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第1章 ダンジョン嫌いニキ、世界にバレる
第8話 もっと高額設定しとけばよかっ――
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「――し、視聴者の皆さん! アリスの性能をご覧になりましたか!?」
普段の3倍の声量とテンションで、俺はカメラに向かって語り掛けた。
その声は洞窟の天井に反響して、やたら大きく聞こえる。
カメラの奥で、愛沢の身体がぷるぷる震えているのが見えた。
アイツ、笑ってやがるな……。
「え、えー、まずは索敵機能です! アリスは高度な魔力検知システムを搭載しています。真っ暗闇でも、魔力の揺らぎを解析して魔物の位置を正確に特定できます」
俺は言葉を止めない。
なぜなら、止めたらもう二度と走り出せないような気がするから。
「さ、さらに戦闘指示機能! アリスには、あらゆる魔物の情報と行動パターンがインプットされています。次にどんな攻撃が来るのか、どこが弱点なのか、どう動けば最適なのか……即座に提示します」
言いながら、ちらりと隣の姫宮を見る。
彼女はぽかんと口を開け、目を丸くしていた。
俺は息を吸いながら、カメラへ一歩踏み出す。
「――つまりアリスは、皆さんを勝利までナビゲートする、案内人なんです!」
そこまで言って、三拍ほど間を置く。
そして俺は、深く頭を下げた。
「動画の概要欄に、クラウドファンディングのリンクを貼っています。是非、アリスの開発に、ご支援をお願いいたします!」
……や、やり過ぎただろうか。
場に訪れた嫌な沈黙に、俺の背中にはじわりと汗が滲んでいた。
その時、ポケットの中のスマホが振動する。
ピロリロリロ。
場違いな着信音が洞窟に響いた。
俺はスマホを取り出し、表示された名前を見る。
羽生田 聡子――俺の働いている『羽生田マギテック』の社長だ。
俺は一瞬ためらったが、「何かの用事だろう」と緑色のアイコンをタップした。
「もしもし、黒野ですが」
《く、黒野くん……! 凄いよ! 凄い勢いでクラファンが伸びてってる!!》
羽生田社長の声が震えている。
「ほ、本当ですか!?」
《うん! 凄い凄い! もう達成目前だよ! いやあ……こんなにチョロいなら、もっと高額設定しとけば――》
ポロン。
俺は即座に通話を切った。
余計なことを口走らないでほしい。
さっきのセリフが配信に流れでもしたら、炎上待ったなしだ。
スマホをしまい直し、俺はカメラへ向き直る。
「今、弊社代表から連絡がありました。皆さまから、クラウドファンディングに多くのご支援をいただいているそうです。……本当に、ありがとうございます。これで研究を続けることができます」
胸の奥が熱くなる。
止まりかけていた開発が、すんでの所で救われた。
安堵が、じわりと全身に広がる。
『私からも、御礼申し上げます。皆さまと共にダンジョンを攻略する日を、心待ちにしています』
アリスの声が静かに響く。
カメラの奥を見ると、愛沢が無言のグッドサインを出していた。
俺は姫宮に向き直り、小さく息を吐いた。
「さあ、攻略を続けよう」
「はいっ!」
その後の攻略は、拍子抜けするほど順調だった。
アリスの索敵は一度も誤作動を起こさない。
戦闘も、提示された最短手順をなぞるだけでよく、あっという間に終わる。
敵が弱いのを差し引いても、十二分に見事な指揮だった。
攻略の順調さに比例して、視聴者数も右肩上がりに増えていった。
腕のデバイスには、当初の想定を大きく上回る数字が表示されていた。
そして――
「……ふう、これで終わりだ」
初めに立てた、30体の討伐目標。
その最後の1体が消えるのを見届け、俺は小さく息を吐く。
「お、お疲れ様ですっ! 本当に凄いです、私、出る幕なかったです……」
「いいんだよ、今日はアリスの試験なんだから」
姫宮はよくわからん棒を握りしめ、しゅんと肩を落としていた。
「……ずっと気になってたんだが、その棒はなんだ?」
「ふえっ? これですか?」
「ああ、それは武器……いや、そもそも魔具なのか?」
魔具とは、人類が魔物に対抗するために造りだした道具の総称だ。
ダンジョンから採掘できる、未知の鉱石――『魔石』を素材として使用しており、外部から魔力を流すことで、特殊な力を発揮することができる。
一般人でも魔物に攻撃が通るのは、この魔具のおかげなのだ。
「こ、これはですね……お友達から譲ってもらったものなんですが、その……あまり、効果がわかっていなくて」
「なんじゃそりゃ……。よくそんな武器でダンジョンに潜れるな」
「うう……魔物がいたら、ずっと逃げて来たので……」
泣きそうな顔をする姫宮に、俺は呆れ9割、感心1割のため息をつく。
家族のためとはいえ、無謀だな。
「で、こっちの目的は達成できたが……配信はどうする?」
俺が問うと、姫宮は少し考え込む素振りを見せた。
「そうですね……配信を始めて、もう四時間になりますし、ダンジョンを出て終わりにしましょうか」
そう答え、姫宮はくるりと踵を返した。
「……ちょっと待て、姫宮。どこ行くんだ?」
「ふえ? 入り口に戻るんじゃないんですか?」
「ここからだと、出口の方が近いぞ」
「でぐち……?」
ぽかん、とした顔。
「お前、まさか知らないのか?」
「な、何をでしょう?」
「だから出口だって」
「ダンジョンに、出口が……?」
「……そんなことも知らずにダンジョンに潜ってるのか」
思わず本音が漏れる。
どうなっているんだ、今の資格試験は。
基礎講習で必ず説明される内容のはずだが。
「お、お恥ずかしい……出口というのが、あるものなのですね」
本気で知らなかったらしい。
俺は小さく息を吐き、説明を始める。
「じゃあ、ダンジョンの一番奥に『ボス部屋』があることは?」
「そ、それは聞いたことがあります! ……けど、怖くて、いつも途中で引き返してます」
「確かにボスは怖いな。だが、ボスが存在するのは、一度も完全攻略されていない――いわゆる未踏破のダンジョンだけだ」
「へ? そ、そうなんですか!?」
姫宮は素っ頓狂な声を出す。
「ボスは雑魚と違って、一度倒されたら復活しない」
ボスとダンジョンの関係は、未だ解明されていない。
学会でも、仮説はいくつも出ているが、決定打にはなっていない。
「わかっているのは、ボスを倒すとダンジョン内の魔力濃度が下がることだ。それに伴って、出現する魔物も弱体化する」
「ほええ……」
「それと、ボスを倒すと、その場に出口に繋がるゲートが出現する」
「出口……それは、どこに繋がるのでしょう?」
「入って来たゲートと同じ場所だ」
さらりと答えてやると、姫宮は目を丸くした。
「な、なんて不思議な……」
俺も内心で同意する。
外からゲートに入ると、ダンジョンの入り口へ飛ばされる。
ダンジョン内部には、入って来た入口用とボス部屋にある出口用、二種類のゲートが存在するが、どちらから出ても現実世界の同一地点へ戻る。
原理不明のびっくりシステムだよ。
「ってことで、ここから近い出口の方から出よう。愛沢もそれでいいか?」
「オッケーっす!」
『私も、それを推奨いたします』
2人+1機の合意を確認し、俺たちはボス部屋へ向かって歩き出した。
アリスの動作は完璧。
討伐目標も達成。
配信も大成功。
全てが上手くいって、穏やかな空気だったのだが――
『――魔力反応』
アリスの声が、静かに空気を切り裂いた。
『後方から凄まじい速度で接近しています』
「……魔物か?」
俺は足を止め、振り向きながらアリスに問う。
しかし返ってきた答えは、完全に予想外のものだった。
『いいえ。魔力出力、異常値……人間です』
普段の3倍の声量とテンションで、俺はカメラに向かって語り掛けた。
その声は洞窟の天井に反響して、やたら大きく聞こえる。
カメラの奥で、愛沢の身体がぷるぷる震えているのが見えた。
アイツ、笑ってやがるな……。
「え、えー、まずは索敵機能です! アリスは高度な魔力検知システムを搭載しています。真っ暗闇でも、魔力の揺らぎを解析して魔物の位置を正確に特定できます」
俺は言葉を止めない。
なぜなら、止めたらもう二度と走り出せないような気がするから。
「さ、さらに戦闘指示機能! アリスには、あらゆる魔物の情報と行動パターンがインプットされています。次にどんな攻撃が来るのか、どこが弱点なのか、どう動けば最適なのか……即座に提示します」
言いながら、ちらりと隣の姫宮を見る。
彼女はぽかんと口を開け、目を丸くしていた。
俺は息を吸いながら、カメラへ一歩踏み出す。
「――つまりアリスは、皆さんを勝利までナビゲートする、案内人なんです!」
そこまで言って、三拍ほど間を置く。
そして俺は、深く頭を下げた。
「動画の概要欄に、クラウドファンディングのリンクを貼っています。是非、アリスの開発に、ご支援をお願いいたします!」
……や、やり過ぎただろうか。
場に訪れた嫌な沈黙に、俺の背中にはじわりと汗が滲んでいた。
その時、ポケットの中のスマホが振動する。
ピロリロリロ。
場違いな着信音が洞窟に響いた。
俺はスマホを取り出し、表示された名前を見る。
羽生田 聡子――俺の働いている『羽生田マギテック』の社長だ。
俺は一瞬ためらったが、「何かの用事だろう」と緑色のアイコンをタップした。
「もしもし、黒野ですが」
《く、黒野くん……! 凄いよ! 凄い勢いでクラファンが伸びてってる!!》
羽生田社長の声が震えている。
「ほ、本当ですか!?」
《うん! 凄い凄い! もう達成目前だよ! いやあ……こんなにチョロいなら、もっと高額設定しとけば――》
ポロン。
俺は即座に通話を切った。
余計なことを口走らないでほしい。
さっきのセリフが配信に流れでもしたら、炎上待ったなしだ。
スマホをしまい直し、俺はカメラへ向き直る。
「今、弊社代表から連絡がありました。皆さまから、クラウドファンディングに多くのご支援をいただいているそうです。……本当に、ありがとうございます。これで研究を続けることができます」
胸の奥が熱くなる。
止まりかけていた開発が、すんでの所で救われた。
安堵が、じわりと全身に広がる。
『私からも、御礼申し上げます。皆さまと共にダンジョンを攻略する日を、心待ちにしています』
アリスの声が静かに響く。
カメラの奥を見ると、愛沢が無言のグッドサインを出していた。
俺は姫宮に向き直り、小さく息を吐いた。
「さあ、攻略を続けよう」
「はいっ!」
その後の攻略は、拍子抜けするほど順調だった。
アリスの索敵は一度も誤作動を起こさない。
戦闘も、提示された最短手順をなぞるだけでよく、あっという間に終わる。
敵が弱いのを差し引いても、十二分に見事な指揮だった。
攻略の順調さに比例して、視聴者数も右肩上がりに増えていった。
腕のデバイスには、当初の想定を大きく上回る数字が表示されていた。
そして――
「……ふう、これで終わりだ」
初めに立てた、30体の討伐目標。
その最後の1体が消えるのを見届け、俺は小さく息を吐く。
「お、お疲れ様ですっ! 本当に凄いです、私、出る幕なかったです……」
「いいんだよ、今日はアリスの試験なんだから」
姫宮はよくわからん棒を握りしめ、しゅんと肩を落としていた。
「……ずっと気になってたんだが、その棒はなんだ?」
「ふえっ? これですか?」
「ああ、それは武器……いや、そもそも魔具なのか?」
魔具とは、人類が魔物に対抗するために造りだした道具の総称だ。
ダンジョンから採掘できる、未知の鉱石――『魔石』を素材として使用しており、外部から魔力を流すことで、特殊な力を発揮することができる。
一般人でも魔物に攻撃が通るのは、この魔具のおかげなのだ。
「こ、これはですね……お友達から譲ってもらったものなんですが、その……あまり、効果がわかっていなくて」
「なんじゃそりゃ……。よくそんな武器でダンジョンに潜れるな」
「うう……魔物がいたら、ずっと逃げて来たので……」
泣きそうな顔をする姫宮に、俺は呆れ9割、感心1割のため息をつく。
家族のためとはいえ、無謀だな。
「で、こっちの目的は達成できたが……配信はどうする?」
俺が問うと、姫宮は少し考え込む素振りを見せた。
「そうですね……配信を始めて、もう四時間になりますし、ダンジョンを出て終わりにしましょうか」
そう答え、姫宮はくるりと踵を返した。
「……ちょっと待て、姫宮。どこ行くんだ?」
「ふえ? 入り口に戻るんじゃないんですか?」
「ここからだと、出口の方が近いぞ」
「でぐち……?」
ぽかん、とした顔。
「お前、まさか知らないのか?」
「な、何をでしょう?」
「だから出口だって」
「ダンジョンに、出口が……?」
「……そんなことも知らずにダンジョンに潜ってるのか」
思わず本音が漏れる。
どうなっているんだ、今の資格試験は。
基礎講習で必ず説明される内容のはずだが。
「お、お恥ずかしい……出口というのが、あるものなのですね」
本気で知らなかったらしい。
俺は小さく息を吐き、説明を始める。
「じゃあ、ダンジョンの一番奥に『ボス部屋』があることは?」
「そ、それは聞いたことがあります! ……けど、怖くて、いつも途中で引き返してます」
「確かにボスは怖いな。だが、ボスが存在するのは、一度も完全攻略されていない――いわゆる未踏破のダンジョンだけだ」
「へ? そ、そうなんですか!?」
姫宮は素っ頓狂な声を出す。
「ボスは雑魚と違って、一度倒されたら復活しない」
ボスとダンジョンの関係は、未だ解明されていない。
学会でも、仮説はいくつも出ているが、決定打にはなっていない。
「わかっているのは、ボスを倒すとダンジョン内の魔力濃度が下がることだ。それに伴って、出現する魔物も弱体化する」
「ほええ……」
「それと、ボスを倒すと、その場に出口に繋がるゲートが出現する」
「出口……それは、どこに繋がるのでしょう?」
「入って来たゲートと同じ場所だ」
さらりと答えてやると、姫宮は目を丸くした。
「な、なんて不思議な……」
俺も内心で同意する。
外からゲートに入ると、ダンジョンの入り口へ飛ばされる。
ダンジョン内部には、入って来た入口用とボス部屋にある出口用、二種類のゲートが存在するが、どちらから出ても現実世界の同一地点へ戻る。
原理不明のびっくりシステムだよ。
「ってことで、ここから近い出口の方から出よう。愛沢もそれでいいか?」
「オッケーっす!」
『私も、それを推奨いたします』
2人+1機の合意を確認し、俺たちはボス部屋へ向かって歩き出した。
アリスの動作は完璧。
討伐目標も達成。
配信も大成功。
全てが上手くいって、穏やかな空気だったのだが――
『――魔力反応』
アリスの声が、静かに空気を切り裂いた。
『後方から凄まじい速度で接近しています』
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