車で街を出る。
父は領民に好かれているらしい。
家から出たのは初めてだったが、街は思ってた以上に立派な建物が多く、それに比例して住人も多い。
王都へは馬車で片道半月くらい掛かると聞いていたから田舎町を想像していたんだけど、全然違ってた。田舎町じゃなくて地方都市だった。
ヨーロッパの都市みたいだ。
王都へ行くまでに幾つかの村や街に泊まる。
それらの集落はうちの領都へ行く時に泊まる場所として作られたんだそうな。
今では畑なども有り、それぞれ街の環境を生かした作りをしているが、出来た時は宿と兵舎くらいしか無い小さな集落だったらしい。
人が増え、貴族が増え、時間が経って村になり町になって街になった。
うちの先祖が今の場所に移り住んでからだいたい500年、そして街や村も同じ時間の分だけ発展したんだな。
それらの街でも父は人気だった。
衛兵には握手を求められ、街に入ってからはうちの馬車を見た人たちが手を振り名前を呼んだ。中には母の名前を呼ぶ人もいる。
何したんだパパンとママン?
「ようこそドラゴンスレイヤー!」
「ヤメロ」
謎は全て解けた?!
**
適性検査というか儀式を受けてわかったことがある。
この世界へ転生する直前に入った店は実在しておらず、酒も料理も実際は口にして居なかったと。
何故わかったかって? 目の前で土下座してる神様が言ったからだよ。
日本に居た頃、お酒に関係するブログをやっていた。
購入して飲んだ銘柄や行った飲み屋などを中心に書いたブログで、アフィリエイト収入だけで週に4回居酒屋でそこそこ楽しめるくらいのアクセスが有ったそれなりに名前の知られたブログだ。
問題は、そんな俺の過去を知った目の前で土下座してるこの酒好きの神が俺の魂をこの身体に入れる際に俺へ付けたスキルだった。
『水質変換:液体の成分を自由に変えられる』
あの飲んだ記憶はこのスキルを受け入れるのを了承させる為の幻覚?だったらしい。
食文化が日本に追いついてないこの国? この世界? でこのようなスキルを持って生まれてラッキーとも思っていたので謝ることはないですむしろ助かってますって言ったんだけど、土下座神の隣で立っている神の話を聞いたらちょっと怖くなってしまった。
「人の身体は半分以上水分で出来ているって聞いたこと有りませんか?」
「有ります…」
え、そんな質問するってことは、人の体液とかも自由に変えられちゃうんですか?!
寝ぼけて抱きついた相手の体液を変換してたりしたら悪魔付きとか思われて殺されてた可能性もあったと…うわぁ。
泥酔してる時に、呑み足りないぞ~と近くの人を酒にすることを無自覚にしてしまう? そんな怖いことしないよ?!
絶対しないと誓えるかって?
無理です…。
「どうしたら良いんですかね…」
「その為に私がきたんですよ」
「どうにか出来るんですか!」
「水質変換の効果を弱めようと考えてます。具体的には水質変換の効果範囲を貴方が水属性魔法で出したものにだけになるように変えようと」
「それで良い! それにしましょう! それにします!」
スキルを弱体化させたことの補填として土属性魔法と収納魔法、それに水質分析というスキルをもらった。
土属性魔法は鉱物や砂なども含めた地に関するものを出したり加工したり出来る魔法らしい。
攻撃魔法重視なこの世界だと戦場に壁を作るくらいしか仕事がないらしいが、極めるとこの教会くらい簡単に作れるようになるそうだ。え、凄くない? この教会って舞浜の城くらい有るよ? そんなのが簡単にって、極めたら一夜城製造機じゃないか…。
その素材はどこから持ってくるのか気になるが、これまで使ってた水属性魔法もそんなもんだったし気にしない。
何故この魔法なのかと質問したら、飲むのにはコップが必要でましょうと言われた。
なるほど、無からグラスやジョッキを作る魔法でしたか…。
その気になれば耐熱マグカップとかも作れそうだな、パッキンとかは作れなそうだから携帯ボトルは無理か? いや、ゴムみたいな素材は見たからいけるかな?
収納魔法はその名の通り魔法で作った空間に物を収納できる魔法。
魔力量に比例して大きくなるらしく、今の俺だと我が家の領地にある湖の水量くらい入るとのこと。
正確な数字はわからないがいっぱい入るのは確かなようだ、だってその十和田湖より大きそうだもの。琵琶湖よりは小さいと思うけど、と言うか琵琶湖見たことないのでわからんとも言えるが。
この魔法は作ったグラスが荷物になると困るなと思ったからだとか。
それと、特別に神様とのやり取りが可能になっているのでたまにで良いから酒瓶や酒樽を入れてくれたら嬉しいな…ですか。
あれ、隣の神様も特に何も言わない? 黙認? まぁ、便利な魔法とスキルを新たに貰えたのでそれくらいは良いですけど。
水質分析は液体の成分とかがなんでもわかるのと、分析した後に成分別に抽出が可能なスキルらしい。それと液体が見た?記憶?を数日前まで見ることも可能なんだとか。
成分がわかると言うのは便利だ、飲み物に毒とか仕込まれた時に発見出来るのも良い。抽出を使えば毒を抜いて飲んでみせることもできるのか。
液体の記憶を見られると言うのはイマイチ使い道が思い付かない。
水質分析はこの世界にお酒を作る技術を広めて欲しいからとのことらしい。
独占され秘匿されたおかげで新しい酒が出ることもなく、酒の発見から1000年以上同じ物しか作られていないそうだ。
改良とかしなくても売れるのだからと同じものを作り続けてるそうで、この世界の食文化の発展の妨げにもなっていると。
また、偶然酒を発見し作り始めた者たちを殺したりもしてるらしく、魔王を超えるこの世の悪だと酒付きの神が言っている。
そして隣の神様は何も言わない。
これは、言う通りにした方が良い案件ですかね…。
製造法がわかったら商業ギルドとやらに登録すれば全世界に広まるらしい、発明者には使用料なども支払われるので独占したい家以外は登録するのだとか。
身分が低い者ほど登録することが多いそうだ。
急いで登録しないと製造法を貴族に奪われたり最悪殺されるから新しい発見だと思った時はすぐに登録しようと、酒を独占してる家を例に出して商業ギルドがこのシステムを宣伝してるので多くの人が知っていると。
あ、お酒を独占してる家って発見者から製造法を教えてもらった後に他へ漏らさないよう殺したんですか? それは許せないですね。
内緒だが商業の神が関わっている組織らしいので不正も圧力も無いんだそうな。
正確にはしたら天罰が落ちるとか。
登録者を脅し自分の名前に書き換えようとした貴族の家に落雷が落ちたり、登録しに来た平民のアイデアをパクって自分の名前を書こうとしたギルド職員の顔が焼け爛れたりと、怖いっすね。
商業神は女性神で普段は穏やかだけど怒ると怖いんですか、清く生きます。
なんでこんなに良くしてくれるんですかと聞いたら、その気になれば最強生物の血液を水に変えて殺すことも可能な即死スキルからそれなりに使える便利スキルへ変えたのですから当然の内容ですよと言われた。
毒薬に変えて飲ませたり出来そうだけど、最強生物とやらを即死させるのに比べたら劣るか。
ちなみに前世の死因を訊いたら飲酒運転の車に跳ねられて即死した俺の死体が吹っ飛んだ場所に偶然連続放火事件の犯人が居てその日焼け死ぬ運命だった人達を助けたんだとか。
それって俺が助けたことになるのかと言う疑問は有るが、変えられない過去は気にしないと決めたので深く考えないことにする。
死後に人助けをした事例を調査しに来た酒好き神に俺の過去を見られ、水質変換と前世の記憶を持たされて転生したんだそうな。
大きな使命とかはなさそうで良かった。
いや、お酒の製造法を広めるという使命があると言えばあるな。
この国では魔法の適性や神の加護などを調べる為に5歳を過ぎたら王都に有る教会で自身の才能や適性を見ることが出来るようになる。
消耗品も少なからず使用するらしくそれなりの金額が掛かるし、近くに住んで居ないと旅費などもあるので生活に余裕が有る家以外は5歳に受けることは少ない。
大人になって自腹で適性を見る人も居るが、多くの人は適性を見ることなくなんとなく自分が得意だと思っていることをやっているみたいだ。
うちは王都から遠い場所にあるものの国内最大面積の領地を持つ貴族だったので生活に余裕があったこと、水属性魔法が使えることは両親たちもわかっていたので、調べたけど何も出なかったと言うがっかり体験もしなそうだしと家族旅行のついでに適性を調べましょうて話になった。
才能を調べるって人生において結構重要なイベントな気もするが、ついでなんですか。
王都までは馬車で片道半月くらいかかる? 滞在期間を合わせると一月以上ですか、それは家族旅行とかしちゃいますね。
ところで、一緒に適性を見る同じ日に生まれた姉がソワソワしてるのでついでついでってあまり言わないでよ母さん…。
*
兄さんたちや使用人、それから街の人たちに見送られて馬車で街を出る。
父は領民に好かれているらしい。
家から出たのは初めてだったが、街は思ってた以上に立派な建物が多く、それに比例して住人も多い。
王都へは馬車で片道半月くらい掛かると聞いていたから田舎町を想像していたんだけど、全然違ってた。田舎町じゃなくて地方都市だった。
ヨーロッパの都市みたいだ。
王都へ行くまでに幾つかの村や街に泊まる。
それらの集落はうちの領都へ行く時に泊まる場所として作られたんだそうな。
今では畑なども有り、それぞれ街の環境を生かした作りをしているが、出来た時は宿と兵舎くらいしか無い小さな集落だったらしい。
人が増え、貴族が増え、時間が経って村になり町になって街になった。
うちの先祖が今の場所に移り住んでからだいたい500年、そして街や村も同じ時間の分だけ発展したんだな。
それらの街でも父は人気だった。
衛兵には握手を求められ、街に入ってからはうちの馬車を見た人たちが手を振り名前を呼んだ。中には母の名前を呼ぶ人もいる。
何したんだパパンとママン?
「ようこそドラゴンスレイヤー!」
「ヤメロ」
謎は全て解けた?!
**
適性検査というか儀式を受けてわかったことがある。
この世界へ転生する直前に入った店は実在しておらず、酒も料理も実際は口にして居なかったと。
何故わかったかって? 目の前で土下座してる神様が言ったからだよ。
日本に居た頃、お酒に関係するブログをやっていた。
購入して飲んだ銘柄や行った飲み屋などを中心に書いたブログで、アフィリエイト収入だけで週に4回居酒屋でそこそこ楽しめるくらいのアクセスが有ったそれなりに名前の知られたブログだ。
問題は、そんな俺の過去を知った目の前で土下座してるこの酒好きの神が俺の魂をこの身体に入れる際に俺へ付けたスキルだった。
『水質変換:液体の成分を自由に変えられる』
あの飲んだ記憶はこのスキルを受け入れるのを了承させる為の幻覚?だったらしい。
食文化が日本に追いついてないこの国? この世界? でこのようなスキルを持って生まれてラッキーとも思っていたので謝ることはないですむしろ助かってますって言ったんだけど、土下座神の隣で立っている神の話を聞いたらちょっと怖くなってしまった。
「人の身体は半分以上水分で出来ているって聞いたこと有りませんか?」
「有ります…」
え、そんな質問するってことは、人の体液とかも自由に変えられちゃうんですか?!
寝ぼけて抱きついた相手の体液を変換してたりしたら悪魔付きとか思われて殺されてた可能性もあったと…うわぁ。
泥酔してる時に、呑み足りないぞ~と近くの人を酒にすることを無自覚にしてしまう? そんな怖いことしないよ?!
絶対しないと誓えるかって?
無理です…。
「どうしたら良いんですかね…」
「その為に私がきたんですよ」
「どうにか出来るんですか!」
「水質変換の効果を弱めようと考えてます。具体的には水質変換の効果範囲を貴方が水属性魔法で出したものにだけになるように変えようと」
「それで良い! それにしましょう! それにします!」
スキルを弱体化させたことの補填として土属性魔法と収納魔法、それに水質分析というスキルをもらった。
土属性魔法は鉱物や砂なども含めた地に関するものを出したり加工したり出来る魔法らしい。
攻撃魔法重視なこの世界だと戦場に壁を作るくらいしか仕事がないらしいが、極めるとこの教会くらい簡単に作れるようになるそうだ。え、凄くない? この教会って舞浜の城くらい有るよ? そんなのが簡単にって、極めたら一夜城製造機じゃないか…。
その素材はどこから持ってくるのか気になるが、これまで使ってた水属性魔法もそんなもんだったし気にしない。
何故この魔法なのかと質問したら、飲むのにはコップが必要でましょうと言われた。
なるほど、無からグラスやジョッキを作る魔法でしたか…。
その気になれば耐熱マグカップとかも作れそうだな、パッキンとかは作れなそうだから携帯ボトルは無理か? いや、ゴムみたいな素材は見たからいけるかな?
収納魔法はその名の通り魔法で作った空間に物を収納できる魔法。
魔力量に比例して大きくなるらしく、今の俺だと我が家の領地にある湖の水量くらい入るとのこと。
正確な数字はわからないがいっぱい入るのは確かなようだ、だってその十和田湖より大きそうだもの。琵琶湖よりは小さいと思うけど、と言うか琵琶湖見たことないのでわからんとも言えるが。
この魔法は作ったグラスが荷物になると困るなと思ったからだとか。
それと、特別に神様とのやり取りが可能になっているのでたまにで良いから酒瓶や酒樽を入れてくれたら嬉しいな…ですか。
あれ、隣の神様も特に何も言わない? 黙認? まぁ、便利な魔法とスキルを新たに貰えたのでそれくらいは良いですけど。
水質分析は液体の成分とかがなんでもわかるのと、分析した後に成分別に抽出が可能なスキルらしい。それと液体が見た?記憶?を数日前まで見ることも可能なんだとか。
成分がわかると言うのは便利だ、飲み物に毒とか仕込まれた時に発見出来るのも良い。抽出を使えば毒を抜いて飲んでみせることもできるのか。
液体の記憶を見られると言うのはイマイチ使い道が思い付かない。
水質分析はこの世界にお酒を作る技術を広めて欲しいからとのことらしい。
独占され秘匿されたおかげで新しい酒が出ることもなく、酒の発見から1000年以上同じ物しか作られていないそうだ。
改良とかしなくても売れるのだからと同じものを作り続けてるそうで、この世界の食文化の発展の妨げにもなっていると。
また、偶然酒を発見し作り始めた者たちを殺したりもしてるらしく、魔王を超えるこの世の悪だと酒付きの神が言っている。
そして隣の神様は何も言わない。
これは、言う通りにした方が良い案件ですかね…。
製造法がわかったら商業ギルドとやらに登録すれば全世界に広まるらしい、発明者には使用料なども支払われるので独占したい家以外は登録するのだとか。
身分が低い者ほど登録することが多いそうだ。
急いで登録しないと製造法を貴族に奪われたり最悪殺されるから新しい発見だと思った時はすぐに登録しようと、酒を独占してる家を例に出して商業ギルドがこのシステムを宣伝してるので多くの人が知っていると。
あ、お酒を独占してる家って発見者から製造法を教えてもらった後に他へ漏らさないよう殺したんですか? それは許せないですね。
内緒だが商業の神が関わっている組織らしいので不正も圧力も無いんだそうな。
正確にはしたら天罰が落ちるとか。
登録者を脅し自分の名前に書き換えようとした貴族の家に落雷が落ちたり、登録しに来た平民のアイデアをパクって自分の名前を書こうとしたギルド職員の顔が焼け爛れたりと、怖いっすね。
商業神は女性神で普段は穏やかだけど怒ると怖いんですか、清く生きます。
なんでこんなに良くしてくれるんですかと聞いたら、その気になれば最強生物の血液を水に変えて殺すことも可能な即死スキルからそれなりに使える便利スキルへ変えたのですから当然の内容ですよと言われた。
毒薬に変えて飲ませたり出来そうだけど、最強生物とやらを即死させるのに比べたら劣るか。
ちなみに前世の死因を訊いたら飲酒運転の車に跳ねられて即死した俺の死体が吹っ飛んだ場所に偶然連続放火事件の犯人が居てその日焼け死ぬ運命だった人達を助けたんだとか。
それって俺が助けたことになるのかと言う疑問は有るが、変えられない過去は気にしないと決めたので深く考えないことにする。
死後に人助けをした事例を調査しに来た酒好き神に俺の過去を見られ、水質変換と前世の記憶を持たされて転生したんだそうな。
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