【R18】新米女王と性奴隷騎士〜お見合いしたら相手が女王志望でした。頑張って夫婦になります〜

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#朝の後始末*

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 柔らかい日差しが、カーテンの隙間から差し込んでいた。
 目を覚ましたカリオンは、ぼんやりと天井を見上げ、しばらく何も考えられなかった。
 疲れきっているはずの身体が、じんわりと温かく、満たされていた。

 隣には、静かに寝息を立てるアイリーン。
 寝台の中で、彼女のぬくもりを感じながら、カリオンはふっと微笑む。

(好きだ……)

 自然と、そんな思いが胸に満ちていく。
 そっと顔を近づけて、彼女の唇にキスを落とす。

「……ん、おはよう」

 ゆっくりと瞼を開いたアイリーンが、眠たげに微笑んだ。
 カリオンも思わず頬を緩める。

「……おはよう、女王様」

 ふたりの視線が交わり、少しだけ照れくさくなって、どちらともなく小さく笑った。

「お尻……平気? お腹は痛くない?」

 真剣な眼差しで問われて、カリオンは少しだけ頬を赤らめた。

「うん……ちょっと張ってるけど、大丈夫。……まだ、中に……女王様の、いっぱい残ってる」

 自慢げにアイリーンは微笑んだ。彼女の手が、カリオンの腹部を撫でる。

「ここに……まだ私を感じるの?」
「うん……君に孕まされたみたいだよ」

 囁くように言うと、アイリーンの唇が衝動的にカリオンのものをふさいだ。

「あんあん泣きながら私に犯されて、いっぱい孕んじゃった奴隷さん……可愛かったわ」

 ぞくぞくした。

「また……孕ませて。君のせいで俺はとんでもない変態になっちゃったから」

 でもそれが嫌じゃない。アイリーンになら、どこまでも壊されたい。

「じゃあ、またいっぱい孕ませてあげる。でも……シャワー浴びてきて。お腹冷やすわ」
「……うん」

 名残惜しそうにアイリーンの腕から離れ、浴室に向かう。
 水栓をひねると、ぬるま湯が背中に落ちてくる。
 湯を浴びながら、指で後ろをそっと押すと――。

「っ……」

 ぬるり、と白濁したものが流れ出した。
 昨夜、あんなに奥まで満たされた記憶が、鮮明に蘇る。
 アイリーンの声、温度、重なった身体。

(人生で一番気持ちよかったし、一番イった……)

 濃度も回数も、これまで経験したものは比べ物にならなかった。たぶんもう、普通のセックスじゃイケないんじゃないかとさえ思う。
 しかも調教はまだ始まったばかりだ。
 これからますますアイリーンに開発されていくことを考えると、胸が高鳴る。

(女王様なのに……可愛い奥さんでもあって――本当、最高……)

 プレイだけじゃなく、二人で買い物に行くのも楽しみだった。そのためにも早くシャワーを浴び終えて支度をしなければ。
 だが身体をしゃがませ、何度も肛門に力を入れているのに、奥に溜まったものがなかなか出しきれない。

「っ……また……とろって……」

 内腿をつたう感触に、羞恥と名残惜しさが混ざって喉が詰まる。身体は正直すぎる。

「……カリオン」

 浴室の扉が外からノックされた。

「アイリーン?」

 シャワーを止めて扉を開けると、そこには昨夜、さんざんカリオンを犯した女王様の姿。
 その手には小さな透明容器。中には、粘性のある淡青色のスライムが揺れていた。

「……お尻用のスライム。清掃と殺菌、粘膜ケアもしてくれるの。……自分で入れる?  それとも入れられたい?」

 にこりと笑って差し出される問いに、カリオンの顔が一気に赤くなる。

「い、入れられたい……」

 ラフなシャツ姿のアイリーンが浴室に入ってきた。彼女は服を着ているのに自分は全裸――そのギャップに、興奮してしまう。

「壁に手をついて。お尻、広げて」

 言われるままに、カリオンは壁に手をつき、腰を突き出すと、彼女に見えるように自分で尻を割り開いた。
 恥ずかしくて死にそうだが、もうここは自分のものではなく、女王様のための穴だ。
 湯気の中、濡れたお尻の間にアイリーンの指が添えられた。

「……力、抜いて」

 そっとスライムが注がれる。
 ひやりとした感触のあと、にゅるり、と生き物のようなうごめきが始まる。

「んっ……あ、あぁ……っ」

 粘膜を這い、奥へと進んでいくスライムの感触に、カリオンの声が漏れる。
 気持ちよさに似た違和感。けれど、どこか安心する熱さ。

「綺麗にしてもらって。……いっぱい、私が中に出したの残ってるものね」

 ささやきながら、するりとアイリーンの手がカリオンの太腿を撫でる。
 その手がじわじわと上がって、反応するように前が硬くなった。

「お掃除されてるだけなのに……こんなに感じちゃってるの?」

 アイリーンの指先が硬くなった先端をなぞる。彼女の手に自分の手を重ねて、カリオンは虚勢を張った。

「女王様にいっぱい調教されたせいだよ」
「じゃあ、私が……責任を取るべき?」

 振り向かされ、浴室の壁に背中を押し付けられながらキスされた。彼女の背中に手を回しながら、夢中でカリオンはキスに応じた。
 アイリーンの手が腹部にかざされ、少し熱を感じた――そのとき。

「っ……ひっ、や、やば……っ、動いて……っ」

 アイリーンの魔力に反応したスライムが、活発に動き出した。
 奥の方、前立腺を押し上げるような刺激に思わず膝が崩れそうになる。

「ふっ……あ、んぁ……っ! ああ、やっ、そこは……っ」
「ふふ、スライムに犯されてイっちゃいそうなの、奴隷さん?」

 楽しそうで恍惚としたアイリーンにぞくぞくする。自分はこの人の性奴隷なんだと思い知る。

「ほら、自分でしごいて。スライムに犯されながらイっちゃうところ、見せて?」

 耳元で囁かれたアイリーンの声に、カリオンは自身を握った。
 アイリーンに言われたことは全部叶えたい。従いたい。そして淫らに喘ぐ自分を見ていてほしい。
 奥を蠢くスライムが、前立腺をぐりぐりと押し上げるたび、腰が震える。その快感に合わせて、夢中で前をしごいた。

 ぬるぬると熱を帯びた奥、ぴくぴくと震える先端、恍惚としたアイリーンの目。
 全てが重なった瞬間、カリオンの視界が白くなる。

「っ……イ、くっ……あっ……女王様……っ!」

 いくらも持たずに先端が滴った。
 アイリーンの前で果てた奴隷を、彼女は「よくできました」と嬉しそうに抱きしめた。

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