2 / 4
2
しおりを挟む
少女は背負い籠を背中に、森の中を歩いていた。
木の実を採集した帰りだ。
鬱蒼とした森は、日暮れも早い。
あまりもたもたするわけにもいかなかった。
影が訪ねてきてから三年が経っていた。
新月になると必ず訪れ、少女を味わっていった。
その記憶は消えることがなく、少女を苛んだ。
影の舌は、少女を狂わせる。
笑顔の減った少女を、両親は心配したが、正直に打ち明けることもできなかった。
新月が近づくと、身体の奥が熱くなる。
少女は、怯えながらも来訪を心待ちにしている自分が嫌になった。
「おい」
もうすぐ森の出口、というところで声をかけられた。
屈強な男が三人。
武器を携帯し、防具で身を包んでいるところを見ると、冒険者という類いだろう。
「この近くに村はあるか」
「一時間くらいです」
少女は答える。
そのうちの一人が、籠を掴む。
「重そうだな、案内の礼に持ってやるよ」
「あ、いえ」
引ったくるように籠を奪われる。
少女は不安になった。
三人はにやにやして少女を見下ろしていた。
籠は、地面にぽんと下ろされた。
少女は弾かれたように駆け出した。
三人は笑い声を上げながら追いかけてくる。
体格も体力も差がある。
逃げ切られるとは思えなかった。
「いいだろ、気持ちよくしてやるから」
行く手に一人が立ちはだかり、少女は足を止める。
別方向へ行こうとすると、もう一人に通せんぼされた。
「ちびでも女は女だ」
足首を捕まれ、逆さにぶら下げられた。
ワンピースが捲り上がり、少女は羞恥で赤くなる。
「い、嫌……」
薄い布に覆われた臀部を男は撫でる。
少女はワンピースの裾を掴み、腰を隠そうとした。
一人が少女からそのワンピースを剥がす。
肩を掴むと大の字になるように広げられた。
少女の身体は宙に浮いていた。
白い肌が六つの目に晒され、少女は泣きそうになった。
男は野卑な笑いを浮かべ、少女の薄布を破り捨てた。
「嫌ぁ……っ」
「きれいなピンク色だ。
俺のをぶちこんだら壊れちまうかもな」
男は指で少女の花弁を弄る。
無遠慮な行為に、少女は身の毛がよだつ。
一人は少女の唇を貪り、もう一人は胸にむしゃぶりついた。
少女は身を捩って逃れようとするが、宙に浮いたままでは意味をなさなかった。
「すべすべだ」
男達は少女の肌を唾液で汚していく。
その不快さに、どうにかなりそうだった。
男が、自分の唾液を少女の秘所に擦り付けた。
そして剥き出しにした熱いものを少女にあてがう。
少女は純潔を奪われることを恐怖した。
その瞬間。
男の身体が弾け飛んだ。
遠く米粒ほどになった男は、木の幹に強かに身体を打ち付け、失神する。
残された二人が茫然とする。
飛ばされた男を見、自分達が玩んでいる少女を見下ろした。
「お前、なにした」
「え……」
少女にも訳がわからない。
男達が背中の獲物を手に取ろうとした時、同じ現象が起きた。
二人の身体は空高く舞い上がり、地面に叩きつけられた。
少女はその場にへたり込んだ。
木の実を採集した帰りだ。
鬱蒼とした森は、日暮れも早い。
あまりもたもたするわけにもいかなかった。
影が訪ねてきてから三年が経っていた。
新月になると必ず訪れ、少女を味わっていった。
その記憶は消えることがなく、少女を苛んだ。
影の舌は、少女を狂わせる。
笑顔の減った少女を、両親は心配したが、正直に打ち明けることもできなかった。
新月が近づくと、身体の奥が熱くなる。
少女は、怯えながらも来訪を心待ちにしている自分が嫌になった。
「おい」
もうすぐ森の出口、というところで声をかけられた。
屈強な男が三人。
武器を携帯し、防具で身を包んでいるところを見ると、冒険者という類いだろう。
「この近くに村はあるか」
「一時間くらいです」
少女は答える。
そのうちの一人が、籠を掴む。
「重そうだな、案内の礼に持ってやるよ」
「あ、いえ」
引ったくるように籠を奪われる。
少女は不安になった。
三人はにやにやして少女を見下ろしていた。
籠は、地面にぽんと下ろされた。
少女は弾かれたように駆け出した。
三人は笑い声を上げながら追いかけてくる。
体格も体力も差がある。
逃げ切られるとは思えなかった。
「いいだろ、気持ちよくしてやるから」
行く手に一人が立ちはだかり、少女は足を止める。
別方向へ行こうとすると、もう一人に通せんぼされた。
「ちびでも女は女だ」
足首を捕まれ、逆さにぶら下げられた。
ワンピースが捲り上がり、少女は羞恥で赤くなる。
「い、嫌……」
薄い布に覆われた臀部を男は撫でる。
少女はワンピースの裾を掴み、腰を隠そうとした。
一人が少女からそのワンピースを剥がす。
肩を掴むと大の字になるように広げられた。
少女の身体は宙に浮いていた。
白い肌が六つの目に晒され、少女は泣きそうになった。
男は野卑な笑いを浮かべ、少女の薄布を破り捨てた。
「嫌ぁ……っ」
「きれいなピンク色だ。
俺のをぶちこんだら壊れちまうかもな」
男は指で少女の花弁を弄る。
無遠慮な行為に、少女は身の毛がよだつ。
一人は少女の唇を貪り、もう一人は胸にむしゃぶりついた。
少女は身を捩って逃れようとするが、宙に浮いたままでは意味をなさなかった。
「すべすべだ」
男達は少女の肌を唾液で汚していく。
その不快さに、どうにかなりそうだった。
男が、自分の唾液を少女の秘所に擦り付けた。
そして剥き出しにした熱いものを少女にあてがう。
少女は純潔を奪われることを恐怖した。
その瞬間。
男の身体が弾け飛んだ。
遠く米粒ほどになった男は、木の幹に強かに身体を打ち付け、失神する。
残された二人が茫然とする。
飛ばされた男を見、自分達が玩んでいる少女を見下ろした。
「お前、なにした」
「え……」
少女にも訳がわからない。
男達が背中の獲物を手に取ろうとした時、同じ現象が起きた。
二人の身体は空高く舞い上がり、地面に叩きつけられた。
少女はその場にへたり込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる