33 / 229
第一章 神聖イルティア王国編
邪神の企み
しおりを挟む
「リリス!」
「私達も騒ぎを聞いて駆けつけました!負傷者達の治療魔導は任せてください!」
「ありがとう!」
「けど・・何人かは既に亡くなられているみたいですね・・」
そう言うと、リリスは目を伏せた。
もはや、ここまでの状況になった以上、たとえ王族であったとしても、デビッドが何らかの処分を受けることは避けられない状態であった。
「しかし・・あれは・・」
リリスはデビッドから出る『黒い霧』を見て顔を顰めた。
「ええ、邪神の気配を感じるわ」
「と、なれば・・我々と同じで何らかの形でこの世界に復活したということになるのでしょうか・・」
そう言いながらリリスは顔を青ざめさせていた。
「これは・・・素晴らしい」
すると、そこに従者も付けずに1人の高位貴族が入場してきた。
「・・アレクス侯爵」
しかし、その男の様子はハーティが知っているものとは異なっていた。
目の前のアレクス侯爵は白目を向いており、だらしなく開いた口からは涎が垂れ流されていた。
体からは黒い霧が立ち込めており、その動きは草臥れた糸人形のようであった。
「ああ、こいつのことか?こいつはダメだな。思った通り、器としては大したことがない」
「まあいい、そろそろ彼奴に『邪神の残滓』も馴染んできたようだし、動き出すとするか」
「アガガガガッ」
その声と共に、アレクスの成れの果てがガクガクと震えて、一気に体から『黒い霧』が噴き出した。
そして、その霧は空中で一つの塊となり、人のような形を形成し始めた。
ドシャッ!
そして、霧が抜けきったアレクスの体は、糸の切れた人形のようになって崩れ落ちて動かなくなった。
「おのれ!」
リリスはすかさず黒い塊に向けて浄化魔導を放った。
『時が立って貴様も落ちぶれたな。女神リリスよ』
「っつ!貴様その声は・・『邪神イラ』か!?」
「『邪神イラ』!?そんな!?『デスティウルス』の側近の1人だったあなたがなぜ!!」
『・・ふん、貴様は憎き怨敵『ハーティルティア』・・やはり貴様も蘇っていたか・・神界を消し去っておいてよくもまあぬけぬけと・・』
「貴様!ハーティー様を侮辱するのは許せない!!」
そういうと再びリリスはイラに向かって浄化魔導を飛ばした。
しかし、イラはそれをさも興味なさげにはじき飛ばした。
『ふん、まあいい・・この身は不便なものでな。こちらの世界は受肉しなければどうにも力が発揮できん。どちらにしても貴様らを始末するのは後だ。・・私は新しい肉体を頂くのでな』
イラがその言葉と共にデビッドに向けて手をかざす。
すると、今まで激しくユナと戦っていたデビッドが、ピタリと動きを止めた。
「はぁ・・はぁ・・殿下!?」
突然終わった拳の応酬にユナは驚いていた。
「まさか・・!?いけない!デビッド!逃げて!!」
しかし、ハーティーの言葉も虚しく人型の黒い霧が、デビッドの体を包み込む。
「う!ぐ・・・ぐぁぁぁぁぁぁぁ!」
そして、デビッドが激しく苦しみ出した。
「デビッド!!」
「あぁぁぁぁ・・・・・・」
「・・・・・・」
そしてデビッドはしばらく苦しんだ後に、俯いたまま動かなくなった。
「・・・デビッド殿下?」
さっきまでデビッドと戦っていて側にいたユナは、デビッドに向けて手を伸ばした。
すると・・。
バァァン!
「っう、きゃあ!!」
ユナは見えない力によって、猛スピードで吹き飛ばされて地面を転がっていった。
「ユナ!」
「・・殿下!いけません!危のうございます!」
その時、リリスの背後の入り口からマクスウェルが入場してきた。
彼は執務の為、今日の模擬試合には参加していなかったのであった。
「!アレクス侯爵!?それにデビッド・・一体どうしたんだ!?」
「デビッド殿下は『黒い霧』の影響で正気を失っています」
「そして、あの『黒い霧』は、邪神が具現化したものです」
「そんな・・・デビッド・・どうして邪神が・・デビッドに・・」
リリスの言葉を聞いたマクスウェルは力なく項垂れた。
そして、幸い吹き飛ばされただけで、そこまでダメージを受けなかったユナが立ち上がった。
「っく!何としても、止めなければ・・」
やがて完全に『黒い霧』がデビッドに取り込まれると、デビッドはゆっくりと浮かび上がりながら自分の手を開いたり閉じたりしていた。
「ふん、いいぞ・・実にいい気分だ」
デビッドは今まで彼からは見たことが無いような、邪悪な笑みを浮かびながら言葉を溢していた。
「邪神イラ!貴様!デビッド殿下の肉体を乗っ取ったのか!!」
「ふん、この肉体は思った通りよく馴染む。先ほどのアレクスとか言う貴族も邪な心を持っていたが、肉体は大したものではなかった」
「しかし、此奴の『マナの滾り』は思った通りに素晴らしい!」
「此奴の『邪な心』に漬け込んで、この『黒の魔導結晶』を使わせたらすぐに此奴の『マナの滾り』は同調しよったわ!」
そう言いながらイラはデビッドの体で胸元のペンダントを引き出した。
(・・『マナの滾り』とは『マナ出力』のこと!?)
ハーティーはイラの言葉でデビッドが持つ『黒の魔導結晶』が、デビッドから精製出力されたマナを吸収していたことを知った。
どうやら『黒の魔導結晶』は、身につけた者が精製するマナを吸収することができる代物らしかった。
デビッド殿下も髪色が暗い為にユナと同じく『マナ出力』が高いと思われる。
だからこそ『黒の魔導結晶』を媒介して、ユナと同じように『ブースト』を発動していたようだ。
しかし、それと同時にデビッドの体も『黒の魔導結晶』が発する邪神の残滓に蝕まれていったと予想された。
「我は今こうして肉体を得て復活した!」
「そして、今まさに憎き神族共に復讐をする時が来た!」
「邪神デスティウルス様は神族共に滅ぼされる時に、御力の一部を『黒の魔導結晶』として、この世界の各地に産み落とされたのだ!」
「いずれ復活した時に、この『神族共が居なくなった世界』で力をつけて滅ぼした後に、別の異世界に旅立つ為になあ!」
「我はこれからこの『黒の魔導結晶』を集めて邪神デスティウルス様を復活させる!」
「貴様らが復活していたのは予想外であったが、その身ではどうすることもできまい」
「この怨敵ハーティルティアの国は、我らの悲願達成の礎になる為に貴様ら諸共滅びて貰おう!!」
「そんなことさせないわ!」
イラの言葉にハーティは叫んだ。
「ハーティ・・・」
それを見たマクスウェルはハーティの肩に手を置いた。
「邪神!貴様達の思うようにはさせない!この国は、世界は女神ハーティルティア様が創造したもの!必ず守ってみせる!」
「そして、デビッドは必ず返してもらうぞ!」
マクスウェルはデビッドを乗っ取ったイラを睨みつけながら宣言した。
「ふん、せいぜい悪あがきをするがいい。いずれにしても後願の憂いを断つ為に、貴様らには死んでもらう!」
そう言いながら更に高く浮かび上がったイラは、両手をかざして多方向に『黒い霧』を飛ばした。
それらは息絶えた騎士団員達に吸い込まれていく。
すると、息絶えたはずの騎士団員達が虚ろな顔をしながら起き上がってきた。
その姿にハーティは見覚えがあった。
「・・アンデッド」
「せいぜい『人形共』に喰われて、貴様らもアンデッドになるがいい!」
「我は手始めに王都中の人間共を乗っ取って、この憎き王国と偽りの白銀の神殿を滅ぼしてくれる!ふはははは!」
イラは高らかに宣言すると、ハーティ達の前から飛び去っていった。
「っく!待ちなさい!」
ハーティ達の声は、闘技場に虚しく響き渡るだけであった。
「オオオオオ・・・」
そして、ハーティ達の周りには、多数のアンデッドが集まりつつあった。
「私達も騒ぎを聞いて駆けつけました!負傷者達の治療魔導は任せてください!」
「ありがとう!」
「けど・・何人かは既に亡くなられているみたいですね・・」
そう言うと、リリスは目を伏せた。
もはや、ここまでの状況になった以上、たとえ王族であったとしても、デビッドが何らかの処分を受けることは避けられない状態であった。
「しかし・・あれは・・」
リリスはデビッドから出る『黒い霧』を見て顔を顰めた。
「ええ、邪神の気配を感じるわ」
「と、なれば・・我々と同じで何らかの形でこの世界に復活したということになるのでしょうか・・」
そう言いながらリリスは顔を青ざめさせていた。
「これは・・・素晴らしい」
すると、そこに従者も付けずに1人の高位貴族が入場してきた。
「・・アレクス侯爵」
しかし、その男の様子はハーティが知っているものとは異なっていた。
目の前のアレクス侯爵は白目を向いており、だらしなく開いた口からは涎が垂れ流されていた。
体からは黒い霧が立ち込めており、その動きは草臥れた糸人形のようであった。
「ああ、こいつのことか?こいつはダメだな。思った通り、器としては大したことがない」
「まあいい、そろそろ彼奴に『邪神の残滓』も馴染んできたようだし、動き出すとするか」
「アガガガガッ」
その声と共に、アレクスの成れの果てがガクガクと震えて、一気に体から『黒い霧』が噴き出した。
そして、その霧は空中で一つの塊となり、人のような形を形成し始めた。
ドシャッ!
そして、霧が抜けきったアレクスの体は、糸の切れた人形のようになって崩れ落ちて動かなくなった。
「おのれ!」
リリスはすかさず黒い塊に向けて浄化魔導を放った。
『時が立って貴様も落ちぶれたな。女神リリスよ』
「っつ!貴様その声は・・『邪神イラ』か!?」
「『邪神イラ』!?そんな!?『デスティウルス』の側近の1人だったあなたがなぜ!!」
『・・ふん、貴様は憎き怨敵『ハーティルティア』・・やはり貴様も蘇っていたか・・神界を消し去っておいてよくもまあぬけぬけと・・』
「貴様!ハーティー様を侮辱するのは許せない!!」
そういうと再びリリスはイラに向かって浄化魔導を飛ばした。
しかし、イラはそれをさも興味なさげにはじき飛ばした。
『ふん、まあいい・・この身は不便なものでな。こちらの世界は受肉しなければどうにも力が発揮できん。どちらにしても貴様らを始末するのは後だ。・・私は新しい肉体を頂くのでな』
イラがその言葉と共にデビッドに向けて手をかざす。
すると、今まで激しくユナと戦っていたデビッドが、ピタリと動きを止めた。
「はぁ・・はぁ・・殿下!?」
突然終わった拳の応酬にユナは驚いていた。
「まさか・・!?いけない!デビッド!逃げて!!」
しかし、ハーティーの言葉も虚しく人型の黒い霧が、デビッドの体を包み込む。
「う!ぐ・・・ぐぁぁぁぁぁぁぁ!」
そして、デビッドが激しく苦しみ出した。
「デビッド!!」
「あぁぁぁぁ・・・・・・」
「・・・・・・」
そしてデビッドはしばらく苦しんだ後に、俯いたまま動かなくなった。
「・・・デビッド殿下?」
さっきまでデビッドと戦っていて側にいたユナは、デビッドに向けて手を伸ばした。
すると・・。
バァァン!
「っう、きゃあ!!」
ユナは見えない力によって、猛スピードで吹き飛ばされて地面を転がっていった。
「ユナ!」
「・・殿下!いけません!危のうございます!」
その時、リリスの背後の入り口からマクスウェルが入場してきた。
彼は執務の為、今日の模擬試合には参加していなかったのであった。
「!アレクス侯爵!?それにデビッド・・一体どうしたんだ!?」
「デビッド殿下は『黒い霧』の影響で正気を失っています」
「そして、あの『黒い霧』は、邪神が具現化したものです」
「そんな・・・デビッド・・どうして邪神が・・デビッドに・・」
リリスの言葉を聞いたマクスウェルは力なく項垂れた。
そして、幸い吹き飛ばされただけで、そこまでダメージを受けなかったユナが立ち上がった。
「っく!何としても、止めなければ・・」
やがて完全に『黒い霧』がデビッドに取り込まれると、デビッドはゆっくりと浮かび上がりながら自分の手を開いたり閉じたりしていた。
「ふん、いいぞ・・実にいい気分だ」
デビッドは今まで彼からは見たことが無いような、邪悪な笑みを浮かびながら言葉を溢していた。
「邪神イラ!貴様!デビッド殿下の肉体を乗っ取ったのか!!」
「ふん、この肉体は思った通りよく馴染む。先ほどのアレクスとか言う貴族も邪な心を持っていたが、肉体は大したものではなかった」
「しかし、此奴の『マナの滾り』は思った通りに素晴らしい!」
「此奴の『邪な心』に漬け込んで、この『黒の魔導結晶』を使わせたらすぐに此奴の『マナの滾り』は同調しよったわ!」
そう言いながらイラはデビッドの体で胸元のペンダントを引き出した。
(・・『マナの滾り』とは『マナ出力』のこと!?)
ハーティーはイラの言葉でデビッドが持つ『黒の魔導結晶』が、デビッドから精製出力されたマナを吸収していたことを知った。
どうやら『黒の魔導結晶』は、身につけた者が精製するマナを吸収することができる代物らしかった。
デビッド殿下も髪色が暗い為にユナと同じく『マナ出力』が高いと思われる。
だからこそ『黒の魔導結晶』を媒介して、ユナと同じように『ブースト』を発動していたようだ。
しかし、それと同時にデビッドの体も『黒の魔導結晶』が発する邪神の残滓に蝕まれていったと予想された。
「我は今こうして肉体を得て復活した!」
「そして、今まさに憎き神族共に復讐をする時が来た!」
「邪神デスティウルス様は神族共に滅ぼされる時に、御力の一部を『黒の魔導結晶』として、この世界の各地に産み落とされたのだ!」
「いずれ復活した時に、この『神族共が居なくなった世界』で力をつけて滅ぼした後に、別の異世界に旅立つ為になあ!」
「我はこれからこの『黒の魔導結晶』を集めて邪神デスティウルス様を復活させる!」
「貴様らが復活していたのは予想外であったが、その身ではどうすることもできまい」
「この怨敵ハーティルティアの国は、我らの悲願達成の礎になる為に貴様ら諸共滅びて貰おう!!」
「そんなことさせないわ!」
イラの言葉にハーティは叫んだ。
「ハーティ・・・」
それを見たマクスウェルはハーティの肩に手を置いた。
「邪神!貴様達の思うようにはさせない!この国は、世界は女神ハーティルティア様が創造したもの!必ず守ってみせる!」
「そして、デビッドは必ず返してもらうぞ!」
マクスウェルはデビッドを乗っ取ったイラを睨みつけながら宣言した。
「ふん、せいぜい悪あがきをするがいい。いずれにしても後願の憂いを断つ為に、貴様らには死んでもらう!」
そう言いながら更に高く浮かび上がったイラは、両手をかざして多方向に『黒い霧』を飛ばした。
それらは息絶えた騎士団員達に吸い込まれていく。
すると、息絶えたはずの騎士団員達が虚ろな顔をしながら起き上がってきた。
その姿にハーティは見覚えがあった。
「・・アンデッド」
「せいぜい『人形共』に喰われて、貴様らもアンデッドになるがいい!」
「我は手始めに王都中の人間共を乗っ取って、この憎き王国と偽りの白銀の神殿を滅ぼしてくれる!ふはははは!」
イラは高らかに宣言すると、ハーティ達の前から飛び去っていった。
「っく!待ちなさい!」
ハーティ達の声は、闘技場に虚しく響き渡るだけであった。
「オオオオオ・・・」
そして、ハーティ達の周りには、多数のアンデッドが集まりつつあった。
0
あなたにおすすめの小説
転生先の異世界で温泉ブームを巻き起こせ!
カエデネコ
ファンタジー
日本のとある旅館の跡継ぎ娘として育てられた前世を活かして転生先でも作りたい最高の温泉地!
恋に仕事に事件に忙しい!
カクヨムの方でも「カエデネコ」でメイン活動してます。カクヨムの方が更新が早いです。よろしければそちらもお願いしますm(_ _)m
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる