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第1章
#2 魔界一最弱の村 名付けるとしたらマサラヴィレッジ
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侑は、洞窟から場所を変え、族長っぽい老いたゴブリンの家っぽいところにいる。
ここにゴブリンとスライムの視線?を一身にうけ、頭を悩ませていた。
「うーん…まぁ大体話は聞いたけど…」
あれから族長から色んな事を聞いた。
まず、俺がここに居る理由。
それは、どうもこいつらが俺を召喚したらしい。
それは偶然成功して、偶然俺が召喚された。
嘘みたいな話だが、先程の洞窟にあったあの魔法陣。
あれが召喚する為に使った魔法陣らしいが、たしかにこいつらゴブリンや、スライムを実際見て、1パーセントくらいはあり得ない話じゃ無いと思ったが…
まぁやっぱあり得ねーよな。
で、何故”俺”が召喚されたのか?
それはこいつらにも分からないとこのこと。
そこで俺は思い当たる節を考えてみた。
気になるのはあの木の下での出来事。
一瞬、目の前が真っ白になったのは微かに覚えていた。
なら、あれは恐らく雷なんじゃ無いか?って思ってきた。
それにあの日は大雨な上、雷も鳴っていた。
推測では、あの神木に雷が落ち、俺は巻き添いを食らったのだろうと。
それに、あの神木。
確か、”神の門” とかって名前が付いてた。
あの門ってのは、ここに繋がっていたんじゃ無いかと?
要するに、雷があの神木に落ちて、俺は巻き添いを食らって、死んだ。
そして、同じタイミングでこちらが召喚の儀式を行っていた為、俺はここに召喚された。
って考えたんだがどうも現実離れし過ぎた話。
あくまで予想だが、考えるのがばかばかしくなる理論だ。
次に、ここがどこなのか?って事なんだが…
ここは魔界にあるとある村。
その魔界でも1番しょぼい村だと言う。
大体魔物は、お城に住んでいたりここよりも大きな村を作って生活している。
まぁ放浪としている魔物も居るがそう言うのは少数らしい。
この村も元々はそれなりに大きい村で、魔物の数もそれなりに居たらしい。
先の主人のゴブリンキングも腕が立つ王だったと。
が、勇者の進軍により壊滅状態に。
その際、同胞を数多く失い生き残ったのがゴブリン8匹にスライム3匹。
たったこれだけ。
魔界って言っても広いが、こんなしょぼいのはうちだけだ。と、族長ゴブリンは言う。
勇者達の進軍に怯えて、今ひっそりと暮らしているがまたいつ来るか分からない。
その為、その勇者達と戦えるように新たな主人を召喚で呼び出したって事だ。
なんともありがた迷惑な話。
「うーん…勇者と戦うつってもなぁ…」
更に頭を悩ませる。
そもそも俺には全く関係ない話だし、戦ったりして命を落としたくもない。
それ以前に俺魔物じゃねーし。
考えるのはただ一つ。
どうにかしてここから逃げれないものか。
こんなところで勇者とやらに襲われて、ゴブリンとともに野垂れ死になんて真っ平ごめんだ!
などと考えていると、
「どうか!我々をお救い下さい!」
族長はそう言った後深々と頭を下げる。
それに続いて他の魔物も頭を下げた。
「お前らなぁ…」
ため息をついたその時、
家の外から大きな爆発音が聞こえた。
「な、なんだ!」
ゴブリン達は怯えた表情でガタガタ震えている。
すると外から声が聞こえた。
「こんなとこで村なんか作りやがって!出てこい!忌々しい魔物共め!」
男の声だ。
急いで家の外に出ると、そこには男1人と女2人がニヤついた顔で立っていた。
「これはこれは、なんとお姫様が囚われているぞ」
先頭に居るすげー勇者っぽい男がニヤついた顔で言う。
尖った茶髪、デコには宝石の入った冠をつけ、手には剣と盾。青い服に黄色い長袖を着ていてマントをしている。
あっれー…なんか見たことある感じがする…あっれー…
「僕の名前は勇者コト。魔物を駆除しに来た!」
なぜか後ろの2人も勝ち誇った顔で見ている。
「は、はぁ…そうですか…じゃ俺を助けて下さい」
そう言って近づこうとした瞬間、真横で家が爆発した。
「うおっ!なんだ!」
その爆発の後、家にいたゴブリン達が慌てて出てきた。
「はっはっは!やっと姿を現したか!醜いゴブリン共め!」
ゴブリン達は震えながら俺の後ろに隠れる。
理解出来た、家が爆発したのは勇者の後ろに居る魔法使いっぽい女の仕業だ。
手のひらの上に火の玉を作りニヤニヤしている。
「おい、そこのお前」
勇者が言う。
「なぜ、ゴブリン達がお前の後ろに隠れている?お前、そいつらを従えているのか?」
真剣な眼差し。
急に何言ってんだこいつ。
「ちょ、ちょっと待ってくれよ!それはこいつらが勝手に…!」
その瞬間、次は勇者の隣にあった家が爆発した。
咄嗟に身体を縮こめる。
あの女またやりやがった…!
「あー、もういいお前は喋らなくていい。どうせ一緒に死ぬんだ。時間の無駄だよ。」
勇者はメアリー!と叫んだ。
その声に、後ろの魔法使いっぽい女が反応する。
火の玉が乗った手を上に大きくあげた。
「お、おい、何するつもりだよ、、」
女の手にある火の玉は次第に大きくなり、この燃えた家ほど大きくなった。
ゴォォォ!と大きな音を立て、手のひらの上でうなる。
「勇者の命令だもの。あなた達を始末してあげる。」
こいつ…本気か…?
勇者ともう1人の女も一緒に笑っている。
こいつら狂ってやがる。
そんな簡単に殺せるのか。
わけわからないままこんな世界連れてこられて…
挙げ句の果てに殺されそうになって…
「じゃあね。」
魔法使いっぽい女が火の玉をこちらに投げようとした瞬間。
「ふざけんじゃねぇ!!」
ユウは族長っぽいゴブリンが持っていた杖を奪い取り、その火球に向かって投げつけた。
「伏せろー!」
ゴブリン達に命令し、その場で伏せた。
杖は真っ直ぐ飛んでいき、火球が魔法使いの手から離れた瞬間に衝突。
魔法使いっぽい女が「ヤバい!」と叫んだ瞬間その場で大爆発が起こった。
大きな爆音が鳴った後、大きな煙がこの村一帯を覆う。
ぱらぱらと石や土が飛び散った音が聞こえる。
しばらく耳鳴りがした。
耳鳴りが治り始めた時、恐る恐る辺りを見渡す。
まだ煙はあるがだいぶ晴れてきた。
勇者達の姿はなかった。
あったのは勇者が持っていた剣と盾。
デコに付けていた宝石入りの冠だけだった。
「た、助かったのか…?」
ユウがゆっくり立ち上がる。
それを見てゴブリン達も立ち上がった。
勇者達の気配が消えた事を感じた族長が叫んだ。
「主人様が我らをお守りしてくださったぞ!!!」
「「「うぉーーー!!主人様ぁぁ!!!」」」
ゴブリン達が一斉に雄叫びをあげた。
1人取り残されたユウ。
あまりの出来事にぽかんとしたままだった。
「いや、そういうつもりじゃ…」
族長っぽい老いたゴブリンが膝を付いて頭を下げる。
周りのゴブリンもつられて。
「主人様、お見事でした。これからも我らの村をお守り下さい。」
めんどくささMAXの中、ユウは思っていた。
人間を見つけても殺そうとする勇者。
同じ人間なのに。
ただ、ここでこいつらと離れた所で生きていけるとは限らない。
それに森の中でさっきみたいな奴に出会ってしまったら?
そいつらがまた殺しに来たら?
ここにいた方がまだ。
まだマシだ。
頭の中で色々と考えた後。
一つ答えが決まった。
「当分はここに居る。そのかわり、もっとこの世界に付いて教えろ。」
その言葉にゴブリン達は大歓喜。
うぉー!と叫び出した。
まずは情報収集から始めよう。
あんなクソみたいな奴がいる世界で生きていけるか!
俺は絶対元いた世界へ戻ってやる!
そう胸に近い、空を見上げた。
大きな月が2つ。
月明かりが焼けた村を照らす。
【いきなり魔界に呼び出された俺は、魔界一しょぼい村の長になった】
始まります。
ここにゴブリンとスライムの視線?を一身にうけ、頭を悩ませていた。
「うーん…まぁ大体話は聞いたけど…」
あれから族長から色んな事を聞いた。
まず、俺がここに居る理由。
それは、どうもこいつらが俺を召喚したらしい。
それは偶然成功して、偶然俺が召喚された。
嘘みたいな話だが、先程の洞窟にあったあの魔法陣。
あれが召喚する為に使った魔法陣らしいが、たしかにこいつらゴブリンや、スライムを実際見て、1パーセントくらいはあり得ない話じゃ無いと思ったが…
まぁやっぱあり得ねーよな。
で、何故”俺”が召喚されたのか?
それはこいつらにも分からないとこのこと。
そこで俺は思い当たる節を考えてみた。
気になるのはあの木の下での出来事。
一瞬、目の前が真っ白になったのは微かに覚えていた。
なら、あれは恐らく雷なんじゃ無いか?って思ってきた。
それにあの日は大雨な上、雷も鳴っていた。
推測では、あの神木に雷が落ち、俺は巻き添いを食らったのだろうと。
それに、あの神木。
確か、”神の門” とかって名前が付いてた。
あの門ってのは、ここに繋がっていたんじゃ無いかと?
要するに、雷があの神木に落ちて、俺は巻き添いを食らって、死んだ。
そして、同じタイミングでこちらが召喚の儀式を行っていた為、俺はここに召喚された。
って考えたんだがどうも現実離れし過ぎた話。
あくまで予想だが、考えるのがばかばかしくなる理論だ。
次に、ここがどこなのか?って事なんだが…
ここは魔界にあるとある村。
その魔界でも1番しょぼい村だと言う。
大体魔物は、お城に住んでいたりここよりも大きな村を作って生活している。
まぁ放浪としている魔物も居るがそう言うのは少数らしい。
この村も元々はそれなりに大きい村で、魔物の数もそれなりに居たらしい。
先の主人のゴブリンキングも腕が立つ王だったと。
が、勇者の進軍により壊滅状態に。
その際、同胞を数多く失い生き残ったのがゴブリン8匹にスライム3匹。
たったこれだけ。
魔界って言っても広いが、こんなしょぼいのはうちだけだ。と、族長ゴブリンは言う。
勇者達の進軍に怯えて、今ひっそりと暮らしているがまたいつ来るか分からない。
その為、その勇者達と戦えるように新たな主人を召喚で呼び出したって事だ。
なんともありがた迷惑な話。
「うーん…勇者と戦うつってもなぁ…」
更に頭を悩ませる。
そもそも俺には全く関係ない話だし、戦ったりして命を落としたくもない。
それ以前に俺魔物じゃねーし。
考えるのはただ一つ。
どうにかしてここから逃げれないものか。
こんなところで勇者とやらに襲われて、ゴブリンとともに野垂れ死になんて真っ平ごめんだ!
などと考えていると、
「どうか!我々をお救い下さい!」
族長はそう言った後深々と頭を下げる。
それに続いて他の魔物も頭を下げた。
「お前らなぁ…」
ため息をついたその時、
家の外から大きな爆発音が聞こえた。
「な、なんだ!」
ゴブリン達は怯えた表情でガタガタ震えている。
すると外から声が聞こえた。
「こんなとこで村なんか作りやがって!出てこい!忌々しい魔物共め!」
男の声だ。
急いで家の外に出ると、そこには男1人と女2人がニヤついた顔で立っていた。
「これはこれは、なんとお姫様が囚われているぞ」
先頭に居るすげー勇者っぽい男がニヤついた顔で言う。
尖った茶髪、デコには宝石の入った冠をつけ、手には剣と盾。青い服に黄色い長袖を着ていてマントをしている。
あっれー…なんか見たことある感じがする…あっれー…
「僕の名前は勇者コト。魔物を駆除しに来た!」
なぜか後ろの2人も勝ち誇った顔で見ている。
「は、はぁ…そうですか…じゃ俺を助けて下さい」
そう言って近づこうとした瞬間、真横で家が爆発した。
「うおっ!なんだ!」
その爆発の後、家にいたゴブリン達が慌てて出てきた。
「はっはっは!やっと姿を現したか!醜いゴブリン共め!」
ゴブリン達は震えながら俺の後ろに隠れる。
理解出来た、家が爆発したのは勇者の後ろに居る魔法使いっぽい女の仕業だ。
手のひらの上に火の玉を作りニヤニヤしている。
「おい、そこのお前」
勇者が言う。
「なぜ、ゴブリン達がお前の後ろに隠れている?お前、そいつらを従えているのか?」
真剣な眼差し。
急に何言ってんだこいつ。
「ちょ、ちょっと待ってくれよ!それはこいつらが勝手に…!」
その瞬間、次は勇者の隣にあった家が爆発した。
咄嗟に身体を縮こめる。
あの女またやりやがった…!
「あー、もういいお前は喋らなくていい。どうせ一緒に死ぬんだ。時間の無駄だよ。」
勇者はメアリー!と叫んだ。
その声に、後ろの魔法使いっぽい女が反応する。
火の玉が乗った手を上に大きくあげた。
「お、おい、何するつもりだよ、、」
女の手にある火の玉は次第に大きくなり、この燃えた家ほど大きくなった。
ゴォォォ!と大きな音を立て、手のひらの上でうなる。
「勇者の命令だもの。あなた達を始末してあげる。」
こいつ…本気か…?
勇者ともう1人の女も一緒に笑っている。
こいつら狂ってやがる。
そんな簡単に殺せるのか。
わけわからないままこんな世界連れてこられて…
挙げ句の果てに殺されそうになって…
「じゃあね。」
魔法使いっぽい女が火の玉をこちらに投げようとした瞬間。
「ふざけんじゃねぇ!!」
ユウは族長っぽいゴブリンが持っていた杖を奪い取り、その火球に向かって投げつけた。
「伏せろー!」
ゴブリン達に命令し、その場で伏せた。
杖は真っ直ぐ飛んでいき、火球が魔法使いの手から離れた瞬間に衝突。
魔法使いっぽい女が「ヤバい!」と叫んだ瞬間その場で大爆発が起こった。
大きな爆音が鳴った後、大きな煙がこの村一帯を覆う。
ぱらぱらと石や土が飛び散った音が聞こえる。
しばらく耳鳴りがした。
耳鳴りが治り始めた時、恐る恐る辺りを見渡す。
まだ煙はあるがだいぶ晴れてきた。
勇者達の姿はなかった。
あったのは勇者が持っていた剣と盾。
デコに付けていた宝石入りの冠だけだった。
「た、助かったのか…?」
ユウがゆっくり立ち上がる。
それを見てゴブリン達も立ち上がった。
勇者達の気配が消えた事を感じた族長が叫んだ。
「主人様が我らをお守りしてくださったぞ!!!」
「「「うぉーーー!!主人様ぁぁ!!!」」」
ゴブリン達が一斉に雄叫びをあげた。
1人取り残されたユウ。
あまりの出来事にぽかんとしたままだった。
「いや、そういうつもりじゃ…」
族長っぽい老いたゴブリンが膝を付いて頭を下げる。
周りのゴブリンもつられて。
「主人様、お見事でした。これからも我らの村をお守り下さい。」
めんどくささMAXの中、ユウは思っていた。
人間を見つけても殺そうとする勇者。
同じ人間なのに。
ただ、ここでこいつらと離れた所で生きていけるとは限らない。
それに森の中でさっきみたいな奴に出会ってしまったら?
そいつらがまた殺しに来たら?
ここにいた方がまだ。
まだマシだ。
頭の中で色々と考えた後。
一つ答えが決まった。
「当分はここに居る。そのかわり、もっとこの世界に付いて教えろ。」
その言葉にゴブリン達は大歓喜。
うぉー!と叫び出した。
まずは情報収集から始めよう。
あんなクソみたいな奴がいる世界で生きていけるか!
俺は絶対元いた世界へ戻ってやる!
そう胸に近い、空を見上げた。
大きな月が2つ。
月明かりが焼けた村を照らす。
【いきなり魔界に呼び出された俺は、魔界一しょぼい村の長になった】
始まります。
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