創造眼〜異世界転移で神の目を授かり無双する。勇者は神眼、魔王は魔眼だと?強くなる為に努力は必須のようだ〜

文字の大きさ
112 / 137
第三章 地下迷宮挑戦編

第98話 戦争の気配

しおりを挟む
 パンパン!ユヅキが手を叩き、皆の注目を集める。

「みなさーん、聞いてください!たった今、皆さんの強い思いがあさひに伝わり、具現化し、【パーティ化】スキルが大幅な進化を遂げました!ぱちぱちぱち。なんと!あさひクランマスターがクラン【ライジングサン】を設立しました」

「具現化?」
「クラン………ライジングサン……?」
「パーティ化が進化?」
「あさひ様が私達の為に?」

 皆が疑問を口にする。

 ユヅキがクランのことを皆に説明する。

 役職のこと、恩恵のこと、手に入れたスキルのこと。

 スローガン「考えるな。感じろ………」が発表された時はワッと盛り上がっていた。

 皆がキラキラした目で俺とユヅキを見ている!

 この目は!希望に満ち溢れた目!今は小さな会社だけど、私達の力で株式上場を果たしますと言わんばかりの目。

 会社じゃなかった………クランだった………

 アメリアとカレンはニヤッと悪い顔をして、何やら企んでいるようだ。あれは間違いなく二人で念話をしている。今の俺には分かるんだ。アイちゃんが優秀過ぎるんだ。やはり、あの二人の頭の回転は桁違いだ。

「これはとんでもなく面白いことになったわね。さすがあさひマスター!私はサブマスターのアメリアよ!みんなも状況は理解したわね!」

「「「はい!」」」

 アメリアが皆に確認をする。

「サブマスターのソフィアちゃんでーす。みんなよろしくね!ここでは聖女とは呼ばないでね」

「「「はい、ソフィア様」」」
 皆が返事をする。

「私はあさひマスター、ゆづき秘書、ステラ秘書、ソフィアサブマスターと相談しなくては行けない事があるから二階に移動するわ。皆はルイス、ルーシーとカレンを中心にしてここで今後について話し合ってください!」

 な、なんだ?アメリアが早速仕切りだしたぞ。

「「「はい!アメリア様!」」」

 皆の返事、全員が頷いている。


 俺、ユヅキ、ステラ、アメリア、ソフィアは2階に移動した。

 どうやら、アメリアは俺達に何か話をしたい事があるようだ。

 おそらく今日はその為に来ている。それはユヅキもステラも感じているようだ。

 アメリアが俺達を見ながら話を始めた。

(念話で話すわね。先ずは予想外のことが起きてビックリしたわ。クラン『ライジングサン』凄いことになったわね。本当いつも驚いてばかりよ。でも、ちょっとその話は置いておいて。今日はお願いがあってきたの)

(ああ、話してほしい。俺達にできることならなんでもやる)
 ユヅキ、ステラも頷く。

(ソフィアをしばらくここで匿って欲しい)

(ソフィアを?それは全然かまわないがなぜ?)

(ホーリン神聖国がソフィアの引渡しを要求している。神聖国としては思い通りにならない聖女は不要なの。ソフィアを殺して、おそらく新たな聖女をでっち上げるつもりよ)

(なんだそれ?無茶苦茶だな)

(この国の建国の時にソフィアはこの国に残ってくれた。その時から神聖国からの圧力はあったわ。でも当時英雄として扱われた私達はそれを突っぱねてきた。オスカーの存在が大きかったわ。当時のあの人に意見できる人物は数少なかった)

(まあ、そうよね)

(その後も再三に渡りソフィアを要求してきたけど、私達は拒み続けた。ソフィアはこの国を離れるわけにはいかなかったの。結果としてイーグリア王国は世界にただ一人の聖女を独占し続けた。それを他国は面白く思ってないわ)

 そうか、ルナとアレクを守る為にここに居続けてくれたのか。

 俺達の為に………

(ホーリン神聖国はバーディランド帝国と手を結んだという情報が入ってきた。バーディランド帝国は北西の領土をほぼ制圧した。次はこの国を狙っている。軍を編成してイーグリア王国に攻め込む準備をしているという情報もある。私の予想では恐らく半年後にはイーグリア王国は攻め込まれる。その前にソフィアも殺そうとするのは間違いないわ)


 なるほど。そうか。でもオスカーがいればいくら帝国とはいえ安易には攻めてこないだろう。

 ん?こんな大事な話になんでオスカーは来ないんだ?あいつはこういう話は絶対に来る奴だ。違和感を感じる。

(オスカーがいれば、他国は簡単には攻められないだろう。オスカーはなぜここにいないんだ?)

 俺がオスカーの事を聞くと、アメリアとソフィアは目を背ける。

 何かある。あまり使いたくないが、俺は覚えたての【千里眼】を使った。メンバーがいる場所なら見れる気がしたからだ。

 ま、まあ、簡単に言うと覗きし放題。いや、普段はしないよ。メンバーのプライバシーがあるからね。

 『千里眼』

 王城にいるオスカーが見えた………


 えっ????


 な、なぜ???


 オスカーが血を吐いている………


 酷く衰弱している。あのオスカーが………


しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

無限に進化を続けて最強に至る

お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。 ※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。 改稿したので、しばらくしたら消します

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい

ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆ 気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。 チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。 第一章 テンプレの異世界転生 第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!? 第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ! 第四章 魔族襲来!?王国を守れ 第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!? 第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~ 第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~ 第八章 クリフ一家と領地改革!? 第九章 魔国へ〜魔族大決戦!? 第十章 自分探しと家族サービス

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

処理中です...