2 / 17
隠れゲイとカプチーノ
2.
しおりを挟む
棚橋との出会いも大学だった。サークル勧誘のビラを両手に持ちつつ、三人にトライ内二人に配り損ねるというリズムを維持していた俺が、二人に連続でやんわり断られ、肩を落としつつ再チャレンジをして、受け取ってくれた三人目が棚橋だったのだ。
ビラなんて、渡せりゃあ御の字だ。サークル名も活動内容も、勿論連絡先も書いてある。興味なければごみ箱へ直行だろうが、入る気のある奴を取り溢すことはない。中にはビラをきっかけに部室まで連れて行くなんて応用技をいとも簡単にこなすヤツもいるが、生憎三分のニの確率でビラさえ断られているような俺にそんな高等テクはない。それなら数をこなすだけだと、受け取ってくれた棚橋に軽く会釈をして次のターゲットをロックオン。片手に荷物を持っているだけで気後れする俺なので、なるべく身軽な奴を探すのだが、この入学式ラッシュ。ガイダンス後の生徒は、大抵お揃いの袋を持っている。
ああ、この大学、なかなか重たい冊子を寄越す割に袋の取っ手がビニールで出来てるんだよな。ごめん新入生達。俺もそのへんの気の回らなさどうかと思ってる。
「先輩、先輩ちょっと」
「は?」
二年になった実感さえ湧かない俺を先輩呼ばわりするような、所謂後輩の存在なんて心当たりもなかった。だから、その代名詞からして聞き流していたけれど。執拗に呼ぶその声は、どうやら俺に向けられていたらしい。
「先輩ってば。ごめん、名前わかんないから」
「……おお、すまん」
袖を引かれて振り返る。先ほどビラを受けとってくれた青年だ。無差別にチラシを配っていたさっきは碌に見ちゃいなかったけど、改めて視界に入れてややびびった。
うなじを隠す程度の長さはある、柔らかな金糸雀色の髪。平均的な日本男児程度に整った顔の中で唯一、不釣り合いな程の色香を思わせるエキゾチックな瞳。目にかかる前髪を指で払う仕草にさえ、一瞬囚われた。目も眩む程の美丈夫じゃないけど、よく見りゃ厭味のない程度のイケメンだ。芸能人みたいなタイプより、こういった中の上くらいのフツメンのがモテるんだよな。
「あのさ、勧誘やってるんだよね?」
「は? うん、そうやけど」
「何かがつがつしてないね……まあいいか。とりあえず先輩でいいんだよね。一個上?」
「うん」
「うわ、やっぱり……ごめんなさい、敬語とか」
今更しおらしい顔をするのが可愛くて、うっかり笑ってしまった。身長はさほど俺と変わらないのに、何だか雰囲気の可愛い男だ。
「や、ええよ全然。敬語とか、俺もなあなあやし」
実際に、取ってつけたような敬語しか遣えないのだから嘘じゃない。一年間一年生やったけど、俺は土台後輩に向いていないという事が分かった。語尾にですますを付ければそれとなく敬語っぽくなるんじゃないか、なんて今でも考えてるし。
フォローしたつもりじゃなかったのに、嬉しそうに笑う。笑うとイケメン度がアップした。ホモって多分、女子より気が多いと思う。だって俺一瞬ときめきましたすみません。彼氏すみません。
でも普通にカッコ良いなこいつ。名前聞いても良いかな。何こいつホモ? とか思われないかな。俺ホモ歴長いからよく分かんないんだよその辺。教えて一般ピープル!
「あ。俺、棚橋和希です」
「何お前エスパー!?」
びっくりするようなタイミングでファーストネームまで教えてくれた棚橋との出会いが今の彼氏より早かったら、ぶっちゃけどっちに落ちてたか分かんねぇなあ、なんて。一瞬思っちゃいました彼氏ごめんなさい。でも、愛してるのはお前だけだから。
「実際は、謝る必要なんか何一つなかったって訳ですよ……」
言葉にして、より一層ヘコむなんて馬鹿だけど。一人暮らし歴も、ゲイ歴の次に長いんだから仕方がない。寝坊したので冷蔵庫からパックの野菜ジュースだけ掴んで電車に飛び乗った俺は、マナー違反を承知でストローを刺す。青臭い匂いを嗅ぐともなしに、今刺したそれを口に咥えた。一口飲んでから、あ、これじゃなかったって思う。朝から液体オンリーとか、やってられっか。食パン食べたい。欲を言えばバターがたっぷり塗ってある、狐色のやつ。バターの色が白いとか超萎えるし。ちゃんと熱々のパンに、染み込んでるのが良い。でも、それガチで用意してたら遅刻決定だから。状況的に野菜ジュースしか選択肢はなかった。何も腹に入れないよりはマシだけど。満たされるような幸せはない。そこまで考えてから、尚ヘコむ。おいおい何だ、まさにあの馬鹿と俺のようじゃねえか。
あいつも、俺食ってから間違えたって思ったのかな。そうだろうな。昨日直に言われたし。一口食ってから、何か違うとか思って? 何もないよりマシだ、なんて理由で関係を続けて? でもそんなのでノンケの腹が満たされる訳ないんだから、やっぱり食パン(狐色のやつ)のが良いって? うわ寒い。寒いよ俺。そんなの言われたら悪いのが百パー向こうでも、ごめんって言っちゃうよ。
誰だって、パンの方が良いに決まってる。この際パンなら、冷めきっててバター白くてもまだそっちのがいい。野菜ジュースのみなんかよりよっぽど満足するだろうよ、ノンケの腹はよ! とか思いながら、今ゲイの俺が飲んでるのは散々罵った野菜ジュースな訳で。何だこれ自虐? 俺は自分で自分をいじめてんのか? どんどん泣きたい気分になってきたんですけど。
最悪だ。死にたい。だって彼氏に捨てられた上、棚橋にホモってばれた。しかも抱かれてるホモってばれた。今日サークル行ったらうわあいつホモだぜきっしょ、とか言われるに違いない。しかも抱かれてる方だぜ! みたいな。別にコンプレックスとかないけど、どっちかというと抱かれてる方がやばい気がする。そっちのが真性っぽいだろ。抱いてる方は、最悪女に戻れそうだけど。抱かれてる方は、もう女駄目っぽいような気がする。いや、駄目なんだけど。お察しの通り駄目なんだけど。
今日はなるべく棚橋と目を合わさずにいよう。ていうか、サークルもサボろう。どうせ学年が違うのだ。それに参加しなきゃ、暫くは会わないでいられる。眼福な上に話しやすい後輩にもう会えないとか若干寂しいけど、軽蔑の眼差しで見られるよりはマシだ。何か冒頭から散々な目に遭い過ぎじゃねぇの俺。しかも、未だに自分の名前とか名乗ってないしね! なのにこの扱いどういうことですか! 訴えるぞ!
「先輩」
よし死のう。マジかよ来たよこれ。校門でこの時間まで待つとか、何? どこの少女漫画ですかコノヤロー。どこまで俺を追い詰めたいんだ棚橋コノヤロー。
油を差し忘れて四、五十年は経っている自転車のハンドルを無理矢理動かした時みたいなぎしぎしした動きで、棚橋の顔を見る。一見しただけじゃ、後輩の心内などわかりようもなかった。
「ここで待たれんの、うざいかなって思ったけど……先輩、サークルサボりそうだし」
うーわー、見抜かれてる。そうです俺は嫌なことがあったら、基本逃げまくって解決するタイプです。それ結局解決してないだろ、とか言われるけどね。そんなことないから。時間と言う名の魔法で、解決してるからいつも。
「……ちょっと今、時間ある?」
ないって言いたかった。実際もう授業始まるし。それ言い訳にすりゃ、棚橋だって納得しただろうけど。でもどこかで思った訳だ。
棚橋は、俺を避けようとしなかった。その事実が単純に嬉しい。この期を逃せば、もう棚橋と分かりあえる機会なんてそうそうない気がする。俺がゲイってだけで、折角仲良くなれた友人とこれっきりになるのは嫌だ。
てゆうか、すげえ今更なんですけど。
「黒髪で髪質は硬め、中肉中背、身長百七十五センチ、中の下程度のフツメンで、鼻の辺りに去年の夏遊びまくったせいで若干そばかすの残っているモブ顔で、ファーストネームは潤也です」
「え、何急に。知ってるけど、先輩の名前」
不思議そうに瞬きをしてから、俺のアイドルは声をあげて笑った。
ビラなんて、渡せりゃあ御の字だ。サークル名も活動内容も、勿論連絡先も書いてある。興味なければごみ箱へ直行だろうが、入る気のある奴を取り溢すことはない。中にはビラをきっかけに部室まで連れて行くなんて応用技をいとも簡単にこなすヤツもいるが、生憎三分のニの確率でビラさえ断られているような俺にそんな高等テクはない。それなら数をこなすだけだと、受け取ってくれた棚橋に軽く会釈をして次のターゲットをロックオン。片手に荷物を持っているだけで気後れする俺なので、なるべく身軽な奴を探すのだが、この入学式ラッシュ。ガイダンス後の生徒は、大抵お揃いの袋を持っている。
ああ、この大学、なかなか重たい冊子を寄越す割に袋の取っ手がビニールで出来てるんだよな。ごめん新入生達。俺もそのへんの気の回らなさどうかと思ってる。
「先輩、先輩ちょっと」
「は?」
二年になった実感さえ湧かない俺を先輩呼ばわりするような、所謂後輩の存在なんて心当たりもなかった。だから、その代名詞からして聞き流していたけれど。執拗に呼ぶその声は、どうやら俺に向けられていたらしい。
「先輩ってば。ごめん、名前わかんないから」
「……おお、すまん」
袖を引かれて振り返る。先ほどビラを受けとってくれた青年だ。無差別にチラシを配っていたさっきは碌に見ちゃいなかったけど、改めて視界に入れてややびびった。
うなじを隠す程度の長さはある、柔らかな金糸雀色の髪。平均的な日本男児程度に整った顔の中で唯一、不釣り合いな程の色香を思わせるエキゾチックな瞳。目にかかる前髪を指で払う仕草にさえ、一瞬囚われた。目も眩む程の美丈夫じゃないけど、よく見りゃ厭味のない程度のイケメンだ。芸能人みたいなタイプより、こういった中の上くらいのフツメンのがモテるんだよな。
「あのさ、勧誘やってるんだよね?」
「は? うん、そうやけど」
「何かがつがつしてないね……まあいいか。とりあえず先輩でいいんだよね。一個上?」
「うん」
「うわ、やっぱり……ごめんなさい、敬語とか」
今更しおらしい顔をするのが可愛くて、うっかり笑ってしまった。身長はさほど俺と変わらないのに、何だか雰囲気の可愛い男だ。
「や、ええよ全然。敬語とか、俺もなあなあやし」
実際に、取ってつけたような敬語しか遣えないのだから嘘じゃない。一年間一年生やったけど、俺は土台後輩に向いていないという事が分かった。語尾にですますを付ければそれとなく敬語っぽくなるんじゃないか、なんて今でも考えてるし。
フォローしたつもりじゃなかったのに、嬉しそうに笑う。笑うとイケメン度がアップした。ホモって多分、女子より気が多いと思う。だって俺一瞬ときめきましたすみません。彼氏すみません。
でも普通にカッコ良いなこいつ。名前聞いても良いかな。何こいつホモ? とか思われないかな。俺ホモ歴長いからよく分かんないんだよその辺。教えて一般ピープル!
「あ。俺、棚橋和希です」
「何お前エスパー!?」
びっくりするようなタイミングでファーストネームまで教えてくれた棚橋との出会いが今の彼氏より早かったら、ぶっちゃけどっちに落ちてたか分かんねぇなあ、なんて。一瞬思っちゃいました彼氏ごめんなさい。でも、愛してるのはお前だけだから。
「実際は、謝る必要なんか何一つなかったって訳ですよ……」
言葉にして、より一層ヘコむなんて馬鹿だけど。一人暮らし歴も、ゲイ歴の次に長いんだから仕方がない。寝坊したので冷蔵庫からパックの野菜ジュースだけ掴んで電車に飛び乗った俺は、マナー違反を承知でストローを刺す。青臭い匂いを嗅ぐともなしに、今刺したそれを口に咥えた。一口飲んでから、あ、これじゃなかったって思う。朝から液体オンリーとか、やってられっか。食パン食べたい。欲を言えばバターがたっぷり塗ってある、狐色のやつ。バターの色が白いとか超萎えるし。ちゃんと熱々のパンに、染み込んでるのが良い。でも、それガチで用意してたら遅刻決定だから。状況的に野菜ジュースしか選択肢はなかった。何も腹に入れないよりはマシだけど。満たされるような幸せはない。そこまで考えてから、尚ヘコむ。おいおい何だ、まさにあの馬鹿と俺のようじゃねえか。
あいつも、俺食ってから間違えたって思ったのかな。そうだろうな。昨日直に言われたし。一口食ってから、何か違うとか思って? 何もないよりマシだ、なんて理由で関係を続けて? でもそんなのでノンケの腹が満たされる訳ないんだから、やっぱり食パン(狐色のやつ)のが良いって? うわ寒い。寒いよ俺。そんなの言われたら悪いのが百パー向こうでも、ごめんって言っちゃうよ。
誰だって、パンの方が良いに決まってる。この際パンなら、冷めきっててバター白くてもまだそっちのがいい。野菜ジュースのみなんかよりよっぽど満足するだろうよ、ノンケの腹はよ! とか思いながら、今ゲイの俺が飲んでるのは散々罵った野菜ジュースな訳で。何だこれ自虐? 俺は自分で自分をいじめてんのか? どんどん泣きたい気分になってきたんですけど。
最悪だ。死にたい。だって彼氏に捨てられた上、棚橋にホモってばれた。しかも抱かれてるホモってばれた。今日サークル行ったらうわあいつホモだぜきっしょ、とか言われるに違いない。しかも抱かれてる方だぜ! みたいな。別にコンプレックスとかないけど、どっちかというと抱かれてる方がやばい気がする。そっちのが真性っぽいだろ。抱いてる方は、最悪女に戻れそうだけど。抱かれてる方は、もう女駄目っぽいような気がする。いや、駄目なんだけど。お察しの通り駄目なんだけど。
今日はなるべく棚橋と目を合わさずにいよう。ていうか、サークルもサボろう。どうせ学年が違うのだ。それに参加しなきゃ、暫くは会わないでいられる。眼福な上に話しやすい後輩にもう会えないとか若干寂しいけど、軽蔑の眼差しで見られるよりはマシだ。何か冒頭から散々な目に遭い過ぎじゃねぇの俺。しかも、未だに自分の名前とか名乗ってないしね! なのにこの扱いどういうことですか! 訴えるぞ!
「先輩」
よし死のう。マジかよ来たよこれ。校門でこの時間まで待つとか、何? どこの少女漫画ですかコノヤロー。どこまで俺を追い詰めたいんだ棚橋コノヤロー。
油を差し忘れて四、五十年は経っている自転車のハンドルを無理矢理動かした時みたいなぎしぎしした動きで、棚橋の顔を見る。一見しただけじゃ、後輩の心内などわかりようもなかった。
「ここで待たれんの、うざいかなって思ったけど……先輩、サークルサボりそうだし」
うーわー、見抜かれてる。そうです俺は嫌なことがあったら、基本逃げまくって解決するタイプです。それ結局解決してないだろ、とか言われるけどね。そんなことないから。時間と言う名の魔法で、解決してるからいつも。
「……ちょっと今、時間ある?」
ないって言いたかった。実際もう授業始まるし。それ言い訳にすりゃ、棚橋だって納得しただろうけど。でもどこかで思った訳だ。
棚橋は、俺を避けようとしなかった。その事実が単純に嬉しい。この期を逃せば、もう棚橋と分かりあえる機会なんてそうそうない気がする。俺がゲイってだけで、折角仲良くなれた友人とこれっきりになるのは嫌だ。
てゆうか、すげえ今更なんですけど。
「黒髪で髪質は硬め、中肉中背、身長百七十五センチ、中の下程度のフツメンで、鼻の辺りに去年の夏遊びまくったせいで若干そばかすの残っているモブ顔で、ファーストネームは潤也です」
「え、何急に。知ってるけど、先輩の名前」
不思議そうに瞬きをしてから、俺のアイドルは声をあげて笑った。
0
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
有能課長のあり得ない秘密
みなみ ゆうき
BL
地方の支社から本社の有能課長のプロジェクトチームに配属された男は、ある日ミーティングルームで課長のとんでもない姿を目撃してしまう。
しかもそれを見てしまったことが課長にバレて、何故か男のほうが弱味を握られたかのようにいいなりになるはめに……。
イケメンモデルと新人マネージャーが結ばれるまでの話
タタミ
BL
新坂真澄…27歳。トップモデル。端正な顔立ちと抜群のスタイルでブレイク中。瀬戸のことが好きだが、隠している。
瀬戸幸人…24歳。マネージャー。最近新坂の担当になった社会人2年目。新坂に仲良くしてもらって懐いているが、好意には気付いていない。
笹川尚也…27歳。チーフマネージャー。新坂とは学生時代からの友人関係。新坂のことは大抵なんでも分かる。
【完結】エデンの住処
社菘
BL
親の再婚で義兄弟になった弟と、ある日二人で過ちを犯した。
それ以来逃げるように実家を出た椿由利は実家や弟との接触を避けて8年が経ち、モデルとして自立した道を進んでいた。
ある雑誌の専属モデルに抜擢された由利は今をときめく若手の売れっ子カメラマン・YURIと出会い、最悪な過去が蘇る。
『彼』と出会ったことで由利の楽園は脅かされ、地獄へと変わると思ったのだが……。
「兄さん、僕のオメガになって」
由利とYURI、義兄と義弟。
重すぎる義弟の愛に振り回される由利の運命の行く末は――
執着系義弟α×不憫系義兄α
義弟の愛は、楽園にも似た俺の住処になるのだろうか?
◎表紙は装丁cafe様より︎︎𓂃⟡.·
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
レンレンは可愛い(*´×`*)四十路のおじさん♡Ωに覚醒しました!〜とにかく元気なおバカちゃん♡たぁくん爆誕です〜
志村研
BL
あるところに、高生さんという駄目なおじさんがおりました♡
このおじさん、四方八方に怒られてます。
でもちっとも懲りません。
自分らしさ炸裂にしか生きられなくて、分かっちゃいるけどやめられないんです。
でも、そんな人生だってソコソコ満喫してました。
\\\\٩( 'ω' )و ////
…何だけど、やっぱりね。
色々もの足りなくて、淋しくて。
…愛されたくて、たまらなかったんです。
そんな時、Ωに覚醒♡
高生さんの国では正斎子といいます。
これに成っちゃうと不幸になりがちです。
そんな訳で。
ろくな事をしない割に憎めないおじさんは、心配されてます。
だけど本人は気づきもせずに、ボケっとしてました。
そんなんだから、やらかしました。
そんな時に限って、不運を重ねました。
そんなこんなで、囚われました。
人生、終わった!
もう、何もかもドン底だ!
。・゜・(ノД`)・゜・。
いや、ここからですよ♡
とにかく元気なおバカちゃん♡
中欧のΩおじさん、たぁくん♡爆誕です!
\\\٩(๑`^´๑)۶////
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる