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第三章 商業国家アーティナイ連邦編
王宮晩餐会 〜イルティア王国視点〜2
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オルクスがそのようなやりとりをしている一方、マクスウェルは会場内で国の重鎮と歓談していた。
その姿を王国貴族の子女達は、ただ遠巻きに眺めている状態であった。
「はあ、マクスウェル殿下・・・いつも素敵ですが、盛装された姿はますます素敵ですわ」
一人の子女が口元を扇で隠しながら呟くと、その周りにいた令嬢達も一様に頷く。
「ああ、一度でいいですからお声をかけて頂きたいですわ・・」
「とてもじゃないですけどそんな事はできませんわ。何といっても殿下は世界から『邪神』の脅威が去った後は至尊なる女神ハーティルティア様とこの国をお導きになるお方。『女神様』を差し置いて話しかけるなど畏れ多すぎてできませんわ」
「はあ、こんなことでしたら女神ハーティルティア様が『人の身』として過ごされた時代にお声をおかけしたら良かったですわ」
「ですが、『人の身』であらせられたときから女神様の側には殿下がいらっしゃいましたし、何より当時から隠しきれずに溢れ出た人並外れた美貌をお持ちで、王国の女性では王妃陛下や側妃殿下に次いで高貴な身分のお方。とてもじゃないけど声をかけられる雰囲気ではありませんでしたわ」
コクコク・・・。
別の令嬢が言った言葉にも再び皆が同意して頷いていた。
頬を染めていた令嬢達がマクスウェルの話題から、いつの間にかハーティへと話の中心が向かってしまうのは、正に『神聖イルティア王国』ならではの事であった。
敬虔な『女神教』信者であるイルティア王国貴族にとって『女神ハーティルティア』の婚約者であるマクスウェルは単なる『王太子』という肩書以上の意味を持つ存在であった。
ましてや、現在『邪神』討伐に腐心しながら世界中を駆け巡っているとされている『女神ハーティルティア』を差し置いてマクスウェルに近づく事など、王国貴族令嬢達にとってはあってはならない事だという認識を持っていた。
その為、王国令嬢達はマクスウェルの事が気になりながらも遠くから眺めることしか出来ないのであった。
しかし、歓談していたマクスウェルの元へフィオナが歩み寄って来た。
そのまま、フィオナはマクスウェル達の前で優雅に膝を折ると、歓談していた重鎮それぞれ一人一人に挨拶を始めた。
そして、全員と挨拶が終わったフィオナはマクスウェルに向かって微笑みかけた。
それを察した重鎮達は、一礼すると順番にマクスウェルの元から辞していった。
「マクスウェル様の周りには王国の御令嬢方はいらっしゃらないんですね?お兄様の周りにはあれだけたくさんいらっしゃるのに・・マクスウェル様がおモテにならない筈は無いと思いますが」
フィオナはそう言って人差し指を口元にやりながら、こてりと首を傾げた。
「ああ、あれは皆遠慮してるんだよ。私には『婚約者』がいるからね」
「ああ・・・」
マクスウェルの言葉を聞いてフィオナは一瞬表情を曇らせたが、それも一瞬で再び表情は笑顔に戻った。
「つまり、今私はマクスウェル様をお誘いするには絶好の機会ということですね!」
「でしたら、どうかわたくしと踊っていただけませんか?」
「えっ!?」
フィオナからの突然の誘いを聞いて、マクスウェルは目を見開いた。
王国貴族の令嬢はハーティに遠慮してダンスを誘ってこないのは予想していたので、今日は誰とも踊らないものだとマクスウェルは思っていた。
だから、フィオナの誘いが予想外であったのだ。
とはいえ、一国の皇女殿下からのお誘いを断るわけにはいかない。
マクスウェルは微笑みながらフィオナの手を取った。
そして、ホールの中央へと歩みを進める。
王国の王太子と帝国の皇女という組み合わせに、否応なしに皆の視線があつまる。
二人がホールの中央で手を取り合っているのを確認すると、それにタイミングを合わせるように楽団がダンスの曲を奏で始めた。
流石は高貴な人間同士と言うこともあり、二人のダンスは息が揃っていて華麗で美しかった。
そして、二人はステップを刻みながら小声で話し始めた。
「マクスウェル様、お上手ですわ」
「フィオナ嬢こそ上手だ。一緒に踊って全くストレスがない」
二人はお互いに褒め合うと、視線を交えながらそのままダンスを続けていく。
すると、フィオナは何かを考える素振りをすると、更にマクスウェルへと身を寄せた。
フィオナが身を寄せることで、彼女の豊満な胸がマクスウェルの体に当たって形を変えた。
「フ、フィオナ嬢!?」
それにマクスウェルが頬を染めると、フィオナは潤んだ瞳をマクスウェルへ向けた。
「マクスウェル様、私の事は『フィオナ』と呼んでください」
「いや、だが・・・」
「わたくしは、マクスウェル様にもっと私の事を知ってもらいたいのです。ですから、まずはもっと親しみを持った呼び方をしていただきたいのです」
それを聞いたマクスウェルは表情を曇らせた。
「フィオナ嬢も知っているとは思うが、私には婚約者がいる。だから王国の貴族令嬢は私に近づかないんだ。いくら君が他国の人間とはいえ、あまり私と親しくしていると他の令嬢に目をつけられる。君はこれからしばらく王国に滞在するのだからそれは避けた方がいいのではないか?」
「その婚約者って王国が『女神』として扱ってる侯爵令嬢ですよね。果たして実際に婚姻できる相手なのですか?」
「なんだと?」
「『ハーティ』は所詮侯爵令嬢なのですよ?当人にイルティア王国に戻る気があるかすらも分からない彼女を婚約者にするより、確実にマクスウェル様の側で支える事が出来て、彼女より高貴な『皇族』であるわたくしの方がマクスウェル様に相応しい筈です」
フィオナの言葉を聞いたマクスウェルはますます剣呑な表情になる。
その時、丁度ダンスの曲が終わったので、マクスウェルはフィオナから離れて距離を取った。
「フィオナ嬢、滅多な事を言うんじゃない。君や君の国では『女神教』を信じていないかもしれないが、君が思っている以上にこの国は『女神教』を大切にしている。君の言葉をどこの誰が聞いているかわからないんだ」
そして、マクスウェルは踵を返してフィオナの前から去る前に背中越しで語りかけた。
「そして、私も『女神教』を・・『ハーティ』を大切にしている。君が信仰しないのは勝手だか、帝国が王国と歩んでいくと決めたなら、言葉を選んで話すといい」
マクスウェルはそう言い残すとフィオナから離れていった。
「わ、わたし・・諦めませんから!!」
フィオナは離れていくマクスウェルの背中に向かって顔を赤らめながら叫んだ。
その姿を王国貴族の子女達は、ただ遠巻きに眺めている状態であった。
「はあ、マクスウェル殿下・・・いつも素敵ですが、盛装された姿はますます素敵ですわ」
一人の子女が口元を扇で隠しながら呟くと、その周りにいた令嬢達も一様に頷く。
「ああ、一度でいいですからお声をかけて頂きたいですわ・・」
「とてもじゃないですけどそんな事はできませんわ。何といっても殿下は世界から『邪神』の脅威が去った後は至尊なる女神ハーティルティア様とこの国をお導きになるお方。『女神様』を差し置いて話しかけるなど畏れ多すぎてできませんわ」
「はあ、こんなことでしたら女神ハーティルティア様が『人の身』として過ごされた時代にお声をおかけしたら良かったですわ」
「ですが、『人の身』であらせられたときから女神様の側には殿下がいらっしゃいましたし、何より当時から隠しきれずに溢れ出た人並外れた美貌をお持ちで、王国の女性では王妃陛下や側妃殿下に次いで高貴な身分のお方。とてもじゃないけど声をかけられる雰囲気ではありませんでしたわ」
コクコク・・・。
別の令嬢が言った言葉にも再び皆が同意して頷いていた。
頬を染めていた令嬢達がマクスウェルの話題から、いつの間にかハーティへと話の中心が向かってしまうのは、正に『神聖イルティア王国』ならではの事であった。
敬虔な『女神教』信者であるイルティア王国貴族にとって『女神ハーティルティア』の婚約者であるマクスウェルは単なる『王太子』という肩書以上の意味を持つ存在であった。
ましてや、現在『邪神』討伐に腐心しながら世界中を駆け巡っているとされている『女神ハーティルティア』を差し置いてマクスウェルに近づく事など、王国貴族令嬢達にとってはあってはならない事だという認識を持っていた。
その為、王国令嬢達はマクスウェルの事が気になりながらも遠くから眺めることしか出来ないのであった。
しかし、歓談していたマクスウェルの元へフィオナが歩み寄って来た。
そのまま、フィオナはマクスウェル達の前で優雅に膝を折ると、歓談していた重鎮それぞれ一人一人に挨拶を始めた。
そして、全員と挨拶が終わったフィオナはマクスウェルに向かって微笑みかけた。
それを察した重鎮達は、一礼すると順番にマクスウェルの元から辞していった。
「マクスウェル様の周りには王国の御令嬢方はいらっしゃらないんですね?お兄様の周りにはあれだけたくさんいらっしゃるのに・・マクスウェル様がおモテにならない筈は無いと思いますが」
フィオナはそう言って人差し指を口元にやりながら、こてりと首を傾げた。
「ああ、あれは皆遠慮してるんだよ。私には『婚約者』がいるからね」
「ああ・・・」
マクスウェルの言葉を聞いてフィオナは一瞬表情を曇らせたが、それも一瞬で再び表情は笑顔に戻った。
「つまり、今私はマクスウェル様をお誘いするには絶好の機会ということですね!」
「でしたら、どうかわたくしと踊っていただけませんか?」
「えっ!?」
フィオナからの突然の誘いを聞いて、マクスウェルは目を見開いた。
王国貴族の令嬢はハーティに遠慮してダンスを誘ってこないのは予想していたので、今日は誰とも踊らないものだとマクスウェルは思っていた。
だから、フィオナの誘いが予想外であったのだ。
とはいえ、一国の皇女殿下からのお誘いを断るわけにはいかない。
マクスウェルは微笑みながらフィオナの手を取った。
そして、ホールの中央へと歩みを進める。
王国の王太子と帝国の皇女という組み合わせに、否応なしに皆の視線があつまる。
二人がホールの中央で手を取り合っているのを確認すると、それにタイミングを合わせるように楽団がダンスの曲を奏で始めた。
流石は高貴な人間同士と言うこともあり、二人のダンスは息が揃っていて華麗で美しかった。
そして、二人はステップを刻みながら小声で話し始めた。
「マクスウェル様、お上手ですわ」
「フィオナ嬢こそ上手だ。一緒に踊って全くストレスがない」
二人はお互いに褒め合うと、視線を交えながらそのままダンスを続けていく。
すると、フィオナは何かを考える素振りをすると、更にマクスウェルへと身を寄せた。
フィオナが身を寄せることで、彼女の豊満な胸がマクスウェルの体に当たって形を変えた。
「フ、フィオナ嬢!?」
それにマクスウェルが頬を染めると、フィオナは潤んだ瞳をマクスウェルへ向けた。
「マクスウェル様、私の事は『フィオナ』と呼んでください」
「いや、だが・・・」
「わたくしは、マクスウェル様にもっと私の事を知ってもらいたいのです。ですから、まずはもっと親しみを持った呼び方をしていただきたいのです」
それを聞いたマクスウェルは表情を曇らせた。
「フィオナ嬢も知っているとは思うが、私には婚約者がいる。だから王国の貴族令嬢は私に近づかないんだ。いくら君が他国の人間とはいえ、あまり私と親しくしていると他の令嬢に目をつけられる。君はこれからしばらく王国に滞在するのだからそれは避けた方がいいのではないか?」
「その婚約者って王国が『女神』として扱ってる侯爵令嬢ですよね。果たして実際に婚姻できる相手なのですか?」
「なんだと?」
「『ハーティ』は所詮侯爵令嬢なのですよ?当人にイルティア王国に戻る気があるかすらも分からない彼女を婚約者にするより、確実にマクスウェル様の側で支える事が出来て、彼女より高貴な『皇族』であるわたくしの方がマクスウェル様に相応しい筈です」
フィオナの言葉を聞いたマクスウェルはますます剣呑な表情になる。
その時、丁度ダンスの曲が終わったので、マクスウェルはフィオナから離れて距離を取った。
「フィオナ嬢、滅多な事を言うんじゃない。君や君の国では『女神教』を信じていないかもしれないが、君が思っている以上にこの国は『女神教』を大切にしている。君の言葉をどこの誰が聞いているかわからないんだ」
そして、マクスウェルは踵を返してフィオナの前から去る前に背中越しで語りかけた。
「そして、私も『女神教』を・・『ハーティ』を大切にしている。君が信仰しないのは勝手だか、帝国が王国と歩んでいくと決めたなら、言葉を選んで話すといい」
マクスウェルはそう言い残すとフィオナから離れていった。
「わ、わたし・・諦めませんから!!」
フィオナは離れていくマクスウェルの背中に向かって顔を赤らめながら叫んだ。
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