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第36話 新たなパートナー
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次の日、アルトはヴァレリウスの伝言通り、職業安定所へ向かった。いつもなら入り口には仕事を求める泥底の住人の列ができているのだが、今は、不気味な静けさが漂っていた。建物の入り口に着いたアルトは、そこで目を疑う光景を目にする。
職業安定所の入り口の横には、晒し台が設置されて、昨日まで生きていたトビーの頭が無惨に晒されていたのだ。トビーの顔は原型を留めておらず、投石によってかろうじて本人だと判別できるほどに、ぐちゃぐちゃに変形していた。そして、晒し台の柱には、大きな紙が貼り付けられている。
【蝿の王、黄金の蜘蛛へ反逆は死の制裁が下される】
アルトは凄惨な姿となったトビーを呆然と見つめた。アルトは晒し台のトビーの頭を見たことで、トビーが本当に死んだことを実感すると同時に、「ここまでしなくても……」という憐憫の念が湧き上がってきた。
トビーに騙され、借金漬けにされた泥底の新人たちの恨みが、この無残な姿を作り出したのだ。アルトがトビーの晒し首を見て立ち尽くしていると、背後から明るく気さくな声がかけられた。
「よぉ、君がアルト君だね」
アルトが振り向くと、そこに立っていたのは、ファビアンという名の青年だった。サラサラの茶色い髪は肩まで伸び、身長175cmほどの均整の取れた体躯。明るい笑顔の好青年といった印象だ。
「あ……あなたが、トビーのかわりなのですか」
アルトは警戒しながら尋ねた。
「そうだよ。俺はファビアン、よろしくね。アルト君、少し元気がないみたいだけど、もしかしてあれが原因かな」
ファビアンは、気にする様子もなくトビーの晒された頭を指さした。アルトは静かに頷く。
「話は聞いているよ。君が気に病むことはないよ。すべてトビーの自己責任だよ」
ファビアンはそう言って、親しみを込めてアルトの肩を叩いた。
「言いたくはないけど、アイツはやり過ぎたのだよ。ああいうやり方では、恨みを買うのは仕方のないことだ」
ファビアンの言葉に、アルトは煮え切れない気持ちを抱く。
「そんなことよりも、君は自分の心配をした方が良いよ」
「どういうことなの?」
アルトは急に不安になった。
「君はトビーと仲良くしていたから、既に多くの泥底の住人の恨みを買っているはずだよ。トビーに騙されたヤツらはみんな、ゴミ山で残業までしてお金を稼いでいるのに、1日1食の粗末な食事とタコ部屋での生活。それに引き換え君は、トビーに気に入られたおかげで、1日3食の食事に1人部屋の宿屋に泊まって、仕事もきちんとしていないと噂がたっているみたいだよ」
ファビアンは、アルトの優遇されていた事実を正確に突きつけた。
「僕もトビーみたいになるの……」
アルトはファビアンに助けを求めるように尋ねた。
「驚かすようなことを言ったけど安心してね。俺が君の担当を任されたからには、誰にも手を出させないよ」
ファビアンはそう言って笑顔を見せた。ファビアンの言葉にアルトは安堵した。
「ところで君、今まで稼いだお金はどうしているの?」
アルトの借金は残りわずかだが、母親の病気を治す治癒魔道具のために小金貨15枚もの大金を貯めている。それは泥底の住人としては破格の額だ。トビーからは、絶対に貯金のことは誰にも話すなと言われていた。アルトは一瞬、優しそうな雰囲気のファビアンに正直に話すか迷うが、もう誰にも騙されないと固く決意した。
「生活費と借金の返済でほとんど使うので、貯金などないよ」
アルトが反射的に嘘をついた、その一瞬の思考の淀みをファビアンは見逃さなかった。
「そうか。トビーは君にあまり報酬を与えていなかったのだな。かわいそうに」
ファビアンは同情的な口調で言った。
「でも、安心してね。俺は君の報酬をくすねたりしないからね」
「う……うん!」
アルトは警戒を緩めることはない。
「アルト君、今日の晩に君との親睦会をしたいと思っているんだよ。だから、仕事は早めに終えて欲しいんだ」
ファビアンはアルトが警戒しているのに気づいて、気さくな笑顔を装ってアルトの歓迎会を提案した。アルトにはトビーの食事に誘われてぼったくり食堂へ連れて行かれた記憶を思い出す。
「でも……。仕事をがんばらないと」
アルトはなにか嫌な感じがした。
「仕事なんて明日がんばればいいよ。それとも俺のことが嫌いなのかい?」
ファビアンは終始笑顔を絶やさないが、アルトにはかえってそれが不気味に感じた。
「そんなことないよ」
アルトは本心を言えない。それはトビーのように殺されるのではないかと思ったからだ。
「それなら、決定だね」
「うん」
アルトは断ることができなかった。アルトが承諾するとファビアンは上機嫌になる。
「今日も一日ゴミ山での仕事をがんばってね。俺は4時ごろに品物を取りにくるね」
とファビアンは爽やかな笑顔で告げた。
アルトは「お願いします」と答え、トビーの晒し首から目を逸らし、足早にゴミ山へと向かった。
そして夕方。
ファビアンは、ゴミ山の奥にある休憩室で、アルトが今日拾った、修復した品物を確認していた。アルトは昼でゴミ拾いを終え、昼からは品物の修復に集中していたのだ。
休憩室のテーブルの上には、アルトが手を加えた3つの品が並んでいた。光を反射する銀のネックレス、精巧な細工が施された小さな馬の彫刻、そして、一部欠けていたが再び優美な形を取り戻した綺麗な細工の施された椅子。
それを見たファビアンは、目を爛々と輝かせて嬉しそうにニヤニヤしていた。
アルトは自信なさげに尋ねる。
「高く売れそうですか……?」
ファビアンはアルトの修復品を注意深く眺め、少し考えてから言った。
「ああ。俺に任せれば大丈夫だ」
そして、彼は急に顔を上げ、楽しそうな表情に戻る。
「さぁ、今日は君との親睦会だ。この品物を売りに行くのは明日にしよう」
ファビアンはアルトの服装を見ながら尋ねた。
「君は正装は持っているかい?」
「はい」
アルトは、トビーにもらった、少し良い服がある。
「じゃぁ、正装に着替えて食事に行こう」
「はい」
アルトは宿屋に一旦戻って、正装に着替え、ファビアンに連れられて王都の豪華な料理店へと向かうのだった。
職業安定所の入り口の横には、晒し台が設置されて、昨日まで生きていたトビーの頭が無惨に晒されていたのだ。トビーの顔は原型を留めておらず、投石によってかろうじて本人だと判別できるほどに、ぐちゃぐちゃに変形していた。そして、晒し台の柱には、大きな紙が貼り付けられている。
【蝿の王、黄金の蜘蛛へ反逆は死の制裁が下される】
アルトは凄惨な姿となったトビーを呆然と見つめた。アルトは晒し台のトビーの頭を見たことで、トビーが本当に死んだことを実感すると同時に、「ここまでしなくても……」という憐憫の念が湧き上がってきた。
トビーに騙され、借金漬けにされた泥底の新人たちの恨みが、この無残な姿を作り出したのだ。アルトがトビーの晒し首を見て立ち尽くしていると、背後から明るく気さくな声がかけられた。
「よぉ、君がアルト君だね」
アルトが振り向くと、そこに立っていたのは、ファビアンという名の青年だった。サラサラの茶色い髪は肩まで伸び、身長175cmほどの均整の取れた体躯。明るい笑顔の好青年といった印象だ。
「あ……あなたが、トビーのかわりなのですか」
アルトは警戒しながら尋ねた。
「そうだよ。俺はファビアン、よろしくね。アルト君、少し元気がないみたいだけど、もしかしてあれが原因かな」
ファビアンは、気にする様子もなくトビーの晒された頭を指さした。アルトは静かに頷く。
「話は聞いているよ。君が気に病むことはないよ。すべてトビーの自己責任だよ」
ファビアンはそう言って、親しみを込めてアルトの肩を叩いた。
「言いたくはないけど、アイツはやり過ぎたのだよ。ああいうやり方では、恨みを買うのは仕方のないことだ」
ファビアンの言葉に、アルトは煮え切れない気持ちを抱く。
「そんなことよりも、君は自分の心配をした方が良いよ」
「どういうことなの?」
アルトは急に不安になった。
「君はトビーと仲良くしていたから、既に多くの泥底の住人の恨みを買っているはずだよ。トビーに騙されたヤツらはみんな、ゴミ山で残業までしてお金を稼いでいるのに、1日1食の粗末な食事とタコ部屋での生活。それに引き換え君は、トビーに気に入られたおかげで、1日3食の食事に1人部屋の宿屋に泊まって、仕事もきちんとしていないと噂がたっているみたいだよ」
ファビアンは、アルトの優遇されていた事実を正確に突きつけた。
「僕もトビーみたいになるの……」
アルトはファビアンに助けを求めるように尋ねた。
「驚かすようなことを言ったけど安心してね。俺が君の担当を任されたからには、誰にも手を出させないよ」
ファビアンはそう言って笑顔を見せた。ファビアンの言葉にアルトは安堵した。
「ところで君、今まで稼いだお金はどうしているの?」
アルトの借金は残りわずかだが、母親の病気を治す治癒魔道具のために小金貨15枚もの大金を貯めている。それは泥底の住人としては破格の額だ。トビーからは、絶対に貯金のことは誰にも話すなと言われていた。アルトは一瞬、優しそうな雰囲気のファビアンに正直に話すか迷うが、もう誰にも騙されないと固く決意した。
「生活費と借金の返済でほとんど使うので、貯金などないよ」
アルトが反射的に嘘をついた、その一瞬の思考の淀みをファビアンは見逃さなかった。
「そうか。トビーは君にあまり報酬を与えていなかったのだな。かわいそうに」
ファビアンは同情的な口調で言った。
「でも、安心してね。俺は君の報酬をくすねたりしないからね」
「う……うん!」
アルトは警戒を緩めることはない。
「アルト君、今日の晩に君との親睦会をしたいと思っているんだよ。だから、仕事は早めに終えて欲しいんだ」
ファビアンはアルトが警戒しているのに気づいて、気さくな笑顔を装ってアルトの歓迎会を提案した。アルトにはトビーの食事に誘われてぼったくり食堂へ連れて行かれた記憶を思い出す。
「でも……。仕事をがんばらないと」
アルトはなにか嫌な感じがした。
「仕事なんて明日がんばればいいよ。それとも俺のことが嫌いなのかい?」
ファビアンは終始笑顔を絶やさないが、アルトにはかえってそれが不気味に感じた。
「そんなことないよ」
アルトは本心を言えない。それはトビーのように殺されるのではないかと思ったからだ。
「それなら、決定だね」
「うん」
アルトは断ることができなかった。アルトが承諾するとファビアンは上機嫌になる。
「今日も一日ゴミ山での仕事をがんばってね。俺は4時ごろに品物を取りにくるね」
とファビアンは爽やかな笑顔で告げた。
アルトは「お願いします」と答え、トビーの晒し首から目を逸らし、足早にゴミ山へと向かった。
そして夕方。
ファビアンは、ゴミ山の奥にある休憩室で、アルトが今日拾った、修復した品物を確認していた。アルトは昼でゴミ拾いを終え、昼からは品物の修復に集中していたのだ。
休憩室のテーブルの上には、アルトが手を加えた3つの品が並んでいた。光を反射する銀のネックレス、精巧な細工が施された小さな馬の彫刻、そして、一部欠けていたが再び優美な形を取り戻した綺麗な細工の施された椅子。
それを見たファビアンは、目を爛々と輝かせて嬉しそうにニヤニヤしていた。
アルトは自信なさげに尋ねる。
「高く売れそうですか……?」
ファビアンはアルトの修復品を注意深く眺め、少し考えてから言った。
「ああ。俺に任せれば大丈夫だ」
そして、彼は急に顔を上げ、楽しそうな表情に戻る。
「さぁ、今日は君との親睦会だ。この品物を売りに行くのは明日にしよう」
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「君は正装は持っているかい?」
「はい」
アルトは、トビーにもらった、少し良い服がある。
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