28 / 42
28_俺を好きだと言ってくれた人間について③(レヴィウス視点)
しおりを挟む
「シルフィアちゃんの方からレヴィウスくんに話しかけてきたことって、今までどれくらいあったの?」
ミロワールはそう言った。
俺は少々無言になって、その言葉について考える。
「何だその質問は。どういう意味だ?」
「僕がシルフィアちゃんと過ごした時間の中で、シルフィアちゃんが自主的に僕に話しかけてきたことは一度もない。そして、レヴィウスくんに対しても一度も自分からは話しかけていなかったように見える。今までアドラー家の城で過ごしているときはどうだったのかなと思ってね」
ミロワールの質問に、俺は頭の中で思い返した。
「無論、ある。シルフィアの方が積極的だったんだ」
「そうなんだ。いつ?」
「最初に会ったときだ。俺を好きになったと言って、城で働きたいと言って……」
「城で働き始めてからは?」
「そこからは……配下の者にシルフィアの教育を任せたこともあって、話す機会は減った。俺の方からシルフィアを呼んだことが殆どだったな」
「ふーん。やっぱり、アドラー家でもそうだったんだ」
「何が言いたい……?」
「シルフィアちゃんは表向き愛想良くしてるだけで、魔族のことが苦手なんじゃない?」
ミロワールは何でも無さそうにそう答えた。
俺はティーカップを持ちながら会話していたが、カップの中の紅茶が揺れるところがやけにゆっくりと目に映った。
俺はミロワールの言葉を鼻で笑い、紅茶を一口飲んだ。
「妙なことを言う。城に入ってから話す機会は多くは無かったが、それは俺がそう指示したからだ。基本的にシルフィアの教育は使用人に任せるのと、用事が無ければ俺には話し掛けないように、というのを最初の頃に伝えていた。内心俺と関わりたいと思っていても、シルフィアは遠慮したのだろう。俺を慕うからこそ距離を取るようになったんだ」
「そうなのかな……」
「魔族会議のホストが終わって緊張感がなくなって、取り留めの無いことを考えるようになったんじゃないか? もう一度やってみた方がお前の為じゃないのか、ミロワール」
「嫌だよ。ホストは当番制だし、僕は伸び伸び趣味に邁進する方が合ってるんだ。……で、レヴィウスくん。家にある昔の日記を読み返してるとき、こんなこともあったなって記録があったんだよね」
「なんだ?」
「僕の領地で見つけた珍しいネズミの話なんだ。ネズミは大体無表情だけど、特定地域を住処にしているネズミは笑ったり怯えたりする表情がわかりやすい品種だった。で、二匹をペットにすることにして部屋に持ち帰ったんだけど……」
ミロワールは過去のことを話し始めた。
同じ品種のネズミといえど、性格は個体によって異なる。ミロワールが持ち帰ったのは大小のネズミで、そのうち大きい方が小さい方を虐めはじめた。
小さい方は臆病者のようで、ミロワールが遊ぼうとおもちゃを差し出してきても怖がって哀れな声をあげた。
大きい方は傍若無人な性格だったのか、小さいネズミが怯えて鳴いていると、走ってきて小さい方に噛みついた。鳴き声をうるさいと感じるタイプだったらしい。
「でも程なくして大きい方は小さい方を虐めなくなった。ネズミなりに仲を深めたのかなって思ってたんだよね。だが、観察してみるとそうではなかった。小さい方は、大きい方の前で悲しい顔をしたり声をあげるのをやめた。だから大きい方は刺激されなくなって、小さい方を襲わなくなった。そのうちネズミたちを隔離して、それぞれ一匹ずつのケージで世話するようにしたんだけど、小さいネズミとおもちゃで遊んであげようとするとまた怯えた声を出した。大きいネズミがいないところでは以前と変わらないリアクションをしていたんだ」
「……」
この記録からわかることは、小さいネズミは自らの身を守るために嘘をつくこともあるということだね。大きいネズミの前では表情を取り繕っていたんだ」
「まあ、動物であってもそういう動きをすることはおかしくないんじゃないか」
「うん。で、シルフィアちゃんも同じことをやったんじゃないかなと思ったんだ」
ミロワールは紅茶を飲みながらそう言った。
「生贄にされた時点で、シルフィアちゃんは魔族に頼るしかなかった。彼女は生存のために態度を取り繕い続けた。だから、人間界へ帰る話が出てきたときに何も抵抗しなかった。そういうことなんじゃない?」
「……」
「どう、レヴィウスくん?」
ミロワールの質問について黙考した上で、俺は答えを返す。
「無い」
「……無い?」
「そうだ。ミロワール、俺だって最初はシルフィアのことを疑っていたんだ。人間が魔族に牙を剥くこともあるかもしれないと考えていた。だから悪意があるか確認する魔術を掛けた。シルフィアが嘘をついていたら、直ちに息の根を止めるようにと念じて」
「へえ……それで、シルフィアちゃんは生き残ったってこと?」
「そうだ。だからシルフィアの言葉は本物だ。何故お前がここまで問い詰めてくるのかは知らないが、残念だったな」
俺がそう告げると、ミロワールは肩を竦めて言った。
「シルフィアちゃんが言ってたんだよね。もしレヴィウスくんの調子が悪いようだったら助けて欲しいって」
「そうだったのか。シルフィアがそんなことを……」
「で、レヴィウスくんが落ち込んでたり、今も沢山働いて大変な目に遭っているのは、シルフィアちゃんを城に迎えたいが故でしょ? もしシルフィアちゃんが嘘をついていたなら、レヴィウスくんの悩みそのものが消えるよねって思ったんだよ」
「……」
「ま、僕の思い違いならそれでいいんだ。美しい君たちの愛に乾杯するとしようか」
「……お前と乾杯しても仕方がない」
「まあそう言わずに。今までは他の紅茶でも大丈夫だったけど、レヴィウスくんの淹れる紅茶は特においしく感じるんだよね」
「それは間違いなくシルフィアのおかげだ。人間の料理を教えてくれた。いなくなった後もレシピを残してくれたから、うちの家はみんな紅茶を淹れるのがうまくなった」
「そりゃあいいな。そう言われると、シルフィアちゃん本人が淹れたものはもっと美味しかったんだろうね。うーん、気になるな……」
ぶつぶつ言うミロワールを尻目に、俺は窓から空を見上げた。
シルフィアに会いたい。
ミロワールと話していて、改めて強くそう感じた。
ミロワールは妙なことばかり言うやつだ。俺はそれを承知しているが、使用人たちは当主であるミロワールを無下に出来なくて、放言をいちいち真に受けていたかもしれない。
今日、この城にいるのが俺だけで良かった。――そう思った。
ミロワールはそう言った。
俺は少々無言になって、その言葉について考える。
「何だその質問は。どういう意味だ?」
「僕がシルフィアちゃんと過ごした時間の中で、シルフィアちゃんが自主的に僕に話しかけてきたことは一度もない。そして、レヴィウスくんに対しても一度も自分からは話しかけていなかったように見える。今までアドラー家の城で過ごしているときはどうだったのかなと思ってね」
ミロワールの質問に、俺は頭の中で思い返した。
「無論、ある。シルフィアの方が積極的だったんだ」
「そうなんだ。いつ?」
「最初に会ったときだ。俺を好きになったと言って、城で働きたいと言って……」
「城で働き始めてからは?」
「そこからは……配下の者にシルフィアの教育を任せたこともあって、話す機会は減った。俺の方からシルフィアを呼んだことが殆どだったな」
「ふーん。やっぱり、アドラー家でもそうだったんだ」
「何が言いたい……?」
「シルフィアちゃんは表向き愛想良くしてるだけで、魔族のことが苦手なんじゃない?」
ミロワールは何でも無さそうにそう答えた。
俺はティーカップを持ちながら会話していたが、カップの中の紅茶が揺れるところがやけにゆっくりと目に映った。
俺はミロワールの言葉を鼻で笑い、紅茶を一口飲んだ。
「妙なことを言う。城に入ってから話す機会は多くは無かったが、それは俺がそう指示したからだ。基本的にシルフィアの教育は使用人に任せるのと、用事が無ければ俺には話し掛けないように、というのを最初の頃に伝えていた。内心俺と関わりたいと思っていても、シルフィアは遠慮したのだろう。俺を慕うからこそ距離を取るようになったんだ」
「そうなのかな……」
「魔族会議のホストが終わって緊張感がなくなって、取り留めの無いことを考えるようになったんじゃないか? もう一度やってみた方がお前の為じゃないのか、ミロワール」
「嫌だよ。ホストは当番制だし、僕は伸び伸び趣味に邁進する方が合ってるんだ。……で、レヴィウスくん。家にある昔の日記を読み返してるとき、こんなこともあったなって記録があったんだよね」
「なんだ?」
「僕の領地で見つけた珍しいネズミの話なんだ。ネズミは大体無表情だけど、特定地域を住処にしているネズミは笑ったり怯えたりする表情がわかりやすい品種だった。で、二匹をペットにすることにして部屋に持ち帰ったんだけど……」
ミロワールは過去のことを話し始めた。
同じ品種のネズミといえど、性格は個体によって異なる。ミロワールが持ち帰ったのは大小のネズミで、そのうち大きい方が小さい方を虐めはじめた。
小さい方は臆病者のようで、ミロワールが遊ぼうとおもちゃを差し出してきても怖がって哀れな声をあげた。
大きい方は傍若無人な性格だったのか、小さいネズミが怯えて鳴いていると、走ってきて小さい方に噛みついた。鳴き声をうるさいと感じるタイプだったらしい。
「でも程なくして大きい方は小さい方を虐めなくなった。ネズミなりに仲を深めたのかなって思ってたんだよね。だが、観察してみるとそうではなかった。小さい方は、大きい方の前で悲しい顔をしたり声をあげるのをやめた。だから大きい方は刺激されなくなって、小さい方を襲わなくなった。そのうちネズミたちを隔離して、それぞれ一匹ずつのケージで世話するようにしたんだけど、小さいネズミとおもちゃで遊んであげようとするとまた怯えた声を出した。大きいネズミがいないところでは以前と変わらないリアクションをしていたんだ」
「……」
この記録からわかることは、小さいネズミは自らの身を守るために嘘をつくこともあるということだね。大きいネズミの前では表情を取り繕っていたんだ」
「まあ、動物であってもそういう動きをすることはおかしくないんじゃないか」
「うん。で、シルフィアちゃんも同じことをやったんじゃないかなと思ったんだ」
ミロワールは紅茶を飲みながらそう言った。
「生贄にされた時点で、シルフィアちゃんは魔族に頼るしかなかった。彼女は生存のために態度を取り繕い続けた。だから、人間界へ帰る話が出てきたときに何も抵抗しなかった。そういうことなんじゃない?」
「……」
「どう、レヴィウスくん?」
ミロワールの質問について黙考した上で、俺は答えを返す。
「無い」
「……無い?」
「そうだ。ミロワール、俺だって最初はシルフィアのことを疑っていたんだ。人間が魔族に牙を剥くこともあるかもしれないと考えていた。だから悪意があるか確認する魔術を掛けた。シルフィアが嘘をついていたら、直ちに息の根を止めるようにと念じて」
「へえ……それで、シルフィアちゃんは生き残ったってこと?」
「そうだ。だからシルフィアの言葉は本物だ。何故お前がここまで問い詰めてくるのかは知らないが、残念だったな」
俺がそう告げると、ミロワールは肩を竦めて言った。
「シルフィアちゃんが言ってたんだよね。もしレヴィウスくんの調子が悪いようだったら助けて欲しいって」
「そうだったのか。シルフィアがそんなことを……」
「で、レヴィウスくんが落ち込んでたり、今も沢山働いて大変な目に遭っているのは、シルフィアちゃんを城に迎えたいが故でしょ? もしシルフィアちゃんが嘘をついていたなら、レヴィウスくんの悩みそのものが消えるよねって思ったんだよ」
「……」
「ま、僕の思い違いならそれでいいんだ。美しい君たちの愛に乾杯するとしようか」
「……お前と乾杯しても仕方がない」
「まあそう言わずに。今までは他の紅茶でも大丈夫だったけど、レヴィウスくんの淹れる紅茶は特においしく感じるんだよね」
「それは間違いなくシルフィアのおかげだ。人間の料理を教えてくれた。いなくなった後もレシピを残してくれたから、うちの家はみんな紅茶を淹れるのがうまくなった」
「そりゃあいいな。そう言われると、シルフィアちゃん本人が淹れたものはもっと美味しかったんだろうね。うーん、気になるな……」
ぶつぶつ言うミロワールを尻目に、俺は窓から空を見上げた。
シルフィアに会いたい。
ミロワールと話していて、改めて強くそう感じた。
ミロワールは妙なことばかり言うやつだ。俺はそれを承知しているが、使用人たちは当主であるミロワールを無下に出来なくて、放言をいちいち真に受けていたかもしれない。
今日、この城にいるのが俺だけで良かった。――そう思った。
10
あなたにおすすめの小説
王宮医務室にお休みはありません。~休日出勤に疲れていたら、結婚前提のお付き合いを希望していたらしい騎士さまとデートをすることになりました。~
石河 翠
恋愛
王宮の医務室に勤める主人公。彼女は、連続する遅番と休日出勤に疲れはてていた。そんなある日、彼女はひそかに片思いをしていた騎士ウィリアムから夕食に誘われる。
食事に向かう途中、彼女は憧れていたお菓子「マリトッツォ」をウィリアムと美味しく食べるのだった。
そして休日出勤の当日。なぜか、彼女は怒り心頭の男になぐりこまれる。なんと、彼女に仕事を押しつけている先輩は、父親には自分が仕事を押しつけられていると話していたらしい。
しかし、そんな先輩にも実は誰にも相談できない事情があったのだ。ピンチに陥る彼女を救ったのは、やはりウィリアム。ふたりの距離は急速に近づいて……。
何事にも真面目で一生懸命な主人公と、誠実な騎士との恋物語。
扉絵は管澤捻さまに描いていただきました。
小説家になろう及びエブリスタにも投稿しております。
皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
百門一新
恋愛
セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。
「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」
ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!?
ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……?
サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います!
※他サイト様にも掲載
余命僅かな大富豪を看取って、円満に未亡人になるはずでした
ぜんだ 夕里
恋愛
傾きかけた家を救うため、私が結んだのはあまりにも不謹慎な契約――余命いくばくもない大富豪の辺境伯様と結婚し、彼の最期を穏やかに看取ることで莫大な遺産を相続する、というものだった。
しかし、人の死を利用して富を得るなど不正義!
そう考えた私が立てたのは、前代未聞の計画。
「そうだ、遺産が残らないくらい贅沢の限りを尽くしてもらえば、すべて丸く収まるじゃない!」
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
【完結】旦那様!単身赴任だけは勘弁して下さい!
たまこ
恋愛
エミリーの大好きな夫、アランは王宮騎士団の副団長。ある日、栄転の為に辺境へ異動することになり、エミリーはてっきり夫婦で引っ越すものだと思い込み、いそいそと荷造りを始める。
だが、アランの部下に「副団長は単身赴任すると言っていた」と聞き、エミリーは呆然としてしまう。アランが大好きで離れたくないエミリーが取った行動とは。
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件
水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」
結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。
出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。
愛を期待されないのなら、失望させることもない。
契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。
ただ「役に立ちたい」という一心だった。
――その瞬間。
冷酷騎士の情緒が崩壊した。
「君は、自分の価値を分かっていない」
開始一分で愛さない宣言は撤回。
無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。
以後、
寝室は強制統合
常時抱っこ移動
一秒ごとに更新される溺愛
妻を傷つける者には容赦なし宣言
甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。
さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――?
自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。
溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
【完結】人生2回目の少女は、年上騎士団長から逃げられない
櫻野くるみ
恋愛
伯爵家の長女、エミリアは前世の記憶を持つ転生者だった。
手のかからない赤ちゃんとして可愛がられたが、前世の記憶を活かし類稀なる才能を見せ、まわりを驚かせていた。
大人びた子供だと思われていた5歳の時、18歳の騎士ダニエルと出会う。
成り行きで、父の死を悔やんでいる彼を慰めてみたら、うっかり気に入られてしまったようで?
歳の差13歳、未来の騎士団長候補は執着と溺愛が凄かった!
出世するたびにアプローチを繰り返す一途なダニエルと、年齢差を理由に断り続けながらも離れられないエミリア。
騎士団副団長になり、団長までもう少しのところで訪れる愛の試練。乗り越えたダニエルは、いよいよエミリアと結ばれる?
5歳で出会ってからエミリアが年頃になり、逃げられないまま騎士団長のお嫁さんになるお話。
ハッピーエンドです。
完結しています。
小説家になろう様にも投稿していて、そちらでは少し修正しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる