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6.久しぶりのイリスを堪能
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二人してマナーぎりぎりの速さで廊下を抜けセアラの先導で校舎の南側に立つ図書館の裏にやって来た。昨日入寮した後に地図を片手に学園内を散策して見つけたここはあまり人が来ないようで高い木に覆われて落ち葉が積もっている。塗装の剥げたベンチが隅にあるのでイリスとの密会に都合がよさそうだと目をつけていた。
「セアラ、久しぶり。元気そうだけど眉間に皺が寄ってるわよ」
「⋯⋯せっかくの再会なのにごめんなさい」
「セアラが気にすることないわ。ああいう人ってどこにでもいるもの。あの二人は確かレトビア公爵と同じ派閥の家の方ね」
「ええ、それに私の監視役だわ」
制服が痛みそうだから持ってきたのと言いながらセアラが鞄から出したタオルをベンチに敷いて二人で腰を下ろした。
「昨日ここを見つけておいたの。ここなら誰にも見つからないと思ったんだけど、まさかこんなに早く利用することになるとは思わなかったわ」
「監視役をつけるなんて普段どんな生活をしてたの?」
「部屋から出たのは3回だけ。24時間メイドが監視してたわ。ようやくその二人と離れられたと思ったんだけど、次の監視役はちゃんと準備してあったのね」
セアラは昨夜執務室に呼び出された時にレトビア公爵から言われた言葉を思い出した。
『学園での言動には気をつけろ。学園内でお前が付き合う者はレトビア公爵家に相応しい者でなくてはならん。勝手なことはするな。わかったな』
「それがあの二人ってことね。やっぱりレトビア公爵は真面じゃないわ」
「公爵家には間違いなく何かあるわ。公爵家に着いて10日くらい経った時にね、図書室に行きたいって言ってみたの。その日のうちに部屋に外から鍵をつけられたわ」
「さいてー! もう怪しいですって宣言してるようなもんじゃない。入学前にライルに会って話をしたのよ。すっごく心配してたし今回の事すごく怒ってた。
彼は今、領地に帰らずお友達の屋敷にいるわ」
イリスは母親と相談して入学試験前に王都へやって来てライルに連絡をとった。ライルは卒業後すぐに領地に帰る予定だったがイリスからセアラがレトビア公爵家の養女になった事を聞き王都に残って調べると言ってくれた。
「領地にいる間は調べても大したことはわからなかったけど、ライルと一緒に王立図書館に行ってこの国の歴史とかレトビア家の事とか調べてみたの。
まだ大したことはわかってないけどライルも絶対おかしいって言ってたわ」
「亡くなったお祖母様が仰ってたのを思い出したのだけど、お祖母様のお母様がレトビアから輿入れしてこられたのは10歳の時だったって。あまりにも早い輿入れは【レトビアの呪い】から逃れるためだったのかもしれないって」
「ライルも知ってるかしら? 念の為ライルに手紙で伝えておくわね。ねえ、屋根裏部屋に住んでたとか食事抜きなんてことはなかったんでしょうね」
「それは大丈夫。豪華な客間に娘達のお古のドレスがいっぱいあって髪飾りとかのアクセサリーが入った宝石箱も置いてあるの。食事も3食部屋に運ばれてきたわ。専属のメイドだって二人も⋯⋯。
立派な部屋で何不自由なく暮らさせていますって言えるだけの状況はちゃんと作ってあったのよ。
但し、サイズが合わないドレスは部屋から出られないから不要だし宝石箱には鍵がかかってるけどね。
専属メイドは私にお茶を入れることはないけど毎日ソファで優雅なお茶会を開いているし、毎日私の代わりにお風呂に入って薔薇の香りをさせてたけどね」
「想像以上に姑息な奴だわ。ライルがね、屋根裏部屋に押し込まれてたりしたらすぐにでも連れ戻せるって言ってたのに」
「レトビア公爵はその辺抜け目がないわ。何度かレトビア公爵のご友人の方やご親戚の方がお部屋に来られたことがあるの。皆さん、『慈善事業の一環で養女にした娘にここまで手厚くされてるなんて流石はレトビア公爵様』だって仰ってた。
その方々に見せつけて確認させる為じゃなければメイドにクローゼットの中を開けて見せるよう目配せしたり、わざわざ宝石箱を目につくとこに置いたりしないわ」
「逃げられないよう状況だけは揃えてるのね。私、あの蛇みたいなネッチョリした目が大嫌いなの」
「明日から時間を見つけて図書館に行って見るつもりだからきっと何か見つかると思うの。ううん、見つけてみせるわ」
翌日から授業がはじまった。予習と復習をしておかなければついていけなくなりそうな授業もありSクラスの生徒は皆青息吐息だった。
「今年は学習要項を見直したんだって」
「生徒達の成績不振が問題になってるせいだとか」
「やばい、次の試験では絶対Aクラス落ちだよ」
休憩時間や放課後はシャーロット達が常にセアラの側を離れないのでセアラはイリスと話す時間も一人で図書館に行く時間も取れなかった。
セアラの寮の部屋は王族や高位貴族の集まる棟で子爵令嬢のイリスの部屋とは別の棟になる。防犯のためと称して今年度から棟の行き来が禁止され夜こっそり会う事もできない。
朝と夜は寮にある食堂で食事をとるがセアラの周りにはシャーロットかグレイスが必ず数人の取り巻きを連れて側に座る。
(見張りでもおいてるのかしら、まるで私を孤立させるために全力を尽くしてる感じだわ。トイレまでついてくるなんて!)
イリスは入学当初シャーロットとグレイスの取り巻きから虐めを受けていたようだが最近はシャーロット達に反発する人達と仲良くなりいつも何人かで行動するようになった。
学園に入学して3ヶ月経っても一人で図書館に足を踏み入れることさえ出来ていないセアラは次第に焦りの色を浮かべはじめた。
(このまま3年間監視して、公爵家に戻ったらまた部屋に閉じ込めるつもりかしら)
その日もセアラは周りを取り囲むシャーロット達から食堂に昼食をとりに行こうと声をかけられているところだった。
「あの、今日は別の方とお昼をいただきたいと思っていますの。どうかわたくしのことはお気になさらず皆様でいらっしゃって下さいませ」
「セアラ、久しぶり。元気そうだけど眉間に皺が寄ってるわよ」
「⋯⋯せっかくの再会なのにごめんなさい」
「セアラが気にすることないわ。ああいう人ってどこにでもいるもの。あの二人は確かレトビア公爵と同じ派閥の家の方ね」
「ええ、それに私の監視役だわ」
制服が痛みそうだから持ってきたのと言いながらセアラが鞄から出したタオルをベンチに敷いて二人で腰を下ろした。
「昨日ここを見つけておいたの。ここなら誰にも見つからないと思ったんだけど、まさかこんなに早く利用することになるとは思わなかったわ」
「監視役をつけるなんて普段どんな生活をしてたの?」
「部屋から出たのは3回だけ。24時間メイドが監視してたわ。ようやくその二人と離れられたと思ったんだけど、次の監視役はちゃんと準備してあったのね」
セアラは昨夜執務室に呼び出された時にレトビア公爵から言われた言葉を思い出した。
『学園での言動には気をつけろ。学園内でお前が付き合う者はレトビア公爵家に相応しい者でなくてはならん。勝手なことはするな。わかったな』
「それがあの二人ってことね。やっぱりレトビア公爵は真面じゃないわ」
「公爵家には間違いなく何かあるわ。公爵家に着いて10日くらい経った時にね、図書室に行きたいって言ってみたの。その日のうちに部屋に外から鍵をつけられたわ」
「さいてー! もう怪しいですって宣言してるようなもんじゃない。入学前にライルに会って話をしたのよ。すっごく心配してたし今回の事すごく怒ってた。
彼は今、領地に帰らずお友達の屋敷にいるわ」
イリスは母親と相談して入学試験前に王都へやって来てライルに連絡をとった。ライルは卒業後すぐに領地に帰る予定だったがイリスからセアラがレトビア公爵家の養女になった事を聞き王都に残って調べると言ってくれた。
「領地にいる間は調べても大したことはわからなかったけど、ライルと一緒に王立図書館に行ってこの国の歴史とかレトビア家の事とか調べてみたの。
まだ大したことはわかってないけどライルも絶対おかしいって言ってたわ」
「亡くなったお祖母様が仰ってたのを思い出したのだけど、お祖母様のお母様がレトビアから輿入れしてこられたのは10歳の時だったって。あまりにも早い輿入れは【レトビアの呪い】から逃れるためだったのかもしれないって」
「ライルも知ってるかしら? 念の為ライルに手紙で伝えておくわね。ねえ、屋根裏部屋に住んでたとか食事抜きなんてことはなかったんでしょうね」
「それは大丈夫。豪華な客間に娘達のお古のドレスがいっぱいあって髪飾りとかのアクセサリーが入った宝石箱も置いてあるの。食事も3食部屋に運ばれてきたわ。専属のメイドだって二人も⋯⋯。
立派な部屋で何不自由なく暮らさせていますって言えるだけの状況はちゃんと作ってあったのよ。
但し、サイズが合わないドレスは部屋から出られないから不要だし宝石箱には鍵がかかってるけどね。
専属メイドは私にお茶を入れることはないけど毎日ソファで優雅なお茶会を開いているし、毎日私の代わりにお風呂に入って薔薇の香りをさせてたけどね」
「想像以上に姑息な奴だわ。ライルがね、屋根裏部屋に押し込まれてたりしたらすぐにでも連れ戻せるって言ってたのに」
「レトビア公爵はその辺抜け目がないわ。何度かレトビア公爵のご友人の方やご親戚の方がお部屋に来られたことがあるの。皆さん、『慈善事業の一環で養女にした娘にここまで手厚くされてるなんて流石はレトビア公爵様』だって仰ってた。
その方々に見せつけて確認させる為じゃなければメイドにクローゼットの中を開けて見せるよう目配せしたり、わざわざ宝石箱を目につくとこに置いたりしないわ」
「逃げられないよう状況だけは揃えてるのね。私、あの蛇みたいなネッチョリした目が大嫌いなの」
「明日から時間を見つけて図書館に行って見るつもりだからきっと何か見つかると思うの。ううん、見つけてみせるわ」
翌日から授業がはじまった。予習と復習をしておかなければついていけなくなりそうな授業もありSクラスの生徒は皆青息吐息だった。
「今年は学習要項を見直したんだって」
「生徒達の成績不振が問題になってるせいだとか」
「やばい、次の試験では絶対Aクラス落ちだよ」
休憩時間や放課後はシャーロット達が常にセアラの側を離れないのでセアラはイリスと話す時間も一人で図書館に行く時間も取れなかった。
セアラの寮の部屋は王族や高位貴族の集まる棟で子爵令嬢のイリスの部屋とは別の棟になる。防犯のためと称して今年度から棟の行き来が禁止され夜こっそり会う事もできない。
朝と夜は寮にある食堂で食事をとるがセアラの周りにはシャーロットかグレイスが必ず数人の取り巻きを連れて側に座る。
(見張りでもおいてるのかしら、まるで私を孤立させるために全力を尽くしてる感じだわ。トイレまでついてくるなんて!)
イリスは入学当初シャーロットとグレイスの取り巻きから虐めを受けていたようだが最近はシャーロット達に反発する人達と仲良くなりいつも何人かで行動するようになった。
学園に入学して3ヶ月経っても一人で図書館に足を踏み入れることさえ出来ていないセアラは次第に焦りの色を浮かべはじめた。
(このまま3年間監視して、公爵家に戻ったらまた部屋に閉じ込めるつもりかしら)
その日もセアラは周りを取り囲むシャーロット達から食堂に昼食をとりに行こうと声をかけられているところだった。
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