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第四章 エルフの国リーフィア編
出航準備 〜イルティア王国視点〜
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ハーティ達がエメラダとの死闘を繰り広げていた頃。
イルティア王国海軍工廠では、急ピッチで進められた『対邪神用決戦兵器』開発も大詰めとなり、新造艦は最終艤装が完了して、いよいよ出航に向けての準備を行っていた。
そして、マクスウェル達主要メンバーは新造艦の艦橋に集まっていた。
世界最大クラスの船舶である新造艦の艦橋は広大であり、航行に必要な魔導コンソールが至る所に並んでいた。
艦橋は急拵えの軍艦としては考えられない程豪華な内装となっており、玉座のような艦長席の更に一段上がった壇上には『女神ハーティルティア像』が祀られていた。
「それにしても、この艦もさることながら、これだけ数が揃うと壮観だな」
艦橋の窓から見下ろせるドックを眺めながら、マクスウェルは呟いた。
「ええ。間違いなく、ここには人類の最高戦力が集まっておりますわ」
マクスウェルとフィオナが見つめる先には、十五機の瑠璃色に塗装された魔導機甲がランスを構えて整列していた。
「『魔導緋色金』で建造された『クラマ式・マギフォーミュラ・マナ・ジェネレーター』を搭載した、人類初の量産型魔導機甲『ラピス』ですじゃ!」
『ラピス』と呼ばれた機体は『女神同盟軍』のモチーフとなる『女神ハーティルティア』を模した紋章が描かれた大きなシールドとランスを装備しており、さしずめ巨大な騎士のような見た目であった。
「あのうち五機がこの艦の護衛に、五機が王都防衛、残り五機が帝都防衛に派遣されますわ」
「本当は全てをハーティの元にやりたいが、『邪神』があと何柱存在するかわからない以上、仕方ないか・・」
マクスウェルが顎に手をやりながら唸っていると、リリスが総司祭とジル国王を連れて艦橋に入ってきた。
「それより、あれは無事に搭載できたのでしょうか!?」
リリスの質問にカツは得意げに答えた。
「クラリス嬢が託してくれたあれは艦橋のコンソールに搭載しましたぞ。何せそれなりに大きかったので、この艦に搭載するのが一番と思ったのですじゃ!」
カツは王国に来たばかりの時はかなり畏まっていたが、『対邪神用決戦兵器』開発に携わる内にかなり砕けた言葉遣いになってきていた。
「では!早速試してみたいのですが、よろしいでしょうか!」
リリスは興奮した様子でカツに迫った。
「う・・うむ、あちらのコンソールを操作したら動かすことができますのじゃ」
リリスに迫られたカツはたじろぎながら説明した。
「ありがとうございます!」
リリスはカツが示したコンソールに駆け寄ると、うきうきしながらそれを操作し始めた。
「ここを操作すればハーティルティア様のピアスの波長と合わせられるのですね」
「そうですじゃ。おそらく距離が遠いから繋がるまで時間がかかると思いますのじゃ」
リリスはコンソールを操作すると、ハーティのピアスに向かって声をかけた。
「ハーティルティア様!!ハーティルティア様!」
カツの言う通り、距離が遠いからなのか、コンソールからは雑音のような音が聞こえるだけであった。
「ハーティルティア様!聞こえますか!」
『その声は!?まさか!?』
しかし、しばらくリリスが声をかけると無事に通信が繋がって、コンソールからハーティの驚いたような声が聞こえてきた。
その瞬間、リリスの顔が綻んだ。
「はい、貴方様の愛しのリリスです!」
・・・・・。
・・・・・・・・・。
それから、久しぶりにハーティの声を聞いたイルティア王国の重鎮達は歓喜しながらハーティと言葉を交わしつつ、お互いの近況を語り合った。
「とにかく、私たちは君の元に向かうから!もうフラフラと寄り道しないでちゃんと『リーフィア』で待っているんだよ!わかったかい!?」
特にマクスウェルはフィオナやジル国王の横槍を受けながらも、必死に自分達がハーティの元に向かうことを伝えた。
『もう、マクスウェルったら!人を根無草の流浪人みたいに言わないでよね!』
「とにかく、待っているんだよ!」
「ハーティ様!直接お会いする時をお待ちしておりますわ!おーほっほっほ!」
プツン・・・。
そして、最後はフィオナの高笑いでハーティとの通信を終えた。
「ハーティが無事でよかった・・」
通信を終えたマクスウェルは、先程のハーティの声を噛み締めながらほっと胸を撫で下ろした。
「・・こうしてはいられないな!ロキニス卿!人員と資材の積み込みはどうなっている!」
マクスウェルは近くにいたロキニス侯爵に問いかけた。
ロキニス侯爵は『邪神イラ』によって殺されて没落したグラファイト侯爵家当主であるアレクスに変わって、イルティア王国軍の将軍に就いた男である。
「はい、マクスウェル殿下。乗員二千名の乗り込み及び資材の搬入は既に完了しております」
「では、すぐに出航できるというわけだな」
「その通りにございます」
ロキニス侯爵の言葉を聞いたマクスウェルは満足気に頷いた。
その時、マクスウェル達の元へジル国王と総司祭が歩み寄って来た。
「余達はイルティア王国の為に王都に残らねばならぬ。心苦しいが頼んだぞ、マクスウェル」
「聖女様・・貴方様が危険な戦地に向かうことは心配ですが、『女神教会』は我々がしっかりと導きますので安心してください。私は聖女様と女神ハーティルティア様の無事を『白銀の神殿』で祈っております」
「父上。女神様の為に戦地に赴くことは『神聖イルティア王国』建国から定められた王家の使命です。必ずやハーティ達と共に『邪神』を滅ぼして、この地に無事戻る事を誓います」
「マクスウェル・・頼んだぞ」
そして、ジル国王と総司祭は艦橋を後にした。
「・・・フィオナ嬢、本当に君も行くのか?」
「当たり前ですわ!マクスウェル様が戦地に赴くと言うのであれば、わたくしはどこまでもお供しますわ!」
「それに、この艦についてはマクスウェル様よりもよく知っているつもりですわ!」
「フィオナ嬢・・すまないな。では、共に戦おう」
マクスウェルはそう言いながらフィオナに向かって微笑んだ。
「っつ!?も、ももちろんですわ!」
マクスウェルの微笑みを見たフィオナは、顔を真っ赤に染め上げながら恥ずかしさを誤魔化すように副艦長の座席へ腰掛けた。
マクスウェルはそんなフィオナを視線で見送ると、静かに艦長席に腰掛けた。
そして、瞳を閉じて深呼吸をすると、きりっと表情を引き締めた。
「これより本艦は女神ハーティルティア様と合流する為に『エルフの国リーフィア』へ向かう!直ちに機関始動せよ!」
続いて、手を横に伸ばすと、艦橋に響き渡る美声でクルーに向かって指示を飛ばした。
イルティア王国海軍工廠では、急ピッチで進められた『対邪神用決戦兵器』開発も大詰めとなり、新造艦は最終艤装が完了して、いよいよ出航に向けての準備を行っていた。
そして、マクスウェル達主要メンバーは新造艦の艦橋に集まっていた。
世界最大クラスの船舶である新造艦の艦橋は広大であり、航行に必要な魔導コンソールが至る所に並んでいた。
艦橋は急拵えの軍艦としては考えられない程豪華な内装となっており、玉座のような艦長席の更に一段上がった壇上には『女神ハーティルティア像』が祀られていた。
「それにしても、この艦もさることながら、これだけ数が揃うと壮観だな」
艦橋の窓から見下ろせるドックを眺めながら、マクスウェルは呟いた。
「ええ。間違いなく、ここには人類の最高戦力が集まっておりますわ」
マクスウェルとフィオナが見つめる先には、十五機の瑠璃色に塗装された魔導機甲がランスを構えて整列していた。
「『魔導緋色金』で建造された『クラマ式・マギフォーミュラ・マナ・ジェネレーター』を搭載した、人類初の量産型魔導機甲『ラピス』ですじゃ!」
『ラピス』と呼ばれた機体は『女神同盟軍』のモチーフとなる『女神ハーティルティア』を模した紋章が描かれた大きなシールドとランスを装備しており、さしずめ巨大な騎士のような見た目であった。
「あのうち五機がこの艦の護衛に、五機が王都防衛、残り五機が帝都防衛に派遣されますわ」
「本当は全てをハーティの元にやりたいが、『邪神』があと何柱存在するかわからない以上、仕方ないか・・」
マクスウェルが顎に手をやりながら唸っていると、リリスが総司祭とジル国王を連れて艦橋に入ってきた。
「それより、あれは無事に搭載できたのでしょうか!?」
リリスの質問にカツは得意げに答えた。
「クラリス嬢が託してくれたあれは艦橋のコンソールに搭載しましたぞ。何せそれなりに大きかったので、この艦に搭載するのが一番と思ったのですじゃ!」
カツは王国に来たばかりの時はかなり畏まっていたが、『対邪神用決戦兵器』開発に携わる内にかなり砕けた言葉遣いになってきていた。
「では!早速試してみたいのですが、よろしいでしょうか!」
リリスは興奮した様子でカツに迫った。
「う・・うむ、あちらのコンソールを操作したら動かすことができますのじゃ」
リリスに迫られたカツはたじろぎながら説明した。
「ありがとうございます!」
リリスはカツが示したコンソールに駆け寄ると、うきうきしながらそれを操作し始めた。
「ここを操作すればハーティルティア様のピアスの波長と合わせられるのですね」
「そうですじゃ。おそらく距離が遠いから繋がるまで時間がかかると思いますのじゃ」
リリスはコンソールを操作すると、ハーティのピアスに向かって声をかけた。
「ハーティルティア様!!ハーティルティア様!」
カツの言う通り、距離が遠いからなのか、コンソールからは雑音のような音が聞こえるだけであった。
「ハーティルティア様!聞こえますか!」
『その声は!?まさか!?』
しかし、しばらくリリスが声をかけると無事に通信が繋がって、コンソールからハーティの驚いたような声が聞こえてきた。
その瞬間、リリスの顔が綻んだ。
「はい、貴方様の愛しのリリスです!」
・・・・・。
・・・・・・・・・。
それから、久しぶりにハーティの声を聞いたイルティア王国の重鎮達は歓喜しながらハーティと言葉を交わしつつ、お互いの近況を語り合った。
「とにかく、私たちは君の元に向かうから!もうフラフラと寄り道しないでちゃんと『リーフィア』で待っているんだよ!わかったかい!?」
特にマクスウェルはフィオナやジル国王の横槍を受けながらも、必死に自分達がハーティの元に向かうことを伝えた。
『もう、マクスウェルったら!人を根無草の流浪人みたいに言わないでよね!』
「とにかく、待っているんだよ!」
「ハーティ様!直接お会いする時をお待ちしておりますわ!おーほっほっほ!」
プツン・・・。
そして、最後はフィオナの高笑いでハーティとの通信を終えた。
「ハーティが無事でよかった・・」
通信を終えたマクスウェルは、先程のハーティの声を噛み締めながらほっと胸を撫で下ろした。
「・・こうしてはいられないな!ロキニス卿!人員と資材の積み込みはどうなっている!」
マクスウェルは近くにいたロキニス侯爵に問いかけた。
ロキニス侯爵は『邪神イラ』によって殺されて没落したグラファイト侯爵家当主であるアレクスに変わって、イルティア王国軍の将軍に就いた男である。
「はい、マクスウェル殿下。乗員二千名の乗り込み及び資材の搬入は既に完了しております」
「では、すぐに出航できるというわけだな」
「その通りにございます」
ロキニス侯爵の言葉を聞いたマクスウェルは満足気に頷いた。
その時、マクスウェル達の元へジル国王と総司祭が歩み寄って来た。
「余達はイルティア王国の為に王都に残らねばならぬ。心苦しいが頼んだぞ、マクスウェル」
「聖女様・・貴方様が危険な戦地に向かうことは心配ですが、『女神教会』は我々がしっかりと導きますので安心してください。私は聖女様と女神ハーティルティア様の無事を『白銀の神殿』で祈っております」
「父上。女神様の為に戦地に赴くことは『神聖イルティア王国』建国から定められた王家の使命です。必ずやハーティ達と共に『邪神』を滅ぼして、この地に無事戻る事を誓います」
「マクスウェル・・頼んだぞ」
そして、ジル国王と総司祭は艦橋を後にした。
「・・・フィオナ嬢、本当に君も行くのか?」
「当たり前ですわ!マクスウェル様が戦地に赴くと言うのであれば、わたくしはどこまでもお供しますわ!」
「それに、この艦についてはマクスウェル様よりもよく知っているつもりですわ!」
「フィオナ嬢・・すまないな。では、共に戦おう」
マクスウェルはそう言いながらフィオナに向かって微笑んだ。
「っつ!?も、ももちろんですわ!」
マクスウェルの微笑みを見たフィオナは、顔を真っ赤に染め上げながら恥ずかしさを誤魔化すように副艦長の座席へ腰掛けた。
マクスウェルはそんなフィオナを視線で見送ると、静かに艦長席に腰掛けた。
そして、瞳を閉じて深呼吸をすると、きりっと表情を引き締めた。
「これより本艦は女神ハーティルティア様と合流する為に『エルフの国リーフィア』へ向かう!直ちに機関始動せよ!」
続いて、手を横に伸ばすと、艦橋に響き渡る美声でクルーに向かって指示を飛ばした。
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