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第406話 かくも愚かしき神になろうとした教皇という名のゴミ
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「リビングデッド!」
セイヤがそう声を上げると、掲げたロザリオが怪しい光を放つ。
これは我が神より賜りし力。
世の理に反し、ヘルヘイムかに囚われた者を蘇らせる最強の力だ。
我が教皇の地位を簒奪したのは、いざという時、この力を十全に使うため……
こんなにも早くその時が来るとは思いもしなかったが仕方がない。
ズンッと音を立てて大気が揺れると、大聖堂の地下からリビングデッドの声が聞こえてくる。
『『『――オオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!』』』
「素晴らしい声だろう? この声はリビングデッドの声だ。歴代教皇は皆、強い力を持っていた。我はその力を十全に使うことができる……」
大聖堂から溢れる様に出てくるリビングデッドを見て、民衆達の顔色が変わる。
圧倒的な優位性が覆ったのだから当然だ。
リビングデッドが背後に整列したことを確認すると、セイヤは笑みを浮かべる。
「……形勢逆転だな。まあ、モブはモブらしく頑張った方じゃないか?」
微動だにしない民衆を見てセイヤはため息を吐く。
……どうやらまだ現実を直視できない者がいるらしい。
「我はこれから総攻撃をかける。それによりお前達は死ぬだろう。だが、安心するといい。お前達の死は無駄にはしない。死後すぐこの軍列に加えてやる」
朽ちた肉体は我が軍列に加わり、死した魂はアースガルズへと続く道となる。
「本当は他国の魂を利用するつもりだったんだがな……だが、我は許容しよう。我を崇め奉る民ならこの国以外にも存在する」
その為、異世界である日本に我が教えを広めたのだ。
手始めに日本を我が教えで染め上げ、世界にそれを伝播させる。
もはや、我が教えを蔑ろにする聖国などどうでもいい。
「我は神に謁見し、神となる。その光景を目に焼き付けるがいい!」
そう言うと、セイヤはアースガルズへ向かい歩を進める。
「――待てよ」
だが、セイヤの行く手を阻む者が一人。
モブフェンリルは、セイヤの前に立つと不敵に笑う。
「……貴様、何が面白い」
忌々しい奴だ。
今、こいつが生きていられるのは我の気まぐれ……。
リビングデッドに呼びかければ、すぐに生ごみへと変わる。
笑った理由を問い質すと、モブフェンリルは下を向く。
「そんな事、決まっているだろ? 余りにも予想通りに物事が進んで行くから笑っているんだよ」
「……戯言を、もういい」
セイヤが手を上げると、リビングデッド達が一斉に武器を構える。
「――やれ」
そして、そう一言を呟くと、リビングデッドから大量の魔法が放たれた。
◆◆◆
「……これで終わりだ」
魔法が放たれた瞬間、セイヤは勝利を確信する。
しかし、その確信は瞬く間に、疑念へと変わる。
リビングデッドが放った魔法。
その全てがセイヤに向かってきたからだ。
「――な、なにっ!? まさか!」
地面を蹴り滑り込む様な体勢で必死になって回避すると、セイヤが立っていた場所に魔法の本流が直撃し爆散する。
「ぐああああああああああああっ!? な、何故だ。何故、リビングデッドが我に攻撃を……!?」
爆散した魔法から頭を守る様に蹲りながらもセイヤは思考する。
リビングデッドは大聖堂で眠る歴代教皇を始めとした教会関係者を蘇らせたもの……
支配権は蘇らせた我にある。
なのに、何故、奴らは我に攻撃を……!
「決まってんだろ? 俺がお前より先に蘇らせたからだよ」
「は?」
意味が分からずそう呟くと、モブフェンリルは首を振りながら呆れたと言わんばかりに言う。
前に視線を向けると、そこには隷属の首輪を嵌めたリビングデッドの姿があった。
「だーかーらー、俺が先に蘇らせたの。ヘルの力を使ってな」
「へ、ヘルの力を使ってだと……?」
確かに、リビングデッドとして蘇らせたにしてはちゃんと姿形を保っているとは思ったかが……ま、まさか!
「ああ、まさかだよ。まさかお前がこんな大それた事をするとは思わなかったけどな」
「な、何故、お前にそんな力が……!? どこでその力を得たっ!」
「さあ? 神と飲み比べして勝てば得ることができるんじゃないか?」
「そ、そんな馬鹿な……!」
ヘルはヘルヘイムの支配者。
外から来た人間とはいえ、あれは会いたいと思って簡単に会える様な存在ではない。
「そんな馬鹿なと言われてもそれが事実だからな。しかし、理解が早い。ヘルの力を使い蘇らせた。ただそれだけの情報ですべてを悟ったか……流石は腐っても教皇……」
そうディスってやると、セイヤは悔しそうに歯を食いしばる。
「おのれ……おのれ、おのれ、おのれェェェェ! 貴様がいなければ……! 貴様さえいなければ我は……!!」
「我は神になれたとか恥ずかしい事を言うつもりか? 調子に乗るなよ。お前如きが神になれるわけ無いだろ」
神になるだなんて戯言は十代前半で卒業しろ。
「ぐっ! うっ!? だ、だが我は、お前の世界の人間達の生殺与奪の権を握っている。今ならまだ引き返せるぞ!」
どうやら余裕を無くし、周りが見えていないらしい。
今のセイヤの状況では、日本に干渉する事は不可能だ。
「……そうだな。俺はまだ引き返せる。お前と違ってヘルの権能を使い蘇らせただけだからな。だが、お前はどうだ? 何の権限があってヘルヘイムの咎人をビブレフトにした?」
「へ? 何のって……」
どうやら理解せず権域を侵したらしい。
「ヘルヘイムに囚われる前の魂ならまだしも、ヘルヘイムに囚われた魂を勝手にビブレフトにしちゃあ駄目だろ。お前がやった事は立派な権域侵犯。神の怒りを買う越権行為だよ。なあ、ヘル?」
そう呟くと、セイヤの背後にヘルが現れる。
黒く禍々しいその様相から相当な怒りの波動を感じる。
『――まったくだ。よくもまあここまで我が権域を荒らしてくれた』
ヘルヘイムの支配者。ヘルの登場にセイヤはビク付きながら言い訳をする。
「な、なななな、何で、どうして……!? 我は貰った力を行使しただけなのに……!」
そうか、それは実に可哀想だ。
「――できるからと言って、それをやっていいとは限らないだろ?」
包丁をホームセンターで購入したからといって人を切っていいとはならない。
罪を犯せば普通に処断される。
「そんな事もわからないからお前は負けたんだよ。良かったな。最後に現実を知れて……さて、そろそろ時間か」
「ち、ちょっと、待て、まだ終わってなどいな――」
「いいや、終わりだよ……」
そう呟くと、ヘルの拳がセイヤの腹を貫く。
「――が、はっ……!?」
我の……の野望が終わる? こんな所で……!?
「まあ、でもまだチャンスはある。ヘルは優しいからな、たった一度だけ蘇生のチャンスが与えられる。実際、俺もヘルに殺され、チャンスを掴み取る事で蘇生した。俺にもできる事だ。教皇であるお前なら大丈夫さ。多分な……」
そう言うと、ヘルは露骨に嫌そうな表情を浮かべる。
『――余計な事を……まあいい。おい。凡愚』
「ぼ、凡愚だと……もしや、我の事か……」
『ああ、お前の事だ。この男の言うようにお前にもチャンスをくれてやる。そうだな、たった一人でいい。ここにいる者の中でお前の死を悼み涙を流す者を探せ。さすればお前のことを蘇生してやろう』
「な、なんだと……!?」
そう呟く、セイヤは瞳を大きく開け唖然とした表情を浮かべた。
セイヤがそう声を上げると、掲げたロザリオが怪しい光を放つ。
これは我が神より賜りし力。
世の理に反し、ヘルヘイムかに囚われた者を蘇らせる最強の力だ。
我が教皇の地位を簒奪したのは、いざという時、この力を十全に使うため……
こんなにも早くその時が来るとは思いもしなかったが仕方がない。
ズンッと音を立てて大気が揺れると、大聖堂の地下からリビングデッドの声が聞こえてくる。
『『『――オオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!』』』
「素晴らしい声だろう? この声はリビングデッドの声だ。歴代教皇は皆、強い力を持っていた。我はその力を十全に使うことができる……」
大聖堂から溢れる様に出てくるリビングデッドを見て、民衆達の顔色が変わる。
圧倒的な優位性が覆ったのだから当然だ。
リビングデッドが背後に整列したことを確認すると、セイヤは笑みを浮かべる。
「……形勢逆転だな。まあ、モブはモブらしく頑張った方じゃないか?」
微動だにしない民衆を見てセイヤはため息を吐く。
……どうやらまだ現実を直視できない者がいるらしい。
「我はこれから総攻撃をかける。それによりお前達は死ぬだろう。だが、安心するといい。お前達の死は無駄にはしない。死後すぐこの軍列に加えてやる」
朽ちた肉体は我が軍列に加わり、死した魂はアースガルズへと続く道となる。
「本当は他国の魂を利用するつもりだったんだがな……だが、我は許容しよう。我を崇め奉る民ならこの国以外にも存在する」
その為、異世界である日本に我が教えを広めたのだ。
手始めに日本を我が教えで染め上げ、世界にそれを伝播させる。
もはや、我が教えを蔑ろにする聖国などどうでもいい。
「我は神に謁見し、神となる。その光景を目に焼き付けるがいい!」
そう言うと、セイヤはアースガルズへ向かい歩を進める。
「――待てよ」
だが、セイヤの行く手を阻む者が一人。
モブフェンリルは、セイヤの前に立つと不敵に笑う。
「……貴様、何が面白い」
忌々しい奴だ。
今、こいつが生きていられるのは我の気まぐれ……。
リビングデッドに呼びかければ、すぐに生ごみへと変わる。
笑った理由を問い質すと、モブフェンリルは下を向く。
「そんな事、決まっているだろ? 余りにも予想通りに物事が進んで行くから笑っているんだよ」
「……戯言を、もういい」
セイヤが手を上げると、リビングデッド達が一斉に武器を構える。
「――やれ」
そして、そう一言を呟くと、リビングデッドから大量の魔法が放たれた。
◆◆◆
「……これで終わりだ」
魔法が放たれた瞬間、セイヤは勝利を確信する。
しかし、その確信は瞬く間に、疑念へと変わる。
リビングデッドが放った魔法。
その全てがセイヤに向かってきたからだ。
「――な、なにっ!? まさか!」
地面を蹴り滑り込む様な体勢で必死になって回避すると、セイヤが立っていた場所に魔法の本流が直撃し爆散する。
「ぐああああああああああああっ!? な、何故だ。何故、リビングデッドが我に攻撃を……!?」
爆散した魔法から頭を守る様に蹲りながらもセイヤは思考する。
リビングデッドは大聖堂で眠る歴代教皇を始めとした教会関係者を蘇らせたもの……
支配権は蘇らせた我にある。
なのに、何故、奴らは我に攻撃を……!
「決まってんだろ? 俺がお前より先に蘇らせたからだよ」
「は?」
意味が分からずそう呟くと、モブフェンリルは首を振りながら呆れたと言わんばかりに言う。
前に視線を向けると、そこには隷属の首輪を嵌めたリビングデッドの姿があった。
「だーかーらー、俺が先に蘇らせたの。ヘルの力を使ってな」
「へ、ヘルの力を使ってだと……?」
確かに、リビングデッドとして蘇らせたにしてはちゃんと姿形を保っているとは思ったかが……ま、まさか!
「ああ、まさかだよ。まさかお前がこんな大それた事をするとは思わなかったけどな」
「な、何故、お前にそんな力が……!? どこでその力を得たっ!」
「さあ? 神と飲み比べして勝てば得ることができるんじゃないか?」
「そ、そんな馬鹿な……!」
ヘルはヘルヘイムの支配者。
外から来た人間とはいえ、あれは会いたいと思って簡単に会える様な存在ではない。
「そんな馬鹿なと言われてもそれが事実だからな。しかし、理解が早い。ヘルの力を使い蘇らせた。ただそれだけの情報ですべてを悟ったか……流石は腐っても教皇……」
そうディスってやると、セイヤは悔しそうに歯を食いしばる。
「おのれ……おのれ、おのれ、おのれェェェェ! 貴様がいなければ……! 貴様さえいなければ我は……!!」
「我は神になれたとか恥ずかしい事を言うつもりか? 調子に乗るなよ。お前如きが神になれるわけ無いだろ」
神になるだなんて戯言は十代前半で卒業しろ。
「ぐっ! うっ!? だ、だが我は、お前の世界の人間達の生殺与奪の権を握っている。今ならまだ引き返せるぞ!」
どうやら余裕を無くし、周りが見えていないらしい。
今のセイヤの状況では、日本に干渉する事は不可能だ。
「……そうだな。俺はまだ引き返せる。お前と違ってヘルの権能を使い蘇らせただけだからな。だが、お前はどうだ? 何の権限があってヘルヘイムの咎人をビブレフトにした?」
「へ? 何のって……」
どうやら理解せず権域を侵したらしい。
「ヘルヘイムに囚われる前の魂ならまだしも、ヘルヘイムに囚われた魂を勝手にビブレフトにしちゃあ駄目だろ。お前がやった事は立派な権域侵犯。神の怒りを買う越権行為だよ。なあ、ヘル?」
そう呟くと、セイヤの背後にヘルが現れる。
黒く禍々しいその様相から相当な怒りの波動を感じる。
『――まったくだ。よくもまあここまで我が権域を荒らしてくれた』
ヘルヘイムの支配者。ヘルの登場にセイヤはビク付きながら言い訳をする。
「な、なななな、何で、どうして……!? 我は貰った力を行使しただけなのに……!」
そうか、それは実に可哀想だ。
「――できるからと言って、それをやっていいとは限らないだろ?」
包丁をホームセンターで購入したからといって人を切っていいとはならない。
罪を犯せば普通に処断される。
「そんな事もわからないからお前は負けたんだよ。良かったな。最後に現実を知れて……さて、そろそろ時間か」
「ち、ちょっと、待て、まだ終わってなどいな――」
「いいや、終わりだよ……」
そう呟くと、ヘルの拳がセイヤの腹を貫く。
「――が、はっ……!?」
我の……の野望が終わる? こんな所で……!?
「まあ、でもまだチャンスはある。ヘルは優しいからな、たった一度だけ蘇生のチャンスが与えられる。実際、俺もヘルに殺され、チャンスを掴み取る事で蘇生した。俺にもできる事だ。教皇であるお前なら大丈夫さ。多分な……」
そう言うと、ヘルは露骨に嫌そうな表情を浮かべる。
『――余計な事を……まあいい。おい。凡愚』
「ぼ、凡愚だと……もしや、我の事か……」
『ああ、お前の事だ。この男の言うようにお前にもチャンスをくれてやる。そうだな、たった一人でいい。ここにいる者の中でお前の死を悼み涙を流す者を探せ。さすればお前のことを蘇生してやろう』
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