創造眼〜異世界転移で神の目を授かり無双する。勇者は神眼、魔王は魔眼だと?強くなる為に努力は必須のようだ〜

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第二章 旅立ち編

第65話 風呂作りと地下室

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【テレポート】で王城に着いた。

「ユヅキ、お待たせ!」

(うふふ。お楽しみだったみたいね。ステラどうだった?)
 ニヤッと笑うユヅキは念話でステラに質問する。

(あ、あの、ユヅキ様。お気遣いありがとうございました。そ、その………す、凄かったです………)

 真っ赤な顔のステラが答える。

(うふふ。ステラが幸せそうで良かった。今夜は私の番ね♪)

(はい。もちろんです)


 俺達はオスカー、アメリアに挨拶をして、拠点に一度戻る。

 出発の前にルーシー達に念話を送る。

(ルーシー、ミケネ、カレン、フーカ、サーシャ、聞こえるか?)

(あさひ!聞こえるわ)

((あさひ様、聞こえます))

 全員が返事をする。

(俺達はこれから一旦アルバ大森林の拠点に戻る。色々あって一ヶ月程予定している。その後、イーグリア王都の【地下迷宮】に挑戦する予定だ。詳しい話はアメリアから聞いてほしい。話を聞いた上で判断して欲しい。選択は皆の自由だ。ここまで連れてきてくれてありがとう)

(ち、【地下迷宮】ですか?)
 カレンが驚いている。

(わかったわ。あさひ。で、でもなんか雰囲気が急に変わった?)
 ルーシーが俺の変化に気付く。

(了解。。。)
 フーカが短い返事をする。

(あさひ様~。わかりました~)
 サーシャの気の抜けた返事。

(あさひ様、お帰りお待ちしています。【地下迷宮】楽しみにしています。是非お供させてください!このミケネ、どこまでもお供します)

 ミケネはすっかりその気になっているようだ。

(じゃあ、また会おう!時々【テレポート】で城に来るかもしれないが、その時はよろしく!)

 これでルーシー達ともしばしのお別れ。

 こうして、俺達は拠点に戻った。


 そして俺は早速作業に取り掛かる。
 風呂だ!大きな風呂を作る!

「ステラ、新しい風呂を作りたいんだけど、今ある風呂の外側に作ってもいいかな?」

「はい、今後私の許可はいりません。あさひ様のご自由にお使い下さい。それと後で地下に一緒に来てください」

「わかった!ありがとう」

「あさひ、張り切ってるね!そんなに私とステラと一緒にお風呂入りたいのかな?」

 ニヤっと笑うユヅキ。

「その通り!入りたい!俺は燃えている!明日中には完成させるぞー!俺の魔法はこの時の為に覚えたといっても過言ではない。待ってろ!大きい風呂ー!」

 俺は駆け足で風呂に向かった。

「行っちゃったわね………」

「はい。あさひ様張り切ってますね。クスクスっ」


 俺は午前中、新しい風呂作りに没頭した。
 ステラは【魔眼】に慣れる為、魔力を少しずつ【魔眼】に流しながら、掃除やこれから一ヶ月またここで暮らす為の準備をしていた。
 ユヅキは庭で自分の体の感触を試していたようだ。以前自分ができたこと。アサヒの体で覚えた事を自らの肉体で使うことができるかどうか試したいたみたいだ。

 昼食はステラとユヅキ二人で作ってくれた。

「ユヅキ!これはハンバーグじゃないか!」

「うふふ。そうよ。オーク肉でステラと一緒に作ったの!食べてみて!」


「いただきます!」


 う、旨い!これはとんでもなく美味いぞ!それにこのソース!食べた事ない味だ。ユヅキ、凄いな。

「旨い!めちゃくちゃ旨いよ!」

「お、美味しいです」
 ステラが驚いている。

「でしょ~。ソースはユヅキちゃん特製よ。これから美味しいものどんどん作るからね!明日、王都に戻って大量の食材買ってくる。ステラ、付き合ってね」

「はい。ユヅキ様。私もお供させてください」

「それはいいんだけど、ユヅキお金持ってるのか?あとちゃんと変装しないとやばくないか?」
 俺はふと疑問に思った。

「ふふふ。アメリアに当面の生活費借りたわ。必要な物教えてね!さっき試してたんだけど、実は私もストレージ使えた。しかもあさひと同じ空間に収納できるみたい。変装はもちろんバッチリするから安心して♪」

 おお、それは凄いな!ユヅキも俺のストレージをずっと使ってたから、同じ空間を使えたのかもしれない。これで離れていても、物をやり取りできる。

 こ、これは輸送コスト無しで、商売が出来ちゃうではないか!

「お金はアメリアに借りたから、必ず返すわ!いつまでも頼ってばかりじゃダメだしね」

「昔、私が貯めておいたお金はまだあります。ユヅキ様お使いください」

「ステラー。ありがとう!ステラ大好きー♪あさひは頼りにならないから一緒に頑張りましょう」

 ユヅキはステラを抱き締める。美女二人の抱擁。た、堪らん。ステラが照れて顔が赤くなっている。

「ユ、ユヅキ様。は、はい。以前アレク様も金なんかなくてもなんとかなると言って、全く稼ぐ事はせず、ほぼ私が工面していましたから慣れています」

「そうなの?あさひ!ダメよ。男は稼ぎも大事よ」
 ユヅキがギロっとこちらを睨む。

 な、なに!?確かにそんな記憶がある……俺は昔から金を稼がないニート、いや、紐だったのか。まずい。いや、俺は生まれ変わったんだ。これからは稼ぐ男になるぞ。

「わかった。ユヅキ、ステラ。俺は生まれ変わった。これからは稼げる男になるから楽しみにしていてくれ。二人にひもじい思いはさせない。たぶん……」

「たぶんって………」

「くすくすくすっ」


 昼食後


「あさひ様、地下へ行きましょう。ご主人様が使っていた部屋です。これからはあさひ様がご自由にお使いください」

「ステラ、私も行っていい?」

「もちろんです」

 俺達は地下室に向かった。
 アレクの記憶で地下室に何があるのかは大体わかる。でもアレクは完全記憶師匠がいなかったので、記憶が曖昧なところがある。特に興味のない事とかは覚えていない。逆に興味のある事や大事な事は鮮明に覚えている。

「地下広いわね!」

 地下にはアレク専用の書物や貴重な武具などが置いてある。それと付与魔法や物作りを行う為のテーブル等が置いてある。

 ステラはそのままの状態で残していたようだ。

 俺は基本的に体術が得意だから、防具を使わせてもらう事にした。

「ステラ、これとこの防具サイズを俺に合わせてもらう事できる?」

「はい。お任せください。きっとそれを選ぶと思いました」

 ユヅキは当時装備していた剣や鎧をアメリアから貰っていた。オリハルコンを使った国宝級の武具で、それを装備しているとかなり目立つのでストレージにしまってある。

「あっ、ユヅキ!アメリアから貰った武具は目立ちすぎるからここにある物を選んで使ってくれ。この剣なんかはどおだ?ユヅキに良いと思う!」

 それはミスリル製の大剣だ。魔力が流しやすい大剣でユヅキにピッタリだと思う。これも買えば相当な金額になる。でもオリハルコンよりは目立たないだろう。

 ユヅキが剣を取り、魔力を流し込む。

「うん。いいわね!凄く使いやすい。魔力も流しやすいわっ。重さもしっくりくる。あさひ、ステラありがとう。使わせてもらうわ」

 俺は恵まれている。本来だったらこれほどの武器を手に入れるには相当な苦労をする。今の環境に感謝しないといけない。

「あっ!そうだ!明日大きいベッド買ってきて!俺は今日からここで寝るよ!」

 むふふ。ここなら音が漏れる心配が無い。ユヅキとステラとゆっくり楽しむ事ができる。

 ユヅキとステラが顔を合わせて赤い顔をする。俺の狙いに気づいたようだ。

「もう、あさひはエッチね………」

「あさひ様、い、いやらしい顔になってますよ………」

 おっと、いかんいかん。

「わかったわ。大きなベッドね。私とステラにとっても大事なベッドになるからじっくり選んでくるわ。ダーリン♡」

 ユヅキが俺にウインクする。
 うおーー!かわいい。ユヅキ、このまま押し倒したい。が、我慢だ。夜まで我慢だ。


 この後三人で地下室のクリーンを行った。時々ステラが掃除をしていたのだろう。20年以上使っていない部屋とは思えない綺麗さであった。

 あっ、このリング!魔力回復リング。これはアレクが子供の頃から装備していた物。腕に装備する銀色のリング。大人になり魔力が膨大に増えてからは着けていなかったが、両親から貰った物だ。

 俺には【魔力自然回復】あるし、これはステラにあげよう。ステラの魔力は俺とユヅキに比べれば少ない。きっと役に立つ。これから【魔眼】に慣れてきたら、常に【魔眼】に魔力を流し続けるには絶対必要になる。

「ステラ、このリングはステラが着けて欲しい」

 俺はステラに魔力回復リングを手渡す。

 ステラはそれを受け取り、胸元に大事そうに抱える。

「これはご主人様が子供の頃から装備していた物。これを私に………いいのですか?」

「ああ、これから【魔眼】を使いこなす為には絶対必要になる。ステラに持っていて欲しいんだ」

「ありがとうございます。宝物にします。大切に使います」

 ステラが目を瞑り、ギュッとリングを胸に抱える。
 きっとアレクの事を思い出しているのだろう。

この後俺は風呂作りにまた戻った。
ユヅキ、ステラもそれぞれ自分達の事をして過ごしたようだ。



そして、夕食を三人で済ませ待ちに待った夜が来た。

ついにユヅキと…………
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