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23.作戦会議
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「面白そうなことになってるって聞いたからついて来ちゃった」
ターニャ第二王女。国王の一番のお気に入りと言われる彼女はこの国に女性騎士が誕生したきっかけになった人物。
幼い頃から人形遊びより棒を振り回し王子達を追いかけ回していたターニャ王女に、剣を諦めさせようとして発案した女性の騎士登用だったが運が良いのか悪いのか第一期生の試験に合格してしまった。
それから数年、順調に実力をつけとうとう副団長に就任してしまった強者。
「第二騎士団の副団長になられたのにお祝いも申し上げず失礼致しました。改めて、副団長就任おめでとうございます」
「相変わらずライラは固いんだから⋯⋯。ハーヴィーの事聞いたわ、辛かったわね。徹底的にぶっ潰してやりなさい」
ターニャ王女と会ったのはハーヴィーが連れて行ってくれた武器屋だった。
『内緒で準備しようと思ったんだけど武器屋の親父さんに叱られたんだ。飾りで置いておくならいいけど使うつもりなら本人が持って試してみないとダメだって』
長さや重さなどが合っていないと危険だと言われて2人でやって来た日、鮮やかなブロンドを一つに結んだ美しい女性が剣を物色していた。
いくつも試してみて選んだのが今日も持っていた透かしの入ったスモールソード。
ライラが試し切りをしている所を覗いたりハーヴィーとの会話に聞き耳を立てる失礼な人だと思っていたら帰り際に突然声をかけられた。
『ねえ、訓練試合しない?』
見ず知らずの相手に突然試合を申し込んだ挙動不審な女性がターニャ王女だった。
平民の男性が着るような麻のシャツに黒っぽいズボンを履いた女性はズカズカと近付いてきてライラの手をガシッと手を握りしめた。
綺麗な顔に似合わない固い剣だこは長い時間練習している騎士のものだと気付いたライラは『是非!』と答えていた。
相手が誰なのかも聞かず試合の約束をしたライラにハーヴィーの拳骨が落ちた。
『先ずは挨拶と自己紹介だよ』
『ごめんなさい、だってこの方の手凄いの。いっぱい練習しておられる手だわ』
『私はターニャ、ただのターニャよ』
『ライラと申します』
家名も住んでいるところも告げず別れ、翌週武器屋の前で落ち合ってターニャの住まいに連れて行かれて⋯⋯絶句した。
『こ、ここ離宮ですよね』
ターニャが女性騎士第一号のひとりである第二王女だと気付いた瞬間だった。
その日コテンパンにされたライラだったが、それ以来たまに時間の空いた時に会っては剣を交えていた。
(筋がいいと褒めて下さるけど掠りもしないのよね)
最初の頃は心配して付いてきていたハーヴィーは何回か経つうちに送り迎えだけになってしまった。
『2人の剣談義に耐えられるのはノアくらいだね』
「ありがとうございます」
「メイヨー公爵は狸だから気をつけなきゃ。アレに隙を見せたら足を掬われるから、奴が知る前にしっかりと証拠や証言を集めないとね」
「これがあの日の医師の診断書と報告書だ。不審死だったから事件性がないと言っても、本来なら詳細な報告書があるはずなんだが」
そこにあったのはごく簡単な死亡診断書と外傷が記述されただけの報告書だが、後頭部の傷とうつ伏せで発見された事は記述がある。
「医師は任意同行で取り調べているんだが、現場を見たものがいるって言った途端顔色を変えて挙動不審になってる。『隠してます』って公言しているような状況だからすぐ自供するだろう」
「これは警ら隊の報告書なんだが、改竄した形跡があった。恐らく医師の報告書に合わせたんだと思うが、こっちは落とすのに少し時間がかかりそうだ」
報告書にサインしていたのは警ら隊の副隊長だったが、現在黙秘を続けていると言う。
「守衛の聞き取りと抜け穴の確認は済んだ」
「今朝ライラ達が捕まえた賊は二重に鍵のかかった箱を奪うよう言われたそうだ。依頼人はイーサン・ベリントン男爵で既に拘束しているがコイツも黙秘をしている。随分と余裕のありそうな態度だから逆にこの後の展開次第ですぐに落とせるだろう」
恐らくベリントン男爵は時間が経てばメイヨー公爵かジェラルドが保釈と事件の揉み消しに動くと思っているのだろう。騎士団はそこが崩せれば奴はすぐに口を割ると踏んでいる。
「ジェラルドから真実を聞き出すので宜しくお願いします」
「おう」
「ええ、けちょんけちょんにしちゃおうね」
(タ、ターニャ様の言葉遣いが益々崩れてる)
「作戦、何か考えてるんだろう?」
久しぶりに聞いたターニャの王女らしからぬ言葉遣いに妙な嬉しさを感じていると、確認済みの報告書をまとめていたマックス団長が聞いてきた。
「はい、ジェラルドを応接室に誘導します。皆さんには少し時間を開けてから来ていただいて、応接室の手前の部屋に入られたのを確認したら話に入りますので聞いていただければと思っています」
「そんなに上手くいくのか?」
グレッグ第二騎士団団長が疑問を投げかけた。マックス団長は午前中のやりとりやウェインから話を聞き出した時のテクニックを見ているので疑問を持っていないが、顔を合わせたばかりのグレッグ団長にしてみればライラは成人しているとは言ってもただの学生。
ライラ達がウェイン捕獲を急いだ理由は理解できるが、メイヨー公爵家嫡男を追い詰めるのはもう少し準備をしてからの方が良いと思っている。
(メイヨー公爵家は王家とも関係がある。そこに安易に踏み込むのはなぁ⋯⋯)
「ハーヴィーの件は別にしても横領に関しては証拠が揃っています」
ノアが持っていた封筒をグレッグ団長に手渡すと中を出してすぐに調べはじめた。横から覗いていたマックス団長が驚いて目を丸くした。
「すげえ金額だな。学園ってのは金持ちなんだなぁ」
「あそこは貴族の寄付で成り立ってるから資金は豊富だし、生徒会の運営費も半端ないのよ。私が生徒会に入った時も呆れたもの。たかが学生のお遊びにここまで費用を使うなんて馬鹿らしいって」
マックス団長の呟きを聞きつけたターニャが苦笑いを浮かべ説明してくれた。
「ウェインの証言は二転三転するでしょうがこれがあれば言い逃れはできないはずです」
「だな、架空の商会の確認から納品書・請求書⋯⋯現金の引き出しから支払いのサイン。よくこれだけ揃えたもんだ」
「全てハーヴィーがひとりで集めていて、わたくしはそれを預かっただけなんです」
使用人がお茶などをサーブするタイミングを計ったり、会話を盗聴する為、応接室と隣の部屋の間の壁は態と薄くなっている。ジェラルドと対峙した後ライラが時間を稼いでいる間に騎士団がその部屋に入ってくれれば全ての話を聞くことができる。
「ノアはその部屋の場所を知っていますから屋敷に突入した後は彼について行ってください。デレクは馬車を移動した後庭に回って、準備ができたと確信が持てたら応接室の外から合図を送ってね。
その合図が来たら話をはじめるから」
「つまりライラはひとりでジェラルドと対峙するって事? それは危険すぎるわ」
ターニャ第二王女。国王の一番のお気に入りと言われる彼女はこの国に女性騎士が誕生したきっかけになった人物。
幼い頃から人形遊びより棒を振り回し王子達を追いかけ回していたターニャ王女に、剣を諦めさせようとして発案した女性の騎士登用だったが運が良いのか悪いのか第一期生の試験に合格してしまった。
それから数年、順調に実力をつけとうとう副団長に就任してしまった強者。
「第二騎士団の副団長になられたのにお祝いも申し上げず失礼致しました。改めて、副団長就任おめでとうございます」
「相変わらずライラは固いんだから⋯⋯。ハーヴィーの事聞いたわ、辛かったわね。徹底的にぶっ潰してやりなさい」
ターニャ王女と会ったのはハーヴィーが連れて行ってくれた武器屋だった。
『内緒で準備しようと思ったんだけど武器屋の親父さんに叱られたんだ。飾りで置いておくならいいけど使うつもりなら本人が持って試してみないとダメだって』
長さや重さなどが合っていないと危険だと言われて2人でやって来た日、鮮やかなブロンドを一つに結んだ美しい女性が剣を物色していた。
いくつも試してみて選んだのが今日も持っていた透かしの入ったスモールソード。
ライラが試し切りをしている所を覗いたりハーヴィーとの会話に聞き耳を立てる失礼な人だと思っていたら帰り際に突然声をかけられた。
『ねえ、訓練試合しない?』
見ず知らずの相手に突然試合を申し込んだ挙動不審な女性がターニャ王女だった。
平民の男性が着るような麻のシャツに黒っぽいズボンを履いた女性はズカズカと近付いてきてライラの手をガシッと手を握りしめた。
綺麗な顔に似合わない固い剣だこは長い時間練習している騎士のものだと気付いたライラは『是非!』と答えていた。
相手が誰なのかも聞かず試合の約束をしたライラにハーヴィーの拳骨が落ちた。
『先ずは挨拶と自己紹介だよ』
『ごめんなさい、だってこの方の手凄いの。いっぱい練習しておられる手だわ』
『私はターニャ、ただのターニャよ』
『ライラと申します』
家名も住んでいるところも告げず別れ、翌週武器屋の前で落ち合ってターニャの住まいに連れて行かれて⋯⋯絶句した。
『こ、ここ離宮ですよね』
ターニャが女性騎士第一号のひとりである第二王女だと気付いた瞬間だった。
その日コテンパンにされたライラだったが、それ以来たまに時間の空いた時に会っては剣を交えていた。
(筋がいいと褒めて下さるけど掠りもしないのよね)
最初の頃は心配して付いてきていたハーヴィーは何回か経つうちに送り迎えだけになってしまった。
『2人の剣談義に耐えられるのはノアくらいだね』
「ありがとうございます」
「メイヨー公爵は狸だから気をつけなきゃ。アレに隙を見せたら足を掬われるから、奴が知る前にしっかりと証拠や証言を集めないとね」
「これがあの日の医師の診断書と報告書だ。不審死だったから事件性がないと言っても、本来なら詳細な報告書があるはずなんだが」
そこにあったのはごく簡単な死亡診断書と外傷が記述されただけの報告書だが、後頭部の傷とうつ伏せで発見された事は記述がある。
「医師は任意同行で取り調べているんだが、現場を見たものがいるって言った途端顔色を変えて挙動不審になってる。『隠してます』って公言しているような状況だからすぐ自供するだろう」
「これは警ら隊の報告書なんだが、改竄した形跡があった。恐らく医師の報告書に合わせたんだと思うが、こっちは落とすのに少し時間がかかりそうだ」
報告書にサインしていたのは警ら隊の副隊長だったが、現在黙秘を続けていると言う。
「守衛の聞き取りと抜け穴の確認は済んだ」
「今朝ライラ達が捕まえた賊は二重に鍵のかかった箱を奪うよう言われたそうだ。依頼人はイーサン・ベリントン男爵で既に拘束しているがコイツも黙秘をしている。随分と余裕のありそうな態度だから逆にこの後の展開次第ですぐに落とせるだろう」
恐らくベリントン男爵は時間が経てばメイヨー公爵かジェラルドが保釈と事件の揉み消しに動くと思っているのだろう。騎士団はそこが崩せれば奴はすぐに口を割ると踏んでいる。
「ジェラルドから真実を聞き出すので宜しくお願いします」
「おう」
「ええ、けちょんけちょんにしちゃおうね」
(タ、ターニャ様の言葉遣いが益々崩れてる)
「作戦、何か考えてるんだろう?」
久しぶりに聞いたターニャの王女らしからぬ言葉遣いに妙な嬉しさを感じていると、確認済みの報告書をまとめていたマックス団長が聞いてきた。
「はい、ジェラルドを応接室に誘導します。皆さんには少し時間を開けてから来ていただいて、応接室の手前の部屋に入られたのを確認したら話に入りますので聞いていただければと思っています」
「そんなに上手くいくのか?」
グレッグ第二騎士団団長が疑問を投げかけた。マックス団長は午前中のやりとりやウェインから話を聞き出した時のテクニックを見ているので疑問を持っていないが、顔を合わせたばかりのグレッグ団長にしてみればライラは成人しているとは言ってもただの学生。
ライラ達がウェイン捕獲を急いだ理由は理解できるが、メイヨー公爵家嫡男を追い詰めるのはもう少し準備をしてからの方が良いと思っている。
(メイヨー公爵家は王家とも関係がある。そこに安易に踏み込むのはなぁ⋯⋯)
「ハーヴィーの件は別にしても横領に関しては証拠が揃っています」
ノアが持っていた封筒をグレッグ団長に手渡すと中を出してすぐに調べはじめた。横から覗いていたマックス団長が驚いて目を丸くした。
「すげえ金額だな。学園ってのは金持ちなんだなぁ」
「あそこは貴族の寄付で成り立ってるから資金は豊富だし、生徒会の運営費も半端ないのよ。私が生徒会に入った時も呆れたもの。たかが学生のお遊びにここまで費用を使うなんて馬鹿らしいって」
マックス団長の呟きを聞きつけたターニャが苦笑いを浮かべ説明してくれた。
「ウェインの証言は二転三転するでしょうがこれがあれば言い逃れはできないはずです」
「だな、架空の商会の確認から納品書・請求書⋯⋯現金の引き出しから支払いのサイン。よくこれだけ揃えたもんだ」
「全てハーヴィーがひとりで集めていて、わたくしはそれを預かっただけなんです」
使用人がお茶などをサーブするタイミングを計ったり、会話を盗聴する為、応接室と隣の部屋の間の壁は態と薄くなっている。ジェラルドと対峙した後ライラが時間を稼いでいる間に騎士団がその部屋に入ってくれれば全ての話を聞くことができる。
「ノアはその部屋の場所を知っていますから屋敷に突入した後は彼について行ってください。デレクは馬車を移動した後庭に回って、準備ができたと確信が持てたら応接室の外から合図を送ってね。
その合図が来たら話をはじめるから」
「つまりライラはひとりでジェラルドと対峙するって事? それは危険すぎるわ」
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安心安全健全をモットーに、子供でも読める作品を目指しておりますが、物語の後半で、大人のロマンスが描写される予定です。直接的な表現は省き、詩的な表現に変換しておりますが、苦手な方はご注意頂ければと思います。
また、愛の伝道師・狸田真は、感想欄のお返事が初対面でも親友みたいな馴れ馴れしいコメントになる事がございます。ご容赦頂けると幸いです。
【完】ええ!?わたし当て馬じゃ無いんですか!?
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