黒の書を持って呼ばれた12人の賢者たち

水野(仮)

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始まりの四賢者

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気がつくと暗い部屋にいた。
そして手には…中学から高校の6年間書いていた痛い思い出全17冊。

「あ、ああ、あああ…」

そして蘇る記憶の数々。

いつの間にか床をゴロゴロしていた俺は誰かにぶつかって意識を取り戻した。

「真鍋さん?」
「清見さん?」

お互いの手元を見る、そして顔を見ると「貴方もですか」と言うような表情、おそらく俺もそんな顔をしていると思う。

「清見さんは現役だったんですか?」
「見る読むはしてましたが創作は何も。ネット活動と言えるのはATXの実況くらいですかね。真鍋さんは?」
「私は…島中で…」
「ジャンルを訊いても?」
「今はライダーです」
「掛け算系?」
「いえ、創作です。アギトのその後を書いてました」
「アギトって、リアルタイムじゃないですよね?」
「ええ、父がDVDを持っていたのでそれを見て」

アギトは俺も東映チャンネルで見てハマったんだよなぁ。
その後は結構悲惨だと思うんだあの世界、アギトの力を持った犯罪者とかも出てくるだろうし。
凶器とか所持してなくても変身すれば良いだけだもんな。

「俺、真鍋さんの出した本読みたいな」
「ありがとうございます! スマホの中にデータは入れたありますので後でおみせしますね!」

「何いい雰囲気だしてんのよアンタら」

ジャージにボサボサ頭のなんか匂いそうな女が声を掛けてきた。

「あんたは?」
「知るかよ、気が付いたらここに居た」
「一緒に何か持ち込んでないのか?」
「…ねーよ」
「本当か? 俺たちだけってことは無いだろ? お前も持ってるんだろ黒歴史ノート」
「持ってねーよ!」
「強く否定するのが怪しい」
「しつこいな」

「その人持ってましたよ、これを」

見た目は普通のサラリーマンがジャージ女の黒歴史を持って現れた。
スーツ姿もバシッとしててなんで貴方がここに居るの? と言いたくなる。

「てめえ、拾ってくるんじゃねーよ!」
「暗黒大陸編纂室ってなんです?」
「こ、声に出して読むんじゃねーよ」
「許可無く開いた者には彗星が落ちるとは?」
「うおおおおおおおー、返せ!」

暗黒大陸の女は体育座りで何かぶつぶつ言っている、触れんとこ。

*****
清見 主人公予定の男 27歳 パン屋勤務
真鍋 中学の同級生女子 27歳 ペットショップ勤務
ジャージ女 暗黒大陸の支配者 32歳 家事手伝い
サラリーマン サラリーマン 34歳 サラリーマン

続き、あるのかわからない
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