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親戚のお兄さん
「食事ご馳走になって、しかもドレスコードだからってスーツまで用意して貰って…。それなのに帰りの車で爆睡だなんて、もうっ!」
「…ウソ…」
「嘘なんかじゃないわよ~迷惑かけたんだから謝ってお礼言いなさいよ?」
香織は息子に念押しすると、今度は夢見心地で語りだした。
「あぁ~それにしても素敵ね九条さんって!!カッコイイし礼儀正しくて、声も良いし~。あ、そうそう。いい匂いもしたわぁ…」
それは否定しないが、男の自分がそうなるのだから異性である香織がそうなっても仕方ない。
とはいえ、自分の母親が乙女になってるのは複雑だ。
「先輩の中瀬くんの親戚なんですって?納得よね、二人ともイケメンだもんね!そんな素敵な人に勉強教わったり、ご飯食べさせて貰ったりしてるんでしょ。ゆうくん良かったわねぇ」
香織は珍しく興奮気味で、捲し立てるようにお喋りがとまらない。
「それにしても、スーツはプレゼントしますって…申し訳ないから断ったんだけど…」
「えっ!?このスーツ、プレゼントって言ってたの?!」
「そうよ~お金持ちなのねぇ。まぁ、九条さんなら納得よね。でもお仕事も忙しいでしょうに…家庭教師代のお礼に月謝とか払った方がいいかしらねぇ?」
香織が本気で悩み始める。
「これはお父さんが帰ってきて、ちょっと相談ね」
そんな母の姿を呆然と見つめる。
「…えぇっ…。何でそんな事に…」
知らないうちに九条は中瀬の親戚で、自分に勉強を教えてくれるお兄さんになっていた。
「…ウソ…」
「嘘なんかじゃないわよ~迷惑かけたんだから謝ってお礼言いなさいよ?」
香織は息子に念押しすると、今度は夢見心地で語りだした。
「あぁ~それにしても素敵ね九条さんって!!カッコイイし礼儀正しくて、声も良いし~。あ、そうそう。いい匂いもしたわぁ…」
それは否定しないが、男の自分がそうなるのだから異性である香織がそうなっても仕方ない。
とはいえ、自分の母親が乙女になってるのは複雑だ。
「先輩の中瀬くんの親戚なんですって?納得よね、二人ともイケメンだもんね!そんな素敵な人に勉強教わったり、ご飯食べさせて貰ったりしてるんでしょ。ゆうくん良かったわねぇ」
香織は珍しく興奮気味で、捲し立てるようにお喋りがとまらない。
「それにしても、スーツはプレゼントしますって…申し訳ないから断ったんだけど…」
「えっ!?このスーツ、プレゼントって言ってたの?!」
「そうよ~お金持ちなのねぇ。まぁ、九条さんなら納得よね。でもお仕事も忙しいでしょうに…家庭教師代のお礼に月謝とか払った方がいいかしらねぇ?」
香織が本気で悩み始める。
「これはお父さんが帰ってきて、ちょっと相談ね」
そんな母の姿を呆然と見つめる。
「…えぇっ…。何でそんな事に…」
知らないうちに九条は中瀬の親戚で、自分に勉強を教えてくれるお兄さんになっていた。
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