130 / 142
空中ブランコ最高!
しおりを挟む
「ギャアーーーーー」
「た、だ、ず、ゲデェーーー」
うんうん、空中ブランコ最高だよね。とシンジュは思わずニヤついた。
だってね、空中ブランコだよ!?やってみたかった。
この世界は馬や乗り物があるので乗り物には慣れているが、空を飛ぶとかは慣れてないはずだから見てみたかった。
以前ライオスやフェルたちに翼を生やした時は驚かれたけど意外とみんな平気だったな。
だからこそ今回は罰というよりも実験だね~!
そもそもなんでこんな空中ブランコ実験を始めたかと言うと、実はギルドマスターに土地をもらったんだよね。
いらないって言ったのにね?
「国が決めたことだから貰っとけ」と言われたから仕方なく土地をもらった。
違法鉱山があった付近。あくまでも付近であるだけで、毒などは大丈夫なようだ。
ただこれは報奨とかじゃない。管理が面倒だから押し付けられた···
そもそもこの土地は違法鉱山がある国から慰謝料の1つとしてもらったらしい。
ただその土地には何1つ利益になるようなものがない。=いらない。誰に管理させようか?そうだ!マンティコアを討伐し、違法鉱山を見つけるのに役立った者に任せよう。
······
うん、たぶんこんな会話があったはず。あくまでも予想だけれど···
結局貰ったが、どうしようか悩み、遊園地を作ることにした。
なんで遊園地って?って思うかもしれないが、この世界には娯楽がない。
本当につまらない。本読んで、刺繍して、お茶会して···これの何が楽しいの??お茶会なんて地獄だよ。
だからこそ遊園地を作って、スキルのエステと併用し稼いでいきたい。
ただこの世界にないジェットコースターやフリーフォールといったアトラクションが受け入れられるのか考えていた。
もし受け入れられなかったら作っても意味がない。だから誰がで実験をしてみようと考えていたところに、この2人!!!犯罪者だから問題なし!
それにきっと神様から2人を任されたのだと思う。うん、絶対にそうだ!と思った。
今日から毎日神に感謝し、「アトラクションを楽しみにしていてください。」と伝えよう。
祖国にいた時は神なんて嫌いだったけどね。
よし、この2人は泣き叫んではいるが、楽しそうだから取り入れよう。
ジェットコースター、フリーフォール、観覧車、コーヒーカップやメリーゴーランドは絶対に欲しい。あとはお化け屋敷もいいな~この世界なら魔物屋敷かな?
早く遊園地を作りたい。私の魔法でぱぱっと作る予定!ただ、遊園地は貴族の日と平民の日で分けなければ揉めそう。
それになんだかんだ殺到しそうだから制限しようかな。私のスキルを受けた人とその家族だけとかね。
なんか、楽しくなってきた。早く作りたいな!!!とウキウキで考えていると、2人の声が聞こえない。
自分の世界に入りすぎた···慌てて2人を確認してみると、何と2人とも白目を向いて飛んでいた。
色々と刺激が強かったのかな?まぁでもこれで簡単に2人を縛ることができる。
捕まえるのが楽ちん!馬鹿な犯罪者さん、これから馬鹿なことをしないようにギルドマスターに見張りを付けてもらおう。
縛った2人を運ぼうとズルズル引きずると、突然ガサガサと音が大きくなり、目の前に何かがひっついた。
「しんじゅさま!!!!」
うん?エメくん??どうした??
「ごわがったーーーーー」
あ!ふざけすぎて忘れてた。エメが助けに行ってくれてた···ごめんなさい。
その後エメが泣きやむまでシンジュはエメを慰めるのだった。
「た、だ、ず、ゲデェーーー」
うんうん、空中ブランコ最高だよね。とシンジュは思わずニヤついた。
だってね、空中ブランコだよ!?やってみたかった。
この世界は馬や乗り物があるので乗り物には慣れているが、空を飛ぶとかは慣れてないはずだから見てみたかった。
以前ライオスやフェルたちに翼を生やした時は驚かれたけど意外とみんな平気だったな。
だからこそ今回は罰というよりも実験だね~!
そもそもなんでこんな空中ブランコ実験を始めたかと言うと、実はギルドマスターに土地をもらったんだよね。
いらないって言ったのにね?
「国が決めたことだから貰っとけ」と言われたから仕方なく土地をもらった。
違法鉱山があった付近。あくまでも付近であるだけで、毒などは大丈夫なようだ。
ただこれは報奨とかじゃない。管理が面倒だから押し付けられた···
そもそもこの土地は違法鉱山がある国から慰謝料の1つとしてもらったらしい。
ただその土地には何1つ利益になるようなものがない。=いらない。誰に管理させようか?そうだ!マンティコアを討伐し、違法鉱山を見つけるのに役立った者に任せよう。
······
うん、たぶんこんな会話があったはず。あくまでも予想だけれど···
結局貰ったが、どうしようか悩み、遊園地を作ることにした。
なんで遊園地って?って思うかもしれないが、この世界には娯楽がない。
本当につまらない。本読んで、刺繍して、お茶会して···これの何が楽しいの??お茶会なんて地獄だよ。
だからこそ遊園地を作って、スキルのエステと併用し稼いでいきたい。
ただこの世界にないジェットコースターやフリーフォールといったアトラクションが受け入れられるのか考えていた。
もし受け入れられなかったら作っても意味がない。だから誰がで実験をしてみようと考えていたところに、この2人!!!犯罪者だから問題なし!
それにきっと神様から2人を任されたのだと思う。うん、絶対にそうだ!と思った。
今日から毎日神に感謝し、「アトラクションを楽しみにしていてください。」と伝えよう。
祖国にいた時は神なんて嫌いだったけどね。
よし、この2人は泣き叫んではいるが、楽しそうだから取り入れよう。
ジェットコースター、フリーフォール、観覧車、コーヒーカップやメリーゴーランドは絶対に欲しい。あとはお化け屋敷もいいな~この世界なら魔物屋敷かな?
早く遊園地を作りたい。私の魔法でぱぱっと作る予定!ただ、遊園地は貴族の日と平民の日で分けなければ揉めそう。
それになんだかんだ殺到しそうだから制限しようかな。私のスキルを受けた人とその家族だけとかね。
なんか、楽しくなってきた。早く作りたいな!!!とウキウキで考えていると、2人の声が聞こえない。
自分の世界に入りすぎた···慌てて2人を確認してみると、何と2人とも白目を向いて飛んでいた。
色々と刺激が強かったのかな?まぁでもこれで簡単に2人を縛ることができる。
捕まえるのが楽ちん!馬鹿な犯罪者さん、これから馬鹿なことをしないようにギルドマスターに見張りを付けてもらおう。
縛った2人を運ぼうとズルズル引きずると、突然ガサガサと音が大きくなり、目の前に何かがひっついた。
「しんじゅさま!!!!」
うん?エメくん??どうした??
「ごわがったーーーーー」
あ!ふざけすぎて忘れてた。エメが助けに行ってくれてた···ごめんなさい。
その後エメが泣きやむまでシンジュはエメを慰めるのだった。
40
あなたにおすすめの小説
追放された引きこもり聖女は女神様の加護で快適な旅を満喫中
四馬㋟
ファンタジー
幸福をもたらす聖女として民に崇められ、何不自由のない暮らしを送るアネーシャ。19歳になった年、本物の聖女が現れたという理由で神殿を追い出されてしまう。しかし月の女神の姿を見、声を聞くことができるアネーシャは、正真正銘本物の聖女で――孤児院育ちゆえに頼るあてもなく、途方に暮れるアネーシャに、女神は告げる。『大丈夫大丈夫、あたしがついてるから』「……軽っ」かくして、女二人のぶらり旅……もとい巡礼の旅が始まる。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
婚約者を姉に奪われ、婚約破棄されたエリーゼは、王子殿下に国外追放されて捨てられた先は、なんと魔獣がいる森。そこから大逆転するしかない?怒りの
山田 バルス
ファンタジー
王宮の広間は、冷え切った空気に満ちていた。
玉座の前にひとり、少女が|跪い《ひざまず》ていた。
エリーゼ=アルセリア。
目の前に立つのは、王国第一王子、シャルル=レインハルト。
「─エリーゼ=アルセリア。貴様との婚約は、ここに破棄する」
「……なぜ、ですか……?」
声が震える。
彼女の問いに、王子は冷然と答えた。
「貴様が、カリーナ嬢をいじめたからだ」
「そ、そんな……! 私が、姉様を、いじめた……?」
「カリーナ嬢からすべて聞いている。お前は陰湿な手段で彼女を苦しめ、王家の威信をも|貶めた《おとし》さらに、王家に対する謀反を企てているとか」
広間にざわめきが広がる。
──すべて、仕組まれていたのだ。
「私は、姉様にも王家にも……そんなこと……していません……!」
必死に訴えるエリーゼの声は、虚しく広間に消えた。
「黙れ!」
シャルルの一喝が、広間に響き渡る。
「貴様のような下劣な女を、王家に迎え入れるわけにはいかぬ」
広間は、再び深い静寂に沈んだ。
「よって、貴様との婚約は破棄。さらに──」
王子は、無慈悲に言葉を重ねた。
「国外追放を命じる」
その宣告に、エリーゼの膝が崩れた。
「そ、そんな……!」
桃色の髪が広間に広がる。
必死にすがろうとするも、誰も助けようとはしなかった。
「王の不在時に|謀反《むほん》を企てる不届き者など不要。王国のためにもな」
シャルルの隣で、カリーナがくすりと笑った。
まるで、エリーゼの絶望を甘美な蜜のように味わうかのように。
なぜ。
なぜ、こんなことに──。
エリーゼは、震える指で自らの胸を掴む。
彼女はただ、幼い頃から姉に憧れ、姉に尽くし、姉を支えようとしていただけだったのに。
それが裏切りで返され、今、すべてを失おうとしている。
兵士たちが進み出る。
無骨な手で、エリーゼの両手を後ろ手に縛り上げた。
「離して、ください……っ」
必死に抵抗するも、力は弱い。。
誰も助けない。エリーゼは、見た。
カリーナが、微笑みながらシャルルに腕を絡め、勝者の顔でこちらを見下ろしているのを。
──すべては、最初から、こうなるよう仕組まれていたのだ。
重い扉が開かれる。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
もしかして私ってヒロイン?ざまぁなんてごめんです
もきち
ファンタジー
私は男に肩を抱かれ、真横で婚約破棄を言い渡す瞬間に立ち会っている。
この位置って…もしかして私ってヒロインの位置じゃない?え、やだやだ。だってこの場合のヒロインって最終的にはざまぁされるんでしょうぉぉぉぉぉ
知らない間にヒロインになっていたアリアナ・カビラ
しがない男爵の末娘だったアリアナがなぜ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる