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街と金持ちと私
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週末にあるオークションに出すって話になり、お金はすぐに貰えない。
困った…。
何か他に売れそうなものはないのか?
セットじゃないなら白くても?
白くないならセットでも?
鉄なら?
南部鉄瓶とかダメかしら? いけるんじゃないかな? いけると思うんだけどどうかな?
「鉄製品ならそんなに高値付かないわよね?」
「何を売る気ですか?」
「鉄瓶」
「却下で」
「ダメなの?!」
「なんでそこで驚くのか分かりませんが、普通にアウトです」
「じゃあ何を売れば良いのよ!」
「そこでキレられても…」
「折紙とかいいんじゃないですか?」
「折紙?」
「植物紙はそこそこ貴重ですし、あんなに薄くて綺麗な色した紙なんて家以外で見たことないですよぅ」
「ふむふむ」
さっそく折紙を購入と。
念の為に金とか銀の無い、和紙で作った模様のないやつにしたわ。
取り出す時にビニール袋もとって、これなら大丈夫そうね。
「あの、これを買い取って欲しいのですが」
「触っても?」
「はい」
また目利きモードになってる、安物を扱う様子じゃない。
「無難な物だったんじゃないの?」
「無難と言うかマシなほうって感じの物ですよ」
「マシなほう?」
「マシなほうですね」
ホームセンターカタログ品は出さない方が良さそうね。
*
「これは凄い物だと思うんだが、俺じゃ判断付かない」
「さっきのティーセットよりも高いの?」
「いや、そんな事はないと思うんだが、俺は紙の価値を正しく評価出来ないんだ。うっかり半分以下で買取ってしまう可能性も有る」
「数倍で買う心配じゃないんた」
「あんたに損をさせたら次から来なくなるかも知れんだろ、そっちの方が困る」
「あら、これは贔屓にしてしまいたくなるわね。良いわ、今貴方が考えてる値段で売りましょう」
「良いのか? 損をするかも知れないんだぞ」
「大丈夫よ、それも手に入れられるところはわかるから」
「あの塔なのか?」
「ええ」
金貨で121枚と銀貨80枚になった。
これで今日泊まるところが確保できるよ。
*
見た目が高級そうなレストランに入り、それぞれ好きなものを頼む。
フルーツソースのかかったなんかのステーキとピザのような四角いパン、それとトマトぽい味の何かベースのスープにソーセージや葉物野菜が入ったスープ。
カフェでタマゴサンドっぽい物を食べてこの街の人も味の好みは大して変わらないと思っていたので安心して食べられるね。
「これが銀貨3枚の食事か」
「どうしました?」
「お金の価値をはっきりさせたかったんだけど、全然わからなくて」
「そうですか?」
「昼のカフェって全部で銀貨4枚と銅貨3枚だったでしょ? それに比べてこれが銀貨3枚だと…あっちが安いのかしら?」
「同じ物でも中央に近い方が高くなるんですよ」
「土地代が高くなるから値段に上乗せしてるとかなの?」
「そんな感じですね。この辺りだと地税が城壁付近の倍近くになるんじゃないでしょうか?」
ローカルルールとかご当地価格的とかで値段が変わるなら日本円換算なんて出来ないね。
しゃーないお金使って感覚を磨こう。
*
宿は中央に近い高級店にした。
どこの街も中央に近いほど治安が良くて宿の質も高いのだとか。
安宿の店員が客に睡眠薬を盛って売るなんて事件が起きてから商業ギルドによる宿屋の監視が厳しくなり、抜き打ちテストを行なって基準を満たさない宿から営業許可証を取り上げたりランクを下げたりすることもあるそうだ。
ランクを下げられると宿泊料金の上限も下がり場所に合わない値段で営業することになる。
安い宿賃で泊まれるからとそれまで相手していた客よりも質の低い客もき始め、それまでの定宿にしていた客が同じ空気を吸いたくないからと他の宿屋へ行く。
そんな状態で再び元のランクに戻った場合、定宿にしていた客は再来訪せず質の低い客も上がった値段に魅力を感じず来なくなり経営破綻なんてことも。
それを避ける為に雇う従業員は調べられ教育もしっかりとさせられる。他の客が不快なると判断した場合は泊まるのを拒否をする権利もあるのだとか。
要は、俺は客だぞ!私は神様よ!店員は奴隷だろ!みたいな狂人は中央に近い高級店には居ないので、女性だけでも安心して泊まれるって話だ。
「そのはずなんだけど、なんだこれ?」
「身なりが良くて金払いが良くてもおかしな人は居るってことですね」
なんか、私らが居るのが気に入らないみたいなことをさっき変な親子に言われたんだけど。
この宿の質が問われますわよとか店員にも言ってたし。
なに、私ら追い出されるわけ?
まぁ、出ていってあげても良いけど? 前金返してくれるならさ。
風呂の代わりに浄化の魔法で体は綺麗にしてたし、服だって鳥中に入ってるMichael Houseで買ったもので清潔感あるじゃんよ。おばさんたちが着てる地味な色で重そうなドレスと違い薄明るくて華やかじゃん。アクセがstone farmの天然石なのが気に入らないの?
「店員さん、払い戻ししてくれるなら私ら宿変えても良いですよ? こちらもアレと同じところに居たくないので」
「少々お待ち下さい」
「どうなると思います?」
「ドレス着てる方が優先されるんじゃないの? あんな服着てるのって貴族とか言われるような人でしょ?」
「そうですねー」
「いざとなったら転移でダンジョンに戻れば良いわよ」
支配人って人がやってきて、私たちに謝罪をしてくれた。
あ~、出ていくんですねわかりました~と思ってたら、追い出されたのはあっちのおばさんたちだった。
え、良いの?!
私たちにはこの宿に相応しい客で何も問題無いんだって、気持ち良くなってしまったので1番高いお酒を頼みました。アルコール度数はそんなに高くないけれど飲みやすくて心地よいお酒だった。
その日はとても気分よく眠れた。
チェックアウトの時に支配人に挨拶して出る。
その際に気分良く過ごせたお礼を言い、どうして私たちの方が残れたのかと訊いてみたら折紙を見せてくれた。
あのお店の人は息子さんらしく、私たちが来たら泊めてやってくれと頼まれたこと、この折紙を非常に気に入ったこともあり個人的にももてなすつもりだったそう。
折角なのでと、新たに折紙を出して本来の楽しみ方をその場で披露してみる。
鶴を折ったり蝶を折ったり、動画サイトで見て練習した薔薇を作ってみたり。
支配人さんや周りで見てた他の客も喜んでくれたので、その場にいる人に折り紙を渡してみんなで折りました。
道具屋さんには結構な値段で買ってもらったのに配ってしまったのはダメだったかもしれないと、後になって思ったが今更回収も出来ない…。
*
「どうだった父さん」
「外国の要人がお忍びで来ていると言われてもおかしくないな」
「でしょ、手がね戦う人の手じゃないんだよね」
「あの服装も見た目はともかく素材は未知なるものだ、そしてコレか」
「そう、コレ」
「純白の陶器など見たことがない、それに作りも見事だ。このように薄く焼き上げることが出来るものなのか…」
「ダンジョン産て言っていたけど、身に付けた品々を考えたら彼女たちの祖国で作られているものなんじゃないかと僕は思っているよ」
「そうであろうな」
「オークションに出すつもりだったけど、献上した方が良いのかな?」
「彼女たちにはオークションに出すと言ったなら、約束通りにするべきだな。ただ、落札した者がどうするかは別な話しだ」
「そうだね、そうしようか」
困った…。
何か他に売れそうなものはないのか?
セットじゃないなら白くても?
白くないならセットでも?
鉄なら?
南部鉄瓶とかダメかしら? いけるんじゃないかな? いけると思うんだけどどうかな?
「鉄製品ならそんなに高値付かないわよね?」
「何を売る気ですか?」
「鉄瓶」
「却下で」
「ダメなの?!」
「なんでそこで驚くのか分かりませんが、普通にアウトです」
「じゃあ何を売れば良いのよ!」
「そこでキレられても…」
「折紙とかいいんじゃないですか?」
「折紙?」
「植物紙はそこそこ貴重ですし、あんなに薄くて綺麗な色した紙なんて家以外で見たことないですよぅ」
「ふむふむ」
さっそく折紙を購入と。
念の為に金とか銀の無い、和紙で作った模様のないやつにしたわ。
取り出す時にビニール袋もとって、これなら大丈夫そうね。
「あの、これを買い取って欲しいのですが」
「触っても?」
「はい」
また目利きモードになってる、安物を扱う様子じゃない。
「無難な物だったんじゃないの?」
「無難と言うかマシなほうって感じの物ですよ」
「マシなほう?」
「マシなほうですね」
ホームセンターカタログ品は出さない方が良さそうね。
*
「これは凄い物だと思うんだが、俺じゃ判断付かない」
「さっきのティーセットよりも高いの?」
「いや、そんな事はないと思うんだが、俺は紙の価値を正しく評価出来ないんだ。うっかり半分以下で買取ってしまう可能性も有る」
「数倍で買う心配じゃないんた」
「あんたに損をさせたら次から来なくなるかも知れんだろ、そっちの方が困る」
「あら、これは贔屓にしてしまいたくなるわね。良いわ、今貴方が考えてる値段で売りましょう」
「良いのか? 損をするかも知れないんだぞ」
「大丈夫よ、それも手に入れられるところはわかるから」
「あの塔なのか?」
「ええ」
金貨で121枚と銀貨80枚になった。
これで今日泊まるところが確保できるよ。
*
見た目が高級そうなレストランに入り、それぞれ好きなものを頼む。
フルーツソースのかかったなんかのステーキとピザのような四角いパン、それとトマトぽい味の何かベースのスープにソーセージや葉物野菜が入ったスープ。
カフェでタマゴサンドっぽい物を食べてこの街の人も味の好みは大して変わらないと思っていたので安心して食べられるね。
「これが銀貨3枚の食事か」
「どうしました?」
「お金の価値をはっきりさせたかったんだけど、全然わからなくて」
「そうですか?」
「昼のカフェって全部で銀貨4枚と銅貨3枚だったでしょ? それに比べてこれが銀貨3枚だと…あっちが安いのかしら?」
「同じ物でも中央に近い方が高くなるんですよ」
「土地代が高くなるから値段に上乗せしてるとかなの?」
「そんな感じですね。この辺りだと地税が城壁付近の倍近くになるんじゃないでしょうか?」
ローカルルールとかご当地価格的とかで値段が変わるなら日本円換算なんて出来ないね。
しゃーないお金使って感覚を磨こう。
*
宿は中央に近い高級店にした。
どこの街も中央に近いほど治安が良くて宿の質も高いのだとか。
安宿の店員が客に睡眠薬を盛って売るなんて事件が起きてから商業ギルドによる宿屋の監視が厳しくなり、抜き打ちテストを行なって基準を満たさない宿から営業許可証を取り上げたりランクを下げたりすることもあるそうだ。
ランクを下げられると宿泊料金の上限も下がり場所に合わない値段で営業することになる。
安い宿賃で泊まれるからとそれまで相手していた客よりも質の低い客もき始め、それまでの定宿にしていた客が同じ空気を吸いたくないからと他の宿屋へ行く。
そんな状態で再び元のランクに戻った場合、定宿にしていた客は再来訪せず質の低い客も上がった値段に魅力を感じず来なくなり経営破綻なんてことも。
それを避ける為に雇う従業員は調べられ教育もしっかりとさせられる。他の客が不快なると判断した場合は泊まるのを拒否をする権利もあるのだとか。
要は、俺は客だぞ!私は神様よ!店員は奴隷だろ!みたいな狂人は中央に近い高級店には居ないので、女性だけでも安心して泊まれるって話だ。
「そのはずなんだけど、なんだこれ?」
「身なりが良くて金払いが良くてもおかしな人は居るってことですね」
なんか、私らが居るのが気に入らないみたいなことをさっき変な親子に言われたんだけど。
この宿の質が問われますわよとか店員にも言ってたし。
なに、私ら追い出されるわけ?
まぁ、出ていってあげても良いけど? 前金返してくれるならさ。
風呂の代わりに浄化の魔法で体は綺麗にしてたし、服だって鳥中に入ってるMichael Houseで買ったもので清潔感あるじゃんよ。おばさんたちが着てる地味な色で重そうなドレスと違い薄明るくて華やかじゃん。アクセがstone farmの天然石なのが気に入らないの?
「店員さん、払い戻ししてくれるなら私ら宿変えても良いですよ? こちらもアレと同じところに居たくないので」
「少々お待ち下さい」
「どうなると思います?」
「ドレス着てる方が優先されるんじゃないの? あんな服着てるのって貴族とか言われるような人でしょ?」
「そうですねー」
「いざとなったら転移でダンジョンに戻れば良いわよ」
支配人って人がやってきて、私たちに謝罪をしてくれた。
あ~、出ていくんですねわかりました~と思ってたら、追い出されたのはあっちのおばさんたちだった。
え、良いの?!
私たちにはこの宿に相応しい客で何も問題無いんだって、気持ち良くなってしまったので1番高いお酒を頼みました。アルコール度数はそんなに高くないけれど飲みやすくて心地よいお酒だった。
その日はとても気分よく眠れた。
チェックアウトの時に支配人に挨拶して出る。
その際に気分良く過ごせたお礼を言い、どうして私たちの方が残れたのかと訊いてみたら折紙を見せてくれた。
あのお店の人は息子さんらしく、私たちが来たら泊めてやってくれと頼まれたこと、この折紙を非常に気に入ったこともあり個人的にももてなすつもりだったそう。
折角なのでと、新たに折紙を出して本来の楽しみ方をその場で披露してみる。
鶴を折ったり蝶を折ったり、動画サイトで見て練習した薔薇を作ってみたり。
支配人さんや周りで見てた他の客も喜んでくれたので、その場にいる人に折り紙を渡してみんなで折りました。
道具屋さんには結構な値段で買ってもらったのに配ってしまったのはダメだったかもしれないと、後になって思ったが今更回収も出来ない…。
*
「どうだった父さん」
「外国の要人がお忍びで来ていると言われてもおかしくないな」
「でしょ、手がね戦う人の手じゃないんだよね」
「あの服装も見た目はともかく素材は未知なるものだ、そしてコレか」
「そう、コレ」
「純白の陶器など見たことがない、それに作りも見事だ。このように薄く焼き上げることが出来るものなのか…」
「ダンジョン産て言っていたけど、身に付けた品々を考えたら彼女たちの祖国で作られているものなんじゃないかと僕は思っているよ」
「そうであろうな」
「オークションに出すつもりだったけど、献上した方が良いのかな?」
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