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82.それぞれの戦い
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「貴様ぁぁぁ!」
ハリーが叫びカットラスを振り抜くと同時に『パン!』と鋭い銃声が聞こえ、ワッツの右肩から血が吹き出した。
「動くな!!」
ルーカスの手には既に撃鉄が引き起こされたリボルバーが握られていた。
地面に両膝をついていたワッツがバタンと倒れ、虚な目でハリーに躙り寄る。
「ハ、ハリー⋯⋯俺の⋯⋯」
「ハリー、手を出してすまん。一対一の戦いなら黙って見てるつもりだったが、そこの外道がうちの娘を狙うなら話は別だ。腕には自信があるが、結構腹が立ってるから次はうっかり頭をぶち抜くかもな」
「いえ、申し訳ありません。ワッツを殺すところでした」
「誰か救急箱を! ワッツの手当てをしなきゃ。このまま死なせてなんかやるもんですか!」
冷静なメリッサの言葉でハリーやケニスが動き出した。
応急処置をしたワッツのポケットや袖の中から続々と出てきたのは、武器の他に毒薬らしい怪しげな液体や小型の爆薬まで。
「あれだけの大怪我をしながら反撃するとか⋯⋯やっぱ真面じゃねえな。そうだ『デカいの』じゃなくてフレッド⋯⋯奴らを呼んでくれ」
ルーカスにフレッドと呼ばれた大男が『漸くかよ』と言い、2回目の指笛を鳴り響かせると、港のある方向から特急裁判官のリチャード・メイソン侯爵を先頭にした大勢の騎士団が現れた。
「遅えじゃねえか! 待ちくたびれて釣りでもはじめようかと思ってたとこだぞ」
「この辺はいい漁場があるって言うしなあ~。景色も良かったろ?」
呑気にヘラッと笑ったルーカスがパンパンと手を叩いた。
「さーてと、話し合いの続きをやるとするか」
リチャード・メイソン侯爵が連れてきた騎士団が拘束されたメイルーン達を並べ直すと、一番にステファンが文句を言いはじめた。
「この怪我はそこにいるケニスって奴にやられたんだ! 痛くて堪んねえから骨が折れてるに違いない⋯⋯誰か怪我の手当てのできる奴はいないのか!? 早く医者に連れて行ってくれ」
「俺達は何もしてないんだ、拘束を解いてくれ!」
「俺は弁護士だぞ! さっさとこれをほどけ!」
「こんな事が許されると思ってるのか!」
ステファンに続いてモブ三人衆からも抗議の声が上がったが、メイルーンとワッツは無表情で我関せずを貫いている。
「(治療は後回し⋯⋯無視に決まってるじゃない)えーっと先ずはじめに、ミゲルの事故を画策したメイルーン達がこれまでにやった悪事の数々はモーニング・グロー社の朝刊に掲載されたので、今頃王都は大騒ぎのはずです。
この場を切り抜けてももう逃げられませんし、サマネス枢機卿の力なんかではもみ消しきれません」
「⋯⋯へ? 新聞って」
「そう。新聞の朝刊にデカデカと掲載されてます。ここ数ヶ月徹底的に調査して証拠や証人も確保済みですし、チャールズ・ドーソン弁護士とここにいるリチャード・メイソン裁判官が全てを保管しています。
言い逃れも隠蔽も出来ないから覚悟して下さいね」
無能でも司法に籍を置いているモブ三人衆はチャールズ・ドーソンとリチャード・メイソンの名前に震え上がった。
「ほ、本物?」
「君達6人とは面識はないが、ここ数ヶ月吐き気がするほど名前を見聞きしてきた。私の机の上にはあなた方が『何度生まれ変わっても終身刑を課すべき』だと言える程の罪状が積み上がっている」
冷ややかな声と厳しい目を向けられたモブ三人衆は目を伏せて肩を落としたが、ステファンとメイルーンとワッツの3人は動じた様子もなく、平然としていた。
メイルーンは『俺が枢機卿のロジャー・マルティンだ』と叫んだ男は偽物の可能性が高いと考え様子を窺っていた。
(新聞だと!? そんな戯言に騙されるものか! それにあの男が本物なら、この状況で黙っているわけがない。⋯⋯試してみるか。奴が偽物ならワッツとステファンを切り捨てればなんとでもなるはず)
「こんな事をして教会が黙っているとでも思っているのかね? 国王や議会でさえ教会の意のままだと言うのに、百歩譲って大衆を味方につけたとしても勝てるわけがない⋯⋯こんな茶番を仕組んで、それがなんの役にたつと言うのか聞いてみたいものだな」
傲慢に言い放ちながら横目でロジャーの様子をチラ見していたメイルーンは『奴は偽物だ』と確信を持った。
(本物なら絶対に何か言うはず。裁判官や騎士団程度なら、私と父上の権力で簡単に抑えられる)
メリッサの話が本当ならゲームオーバーだし、メイルーンが言う事が通ればゲーム続行だと腹を括ったワッツは、ニヘラッと不気味な笑いを浮かべてハリーやケニス達を眺めて楽しんでいた。
「貴様らの戯言を聞く気はねえから、さっさと連れてったらどうだ~? あ~、怪我が痛え」
(あれこれ考えたってメイルーンが役立たずなら間違いなく終わりだしな。捕まえたらどいつから殺るかを考えてた方が楽しい⋯⋯あー、やっぱ弱そうな奴からだよな。となると⋯⋯)
「こんな事してメイルーン司教もサマネス枢機卿も黙ってねえぞ! 俺はお前らとは関係ねえからな! メイルーン、俺は今すぐこんな奴らとは縁を切るから助けてくれるよな。俺のせいじゃないって分かってるよな!?」
(せっかく大金をせしめて爵位の約束も取り付けたのに、その話をコイツらに潰されるとか冗談じゃないぜ。俺はメイルーンの仲間だってアピールしとかなきゃ、八つ当たりで『お前のことは知らん』とか言われたら超ヤバいじゃねえか)
酔っ払ってベラベラと内部情報を漏らしたことなど全く覚えていないステファンは、この場を切り抜ければ実家に隠してある証拠を使って、予定通りの豪勢な生活が送れるといまだに信じていた。
(余計なことはしねえ! メリッサとの縁さえ切りゃ、アイツらが何を言おうと何をしようと俺には関係なくなるんだ。後はメイルーン様がカタをつけるまで大人しくしとけば問題ねえってな)
「あ、そうだ! 俺の、俺の鞄! おい、誰か俺の鞄を持ってこい!」
ケニスにやられた時に鞄をなくしていたと漸く気付いたステファンが叫び声を上げ、芋虫のように蠢きながらキョロキョロと地面の上を見回すと、半分砂に埋もれた鞄をケニスが拾い上げた。
「もしかしてこれか?」
「あ、それだ! それは俺のもんだ。返せ、返しやがれこのくそ野郎!」
態とらしく見せびらかしていた砂まみれの鞄をケニスがメリッサの手に押し付けた。
「メリッサ、真珠の代金を回収したから確認してくれ」
「し、真珠? 違う違う! それは俺の金だし⋯⋯真珠なんか知らねえし関係ねえ! メリッサ、その馬鹿にちゃんと言えよ。俺は関係ないってお前は知ってるよな、そうだろ!?」
真っ青な顔で冷や汗を垂らしながら叫ぶステファンを無視して、鞄の中を覗き込んだメリッサがくすりと笑った。
「模造品にしては高額で買取してもらったのかしら。本物だったら安すぎだけどね」
「「模造品?」」
メイルーンの小さな声がステファンの声とかぶさった。
ハリーが叫びカットラスを振り抜くと同時に『パン!』と鋭い銃声が聞こえ、ワッツの右肩から血が吹き出した。
「動くな!!」
ルーカスの手には既に撃鉄が引き起こされたリボルバーが握られていた。
地面に両膝をついていたワッツがバタンと倒れ、虚な目でハリーに躙り寄る。
「ハ、ハリー⋯⋯俺の⋯⋯」
「ハリー、手を出してすまん。一対一の戦いなら黙って見てるつもりだったが、そこの外道がうちの娘を狙うなら話は別だ。腕には自信があるが、結構腹が立ってるから次はうっかり頭をぶち抜くかもな」
「いえ、申し訳ありません。ワッツを殺すところでした」
「誰か救急箱を! ワッツの手当てをしなきゃ。このまま死なせてなんかやるもんですか!」
冷静なメリッサの言葉でハリーやケニスが動き出した。
応急処置をしたワッツのポケットや袖の中から続々と出てきたのは、武器の他に毒薬らしい怪しげな液体や小型の爆薬まで。
「あれだけの大怪我をしながら反撃するとか⋯⋯やっぱ真面じゃねえな。そうだ『デカいの』じゃなくてフレッド⋯⋯奴らを呼んでくれ」
ルーカスにフレッドと呼ばれた大男が『漸くかよ』と言い、2回目の指笛を鳴り響かせると、港のある方向から特急裁判官のリチャード・メイソン侯爵を先頭にした大勢の騎士団が現れた。
「遅えじゃねえか! 待ちくたびれて釣りでもはじめようかと思ってたとこだぞ」
「この辺はいい漁場があるって言うしなあ~。景色も良かったろ?」
呑気にヘラッと笑ったルーカスがパンパンと手を叩いた。
「さーてと、話し合いの続きをやるとするか」
リチャード・メイソン侯爵が連れてきた騎士団が拘束されたメイルーン達を並べ直すと、一番にステファンが文句を言いはじめた。
「この怪我はそこにいるケニスって奴にやられたんだ! 痛くて堪んねえから骨が折れてるに違いない⋯⋯誰か怪我の手当てのできる奴はいないのか!? 早く医者に連れて行ってくれ」
「俺達は何もしてないんだ、拘束を解いてくれ!」
「俺は弁護士だぞ! さっさとこれをほどけ!」
「こんな事が許されると思ってるのか!」
ステファンに続いてモブ三人衆からも抗議の声が上がったが、メイルーンとワッツは無表情で我関せずを貫いている。
「(治療は後回し⋯⋯無視に決まってるじゃない)えーっと先ずはじめに、ミゲルの事故を画策したメイルーン達がこれまでにやった悪事の数々はモーニング・グロー社の朝刊に掲載されたので、今頃王都は大騒ぎのはずです。
この場を切り抜けてももう逃げられませんし、サマネス枢機卿の力なんかではもみ消しきれません」
「⋯⋯へ? 新聞って」
「そう。新聞の朝刊にデカデカと掲載されてます。ここ数ヶ月徹底的に調査して証拠や証人も確保済みですし、チャールズ・ドーソン弁護士とここにいるリチャード・メイソン裁判官が全てを保管しています。
言い逃れも隠蔽も出来ないから覚悟して下さいね」
無能でも司法に籍を置いているモブ三人衆はチャールズ・ドーソンとリチャード・メイソンの名前に震え上がった。
「ほ、本物?」
「君達6人とは面識はないが、ここ数ヶ月吐き気がするほど名前を見聞きしてきた。私の机の上にはあなた方が『何度生まれ変わっても終身刑を課すべき』だと言える程の罪状が積み上がっている」
冷ややかな声と厳しい目を向けられたモブ三人衆は目を伏せて肩を落としたが、ステファンとメイルーンとワッツの3人は動じた様子もなく、平然としていた。
メイルーンは『俺が枢機卿のロジャー・マルティンだ』と叫んだ男は偽物の可能性が高いと考え様子を窺っていた。
(新聞だと!? そんな戯言に騙されるものか! それにあの男が本物なら、この状況で黙っているわけがない。⋯⋯試してみるか。奴が偽物ならワッツとステファンを切り捨てればなんとでもなるはず)
「こんな事をして教会が黙っているとでも思っているのかね? 国王や議会でさえ教会の意のままだと言うのに、百歩譲って大衆を味方につけたとしても勝てるわけがない⋯⋯こんな茶番を仕組んで、それがなんの役にたつと言うのか聞いてみたいものだな」
傲慢に言い放ちながら横目でロジャーの様子をチラ見していたメイルーンは『奴は偽物だ』と確信を持った。
(本物なら絶対に何か言うはず。裁判官や騎士団程度なら、私と父上の権力で簡単に抑えられる)
メリッサの話が本当ならゲームオーバーだし、メイルーンが言う事が通ればゲーム続行だと腹を括ったワッツは、ニヘラッと不気味な笑いを浮かべてハリーやケニス達を眺めて楽しんでいた。
「貴様らの戯言を聞く気はねえから、さっさと連れてったらどうだ~? あ~、怪我が痛え」
(あれこれ考えたってメイルーンが役立たずなら間違いなく終わりだしな。捕まえたらどいつから殺るかを考えてた方が楽しい⋯⋯あー、やっぱ弱そうな奴からだよな。となると⋯⋯)
「こんな事してメイルーン司教もサマネス枢機卿も黙ってねえぞ! 俺はお前らとは関係ねえからな! メイルーン、俺は今すぐこんな奴らとは縁を切るから助けてくれるよな。俺のせいじゃないって分かってるよな!?」
(せっかく大金をせしめて爵位の約束も取り付けたのに、その話をコイツらに潰されるとか冗談じゃないぜ。俺はメイルーンの仲間だってアピールしとかなきゃ、八つ当たりで『お前のことは知らん』とか言われたら超ヤバいじゃねえか)
酔っ払ってベラベラと内部情報を漏らしたことなど全く覚えていないステファンは、この場を切り抜ければ実家に隠してある証拠を使って、予定通りの豪勢な生活が送れるといまだに信じていた。
(余計なことはしねえ! メリッサとの縁さえ切りゃ、アイツらが何を言おうと何をしようと俺には関係なくなるんだ。後はメイルーン様がカタをつけるまで大人しくしとけば問題ねえってな)
「あ、そうだ! 俺の、俺の鞄! おい、誰か俺の鞄を持ってこい!」
ケニスにやられた時に鞄をなくしていたと漸く気付いたステファンが叫び声を上げ、芋虫のように蠢きながらキョロキョロと地面の上を見回すと、半分砂に埋もれた鞄をケニスが拾い上げた。
「もしかしてこれか?」
「あ、それだ! それは俺のもんだ。返せ、返しやがれこのくそ野郎!」
態とらしく見せびらかしていた砂まみれの鞄をケニスがメリッサの手に押し付けた。
「メリッサ、真珠の代金を回収したから確認してくれ」
「し、真珠? 違う違う! それは俺の金だし⋯⋯真珠なんか知らねえし関係ねえ! メリッサ、その馬鹿にちゃんと言えよ。俺は関係ないってお前は知ってるよな、そうだろ!?」
真っ青な顔で冷や汗を垂らしながら叫ぶステファンを無視して、鞄の中を覗き込んだメリッサがくすりと笑った。
「模造品にしては高額で買取してもらったのかしら。本物だったら安すぎだけどね」
「「模造品?」」
メイルーンの小さな声がステファンの声とかぶさった。
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