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エピローグ①
しおりを挟む「戻るならこの道を真っ直ぐだ。」
そう言って、ひいお祖母ちゃんは河原の土手を指差した。
「分かった、ありがとう!
私、頑張って戻るよ!」
「あぁ、今度はちゃんと寿命を全うしてからおいで。」
私はニヒッと笑って
「任せて、私の目標は100才以上元気に生きる事だから!
またね、ひいお祖母ちゃん!」
ひいお祖母ちゃんは、その場で手を振って
「あぁ、またな楓!」
私を見送ってくれた。
私も一度手を振り返し土手を走り出した。
ーーひたすら、ひたすら真っ直ぐな道を走り続ける。
どれくらい走っただろうか。
急に目の前が眩しく光って、私は思わず目を瞑って立ち止まった。
ーー目を開けたら、そこには私の両親と従姉で親友の彼女もいた。
私の口元には生命維持装置が着いていて、腕にも点滴がぶら下がっている。
「「「楓っっっ!!!」」」
3人が一斉に私の名を叫んだ。
みんな涙を流している。
「楓、お母さんが分かる?」
「は、早くナースコールでお医者さんを呼ばないと!」
「楓、目が覚めて本当に良かったー!
私の事、分かるよな?」
お母さん、お父さん、従姉の小春が口々に話しかける。
大丈夫だよ、と言いたいのに装置のせいで喋れない。
それから看護師さんとお医者さんがバタバタと来て、色々と受け答えしている内に疲れてまた眠りに落ちてしまった。
ーやっと色々と落ち着いたのは、それから3日後の事だった。
毎日お見舞いに来てくれている従姉の小春が、私に事故後の話をしてくれた。
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