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第3章
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その晩、ノアは不思議な夢を見た。戦場の夢は何度も見たが、その夜は少し違っていた。昼間見たサザランドの誇る美しい自然は破壊され、白く輝く噴水は赤く染まり、平等を謳う女神像はヒビが入り欠けていた。木々は枯れ、あちこちで硝煙の匂いが立ち込めている。空はどんよりと曇り、今にも雨が降ってきそうだ。じっとりとした湿気が纏わりつくが、肩で息をしているノアは、それを気にする余裕もない。
「はぁ……っはぁ……」
地響きが足を伝い、雷鳴が遠くで光る。火山の噴火とそれに伴い黒煙が立ち込める。世界が終わろうとしている。膝に手を置いて、睨みつけながらノアは確信した。
「…全く、無粋だね。美しくないな」
すぐ隣にある背の高い男の存在に、ノアは顔を上げて口元を歪ませる。
「世界を闇に染めるつもりだった割には、美的センスがズレてるんじゃない?」
ノアは煽るように言い返す。男は一瞬目を丸くしていたが、やがてにやりと笑みを浮かべた。
「まさか君にそんなことを言われるとはね」
肩を竦めるが、男も見るからに負傷し、体力に限界を迎えているのは明らかだった。
「で、どうするつもり?この状況で」
あちこちに転がる死体を薄目で見やる。それが誰のものなのかは、必死で考えないようにする。男は答えなかった。いや、答えられないのかもしれない。『アレ』のやり方の一つだとテオから聞いていた。
「…テオの預言より、まだマシだけど」
地に倒れた白い手を思い出すと胸が苦しくなる。そんなノアの肩に男は手を当てた。
「預言ではこの時点で全滅、ということだったのかな」
「…そう。だから、まだマシ」
ぐっと涙をぬぐって息を吐く。運が悪かった。いつもそうだった。みんなと一緒に行きたかった。
「僕は運が悪かった。だから、生き残っちゃった」
そう独りごちると、男は何も言わないで静かに視線を向ける。
「君は死にたかったのかな」
「…まあね」
「私は死にたくないな。知っているだろう?あらゆる偉大な魔法使いは皆『死』を克服しようと躍起になった。私もその一人だ」
「そうだね。僕の知る限り、アンタは人類最強の魔法使いだよ」
軽口を叩きながら、ノアは少し笑った。押しつぶされそうな恐怖も、この男と話していると少し和らぐ。少し、未練が生まれつつあった。
「…今もそうなのかい?ノア」
殺戮を繰り返した手に、静かに力が込められる。ノアは顔を上げて、少しだけ首を振る。
(僕は運が悪いから…)
死にたくないと思った時に、こんなことを思いつくなんて本当に運が悪い。小さく詠唱を始め微笑むノアに男の顔色が変わった。
「ノア…何を…」
目の前に、魔法陣が現れる。拒まないでと目で訴える。
コイツが『アレ』にかけられた呪いを解かない限り、反撃が出来ない。そしてそれはノアにとって、許せないことだった。
(好き勝手させてたまるものか…!)
『スキル譲渡』のモノだと気づいた男は慌てて口を閉ざそうとしたが、もうその時にはノアは詠唱を終えて、口から迫り上がってきた血を吐き出した。
「一体、何を!早く、治療魔法を…」
「いい、どうせもう、僕も持たない」
ゲホッ、とせき込むと再び血を吐き出す。男の焦りなどお構いなしに、ノアは微笑む。
「認めるよ。人類最強の魔法使いサン。アンタじゃないと、多分誰も『アレ』には、勝てない」
男が蒼白な顔でノアを抱きとめる。
「今すぐ解除するんだ!出来ないなら…」
ぎゅ、と血に塗れた手で男を掴む。全部託す。だから。
「…後はお願いするよ?」
「ノア!」
身体にじわじわと毒が回るような感覚が広がる。それとともに力が抜けていくのが分かる。
「…カーティス」
最後の力で伝えようと唇を寄せる。こんなにコイツが焦ったところ見たことなかったな。そんなことを思いながら、ノアは意識を失ったのだった。
★☆★☆★☆★
「っ!」
ノアはがばりと起き上がる。心臓がバクバクと音を立てていた。
「……夢?」
ノアは呟くと大きく息を吐くと、時計を見る。まだ夜中だ。もう一度横になる気にもなれず、ノアはそっとベッドを降りると、窓際に立つ。カーテンを少し開けると、薄暗い空が見えた。
「雨だ」
しとしとという音を立てながら雨が降り続ける。ノアはふと夢の内容を思い出そうとして、靄がかかっていることに気づく。
「思い出せない……」
はあ…と息を吐いた。戦場の記憶が悪夢となって現れることは魔法医学でも精神医学でも言われていることだ。恐らくその類のもの。だけど。
(変な夢…)
最後に唇に触れた手袋越しの男の指だけが、やたら生々しすぎてノアは眉を顰める。
「…もしかして、欲求不満とか?」
魔法学校で夢占いが得意な女の子が『赤や血は性的欲求の高まりを表しているわ』と言っていたことを思い出す。
「……はは、まさかね」
ノアは苦笑いを零すとカーテンを閉める。
『いい子だね、ノア』
「~~~っ!!」
ほぼ毎晩ベッドを共にしてた男の低い声を思い出して悶絶しそうになる。自慰をしようにも、ゼインが寝息を立てているため気恥ずかしくて緊張してしまう。
「ううぅ…バカ、カーティスのバカ…」
あの声に、あの指に、あの唇に触れられて、おかしくならない人がいるんだろうか。
(…ちょっとくらいなら、触ってもいいよね)
ノアはもぞもぞと手を下半身へと伸ばす。
(イク直前で、声を消す魔法をかければ…!)
ノアはごくりと喉を鳴らすと、服越しに触り始める。
「ん……」
(カーティス……)
目を閉じれば、すぐに彼の姿が思い浮かぶ。あの長い指で触れられて、それから……
(っ!)
ノアの体がびくんと跳ねる。そして、そのまま硬直してしまった。
(う…うそ…早すぎじゃない?僕…)
自分でも驚きながら、ノアはため息をつく。まさかもう達してしまうなんて、恥ずかしくて仕方ない。
「うっ…」
「!!」
寝息を立てていたゼインが突然呟き出し、慌てて息を潜める。ゼインは寝返りを打つと、また規則正しい寝息を立て始めた。
「……はぁ……びっくりした」
ノアは胸を撫で下ろすと、大きくため息をつく。そしてふと思いついたことがある。
(うーん…気になる…)
そしその翌朝。朝日の照らす部屋の中でコーヒーを飲んでいたゼインに向かって開口一番ノアはこう問いかけた。
「ゼインって、自慰とかしたことある?」
「ぶっ!?ごほっ!」
ノアが突然とんでも発言をしたため、ゼインは思わずコーヒーを吹き出してしまった。
「うわ!何やってるの?」
慌てて机を拭きながらノアは尋ねる。しかしゼインは顔を真っ赤にしていた。
「お前が変なこと言うからだ!」
「えー?なになに?もしかして知らないとか?ま、そんなわけないよねー?だって、君って僕より年上でしょ?」
ノアはにやにやしながら言う。ゼインはますます顔を赤くしていた。
「……うるさい」
「で、どうなの?したことないの?」
「……」
ゼインは黙り込むと、小刻みに震えだす。
「ゼーイーン?」
ノアが顔を覗き込むと、突然首元を掴まれて引き寄せられる。
「わっ!?どうしたの急に」
「……の……」
「え?」
ゼインは顔を真っ赤にしたまま、小さく呟く。しかしノアには聞こえなかったようで聞き返してきた。すると、今度は大きな声で言う。
「こんの恥知らずがぁああ!!」
「あははは!!」
怒るゼインから逃げるように部屋から飛び出すノアの頭には、昨夜の悪夢のこともすっかり抜け落ちていた。
★☆★☆★☆★
「はぁ……っはぁ……」
地響きが足を伝い、雷鳴が遠くで光る。火山の噴火とそれに伴い黒煙が立ち込める。世界が終わろうとしている。膝に手を置いて、睨みつけながらノアは確信した。
「…全く、無粋だね。美しくないな」
すぐ隣にある背の高い男の存在に、ノアは顔を上げて口元を歪ませる。
「世界を闇に染めるつもりだった割には、美的センスがズレてるんじゃない?」
ノアは煽るように言い返す。男は一瞬目を丸くしていたが、やがてにやりと笑みを浮かべた。
「まさか君にそんなことを言われるとはね」
肩を竦めるが、男も見るからに負傷し、体力に限界を迎えているのは明らかだった。
「で、どうするつもり?この状況で」
あちこちに転がる死体を薄目で見やる。それが誰のものなのかは、必死で考えないようにする。男は答えなかった。いや、答えられないのかもしれない。『アレ』のやり方の一つだとテオから聞いていた。
「…テオの預言より、まだマシだけど」
地に倒れた白い手を思い出すと胸が苦しくなる。そんなノアの肩に男は手を当てた。
「預言ではこの時点で全滅、ということだったのかな」
「…そう。だから、まだマシ」
ぐっと涙をぬぐって息を吐く。運が悪かった。いつもそうだった。みんなと一緒に行きたかった。
「僕は運が悪かった。だから、生き残っちゃった」
そう独りごちると、男は何も言わないで静かに視線を向ける。
「君は死にたかったのかな」
「…まあね」
「私は死にたくないな。知っているだろう?あらゆる偉大な魔法使いは皆『死』を克服しようと躍起になった。私もその一人だ」
「そうだね。僕の知る限り、アンタは人類最強の魔法使いだよ」
軽口を叩きながら、ノアは少し笑った。押しつぶされそうな恐怖も、この男と話していると少し和らぐ。少し、未練が生まれつつあった。
「…今もそうなのかい?ノア」
殺戮を繰り返した手に、静かに力が込められる。ノアは顔を上げて、少しだけ首を振る。
(僕は運が悪いから…)
死にたくないと思った時に、こんなことを思いつくなんて本当に運が悪い。小さく詠唱を始め微笑むノアに男の顔色が変わった。
「ノア…何を…」
目の前に、魔法陣が現れる。拒まないでと目で訴える。
コイツが『アレ』にかけられた呪いを解かない限り、反撃が出来ない。そしてそれはノアにとって、許せないことだった。
(好き勝手させてたまるものか…!)
『スキル譲渡』のモノだと気づいた男は慌てて口を閉ざそうとしたが、もうその時にはノアは詠唱を終えて、口から迫り上がってきた血を吐き出した。
「一体、何を!早く、治療魔法を…」
「いい、どうせもう、僕も持たない」
ゲホッ、とせき込むと再び血を吐き出す。男の焦りなどお構いなしに、ノアは微笑む。
「認めるよ。人類最強の魔法使いサン。アンタじゃないと、多分誰も『アレ』には、勝てない」
男が蒼白な顔でノアを抱きとめる。
「今すぐ解除するんだ!出来ないなら…」
ぎゅ、と血に塗れた手で男を掴む。全部託す。だから。
「…後はお願いするよ?」
「ノア!」
身体にじわじわと毒が回るような感覚が広がる。それとともに力が抜けていくのが分かる。
「…カーティス」
最後の力で伝えようと唇を寄せる。こんなにコイツが焦ったところ見たことなかったな。そんなことを思いながら、ノアは意識を失ったのだった。
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「っ!」
ノアはがばりと起き上がる。心臓がバクバクと音を立てていた。
「……夢?」
ノアは呟くと大きく息を吐くと、時計を見る。まだ夜中だ。もう一度横になる気にもなれず、ノアはそっとベッドを降りると、窓際に立つ。カーテンを少し開けると、薄暗い空が見えた。
「雨だ」
しとしとという音を立てながら雨が降り続ける。ノアはふと夢の内容を思い出そうとして、靄がかかっていることに気づく。
「思い出せない……」
はあ…と息を吐いた。戦場の記憶が悪夢となって現れることは魔法医学でも精神医学でも言われていることだ。恐らくその類のもの。だけど。
(変な夢…)
最後に唇に触れた手袋越しの男の指だけが、やたら生々しすぎてノアは眉を顰める。
「…もしかして、欲求不満とか?」
魔法学校で夢占いが得意な女の子が『赤や血は性的欲求の高まりを表しているわ』と言っていたことを思い出す。
「……はは、まさかね」
ノアは苦笑いを零すとカーテンを閉める。
『いい子だね、ノア』
「~~~っ!!」
ほぼ毎晩ベッドを共にしてた男の低い声を思い出して悶絶しそうになる。自慰をしようにも、ゼインが寝息を立てているため気恥ずかしくて緊張してしまう。
「ううぅ…バカ、カーティスのバカ…」
あの声に、あの指に、あの唇に触れられて、おかしくならない人がいるんだろうか。
(…ちょっとくらいなら、触ってもいいよね)
ノアはもぞもぞと手を下半身へと伸ばす。
(イク直前で、声を消す魔法をかければ…!)
ノアはごくりと喉を鳴らすと、服越しに触り始める。
「ん……」
(カーティス……)
目を閉じれば、すぐに彼の姿が思い浮かぶ。あの長い指で触れられて、それから……
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ノアの体がびくんと跳ねる。そして、そのまま硬直してしまった。
(う…うそ…早すぎじゃない?僕…)
自分でも驚きながら、ノアはため息をつく。まさかもう達してしまうなんて、恥ずかしくて仕方ない。
「うっ…」
「!!」
寝息を立てていたゼインが突然呟き出し、慌てて息を潜める。ゼインは寝返りを打つと、また規則正しい寝息を立て始めた。
「……はぁ……びっくりした」
ノアは胸を撫で下ろすと、大きくため息をつく。そしてふと思いついたことがある。
(うーん…気になる…)
そしその翌朝。朝日の照らす部屋の中でコーヒーを飲んでいたゼインに向かって開口一番ノアはこう問いかけた。
「ゼインって、自慰とかしたことある?」
「ぶっ!?ごほっ!」
ノアが突然とんでも発言をしたため、ゼインは思わずコーヒーを吹き出してしまった。
「うわ!何やってるの?」
慌てて机を拭きながらノアは尋ねる。しかしゼインは顔を真っ赤にしていた。
「お前が変なこと言うからだ!」
「えー?なになに?もしかして知らないとか?ま、そんなわけないよねー?だって、君って僕より年上でしょ?」
ノアはにやにやしながら言う。ゼインはますます顔を赤くしていた。
「……うるさい」
「で、どうなの?したことないの?」
「……」
ゼインは黙り込むと、小刻みに震えだす。
「ゼーイーン?」
ノアが顔を覗き込むと、突然首元を掴まれて引き寄せられる。
「わっ!?どうしたの急に」
「……の……」
「え?」
ゼインは顔を真っ赤にしたまま、小さく呟く。しかしノアには聞こえなかったようで聞き返してきた。すると、今度は大きな声で言う。
「こんの恥知らずがぁああ!!」
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