63 / 229
第二章 魔導帝国オルテアガ編
ユナの旅立ち1 〜ユナ視点〜
しおりを挟む
ユナがハーティと別れてから数日後の王都イルティアは、邪神イラの襲撃により被害を受けた家屋などの修繕作業が急ピッチで進められていた。
特に女神ハーティルティアを目の当たりにした王都民は『女神教』の聖地である白銀の神殿の修繕作業を最優先で行っており、そこには王都に滞在するほぼすべての冒険者が破格の報酬を受けて作業に従事していた。
白銀の神殿の修繕作業の陣頭指揮は聖女であるリリスが、女神ハーティルティアの神託に則って携わっていた。
そんなリリスに呼び出されたユナは白銀の神殿へと足を向けた。
「聖女様・・・いったいどういったご用件で私を呼んだのでしょうか」
ユナは本礼拝堂の修繕現場にいたリリスを見つけると、か細い声をかけた。
「ユナさん・・・・ひどい表情ですね」
リリスが思わずそう言ってしまうくらい、ユナの表情には覇気がなかった。
ユナはハーティを失ってしまった現実を受け止められず、この数日間はまるで亡霊のように王都を彷徨っていたのであった。
尤も、その間でさえハーティの部屋を掃除することだけは欠かさなかったのだが。
「お嬢様は私の全てでした。そんなお嬢様がお隠れになって、もはや私に生きる目的はありません。ですから、私はこの数日間自分の身の振り方について考えていたんです」
そう言いながら俯くユナの瞳には涙の膜が張っていた。
「気持ちはわかります。ですが、今のユナさんの姿を見れば、きっとハーティルティア様も悲しまれますよ?」
「・・・っ!だけど!もう二度とお嬢様のお世話をすることも叶わないのです!私の生きがいなどもうこの世界にはないのです!」
ダン!
そう言いながらユナは本礼拝堂の壁を叩いた。
その勢いは、『ブースト』が発動していれば、礼拝堂の壁を大破させるほどの勢いであった。
「・・・何故ユナさんは『二度と会えない』と決めつけるのです?」
「・・・なんですって?」
リリスの言葉を聞いたユナはすっと目を細めた。
「そんなことを言って私に意味もない慰めをするっていうのですか!!」
「違います!そんなことは考えていません」
「ならどうして!どうしてそんなことを言うんですか!!」
ユナの悲痛な叫びを聞いたリリスは静かに瞳を閉じた。
そして、一度深呼吸をすると静かに口を開いた。
「ハーティルティア様は、まだこの世界にいらっしゃいます」
ガッ!!!
その言葉を聞いた瞬間にユナはリリスの両肩をきつく掴んだ。
「なにを戯けたことを!!そこまでして私の気持ちを弄ぶつもりですか!!」
ギリギリ・・・!
無意識にユナはリリスの両肩を締め上げた。
「い、痛いです!痛いですって!!!ちゃんと聞いてください!」
「!申し訳ありません・・つい気持ちが高まってしまって・・・・」
「・・あなたらしくないですよ・・・私が言ったことは本当です。ハーティルティア様はこの世界に確かにいらっしゃいます。元神族の記憶を持つ『リリス』が言うのですから間違いありません」
「・・ハーティルティア様はかつてこの世界を創造したほどの神格を持つ女神ですよ?最上級の浄化魔導を全力で放ったところで力を失うような御方ではありません」
「・・それは本当なのですか!!」
「ええ・・・直接私に具体的な言葉をかけることはありませんでしたが、確かにハーティルティア様は私にいろいろなことを任せるという意図を伝えてきました」
「その中にあなたのことも含まれているのだと私は思っています」
「それにお忘れのようですが、私はマナの動きを感じることができるのですよ?」
「ハーティルティア様は皆様に存在が消滅するような演技をしていらっしゃいましたが、あれほど大きなマナの滾りを持つハーティルティア様であれば、私にとってはある程度遠くからでも位置がわかります。それほどハーティルティア様の存在は大きいのです」
「そして、ハーティルティア様が上空に浮上した後、東の方角にすさまじい速度で飛んで行ったのも感じることができました。私の推測が正しければ、おそらく『魔導帝国オルテアガ』へ向かったと思われます」
「!!だったら!!しかし・・なぜそんなことを・・」
そんな疑問を持つユナに、リリスは『邪神』の存在について、そして『黒の魔導結晶』の詳細について説明をした。
「そんな!ということはお嬢様はたった一人で世界を救おうとして孤独な旅に出たというのですか!!」
ユナはいよいよその大きな瞳から涙を零していた。
「ハーティルティア様は『神界大戦』の二の舞になって自分以外の人々が犠牲になることを避けたかったのだと思います」
「ですから、イルティア王国のみなさんに別れを告げて一人で戦うことを決意したのだと思います」
その言葉を聞いたユナは無言で踵を返した。
「・・・どこに行こうというのです?」
「・・・もちろん『魔導帝国オルテアガ』です。無茶をしようとする愚かな主人を叱りにいくのです!」
そう言いながらリリスを見るユナの瞳は、確かな決意を表していた。
「待ってください!」
「止めないでください!お嬢様がこの世界にいると知った以上、それが例えどれだけ遠い場所でも私は追いかけます!それが私の使命ですから!」
「あなたがそう言うであろうとは私も予想していました。はっきり言いますけど、私だって本当はハーティルティア様の傍にいたいのです!!」
悲痛な叫び声をあげるリリスの瞳からは涙が零れていた。
「ですが!私はハーティルティア様よりこの白銀の神殿を護ることを任されました。それに、私自身も『女神教』の聖地であり、かつて同志たちが散っていったこの場所を護りたいのです!」
「ですから!私は神剣を授かったあなたに、ハーティルティア様のことを託そうとしたのです!」
そう言いながら、リリスは一通の手紙をユナへ差し出した。
「・・・・これは?」
ユナが受け取った手紙をまじまじと見ると、女神ハーティルティアのシルエットを模した国章の蝋封が施されていた。
この世界でこの蝋封を施す人物はたった一人である。
「・・・国王陛下から?」
「ええ・・・私から国王陛下へある程度の経緯と事情を説明しました。もちろんユナさんのこともです」
「いくら貴方がハーティルティア様から授かった戦闘能力を持っていたとしても、平民で纏まった路銀もない貴方がたった一人で手掛かりの少ない中、隣国まで人探しに向かうことは困難でしょう」
「それは・・・確かにそうですが・・」
ユナはリリスの言葉を聞いて静かに目を伏せた。
「ですから、イルティア王国の王室にあなたのことを口利きして協力を要請しました。ですから一度王宮に立ち寄って国王陛下とお話ししてください。私も同行しますので」
「イルティア王国の王室は女神ハーティルティア様の為にどんな協力も惜しまないはずです」
「・・・ありがとうございます」
「王室はこの件に関しては謁見を最優先で行う為、日時や時間を気にしなくてもいいとおっしゃられました」
「どうしますか?」
「・・・私はお嬢様に一刻も早く会いたいです。ですから直ぐにでも陛下に謁見を賜りたいです・・一緒に来ていただけますか?」
「・・・もちろんですとも!そうと決まれば直ぐにでも王宮へ向かいましょう!」
そして、二人は王宮へと向かうことにしたのであった。
特に女神ハーティルティアを目の当たりにした王都民は『女神教』の聖地である白銀の神殿の修繕作業を最優先で行っており、そこには王都に滞在するほぼすべての冒険者が破格の報酬を受けて作業に従事していた。
白銀の神殿の修繕作業の陣頭指揮は聖女であるリリスが、女神ハーティルティアの神託に則って携わっていた。
そんなリリスに呼び出されたユナは白銀の神殿へと足を向けた。
「聖女様・・・いったいどういったご用件で私を呼んだのでしょうか」
ユナは本礼拝堂の修繕現場にいたリリスを見つけると、か細い声をかけた。
「ユナさん・・・・ひどい表情ですね」
リリスが思わずそう言ってしまうくらい、ユナの表情には覇気がなかった。
ユナはハーティを失ってしまった現実を受け止められず、この数日間はまるで亡霊のように王都を彷徨っていたのであった。
尤も、その間でさえハーティの部屋を掃除することだけは欠かさなかったのだが。
「お嬢様は私の全てでした。そんなお嬢様がお隠れになって、もはや私に生きる目的はありません。ですから、私はこの数日間自分の身の振り方について考えていたんです」
そう言いながら俯くユナの瞳には涙の膜が張っていた。
「気持ちはわかります。ですが、今のユナさんの姿を見れば、きっとハーティルティア様も悲しまれますよ?」
「・・・っ!だけど!もう二度とお嬢様のお世話をすることも叶わないのです!私の生きがいなどもうこの世界にはないのです!」
ダン!
そう言いながらユナは本礼拝堂の壁を叩いた。
その勢いは、『ブースト』が発動していれば、礼拝堂の壁を大破させるほどの勢いであった。
「・・・何故ユナさんは『二度と会えない』と決めつけるのです?」
「・・・なんですって?」
リリスの言葉を聞いたユナはすっと目を細めた。
「そんなことを言って私に意味もない慰めをするっていうのですか!!」
「違います!そんなことは考えていません」
「ならどうして!どうしてそんなことを言うんですか!!」
ユナの悲痛な叫びを聞いたリリスは静かに瞳を閉じた。
そして、一度深呼吸をすると静かに口を開いた。
「ハーティルティア様は、まだこの世界にいらっしゃいます」
ガッ!!!
その言葉を聞いた瞬間にユナはリリスの両肩をきつく掴んだ。
「なにを戯けたことを!!そこまでして私の気持ちを弄ぶつもりですか!!」
ギリギリ・・・!
無意識にユナはリリスの両肩を締め上げた。
「い、痛いです!痛いですって!!!ちゃんと聞いてください!」
「!申し訳ありません・・つい気持ちが高まってしまって・・・・」
「・・あなたらしくないですよ・・・私が言ったことは本当です。ハーティルティア様はこの世界に確かにいらっしゃいます。元神族の記憶を持つ『リリス』が言うのですから間違いありません」
「・・ハーティルティア様はかつてこの世界を創造したほどの神格を持つ女神ですよ?最上級の浄化魔導を全力で放ったところで力を失うような御方ではありません」
「・・それは本当なのですか!!」
「ええ・・・直接私に具体的な言葉をかけることはありませんでしたが、確かにハーティルティア様は私にいろいろなことを任せるという意図を伝えてきました」
「その中にあなたのことも含まれているのだと私は思っています」
「それにお忘れのようですが、私はマナの動きを感じることができるのですよ?」
「ハーティルティア様は皆様に存在が消滅するような演技をしていらっしゃいましたが、あれほど大きなマナの滾りを持つハーティルティア様であれば、私にとってはある程度遠くからでも位置がわかります。それほどハーティルティア様の存在は大きいのです」
「そして、ハーティルティア様が上空に浮上した後、東の方角にすさまじい速度で飛んで行ったのも感じることができました。私の推測が正しければ、おそらく『魔導帝国オルテアガ』へ向かったと思われます」
「!!だったら!!しかし・・なぜそんなことを・・」
そんな疑問を持つユナに、リリスは『邪神』の存在について、そして『黒の魔導結晶』の詳細について説明をした。
「そんな!ということはお嬢様はたった一人で世界を救おうとして孤独な旅に出たというのですか!!」
ユナはいよいよその大きな瞳から涙を零していた。
「ハーティルティア様は『神界大戦』の二の舞になって自分以外の人々が犠牲になることを避けたかったのだと思います」
「ですから、イルティア王国のみなさんに別れを告げて一人で戦うことを決意したのだと思います」
その言葉を聞いたユナは無言で踵を返した。
「・・・どこに行こうというのです?」
「・・・もちろん『魔導帝国オルテアガ』です。無茶をしようとする愚かな主人を叱りにいくのです!」
そう言いながらリリスを見るユナの瞳は、確かな決意を表していた。
「待ってください!」
「止めないでください!お嬢様がこの世界にいると知った以上、それが例えどれだけ遠い場所でも私は追いかけます!それが私の使命ですから!」
「あなたがそう言うであろうとは私も予想していました。はっきり言いますけど、私だって本当はハーティルティア様の傍にいたいのです!!」
悲痛な叫び声をあげるリリスの瞳からは涙が零れていた。
「ですが!私はハーティルティア様よりこの白銀の神殿を護ることを任されました。それに、私自身も『女神教』の聖地であり、かつて同志たちが散っていったこの場所を護りたいのです!」
「ですから!私は神剣を授かったあなたに、ハーティルティア様のことを託そうとしたのです!」
そう言いながら、リリスは一通の手紙をユナへ差し出した。
「・・・・これは?」
ユナが受け取った手紙をまじまじと見ると、女神ハーティルティアのシルエットを模した国章の蝋封が施されていた。
この世界でこの蝋封を施す人物はたった一人である。
「・・・国王陛下から?」
「ええ・・・私から国王陛下へある程度の経緯と事情を説明しました。もちろんユナさんのこともです」
「いくら貴方がハーティルティア様から授かった戦闘能力を持っていたとしても、平民で纏まった路銀もない貴方がたった一人で手掛かりの少ない中、隣国まで人探しに向かうことは困難でしょう」
「それは・・・確かにそうですが・・」
ユナはリリスの言葉を聞いて静かに目を伏せた。
「ですから、イルティア王国の王室にあなたのことを口利きして協力を要請しました。ですから一度王宮に立ち寄って国王陛下とお話ししてください。私も同行しますので」
「イルティア王国の王室は女神ハーティルティア様の為にどんな協力も惜しまないはずです」
「・・・ありがとうございます」
「王室はこの件に関しては謁見を最優先で行う為、日時や時間を気にしなくてもいいとおっしゃられました」
「どうしますか?」
「・・・私はお嬢様に一刻も早く会いたいです。ですから直ぐにでも陛下に謁見を賜りたいです・・一緒に来ていただけますか?」
「・・・もちろんですとも!そうと決まれば直ぐにでも王宮へ向かいましょう!」
そして、二人は王宮へと向かうことにしたのであった。
1
あなたにおすすめの小説
転生先の異世界で温泉ブームを巻き起こせ!
カエデネコ
ファンタジー
日本のとある旅館の跡継ぎ娘として育てられた前世を活かして転生先でも作りたい最高の温泉地!
恋に仕事に事件に忙しい!
カクヨムの方でも「カエデネコ」でメイン活動してます。カクヨムの方が更新が早いです。よろしければそちらもお願いしますm(_ _)m
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる