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第二章ー同棲ー
お父さん?
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*ミヤ視点*
「ゼンさん、ロンさん、こんにちは。」
「ハル様、いらっしゃいませ。」
今日は仕事が休みだった為、パルヴァン邸に久し振りにハルを誘ってお茶をする事にした。
パルヴァンの人達は、本当にハルの事を大事に思ってくれているようで─
「え!?ハル様が遊びに来るんですか!?あぁ!こうしては居られませんね!おもてなしの準備をしなければ!!」
と、使用人総出で、一週間位前から準備が始まった。
ーいやいや、お茶をするだけで、お茶会じゃないのよ?ー
とは、嬉しそうな顔をしている使用人達には、流石のミヤでも言えなかった。それに、ゼンの機嫌も鰻登りで…
「ふふっ。見ていて楽しいわね─。」
と、結局はミヤも色々と楽しんだのだった
*****
「はぁ─。なんだか、ゼンさんを見ると落ち着きますね。」
と、ハルが、目の前でお茶を用意しているゼンさんを見ながらニッコリとして言う。
ガチャッ
「ハル様──っ。そう言ってもらえると…嬉しいものですね。」
ゼンさんは、珍しくティーカップの音を立て、ハルを見ながら微笑んでいる。
ーコレ、ニヤケそうになるのを我慢してるよねー
「今、ウチの邸で執事をしてくれてるバートさんは、ロンさんと同じ年位の人なんですけど、何となく、お兄さんって感じで…。それで、そう言えば、パルヴァン─グレン様もそうですけど、ゼンさんもお父さんみたいだなぁ─って思って。」
と、ハルが少し顔を赤くしながら言うと
「─くぅ──っ!」
と、ゼンさんがくぐもった声を発した後、口元を手で覆った。
「えっ!?すみません!嫌…ですよね!?こんな私に“お父さんみたい”なんて言われ───」
「嫌ではありません!寧ろ嬉しいです!ハル様、ありがとうございます。」
「うぇ??そ…それなら…良かった?です?」
感極まるゼンさんと、ビックリするハル。
ー本当に見ていて飽きないわねー
と、チラリとハルの後ろに居るロンさんに視線を向けると
『本当に、面白いですよね?』
と言う副声音が聞こえて来るような笑顔をしていた。
お茶の用意が終わると、ゼンさんとロンさんはそのまま下がって行き、部屋には私とハルだけになった。
勿論、目の前には、ハルが好きなお菓子がズラリと並んでいる。
「わぁー、コレ、私の好きな物ばかりですね!?ありがとうございます!」
と笑顔でお礼を言われたゼンさんは、何とも言えないニヤケた顔をしていた。
「あのー、ミヤさん。あれから…悠兄さんと王太子様とは…どんな感じなんですか?」
お互いの近況を話し合った後、ハルが恐る恐ると言った感じで訊いて来た。
「どう──ねぇ…。悠介はもともと器用だったから、ロンさんの手伝いをそつなくこなしてるって感じね。時間がある時に、テラスでお茶をしたりもするけど…全くときめいたりはしないわね。私、本当に好きだったのかしら?って思う位。」
「そ…そうなんですね。でも、それは、悠兄さんの自業自得?な感じですよね。」
と、ハルがふふっ─と笑う。
ーこの笑顔、本当に癒しよねー
「王太子様は、私が修道院に通う4日のうち、2日はお忍びになってないお忍びで、エディオルさんを伴ってやって来てるわ。」
「エディオルさんと?あ、そっか。エディオルさん、王太子様付きの近衛騎士ですもんね。」
「ハルは覚えてるかしら?私、ゲームでは、ランバルト王子が一番の推しだったのよ。だから…もともと、容姿は好みなのよね─。」
「覚えてますよ?ゲームの中ではお気に入りだった─って、言ってましたよね?」
「そう。でも、実際の王子は…色々な意味で…残念王子だったんだけどね。でもね、私、やらかした王太子様しか見ていなかったんだな─って思って。」
登城した時に見る王太子、修道院に来た時に見る王太子は、私もよく知らない王太子だった。
「だからね、王太子様とは、ちゃんと向き合わないとね─と思ったのよ。あ、勿論悠介とも向き合うつもりだけど、悠介に関しては…もう知ってる事が殆どだから、後は悠介の行動を見るだけなんだけどね?」
「そうなんですね。確かに…召喚された時は、日本に還る事が目標だったから、攻略対象者の人達とは必要以上の交流はしてませんでしたよね。私…これは“恋愛ゲーム”じゃなくて、“RPGかな?”って思ってました。」
「確かに!私達、恋愛棄ててレベルアップ目標に頑張ってたからね。」
と、ハルと2人で笑いあった。
「ちょっとおトイレに──」
と言って、ハルが席を外している時に、仕事帰りのエディオルさんがハルを迎えにやって来た。
「わざわざ迎えに来なくとも、我々が送りますよ?」
「─いや、どうせ2人の邸までは、城からの帰り道なので、わざわざ送っていただかなくても大丈夫です。」
と、エディオルさんとゼンさんが微笑みあっている。
ー本当に、ハルの周りは楽しい事ばかりねー
ロンさんと共に、2人から少し離れた所から見ていると
「あれ?ディ?どうしてパルヴァン邸に?」
戻って来たハルが、不思議そうな顔をしながらチョコチョコとやって来た。
「ハルを迎えに来た。」
フワリと微笑むエディオルさん。こんな表情のエディオルさんは、王太子に付いてくる近衛騎士の時には一切見せる事はない。近衛騎士の時は、本当に“氷の騎士”になる。この笑顔は、ハル限定だ。
「迎えに?」
ハルはキョトンとした後、少し顔を赤くして
「ありがとう…ございます。」
と、ふにゃりと笑った。
そんな可愛いハルを見たゼンさんは、少し悔しそうな顔をしながら、ハルとエディオルさんを見送った。
「ゼンさん───お父さん?今夜は少し…飲みましょうか?」
「ミヤ様────っ。少しだけ、お付き合いお願いします。」
と、その日は2人で───ガッツリと飲み明かした。
*ミヤもゼンも、ザル並みです。酔いません。酔ってません*
「ゼンさん、ロンさん、こんにちは。」
「ハル様、いらっしゃいませ。」
今日は仕事が休みだった為、パルヴァン邸に久し振りにハルを誘ってお茶をする事にした。
パルヴァンの人達は、本当にハルの事を大事に思ってくれているようで─
「え!?ハル様が遊びに来るんですか!?あぁ!こうしては居られませんね!おもてなしの準備をしなければ!!」
と、使用人総出で、一週間位前から準備が始まった。
ーいやいや、お茶をするだけで、お茶会じゃないのよ?ー
とは、嬉しそうな顔をしている使用人達には、流石のミヤでも言えなかった。それに、ゼンの機嫌も鰻登りで…
「ふふっ。見ていて楽しいわね─。」
と、結局はミヤも色々と楽しんだのだった
*****
「はぁ─。なんだか、ゼンさんを見ると落ち着きますね。」
と、ハルが、目の前でお茶を用意しているゼンさんを見ながらニッコリとして言う。
ガチャッ
「ハル様──っ。そう言ってもらえると…嬉しいものですね。」
ゼンさんは、珍しくティーカップの音を立て、ハルを見ながら微笑んでいる。
ーコレ、ニヤケそうになるのを我慢してるよねー
「今、ウチの邸で執事をしてくれてるバートさんは、ロンさんと同じ年位の人なんですけど、何となく、お兄さんって感じで…。それで、そう言えば、パルヴァン─グレン様もそうですけど、ゼンさんもお父さんみたいだなぁ─って思って。」
と、ハルが少し顔を赤くしながら言うと
「─くぅ──っ!」
と、ゼンさんがくぐもった声を発した後、口元を手で覆った。
「えっ!?すみません!嫌…ですよね!?こんな私に“お父さんみたい”なんて言われ───」
「嫌ではありません!寧ろ嬉しいです!ハル様、ありがとうございます。」
「うぇ??そ…それなら…良かった?です?」
感極まるゼンさんと、ビックリするハル。
ー本当に見ていて飽きないわねー
と、チラリとハルの後ろに居るロンさんに視線を向けると
『本当に、面白いですよね?』
と言う副声音が聞こえて来るような笑顔をしていた。
お茶の用意が終わると、ゼンさんとロンさんはそのまま下がって行き、部屋には私とハルだけになった。
勿論、目の前には、ハルが好きなお菓子がズラリと並んでいる。
「わぁー、コレ、私の好きな物ばかりですね!?ありがとうございます!」
と笑顔でお礼を言われたゼンさんは、何とも言えないニヤケた顔をしていた。
「あのー、ミヤさん。あれから…悠兄さんと王太子様とは…どんな感じなんですか?」
お互いの近況を話し合った後、ハルが恐る恐ると言った感じで訊いて来た。
「どう──ねぇ…。悠介はもともと器用だったから、ロンさんの手伝いをそつなくこなしてるって感じね。時間がある時に、テラスでお茶をしたりもするけど…全くときめいたりはしないわね。私、本当に好きだったのかしら?って思う位。」
「そ…そうなんですね。でも、それは、悠兄さんの自業自得?な感じですよね。」
と、ハルがふふっ─と笑う。
ーこの笑顔、本当に癒しよねー
「王太子様は、私が修道院に通う4日のうち、2日はお忍びになってないお忍びで、エディオルさんを伴ってやって来てるわ。」
「エディオルさんと?あ、そっか。エディオルさん、王太子様付きの近衛騎士ですもんね。」
「ハルは覚えてるかしら?私、ゲームでは、ランバルト王子が一番の推しだったのよ。だから…もともと、容姿は好みなのよね─。」
「覚えてますよ?ゲームの中ではお気に入りだった─って、言ってましたよね?」
「そう。でも、実際の王子は…色々な意味で…残念王子だったんだけどね。でもね、私、やらかした王太子様しか見ていなかったんだな─って思って。」
登城した時に見る王太子、修道院に来た時に見る王太子は、私もよく知らない王太子だった。
「だからね、王太子様とは、ちゃんと向き合わないとね─と思ったのよ。あ、勿論悠介とも向き合うつもりだけど、悠介に関しては…もう知ってる事が殆どだから、後は悠介の行動を見るだけなんだけどね?」
「そうなんですね。確かに…召喚された時は、日本に還る事が目標だったから、攻略対象者の人達とは必要以上の交流はしてませんでしたよね。私…これは“恋愛ゲーム”じゃなくて、“RPGかな?”って思ってました。」
「確かに!私達、恋愛棄ててレベルアップ目標に頑張ってたからね。」
と、ハルと2人で笑いあった。
「ちょっとおトイレに──」
と言って、ハルが席を外している時に、仕事帰りのエディオルさんがハルを迎えにやって来た。
「わざわざ迎えに来なくとも、我々が送りますよ?」
「─いや、どうせ2人の邸までは、城からの帰り道なので、わざわざ送っていただかなくても大丈夫です。」
と、エディオルさんとゼンさんが微笑みあっている。
ー本当に、ハルの周りは楽しい事ばかりねー
ロンさんと共に、2人から少し離れた所から見ていると
「あれ?ディ?どうしてパルヴァン邸に?」
戻って来たハルが、不思議そうな顔をしながらチョコチョコとやって来た。
「ハルを迎えに来た。」
フワリと微笑むエディオルさん。こんな表情のエディオルさんは、王太子に付いてくる近衛騎士の時には一切見せる事はない。近衛騎士の時は、本当に“氷の騎士”になる。この笑顔は、ハル限定だ。
「迎えに?」
ハルはキョトンとした後、少し顔を赤くして
「ありがとう…ございます。」
と、ふにゃりと笑った。
そんな可愛いハルを見たゼンさんは、少し悔しそうな顔をしながら、ハルとエディオルさんを見送った。
「ゼンさん───お父さん?今夜は少し…飲みましょうか?」
「ミヤ様────っ。少しだけ、お付き合いお願いします。」
と、その日は2人で───ガッツリと飲み明かした。
*ミヤもゼンも、ザル並みです。酔いません。酔ってません*
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