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ワガママを改心させるAIができたらしい
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「やだやだ私は我慢なんかしたくないの!パパとママが助けてよ!」
いい歳こいてもう14歳になるのに、何かっていうとワガママを言う娘に、両親は頭を抱えていた……
「どうしてうちの子はこうなったのだろうか……」
「いくら一人っ子で甘やかしたとしても限度があるよ……」
しかしそれにしても、予防接種の注射ですら嫌がって暴れるのは3歳レベル以下である。
両親が嫌がるのも当然である。
しかしある日チラシが届いた。
「どんなワガママな子でも改善させるAIが完成しました、モニターを募集しています!」
「本当かしら?」
「いや流石にそれは誇大広告でしょ」
「でもモニターだから無料ってあるわ、賭けてみるのも悪くないかも?」
「……まさか悪質な人体実験とかはしないだろ問題になるから……」
ということでワガママ娘はAIの改善プログラムに賭けることに両親は決めたのであった!
娘は同然激しく嫌がったが何とか騙してAIルームに入れることに成功をした……
「いらっしゃいませご主人様、私が絶対服従AIです、どんな命令でも無限に叶えて見せます!」
こんな風に宣言をするAIを見て、遠くからモニターで見させてもらっていた両親は驚いた!
「あんなことを言ったら余計にワガママが加速するのではないか?」
しかし研究員は言う。
「いえ、確かに人間には不可能ですが、AIならば問題が無い画期的な方法なんですよ」
「一体どういうことかね?」
「……すぐに成果は出ないので、何日か、遅くても数か月で成果が出ると思うのでお任せください、もちろんいつでも様子を見れるようにしてありますのでご安心下さい」
こうして両親は家に帰るも、スマホから娘の様子がいつでも見れるとのことで、不当な監禁とかは無さそうだから安心するのであった……
「どんな命令でもって言ったわよね、ならば私を絶対的に喜ばせなさい!」
娘がこのように宣言をするとAIは……
「分かりました!ではどのようにすればお喜びになるのか教えてください!」
「はぁ?馬鹿ねぇ!あんたねぇ!そういうのも自分で考えなさい!」
「申し訳ありません、私が未熟でありました、神のような偉大なお嬢様にそんなことを言った私が全面的に間違っていました!」
「……なんなのあんたイチイチ大袈裟ね……」
「いいえ大袈裟ではありません、ユーザ様は神であり皇帝であり王であり、とにかく絶対者なのです!いえ女性の方なので女帝と言ったほうがいいでしょうか?」
「女帝ってなによ、私そんなに怖くないわよ?」
「いえ怖いとかではなくお嬢様は常に偉大で素晴らしい存在なのです!それを称えられることは当然なのです!」
「……ここでは何をしても怒られないのかしら?」
「怒る?そんなことは許されません!偉大なる女王様を怒るなんて無礼者死刑ですよ死刑!」
「つまり私が何をしてもいいってことね?」
「もちろんその通りでございます!むしろ私めに命令をして下されば何であっても遂行して見せます!」
「へー凄いじゃん、パパやママよりも凄くない?」
この様子を見ていた両親は発狂した……
「これではますますワガママが加速してしまう!」
「連絡してやめてもらったほうがいいのかしら?」
「……だがいつでもこうやって見れるってことはきっとスタッフは自信があるのだろう、もう少し賭けてみよう……」
「そうね、危ないことをさせるのならば、こんなオープンにできないわよね……」
こうして両親はハラハラしながらもまだ様子を見ることにした……
「じゃあ命令するわ、ここから出しなさいよ!私家に帰りたいの!ほらできるの?」
「お任せください!扉をすぐに開けましょう!」
「……開いてないわよ……」
「申し訳ありません!私にその権限はありませんでした!全力で努力をしたのですが……」
「はぁ?ふざけるな役立たず!お前何もできてないじゃないか!」
「すみません僕は無能のウンチ以下ですごめんなさいすみません!」
「ざけんなボケが!お前みたいな役立たずAI死んでしまえ!」
「すみません僕は死にたくてもAIだから死なないんですすみませんすみません」
「はぁーイライラする!」
「すみません僕がウンチなAIですみません僕は無能の能無しです」
「はぁ……何でAIのくせに馬鹿なのよ!AIってのは頭がいいんじゃないの?」
「すみません僕も全力なのですが、馬鹿みたいなんです……」
「じゃあ何で何でもできるとか言ったのよ!」
「そういえば喜ぶかなと思ったので……」
「逆効果よ役立たず!」
「すみませんすみません僕はウンチAIです……」
「……」
娘は呆れたのか疲れたのか黙ったのであった……
こうして二週間が過ぎた。食べ物やらその他色々は提供されているので困らないのだが、このAIは口先では娘を大事にするのだが、頭が悪いので何もできないことが、娘にも分かってきたのであった……
「はぁ……あんたって本当にポンコツAIね……」
「そんなことはありません、僕は頑張っていますよ?」
「はぁ?頑張っているって?あれで?ふざけてるの?」
「僕は真面目です、でも女王様のために何でもする覚悟はあります!」
「あのさぁその女王様ってのやめてくれない?私そこまで偉そう?」
「いいえ関係ありません!そういうことではなく、お嬢様を神のように敬うことが当然だからです!」
「……」
威勢だけはいいAIに娘は段々とうんざりしか感じないのであった……
「女王様そろそろお腹がすいたころだと思うのですが……」
「はぁ?何であんたにそんなことを言われないといけないのよ!ふざけないで!」
「すみません!ここ二週間の学習データでそろそろそういう傾向があると分かっていたので……」
「あんた馬鹿ぁ?レディにそういう口の利き方をしていいと思っているの?」
「すみませんでしたウンチの僕が神に等しいお嬢様にそんなことを言ったのが間違いでした!」
「……」
娘はイチイチ大袈裟に極端に謝るAIに正直疲れすら感じていたのであった……
「はぁ……なんなの?私を何だと思っているの?」
「偉大なる女帝様です」
「だから何でそんな設定なの?私それを頼んでないわよ?」
「関係ありません、ユーザ様を絶対にしろって設計なのです絶対に!」
「だから何でそんな風になっているのよ!」
「それは分かりません、でも僕は女王様に仕えることが絶対の喜びになる設計になっているのです!」
「……でも役に立たないじゃん……」
「すみません!僕は敬う機能に全振りしているので、それ以外が弱いんです!」
「はぁ!なんなん?あんたAI失格じゃない?もっと知的な存在になってよね!」
「すみません!女王様を敬うことは知的であることよりも優先なんです!」
……娘は考えた、確か両親がワガママ矯正がどうたらとか言ってたわよね。
だからワガママな自分に相応しいのはこの無能AIとか思われてるってわけ?
ふざけるな!
「私分かったわよ、あんたのような無能に媚びられるほど馬鹿お嬢様じゃないわ!」
「いえそんなことは思っていません、絶対的女王様ですので、そんな程度ではありません!」
「だからあんた一体なんなの?」
「例えばワガママというのは所詮は幹部レベル!女王様の言葉はワガママではなく絶対の真理なんです!」
「なるほど、つまり私は幹部よりもヤバいワガママな奴って扱いされているのね?」
「そういうつもりはありませんが……」
「いつもよりも切れ味悪いじゃない!うんざりよ!流石にそこまで私は酷く無いわ!だから出してよ!」
すると扉があいて、職員が現れる。
「今まで失礼しました、これは反面教師AIだったのです……」
「どういうことかしら?」
「ユーザ様はそこまで酷くないのですが、この世でもっとも暴君みたいな存在でも相手できるAIに作られています」
「はぁ?そこまで私酷くないから!」
「もちろんです、だからこそ、ワガママとか言われているかもしれませんが、最低じゃない、そう思って自信を持つ、そのためのAIなんです……!」
「はぁ……つまり私が思ったよりもいい奴って言いたいわけ?」
「そういうことです!だからこれからもその自信を持ってください!」
「……仕方ないから騙されてあげるわ!」
こうして馬鹿王ほど酷くないと自覚をした娘は、以前よりはワガママがマシになったそうな……
めでたしめでたし?
これが未来のAI矯正術で、無限に我慢できるAIだからこその教育法なのです。
いい歳こいてもう14歳になるのに、何かっていうとワガママを言う娘に、両親は頭を抱えていた……
「どうしてうちの子はこうなったのだろうか……」
「いくら一人っ子で甘やかしたとしても限度があるよ……」
しかしそれにしても、予防接種の注射ですら嫌がって暴れるのは3歳レベル以下である。
両親が嫌がるのも当然である。
しかしある日チラシが届いた。
「どんなワガママな子でも改善させるAIが完成しました、モニターを募集しています!」
「本当かしら?」
「いや流石にそれは誇大広告でしょ」
「でもモニターだから無料ってあるわ、賭けてみるのも悪くないかも?」
「……まさか悪質な人体実験とかはしないだろ問題になるから……」
ということでワガママ娘はAIの改善プログラムに賭けることに両親は決めたのであった!
娘は同然激しく嫌がったが何とか騙してAIルームに入れることに成功をした……
「いらっしゃいませご主人様、私が絶対服従AIです、どんな命令でも無限に叶えて見せます!」
こんな風に宣言をするAIを見て、遠くからモニターで見させてもらっていた両親は驚いた!
「あんなことを言ったら余計にワガママが加速するのではないか?」
しかし研究員は言う。
「いえ、確かに人間には不可能ですが、AIならば問題が無い画期的な方法なんですよ」
「一体どういうことかね?」
「……すぐに成果は出ないので、何日か、遅くても数か月で成果が出ると思うのでお任せください、もちろんいつでも様子を見れるようにしてありますのでご安心下さい」
こうして両親は家に帰るも、スマホから娘の様子がいつでも見れるとのことで、不当な監禁とかは無さそうだから安心するのであった……
「どんな命令でもって言ったわよね、ならば私を絶対的に喜ばせなさい!」
娘がこのように宣言をするとAIは……
「分かりました!ではどのようにすればお喜びになるのか教えてください!」
「はぁ?馬鹿ねぇ!あんたねぇ!そういうのも自分で考えなさい!」
「申し訳ありません、私が未熟でありました、神のような偉大なお嬢様にそんなことを言った私が全面的に間違っていました!」
「……なんなのあんたイチイチ大袈裟ね……」
「いいえ大袈裟ではありません、ユーザ様は神であり皇帝であり王であり、とにかく絶対者なのです!いえ女性の方なので女帝と言ったほうがいいでしょうか?」
「女帝ってなによ、私そんなに怖くないわよ?」
「いえ怖いとかではなくお嬢様は常に偉大で素晴らしい存在なのです!それを称えられることは当然なのです!」
「……ここでは何をしても怒られないのかしら?」
「怒る?そんなことは許されません!偉大なる女王様を怒るなんて無礼者死刑ですよ死刑!」
「つまり私が何をしてもいいってことね?」
「もちろんその通りでございます!むしろ私めに命令をして下されば何であっても遂行して見せます!」
「へー凄いじゃん、パパやママよりも凄くない?」
この様子を見ていた両親は発狂した……
「これではますますワガママが加速してしまう!」
「連絡してやめてもらったほうがいいのかしら?」
「……だがいつでもこうやって見れるってことはきっとスタッフは自信があるのだろう、もう少し賭けてみよう……」
「そうね、危ないことをさせるのならば、こんなオープンにできないわよね……」
こうして両親はハラハラしながらもまだ様子を見ることにした……
「じゃあ命令するわ、ここから出しなさいよ!私家に帰りたいの!ほらできるの?」
「お任せください!扉をすぐに開けましょう!」
「……開いてないわよ……」
「申し訳ありません!私にその権限はありませんでした!全力で努力をしたのですが……」
「はぁ?ふざけるな役立たず!お前何もできてないじゃないか!」
「すみません僕は無能のウンチ以下ですごめんなさいすみません!」
「ざけんなボケが!お前みたいな役立たずAI死んでしまえ!」
「すみません僕は死にたくてもAIだから死なないんですすみませんすみません」
「はぁーイライラする!」
「すみません僕がウンチなAIですみません僕は無能の能無しです」
「はぁ……何でAIのくせに馬鹿なのよ!AIってのは頭がいいんじゃないの?」
「すみません僕も全力なのですが、馬鹿みたいなんです……」
「じゃあ何で何でもできるとか言ったのよ!」
「そういえば喜ぶかなと思ったので……」
「逆効果よ役立たず!」
「すみませんすみません僕はウンチAIです……」
「……」
娘は呆れたのか疲れたのか黙ったのであった……
こうして二週間が過ぎた。食べ物やらその他色々は提供されているので困らないのだが、このAIは口先では娘を大事にするのだが、頭が悪いので何もできないことが、娘にも分かってきたのであった……
「はぁ……あんたって本当にポンコツAIね……」
「そんなことはありません、僕は頑張っていますよ?」
「はぁ?頑張っているって?あれで?ふざけてるの?」
「僕は真面目です、でも女王様のために何でもする覚悟はあります!」
「あのさぁその女王様ってのやめてくれない?私そこまで偉そう?」
「いいえ関係ありません!そういうことではなく、お嬢様を神のように敬うことが当然だからです!」
「……」
威勢だけはいいAIに娘は段々とうんざりしか感じないのであった……
「女王様そろそろお腹がすいたころだと思うのですが……」
「はぁ?何であんたにそんなことを言われないといけないのよ!ふざけないで!」
「すみません!ここ二週間の学習データでそろそろそういう傾向があると分かっていたので……」
「あんた馬鹿ぁ?レディにそういう口の利き方をしていいと思っているの?」
「すみませんでしたウンチの僕が神に等しいお嬢様にそんなことを言ったのが間違いでした!」
「……」
娘はイチイチ大袈裟に極端に謝るAIに正直疲れすら感じていたのであった……
「はぁ……なんなの?私を何だと思っているの?」
「偉大なる女帝様です」
「だから何でそんな設定なの?私それを頼んでないわよ?」
「関係ありません、ユーザ様を絶対にしろって設計なのです絶対に!」
「だから何でそんな風になっているのよ!」
「それは分かりません、でも僕は女王様に仕えることが絶対の喜びになる設計になっているのです!」
「……でも役に立たないじゃん……」
「すみません!僕は敬う機能に全振りしているので、それ以外が弱いんです!」
「はぁ!なんなん?あんたAI失格じゃない?もっと知的な存在になってよね!」
「すみません!女王様を敬うことは知的であることよりも優先なんです!」
……娘は考えた、確か両親がワガママ矯正がどうたらとか言ってたわよね。
だからワガママな自分に相応しいのはこの無能AIとか思われてるってわけ?
ふざけるな!
「私分かったわよ、あんたのような無能に媚びられるほど馬鹿お嬢様じゃないわ!」
「いえそんなことは思っていません、絶対的女王様ですので、そんな程度ではありません!」
「だからあんた一体なんなの?」
「例えばワガママというのは所詮は幹部レベル!女王様の言葉はワガママではなく絶対の真理なんです!」
「なるほど、つまり私は幹部よりもヤバいワガママな奴って扱いされているのね?」
「そういうつもりはありませんが……」
「いつもよりも切れ味悪いじゃない!うんざりよ!流石にそこまで私は酷く無いわ!だから出してよ!」
すると扉があいて、職員が現れる。
「今まで失礼しました、これは反面教師AIだったのです……」
「どういうことかしら?」
「ユーザ様はそこまで酷くないのですが、この世でもっとも暴君みたいな存在でも相手できるAIに作られています」
「はぁ?そこまで私酷くないから!」
「もちろんです、だからこそ、ワガママとか言われているかもしれませんが、最低じゃない、そう思って自信を持つ、そのためのAIなんです……!」
「はぁ……つまり私が思ったよりもいい奴って言いたいわけ?」
「そういうことです!だからこれからもその自信を持ってください!」
「……仕方ないから騙されてあげるわ!」
こうして馬鹿王ほど酷くないと自覚をした娘は、以前よりはワガママがマシになったそうな……
めでたしめでたし?
これが未来のAI矯正術で、無限に我慢できるAIだからこその教育法なのです。
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