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第二章・アイゼンリウト騒乱編
第60話 分かり易い悪役、戻る
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兄弟はリムンを護るべく前に出て背中を盾に爆風を防いだ後、直ぐに前に向き直り身構えた。煙で姿が見えないが、底冷えするような気を放つ人物が自分たちの前方に居る。
そして本能が告げていた。逃げなければ殺される、と。
「よくぞここまで持ちこたえた」
煙が風に流された後に現れたのは、青白い顔をしたアグニス宰相だった。
「おぉアグニス殿! 良く援軍に来てくれた!」
アグニスに駆け寄ろうとするビッドをビルゴは留める。さっきまで居た骸骨兵や魔族は跡形も無く消え去っていたが、アグニスの足元に陰では無い黒い何かが波打つようにうねり広がっていたのに気付いたからだ。
「今さらここに何の用だ」
「何の用? それはお前が良く知っているだろうビルゴよ」
徐々に薄くアグニスの体の周りを青白い炎が覆い始める。ビルゴはそれに見覚えがあった。自分を助け唆した魔族が纏っていたものだ。上位の魔族を何故ビッドが知っている? そして何故自分をも知っている?
ビルゴはそこで気付いた。自分はまんまと嵌められコウたちを一旦首都から離し、コイツらが準備を完了するまでの時間稼ぎに使われたのだ。
そしてこいつこそが真の黒幕だ、と。
恐らくあの魔族二人組もこの件は知らないだろう……と思うが、用心の為にこの件を伝えに行かせた方が良い。今尚何も起きていないのだから中の奴らはまだ戦っている筈だ。
「……大体想像がつくな」
「だろうな。お前達は実に良くやってくれた。姫もあの冒険者もな」
アグニスはそう言い終えると肩を震わせて笑いを堪えた。全ては思惑通り。ステージは最終段階へ移行。アイツは魔族へと堕ち力を得た上に生贄を喰らいパワーアップもしている。理論上この国どころかこの大陸にも勝てる者は一人いるかどうか。
だが今その一人がここに来た。自分の計画をより完璧にする為応援に来てくれたかのようなタイミングで。まさに運命は私に味方したのだ、とアグニスは考え愉快で堪らなかった。
「何の話だ兄者!」
戸惑うビッドは兄の方を掴んでそう言うが兄は微動だにしない。確かにアグニスは悪そうな顔をしているが、姫を思い国を思ってこれまで色々動いていたと言う人物だ。兄と意味ありげな会話をしているのは何故なのか。
一刻も早く皆でコウの元へ行かないと。こんなところで言い争っている場合じゃない。ビッドはそう思い揺さぶるが反応が無かった。
「……ビッド、娘を連れてあの冒険者の元へ行け」
「な、何でだ兄者!」
「あ、貴方魔族なの……?」
怯えて身を屈ませるリムンの言葉にビッドは驚きビルゴはその言葉が終わる前に構える。
「流石ドラフト族とゴブリンシャーマンのハーフ。近い者を感知する力があるようだな」
「ば、馬鹿な?!」
「別に不思議はあるまい。我は前王と共に戦い、今も生きている。冒険者は私が王に生かされていると考えていたようだが、半分当たりで半分外れだ」
「ビッド、早く連れて行け」
「逃がすと思うのか?」
アグニスはあっという間にリムンの前に立ち、豪華な装飾が施された黄金色の剣を突き刺そうとした。だが自分の予想より早く到達してしまったアグニスは戸惑う。
色々計画通り過ぎて浮かれてしまったがこれでは駄目だ。絶望への供物が減っては計画が台無しになる、そう考え相手の行動を待つ。
「させるか!」
ビルゴが素早く反応しアグニス目掛けてハンマーを振るった。アグニスはそれを利用し風圧に流されるようにふわりと空中を泳ぎながら避ける。
タイミングは完璧だったのに何が足りなかったんだと臍を噛むビルゴに対し、アグニスは哀れに思いながら微笑む。
相手の力量も測れないのであればそれだけ開きがある証拠。ならば生贄二匹を逃がしても適当な時間稼ぎにはなるか、と考え改めて剣を構える。
「ふふ、やるな。準備運動の相手としては丁度良い」
「準備運動で終わりだ。ビッド早く!」
ビッドはビルゴの声に戸惑いを振り切り、リムンを担いで城内へと走る。訳が分からないが分かるのはあの場に居ても殺されるだけだという点だけだ。
「見逃して良かったのか?」
「ああ、構わんよ。全てが問題無い。恐らくあの二人が着く頃には、王は消えているだろう。真打ちは後から出て行くのが道理」
「先ほどまでの骸骨兵も魔族も、そして中の魔族や竜も全て贄と?」
「そういう事だ。もう少しで完成する。カギを握るこの堕天剣ロリーナが私の元にあるのでな」
「堕天剣……まさか」
「そう、そのまさかだよ。禁呪である作成方法で作られた剣。雌雄一対の剣の片方だ。あの王は妻が産後の肥立ちが悪くて死んだと思っていたようだが、それは違う。あの娘は天界から追い出された、言わば堕天使だったのだよ。容姿は醜くされ、全てが人に劣るようにして人の世に出された罪人だ。王は自らに近い者を選んだのだ。本当によく選んでくれた、私の為に」
アグニスはビルゴにそう語って聞かせ少し気分が良かった。やっと誰かに話せる。これまで温め続け狙い続けた結果結末に漸く辿り着け、それを明かせる快感に酔いしれそうになる。だがコイツに聞かせてもあまり驚きが無いので、早く姫やあの冒険者に聞かせたい。堪らない驚愕の表情と絶望そして憤怒の感情を味わえるだろう、そう考えるだけでアグニスは絶頂しそうになり堕天剣を抱きしめる。
対してビルゴは気色の悪いアグニスが、更に気色の悪い動きをし始め色々な恐怖が押し寄せてきて大変だった。だが堪えてリムンたちが辿り着くまでの時間を稼がないとと思い、相手が語りそうな話を振ってみる。
「貴様の望みは何だ?」
「私の望み、か。フフッそんなものは決まっていよう? まぁ最も望みでは無く最早達せられるべき目的だがな」
アグニスは堕天剣ロリーナを構える。この男の望みはあのハーフたちが冒険者のところへ辿り着くまでの時間稼ぎ。残念なのはそれはこちらも同じ。ぼろ雑巾になっても遊ばせてもらうのになぁとニヤリとしてから、アグニスは相手の望みを叶えてやろうと語り始める。
「私の目的は前王を凌ぎ最強の力と武器を携えこの国や周辺国だけでなく、この大陸そして最終的にはこの世界を統べることだ。暗君は宰相から精気を吸い上げ生かしたつもりだろうが大外れだ。私がそうさせて魔力を繋げたのだ。そしてお前達が行っていた生贄の抽出も、私に注がれていた。更に骸骨兵や魔族の魂も吸収し、後は仕上げをすれば私は完全になる!」
「痴人の夢を見るな!」
ビルゴの渾身の一撃をアグニスは片手で受け止めてしまう。ビルゴはそれに驚いて一歩下がりそうになるが堪え、全力で押し込もうとする。自分はドラフト族歴代最強の戦士とまで言われた男だ。家族を守り切れなかったが、今度こそ守る。その為にもこれくらいで諦めて堪るかと歯を食いしばる。
対してアグニスはそれをニヤニヤしながら見つめていた。温い温すぎる。神が作りし民族の末裔にしては残念な実力。こちらが気を遣って遊ばねばならぬのは面倒ではあるが、一つ一つ切り落として行き何処まで生きていられるかやるのも一興だろう。やっと思うままに振舞える時が戻って来たのだからなと考えニヤニヤが止まらない。
「少しは楽しませてくれよ。まだ完ぺきではないのだからなこの剣は」
軽々ハンマーを手で押し返した後、切っ先を下に向け無防備に構えた。
そして本能が告げていた。逃げなければ殺される、と。
「よくぞここまで持ちこたえた」
煙が風に流された後に現れたのは、青白い顔をしたアグニス宰相だった。
「おぉアグニス殿! 良く援軍に来てくれた!」
アグニスに駆け寄ろうとするビッドをビルゴは留める。さっきまで居た骸骨兵や魔族は跡形も無く消え去っていたが、アグニスの足元に陰では無い黒い何かが波打つようにうねり広がっていたのに気付いたからだ。
「今さらここに何の用だ」
「何の用? それはお前が良く知っているだろうビルゴよ」
徐々に薄くアグニスの体の周りを青白い炎が覆い始める。ビルゴはそれに見覚えがあった。自分を助け唆した魔族が纏っていたものだ。上位の魔族を何故ビッドが知っている? そして何故自分をも知っている?
ビルゴはそこで気付いた。自分はまんまと嵌められコウたちを一旦首都から離し、コイツらが準備を完了するまでの時間稼ぎに使われたのだ。
そしてこいつこそが真の黒幕だ、と。
恐らくあの魔族二人組もこの件は知らないだろう……と思うが、用心の為にこの件を伝えに行かせた方が良い。今尚何も起きていないのだから中の奴らはまだ戦っている筈だ。
「……大体想像がつくな」
「だろうな。お前達は実に良くやってくれた。姫もあの冒険者もな」
アグニスはそう言い終えると肩を震わせて笑いを堪えた。全ては思惑通り。ステージは最終段階へ移行。アイツは魔族へと堕ち力を得た上に生贄を喰らいパワーアップもしている。理論上この国どころかこの大陸にも勝てる者は一人いるかどうか。
だが今その一人がここに来た。自分の計画をより完璧にする為応援に来てくれたかのようなタイミングで。まさに運命は私に味方したのだ、とアグニスは考え愉快で堪らなかった。
「何の話だ兄者!」
戸惑うビッドは兄の方を掴んでそう言うが兄は微動だにしない。確かにアグニスは悪そうな顔をしているが、姫を思い国を思ってこれまで色々動いていたと言う人物だ。兄と意味ありげな会話をしているのは何故なのか。
一刻も早く皆でコウの元へ行かないと。こんなところで言い争っている場合じゃない。ビッドはそう思い揺さぶるが反応が無かった。
「……ビッド、娘を連れてあの冒険者の元へ行け」
「な、何でだ兄者!」
「あ、貴方魔族なの……?」
怯えて身を屈ませるリムンの言葉にビッドは驚きビルゴはその言葉が終わる前に構える。
「流石ドラフト族とゴブリンシャーマンのハーフ。近い者を感知する力があるようだな」
「ば、馬鹿な?!」
「別に不思議はあるまい。我は前王と共に戦い、今も生きている。冒険者は私が王に生かされていると考えていたようだが、半分当たりで半分外れだ」
「ビッド、早く連れて行け」
「逃がすと思うのか?」
アグニスはあっという間にリムンの前に立ち、豪華な装飾が施された黄金色の剣を突き刺そうとした。だが自分の予想より早く到達してしまったアグニスは戸惑う。
色々計画通り過ぎて浮かれてしまったがこれでは駄目だ。絶望への供物が減っては計画が台無しになる、そう考え相手の行動を待つ。
「させるか!」
ビルゴが素早く反応しアグニス目掛けてハンマーを振るった。アグニスはそれを利用し風圧に流されるようにふわりと空中を泳ぎながら避ける。
タイミングは完璧だったのに何が足りなかったんだと臍を噛むビルゴに対し、アグニスは哀れに思いながら微笑む。
相手の力量も測れないのであればそれだけ開きがある証拠。ならば生贄二匹を逃がしても適当な時間稼ぎにはなるか、と考え改めて剣を構える。
「ふふ、やるな。準備運動の相手としては丁度良い」
「準備運動で終わりだ。ビッド早く!」
ビッドはビルゴの声に戸惑いを振り切り、リムンを担いで城内へと走る。訳が分からないが分かるのはあの場に居ても殺されるだけだという点だけだ。
「見逃して良かったのか?」
「ああ、構わんよ。全てが問題無い。恐らくあの二人が着く頃には、王は消えているだろう。真打ちは後から出て行くのが道理」
「先ほどまでの骸骨兵も魔族も、そして中の魔族や竜も全て贄と?」
「そういう事だ。もう少しで完成する。カギを握るこの堕天剣ロリーナが私の元にあるのでな」
「堕天剣……まさか」
「そう、そのまさかだよ。禁呪である作成方法で作られた剣。雌雄一対の剣の片方だ。あの王は妻が産後の肥立ちが悪くて死んだと思っていたようだが、それは違う。あの娘は天界から追い出された、言わば堕天使だったのだよ。容姿は醜くされ、全てが人に劣るようにして人の世に出された罪人だ。王は自らに近い者を選んだのだ。本当によく選んでくれた、私の為に」
アグニスはビルゴにそう語って聞かせ少し気分が良かった。やっと誰かに話せる。これまで温め続け狙い続けた結果結末に漸く辿り着け、それを明かせる快感に酔いしれそうになる。だがコイツに聞かせてもあまり驚きが無いので、早く姫やあの冒険者に聞かせたい。堪らない驚愕の表情と絶望そして憤怒の感情を味わえるだろう、そう考えるだけでアグニスは絶頂しそうになり堕天剣を抱きしめる。
対してビルゴは気色の悪いアグニスが、更に気色の悪い動きをし始め色々な恐怖が押し寄せてきて大変だった。だが堪えてリムンたちが辿り着くまでの時間を稼がないとと思い、相手が語りそうな話を振ってみる。
「貴様の望みは何だ?」
「私の望み、か。フフッそんなものは決まっていよう? まぁ最も望みでは無く最早達せられるべき目的だがな」
アグニスは堕天剣ロリーナを構える。この男の望みはあのハーフたちが冒険者のところへ辿り着くまでの時間稼ぎ。残念なのはそれはこちらも同じ。ぼろ雑巾になっても遊ばせてもらうのになぁとニヤリとしてから、アグニスは相手の望みを叶えてやろうと語り始める。
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