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第15話 第二の鍛練①
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ノアに休憩時間を与えたブルーノは、砕け散ったドッペル・フィアーの戦斧を手に持ち、心の中で絶叫を上げていた。
(ワシ渾身の力作が……ドッペル・フィアーの戦斧が……)
戦斧の心臓部に当たる魔石。これを割ってしまうと、戦斧まで壊れてしまう。
ノアの鍛練を買って出たのはブルーノ本人。なのでそれについては構わない。
しかし、斧匠の一人として、自らが鍛えた渾身の一振りを壊されるのは心が痛む。
そもそも、この鍛練の目的は、この国における『付与』のスキル保持者の現実を教え、自己の内面を研鑽し高めることにある。
ノアを立派な『付与』スキル保持者として育てるためには、鍛練を……鍛練という名の試練を課さなければならない。
(う、うぬぬぬぬっ……!)
イデアであれば、その多彩な魔法を活かし効率良く三つの鍛練を課しただろう。
しかし、ブルーノが持つスキルが……作り出す戦斧の特性がそれを許さない。
休憩時間三十分。
悩みに悩んだブルーノは、壊れることを前提に、鍛練に最適な戦斧を選択することにした。
「さて、準備はよいか?」
鍛練終了後、己が鍛え上げてきた戦斧が確実に壊れてしまうことを改めて認識したブルーノは、自分に言い聞かせるようにそう言う。
「はい。準備は万端です!」
健気にそう言うノアに、ブルーノは感心した表情を浮かべた。
これまで、鍛練を課してきた人間の殆どが第二の鍛練を待たず、逃げ出していたからだ。
十五歳の折、超常のスキルを手にする『付与』スキル保持者であっても、それは変わらない。多くの者が、第一の鍛練を受けた直後に脱走を試みる。
それほどまでに、第一の鍛練は厳しいものだった。
当然だ。嫌な記憶をほじくり返した挙句、それを現実にし強引に克服させる鍛練なんて、普通の人間に克服できる訳がない。
強い心を持っていないとまず、克服不可能な鍛練である。
ノアはそれを越えた。だからこそ、ブルーム自身も最高の一振りが壊れるかも知れないという覚悟で挑むことにした。
「それでは、始めるぞ」
ブルーノはストレージに手を入れると、中から一つの手斧を取り出した。
手斧には、黒い魔石が付いており、ブルーノが魔力を込めると手斧に嵌められた魔石から黒い煙が流れ出る
「……こ、これは」
「ノアよ。これからお主に、起こりうる未来の姿を見せる。己のスキルの本質。そして、そのスキルを持つが故の危険性を知れ。それが、第二の鍛練じゃ」
「えっ? ブルーノさん!? それは、どういう……??」
ブルーノのいた方向に手を伸ばすノア。
しかし、そこにはブルーノの姿はなく、代わりに銀色の甲冑を身に纏った軍隊の姿が眼下にあった。
「――へっ? 浮いてる??」
『よぉし。行くぞぉおおおおっ!!』
『おおっ!!』
ビリビリと響く轟音。
突如として開かれた戦禍。
突然、置かれた状況に目を丸くしていると、銀色の甲冑を身に纏った軍勢は一方向にバトルホースを走らせる。
その軍勢の百メートルほど前に、どこからともなく一人の青年が降り立った。
「あれは……どこかで見たような……」
金色の髪に赤い目。それにその青年の持つ雰囲気に違和感を覚えるノア。
(えっ、あれ? ちょっと待って? あれって……もしかして、俺っ!?)
どこか自分に似ている青年が、手に持つ剣を横に薙ぐと、剣線が走り兵士達が真っ二つ裂かれた。
『ぎ、ぎゃああああっ!?』
『あ、悪魔め……やはり、我々では……う、うっぎゃああああっ!!』
追撃の手を緩めず確実に命を刈っていく青年。
手も足も出すことすら許されず散っていく命。血に染まる大地。
剣を振うごとに空間をも根こそぎ薙ぎ払い、大地に亀裂を生み出していく。
亀裂からはマグマが噴出し、噴出したマグマは兵士達を飲み込んでいく。
地獄絵図だ。
たった一人で数千、数万の軍勢を打ち破る未来のノア。
その光景を見て、ノアは戦慄した。
(これが俺の『起こりうる未来』!? 一体、どんな世紀末を生きたらこんな感じの俺になるのっ……!?)
すると、目の前の景色が暗転し、場面が変わった。
(――ここは……荒野? そして、あれは……またしても俺ぇぇぇぇ!?)
万を超える軍勢に退治する青年となった未来のノア。
背後には、百を超える子供たちが目をぎらつかせて開戦を待っていた。
「ちょっと待ってっ! どういうことっ??」
理解が追い付かない。
そうこうしている内に、またしても戦渦が開かれた。
子供たちに向かって放たれる数千、数万の矢。
その矢を、たった一振りで敵陣に吹き飛ばす。
青年となったノアの背後にいた子供たちが咆哮を上げ、敵軍に向かって駆けていく。
『うぉらああああっ!』
そう言って、駆けていく野性味溢れた子供。
(あれは、獣人?)
獣人とは、獣と人間の特徴を併せ持つ種族。
スキルを持たないことから、ある一部の人間たちに神に見捨てられし種族と蔑まされている。
『獣人風情がっ!』
『奴隷の分際で人間様に歯向かい……ぎゃあっ!?』
息を吐く間もなく、敵軍を屠った獣人は、短剣に付着した血を舐めると、瞳孔を開き、次々と兵士たちを屠っていく。
(……あの膂力。あの獣人は間違いなく、到達者クラスの力を持っている。恐らく、未来の俺は子供たちに自分のステータス値を付与した装備品を与えているのだろう。そうでなければ、説明が付かない……でもなんで??)
そして、ノアはまたもや愕然とした。
次、景色が暗転した時、未来の自分が首輪に繋がれ、ギリギリ生かされている。
そんな場面に遭遇したからだ。
(ワシ渾身の力作が……ドッペル・フィアーの戦斧が……)
戦斧の心臓部に当たる魔石。これを割ってしまうと、戦斧まで壊れてしまう。
ノアの鍛練を買って出たのはブルーノ本人。なのでそれについては構わない。
しかし、斧匠の一人として、自らが鍛えた渾身の一振りを壊されるのは心が痛む。
そもそも、この鍛練の目的は、この国における『付与』のスキル保持者の現実を教え、自己の内面を研鑽し高めることにある。
ノアを立派な『付与』スキル保持者として育てるためには、鍛練を……鍛練という名の試練を課さなければならない。
(う、うぬぬぬぬっ……!)
イデアであれば、その多彩な魔法を活かし効率良く三つの鍛練を課しただろう。
しかし、ブルーノが持つスキルが……作り出す戦斧の特性がそれを許さない。
休憩時間三十分。
悩みに悩んだブルーノは、壊れることを前提に、鍛練に最適な戦斧を選択することにした。
「さて、準備はよいか?」
鍛練終了後、己が鍛え上げてきた戦斧が確実に壊れてしまうことを改めて認識したブルーノは、自分に言い聞かせるようにそう言う。
「はい。準備は万端です!」
健気にそう言うノアに、ブルーノは感心した表情を浮かべた。
これまで、鍛練を課してきた人間の殆どが第二の鍛練を待たず、逃げ出していたからだ。
十五歳の折、超常のスキルを手にする『付与』スキル保持者であっても、それは変わらない。多くの者が、第一の鍛練を受けた直後に脱走を試みる。
それほどまでに、第一の鍛練は厳しいものだった。
当然だ。嫌な記憶をほじくり返した挙句、それを現実にし強引に克服させる鍛練なんて、普通の人間に克服できる訳がない。
強い心を持っていないとまず、克服不可能な鍛練である。
ノアはそれを越えた。だからこそ、ブルーム自身も最高の一振りが壊れるかも知れないという覚悟で挑むことにした。
「それでは、始めるぞ」
ブルーノはストレージに手を入れると、中から一つの手斧を取り出した。
手斧には、黒い魔石が付いており、ブルーノが魔力を込めると手斧に嵌められた魔石から黒い煙が流れ出る
「……こ、これは」
「ノアよ。これからお主に、起こりうる未来の姿を見せる。己のスキルの本質。そして、そのスキルを持つが故の危険性を知れ。それが、第二の鍛練じゃ」
「えっ? ブルーノさん!? それは、どういう……??」
ブルーノのいた方向に手を伸ばすノア。
しかし、そこにはブルーノの姿はなく、代わりに銀色の甲冑を身に纏った軍隊の姿が眼下にあった。
「――へっ? 浮いてる??」
『よぉし。行くぞぉおおおおっ!!』
『おおっ!!』
ビリビリと響く轟音。
突如として開かれた戦禍。
突然、置かれた状況に目を丸くしていると、銀色の甲冑を身に纏った軍勢は一方向にバトルホースを走らせる。
その軍勢の百メートルほど前に、どこからともなく一人の青年が降り立った。
「あれは……どこかで見たような……」
金色の髪に赤い目。それにその青年の持つ雰囲気に違和感を覚えるノア。
(えっ、あれ? ちょっと待って? あれって……もしかして、俺っ!?)
どこか自分に似ている青年が、手に持つ剣を横に薙ぐと、剣線が走り兵士達が真っ二つ裂かれた。
『ぎ、ぎゃああああっ!?』
『あ、悪魔め……やはり、我々では……う、うっぎゃああああっ!!』
追撃の手を緩めず確実に命を刈っていく青年。
手も足も出すことすら許されず散っていく命。血に染まる大地。
剣を振うごとに空間をも根こそぎ薙ぎ払い、大地に亀裂を生み出していく。
亀裂からはマグマが噴出し、噴出したマグマは兵士達を飲み込んでいく。
地獄絵図だ。
たった一人で数千、数万の軍勢を打ち破る未来のノア。
その光景を見て、ノアは戦慄した。
(これが俺の『起こりうる未来』!? 一体、どんな世紀末を生きたらこんな感じの俺になるのっ……!?)
すると、目の前の景色が暗転し、場面が変わった。
(――ここは……荒野? そして、あれは……またしても俺ぇぇぇぇ!?)
万を超える軍勢に退治する青年となった未来のノア。
背後には、百を超える子供たちが目をぎらつかせて開戦を待っていた。
「ちょっと待ってっ! どういうことっ??」
理解が追い付かない。
そうこうしている内に、またしても戦渦が開かれた。
子供たちに向かって放たれる数千、数万の矢。
その矢を、たった一振りで敵陣に吹き飛ばす。
青年となったノアの背後にいた子供たちが咆哮を上げ、敵軍に向かって駆けていく。
『うぉらああああっ!』
そう言って、駆けていく野性味溢れた子供。
(あれは、獣人?)
獣人とは、獣と人間の特徴を併せ持つ種族。
スキルを持たないことから、ある一部の人間たちに神に見捨てられし種族と蔑まされている。
『獣人風情がっ!』
『奴隷の分際で人間様に歯向かい……ぎゃあっ!?』
息を吐く間もなく、敵軍を屠った獣人は、短剣に付着した血を舐めると、瞳孔を開き、次々と兵士たちを屠っていく。
(……あの膂力。あの獣人は間違いなく、到達者クラスの力を持っている。恐らく、未来の俺は子供たちに自分のステータス値を付与した装備品を与えているのだろう。そうでなければ、説明が付かない……でもなんで??)
そして、ノアはまたもや愕然とした。
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そんな場面に遭遇したからだ。
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