55 / 142
エメの1日·独り言(閉話)
しおりを挟む
グギューーー身体を伸ばすところから僕の朝が始まる。
そして『僕おはよう。今日も1日シンジュ様に捨てられないように頑張るぞぉ』と自分に声をかけるよ。
ギュルギュルギュル~とお腹空いた。あれ?今日はもうお昼?そりゃお腹空くよね。寝すぎて朝の分を食べそこねちゃった。
僕はシンジュ様と暮らすようになってぐっすり眠れるようになった。毎日大体10時間くらい寝てる。すごいでしょ?
そのあと自分で起きるように頑張ってるけど、2.3回に1回はシンジュ様に起こしてもらうんだ。
今までは誰かに蹴られる前に起きてたけど、今は優しくていい匂いのするシンジュ様に起こしてほしくて寝たフリをしてる。
「エメ君!起きて!!」
「エメ君のために美味しいご飯を作ったよ?起きて!」
「エメ君、今日は一緒にお出かけするから早く起きて!」ってあの手この手で声をかけてくれる。
これが僕の朝1番の楽しみ!!シンジュ様の声って本当に幸せになるよね!
このあと顔を洗うよ。前は洗い方が分からなくて泣いちゃったけど今は得意だよ。でもたまに口にヨダレが付いてるみたい。何で寝てる時がヨダレが出るのかな?って何回か考えたことがあるけど分からなかった。
ここまでが終わると僕が大好きなご飯の時間!!!
シンジュ様の作り料理はどれもすご~く美味しい。
不味い料理が1つもないなんて凄いよね!僕は今までご飯は生きるために食べてたから、不味いって何なのかよく分からなかった。ジャリジャリしたり、変な匂いがしても特に何も思わなかった。だってそれが当たり前だったから···でもシンジュ様の作った料理を食べてから『美味しい』って言葉を知った。
僕が今まで食べていた物はゴミだったのかな?って思うくらい別物だった。ちなみに1番好きな料理はパンケーキ!!これはシンジュ様と何度も何度も繰り返し作った思い出の料理の1つで、僕とシンジュ様の愛がいっぱい詰まった料理だよ!
今日はご飯何かな?ぎゅるるるるる~とお腹が空いた。
ご飯が食べ終わると健康診断だよ。シンジュ様が毎日鑑定魔法で僕のことを調べてくれるの!
僕のことが全部見られてるみたいで恥ずかしいけど嬉しい。
僕もいつかシンジュ様の全部を見てみたいな。
それからは市場に行ったり、散策したりする。けれど最近は竜化の練習をするためにギルドマスターと2人になることが多い。
僕はシンジュ様に教えてらいたいのに「種族が違うから教えられない。」って言われてショックだった。
僕もシンジュ様と同じ人間だったらずーっと一緒に過ごせるのに···
「おい集中してるのか?!」
「早く竜化出来ないと置いて行かれるぞ?」
「お前は守られるだけでいいのか?」
とギルドマスターからは言われるけれど本当に竜化って難しい。自分の好きなタイミングで大きくなれない。それに大きい竜になることが出来ないからシンジュ様を乗せれない。
だなら竜化しても意味ない。シンジュ様が乗ってくれるなら竜化頑張るのにな···
あと普通は念話も使えるみたいだけど、僕が喋ると『ガウガウガウ』しか聞こえないみたい。どうしたら使えるのかな?
今日も頑張らないと!!頑張れば時間なんてあっという間に過ぎてすぐシンジュ様に会える。
それからあっという間に夕食の時間!
夕食は毎日お手伝いしてるよ。今日は何を切るかな??
僕シミシミネギはもう嫌だ。美味しいけどあれは悪いやつだよね。僕を泣かせていいのはシンジュ様だけなのに···今度ギルドマスターにイタズラしてみよう。
このあとは大体お風呂に入って寝ちゃう!!これが僕の1日だよ!!前は1日が長かったけど今は時間が進むのが早い。そのせいでシンジュ様ともっともっといっぱい話したいのに時間がなくて困っちゃう。たくさん話したいのに
コンコンコン
あれ?誰かやってきたみたい。あ!!!シンジュ様だ!!
「エメ君!おはよう!なにやっているの??今日は勤労感謝の日だから、ギルドマスターを労おうって言ったよね?」
あ!忘れてた···
ブラック企業で働いていたギルドマスターをゆっくりさせてあげる日って言ってた!!僕は昨日作った『肩叩き券』をあげるんだ!!!
肩叩きって言葉を知らなかったけど、シンジュ様に昨日教えてもらって実際にやってもらったら気持ちよかった。僕まだ子どもなのに肩が凝っているみたい!シンジュ様が「おじいちゃん」って笑ってたけれど、その後成長痛が原因かもしれないねって言ってた。身長は伸びてほしいけど成長痛はいらないよね?世の中の大人の人達は皆で成長痛を通り抜けてすごい!
「エメ君!!!お~い」
もうそろそろシンジュ様のところに行かないと心配されちゃう!!!また今度1日の振り返りをしよっと!!!
そして『僕おはよう。今日も1日シンジュ様に捨てられないように頑張るぞぉ』と自分に声をかけるよ。
ギュルギュルギュル~とお腹空いた。あれ?今日はもうお昼?そりゃお腹空くよね。寝すぎて朝の分を食べそこねちゃった。
僕はシンジュ様と暮らすようになってぐっすり眠れるようになった。毎日大体10時間くらい寝てる。すごいでしょ?
そのあと自分で起きるように頑張ってるけど、2.3回に1回はシンジュ様に起こしてもらうんだ。
今までは誰かに蹴られる前に起きてたけど、今は優しくていい匂いのするシンジュ様に起こしてほしくて寝たフリをしてる。
「エメ君!起きて!!」
「エメ君のために美味しいご飯を作ったよ?起きて!」
「エメ君、今日は一緒にお出かけするから早く起きて!」ってあの手この手で声をかけてくれる。
これが僕の朝1番の楽しみ!!シンジュ様の声って本当に幸せになるよね!
このあと顔を洗うよ。前は洗い方が分からなくて泣いちゃったけど今は得意だよ。でもたまに口にヨダレが付いてるみたい。何で寝てる時がヨダレが出るのかな?って何回か考えたことがあるけど分からなかった。
ここまでが終わると僕が大好きなご飯の時間!!!
シンジュ様の作り料理はどれもすご~く美味しい。
不味い料理が1つもないなんて凄いよね!僕は今までご飯は生きるために食べてたから、不味いって何なのかよく分からなかった。ジャリジャリしたり、変な匂いがしても特に何も思わなかった。だってそれが当たり前だったから···でもシンジュ様の作った料理を食べてから『美味しい』って言葉を知った。
僕が今まで食べていた物はゴミだったのかな?って思うくらい別物だった。ちなみに1番好きな料理はパンケーキ!!これはシンジュ様と何度も何度も繰り返し作った思い出の料理の1つで、僕とシンジュ様の愛がいっぱい詰まった料理だよ!
今日はご飯何かな?ぎゅるるるるる~とお腹が空いた。
ご飯が食べ終わると健康診断だよ。シンジュ様が毎日鑑定魔法で僕のことを調べてくれるの!
僕のことが全部見られてるみたいで恥ずかしいけど嬉しい。
僕もいつかシンジュ様の全部を見てみたいな。
それからは市場に行ったり、散策したりする。けれど最近は竜化の練習をするためにギルドマスターと2人になることが多い。
僕はシンジュ様に教えてらいたいのに「種族が違うから教えられない。」って言われてショックだった。
僕もシンジュ様と同じ人間だったらずーっと一緒に過ごせるのに···
「おい集中してるのか?!」
「早く竜化出来ないと置いて行かれるぞ?」
「お前は守られるだけでいいのか?」
とギルドマスターからは言われるけれど本当に竜化って難しい。自分の好きなタイミングで大きくなれない。それに大きい竜になることが出来ないからシンジュ様を乗せれない。
だなら竜化しても意味ない。シンジュ様が乗ってくれるなら竜化頑張るのにな···
あと普通は念話も使えるみたいだけど、僕が喋ると『ガウガウガウ』しか聞こえないみたい。どうしたら使えるのかな?
今日も頑張らないと!!頑張れば時間なんてあっという間に過ぎてすぐシンジュ様に会える。
それからあっという間に夕食の時間!
夕食は毎日お手伝いしてるよ。今日は何を切るかな??
僕シミシミネギはもう嫌だ。美味しいけどあれは悪いやつだよね。僕を泣かせていいのはシンジュ様だけなのに···今度ギルドマスターにイタズラしてみよう。
このあとは大体お風呂に入って寝ちゃう!!これが僕の1日だよ!!前は1日が長かったけど今は時間が進むのが早い。そのせいでシンジュ様ともっともっといっぱい話したいのに時間がなくて困っちゃう。たくさん話したいのに
コンコンコン
あれ?誰かやってきたみたい。あ!!!シンジュ様だ!!
「エメ君!おはよう!なにやっているの??今日は勤労感謝の日だから、ギルドマスターを労おうって言ったよね?」
あ!忘れてた···
ブラック企業で働いていたギルドマスターをゆっくりさせてあげる日って言ってた!!僕は昨日作った『肩叩き券』をあげるんだ!!!
肩叩きって言葉を知らなかったけど、シンジュ様に昨日教えてもらって実際にやってもらったら気持ちよかった。僕まだ子どもなのに肩が凝っているみたい!シンジュ様が「おじいちゃん」って笑ってたけれど、その後成長痛が原因かもしれないねって言ってた。身長は伸びてほしいけど成長痛はいらないよね?世の中の大人の人達は皆で成長痛を通り抜けてすごい!
「エメ君!!!お~い」
もうそろそろシンジュ様のところに行かないと心配されちゃう!!!また今度1日の振り返りをしよっと!!!
20
あなたにおすすめの小説
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
城で侍女をしているマリアンネと申します。お給金の良いお仕事ありませんか?
甘寧
ファンタジー
「武闘家貴族」「脳筋貴族」と呼ばれていた元子爵令嬢のマリアンネ。
友人に騙され多額の借金を作った脳筋父のせいで、屋敷、領土を差し押さえられ事実上の没落となり、その借金を返済する為、城で侍女の仕事をしつつ得意な武力を活かし副業で「便利屋」を掛け持ちしながら借金返済の為、奮闘する毎日。
マリアンネに執着するオネエ王子やマリアンネを取り巻く人達と様々な試練を越えていく。借金返済の為に……
そんなある日、便利屋の上司ゴリさんからの指令で幽霊屋敷を調査する事になり……
武闘家令嬢と呼ばれいたマリアンネの、借金返済までを綴った物語
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
召喚聖女の結論
こうやさい
ファンタジー
あたしは異世界に聖女として召喚された。
ある日、王子様の婚約者を見た途端――。
分かりづらい。説明しても理解される気がしない(おい)。
殿下が婚約破棄して結構なざまぁを受けてるのに描写かない。婚約破棄しなくても無事かどうかは謎だけど。
続きは冒頭の需要の少なさから判断して予約を取り消しました。今後投稿作業が出来ない時等用に待機させます。よって追加日時は未定です。詳しくは近況ボード(https://www.alphapolis.co.jp/diary/view/96929)で。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/937590458
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる