闇の覇王と無垢な花嫁

満姫プユ

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  当たる確率としては高い方だが、果たして結果はどうだったのか?
(あ、そうだ!裏方にして貰えばいいんだ。でも裏方も人気がありそう。そうなったら、じゃんけんか。じゃんけん何出そう…?)
  祐羽の心配が明後日の方向へ旅立ちそうになった時、委員からの発表がなされた。
「発表します。うちのクラスは…飲食店に決定致しました!!」
  その瞬間にワーッと声が上がり、周囲と「やったね!」「製作じゃなくて良かったね」と喜び合う。
  もちろん祐羽も(劇じゃなくて良かった)と心底ホッとした。
「では、飲食店で何をするか決めたいと思いますが、希望ありますか?」
  委員の言葉に少しザワつくものの早くも手が上がる。
「タコ焼き屋とかは?」
「やっぱりメイド喫茶でしょ!」
「メイドじゃなくて、コスプレ喫茶は?」
「はーい!クレープとか食べたいでーす!!」
  あっという間に色々な意見が上がり、大盛り上がりのクラスは収拾がつかず、多数決をとる事となった。
  祐羽的には簡単な物なら何でも良かったが、強いて言うならタコ焼き屋台で鉢巻きしてソースとマヨネーズをかける係をやりたいのでタコ焼き屋に挙手した。
  脳内でソースかけのイメトレをしてワクワクしていた祐羽だったが、黒板に書かれた多数決票の数に絶望することになる。
「それではコスプレ喫茶に決定しました!!」
  拍手と共に祐羽は大いにガッカリした。
  圧倒的多数でコスプレ喫茶に決まり、希望していたタコ焼き屋は六人で、こちらも圧倒的少数だったのだ。
  声の大きな女子グループがメイドなどの可愛い衣装を身につけたいという言葉に押しきられたのだ。
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