10 / 12
番外編
とおる、養子になる2(R18)
しおりを挟む
浴衣を一枚羽織っただけで布団に寝かされていた。
「ん……」
私、まさか逆上せた?
身体を起こすと、津田山は座椅子で寛ぎながら酒を呑んでいた。
行灯のあかりが灯り、淡い光に包まれている。
私は先程の痴態を思い出し、赤面する。
内なる欲望を津田山に引き出されたようだった。
自分をいやらしい女だと思いたくないが身体は正直だ。
津田山はグラスを置き、こちらへ来た。
はだけた浴衣の裾から、大きく屹立したものが見えた。
「わ、私」
「任せておけばいい」
怯える私に優しく声をかけ、津田山は静かに私にのし掛かる。
津田山はゆっくり挿入した。
私の身体は準備ができていたようで、難なく受け入れる。
恥ずかしい。
私の身体がそんなに欲していたかのようで。
「……っ、はぁ……っ」
行為自体は一年ぶりだ。
浴室で少し弄られたくらいで、こんな大きなものが易々と入るとは思わなかった。
津田山から汗が落ちてくる。
津田山が私を求めている。
夫に否定された私を求める存在があることに、私は歓喜していた。
出会ったとき、住み込みを持ちかけられたとき、嬉しかったのだ。
私が誰かの役に立つ、誰かに求められている。
津田山は私の首に胸に舌を這わせた。
津田山の律動が激しくなる。
突かれることで私の呼吸が乱れた。
「気持ちいいときはちゃんと云いなさい」
津田山は耳から私をとろかす材料を注ぐ。
けれど私は言葉にできない。
ピストンをゆっくりにし陰核を爪で擦る。
私の身体が弓なりに反る。
「云いなさい」
「……きっ……いい……っ……ひぁう」
やはり言葉にならない。
夫との行為はなんだったのだろうと不思議になるくらい、津田山のそれは濃厚だった。
愛情を行為で表現できるなら、津田山は夫より私を愛してくれている、ことになる。
「とおる、あまり締めるな。
千切れちまう」
「やぁ……っ……ひぁ……んんっ……」
津田山は焦らしている。
波が来そうなのにその直前ですっと引くのだ。
私の腰はいやらしくねだっているに違いない。
私にこんな恥ずかしいことをさせる津田山を恨んだ。
「とおる、ここ、ひくひくしているぞ。
何がほしいか云えたらやろう」
意地悪。
本当に意地悪だ。
私は涙目で津田山を見上げる。
なんなら唇も尖っている。
津田山は虚をつかれたような顔をした。
そして、私が壊れるのではと思うほど激しく突き上げられた。
ほどなく私は開放された。
「小娘に煽られた……私も青い……」
津田山は私の上で脱力している。
重い。
でも心地よい重みだった。
呼吸を整えるようにぜえぜえと深呼吸する二人。
汗で冷えてきた巨体を案ずる私。
「お父さん……お風呂、入る?」
津田山の股間が再び大きくなった。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
すみませんごめんなさい。
男の生理は理解している、とか胸を張っていた自分。
出したら終わり、じゃなかったのですね。
現に、今、浴室の洗い場で鏡のそばに手をつき、後ろから貫かれている私がいます。
「つっ、津田山……さんっ……もう……っ……うぁ」
逃げる私を両手でしっかり捕まえ、腰を激しく打ち付けてくる。
「お父さん、でしょ」
身体を清めるのもそこそこに、津田山は私の肌を味わう。
先程よりも深く抉られ、私の口からはあり得ない嬌声があがる。
「そうか、ここか」
「ひぁっ……違っ……うぁ……っ……」
津田山曰く、私のすべてを味わい尽くした。
タイルでできた浴槽は、大人が二人入っても狭くない。
津田山は私の背に胸をつけ、凭れさせるようにして湯に入る。
「私は人を見る目があってね。
それがこの地位を築いたわけだが。
……とおるは想像以上だった」
私は頭を津田山の肩に乗せ、その言葉を夢うつつに聞いていた。
わかったことは夫がとても淡白だったこと、津田山が私を気に入っていたこと。
「愛人にしたかった」が本音だったこと。
「もう親子なんだから川の字で寝ような」
「えっ」
「な」
津田山の指が蠢く。
私はもうこの指に抗えない。
私はこんなにいやらしかったのだ。
「……はい……」
でも親子はこういうことしないはずなんだけど。
私はこのあと、絶倫という言葉の意味を知ることになる。
「ん……」
私、まさか逆上せた?
身体を起こすと、津田山は座椅子で寛ぎながら酒を呑んでいた。
行灯のあかりが灯り、淡い光に包まれている。
私は先程の痴態を思い出し、赤面する。
内なる欲望を津田山に引き出されたようだった。
自分をいやらしい女だと思いたくないが身体は正直だ。
津田山はグラスを置き、こちらへ来た。
はだけた浴衣の裾から、大きく屹立したものが見えた。
「わ、私」
「任せておけばいい」
怯える私に優しく声をかけ、津田山は静かに私にのし掛かる。
津田山はゆっくり挿入した。
私の身体は準備ができていたようで、難なく受け入れる。
恥ずかしい。
私の身体がそんなに欲していたかのようで。
「……っ、はぁ……っ」
行為自体は一年ぶりだ。
浴室で少し弄られたくらいで、こんな大きなものが易々と入るとは思わなかった。
津田山から汗が落ちてくる。
津田山が私を求めている。
夫に否定された私を求める存在があることに、私は歓喜していた。
出会ったとき、住み込みを持ちかけられたとき、嬉しかったのだ。
私が誰かの役に立つ、誰かに求められている。
津田山は私の首に胸に舌を這わせた。
津田山の律動が激しくなる。
突かれることで私の呼吸が乱れた。
「気持ちいいときはちゃんと云いなさい」
津田山は耳から私をとろかす材料を注ぐ。
けれど私は言葉にできない。
ピストンをゆっくりにし陰核を爪で擦る。
私の身体が弓なりに反る。
「云いなさい」
「……きっ……いい……っ……ひぁう」
やはり言葉にならない。
夫との行為はなんだったのだろうと不思議になるくらい、津田山のそれは濃厚だった。
愛情を行為で表現できるなら、津田山は夫より私を愛してくれている、ことになる。
「とおる、あまり締めるな。
千切れちまう」
「やぁ……っ……ひぁ……んんっ……」
津田山は焦らしている。
波が来そうなのにその直前ですっと引くのだ。
私の腰はいやらしくねだっているに違いない。
私にこんな恥ずかしいことをさせる津田山を恨んだ。
「とおる、ここ、ひくひくしているぞ。
何がほしいか云えたらやろう」
意地悪。
本当に意地悪だ。
私は涙目で津田山を見上げる。
なんなら唇も尖っている。
津田山は虚をつかれたような顔をした。
そして、私が壊れるのではと思うほど激しく突き上げられた。
ほどなく私は開放された。
「小娘に煽られた……私も青い……」
津田山は私の上で脱力している。
重い。
でも心地よい重みだった。
呼吸を整えるようにぜえぜえと深呼吸する二人。
汗で冷えてきた巨体を案ずる私。
「お父さん……お風呂、入る?」
津田山の股間が再び大きくなった。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
すみませんごめんなさい。
男の生理は理解している、とか胸を張っていた自分。
出したら終わり、じゃなかったのですね。
現に、今、浴室の洗い場で鏡のそばに手をつき、後ろから貫かれている私がいます。
「つっ、津田山……さんっ……もう……っ……うぁ」
逃げる私を両手でしっかり捕まえ、腰を激しく打ち付けてくる。
「お父さん、でしょ」
身体を清めるのもそこそこに、津田山は私の肌を味わう。
先程よりも深く抉られ、私の口からはあり得ない嬌声があがる。
「そうか、ここか」
「ひぁっ……違っ……うぁ……っ……」
津田山曰く、私のすべてを味わい尽くした。
タイルでできた浴槽は、大人が二人入っても狭くない。
津田山は私の背に胸をつけ、凭れさせるようにして湯に入る。
「私は人を見る目があってね。
それがこの地位を築いたわけだが。
……とおるは想像以上だった」
私は頭を津田山の肩に乗せ、その言葉を夢うつつに聞いていた。
わかったことは夫がとても淡白だったこと、津田山が私を気に入っていたこと。
「愛人にしたかった」が本音だったこと。
「もう親子なんだから川の字で寝ような」
「えっ」
「な」
津田山の指が蠢く。
私はもうこの指に抗えない。
私はこんなにいやらしかったのだ。
「……はい……」
でも親子はこういうことしないはずなんだけど。
私はこのあと、絶倫という言葉の意味を知ることになる。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
愛されないと吹っ切れたら騎士の旦那様が豹変しました
蜂蜜あやね
恋愛
隣国オデッセアから嫁いできたマリーは次期公爵レオンの妻となる。初夜は真っ暗闇の中で。
そしてその初夜以降レオンはマリーを1年半もの長い間抱くこともしなかった。
どんなに求めても無視され続ける日々についにマリーの糸はプツリと切れる。
離縁するならレオンの方から、私の方からは離縁は絶対にしない。負けたくない!
夫を諦めて吹っ切れた妻と妻のもう一つの姿に惹かれていく夫の遠回り恋愛(結婚)ストーリー
※本作には、性的行為やそれに準ずる描写、ならびに一部に性加害的・非合意的と受け取れる表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※ムーンライトノベルズでも投稿している同一作品です。
萎んだ花が開くとき
陽花紫
恋愛
かつては美しく、男たちの愛から逃げていたクレアはいつしか四十を過ぎていた。華々しい社交界を退き、下町に身を寄せていたところある青年と再会を果たす。
それはかつて泣いていた、小さな少年ライアンであった。ライアンはクレアに向けて「結婚してください」と伝える。しかしクレアは、その愛に向き合えずにいた。自らの身はもう、枯れてしまっているのだと。
本編は小説家になろうにも掲載中です。
最強魔術師の歪んだ初恋
黒瀬るい
恋愛
伯爵家の養子であるアリスは親戚のおじさまが大好きだ。
けれどアリスに妹が産まれ、アリスは虐げれるようになる。そのまま成長したアリスは、男爵家のおじさんの元に嫁ぐことになるが、初夜で破瓜の血が流れず……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる