お前の尻が可愛くて!

満姫プユ

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思うこと

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尚って昔からこういうとこあるんだよなぁ…。

俺は小さい頃から1番じゃないと気に入らなくて、よく我が儘を通してきた。
その為に、尚の意見を押し潰してきたことも何度もあったと思う。
尚は抵抗するけれどそんなのたかが知れていて、途中で諦めて無理矢理俺につきあう羽目になって…結局最後気がつけば一緒に楽しんでくれていた。

その時の笑顔は本当に楽しそうで、それを見て俺も(ほらな?楽しいだろ!)って。

う~ん、俺ってそういう尚に心地よさを感じてたんだよな。
というか、今もか。
まぁ、俺の我が儘を聞いてくれて、言い合っても喧嘩にならず、最後は楽しいを共有してくれるんだからそれもそうか。

自己満足といわれればそうだけど…。

俺は尚を見た。

本当に尚が幼なじみで良かったかも。
そうじゃなかったら…。

考えられない。




 それから俺たちは、目的の場所である川原についたのだが…。

「…めっちゃ暗いな」

「ただの川原だからね」

提案したとはいえ辺鄙な場所だ。
本当に暗くて、道路の外灯以外の明かりはなくて思わず溢すと、尚がサラッと言った。

「うるせぇ。ただの川原も俺が居れば楽園だぜ~」

「そんなこと言ってるからアホだって思われてフラれるんじゃないの?」

「なワケねぇだろ、違うわ!普段は普通にしてるんだよ、お前の前だからだろ?!」

普段はもっと普通にしてるんだ。
だけどお前の前なら寒い冗談でもアホな発言でも許してくれるだろ?
だから結果、俺は我が儘まで言っちまうんだよ。

「…俺以外のヤツの前では普通にしてるんだ?」

「あ?そうだよ」

「ふぅ~ん、そっか。へぇ…ふぅん、なるほどね」

「何なんだよ?」

「べつにぃ~何でもないよ」

尚はそれきり何も言わなくなったので、俺は車のエンジンを切った。
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