転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

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4章 新たな世代

二十一話 二人で一緒に

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レイン「残念だ」

レイン「…あの時……六年前に見せたあの力を見たかったが…」

レインは自分との戦いで倒れてしまったエンデを見て悲しそうにしている

リム「お兄ちゃんッ!!」





良「…此処は?」

良は目を覚ました場所は半分は明るく、もう半分は暗い不思議な場所だった

良「てか、俺の身体」

本来良は精神体のため、幽霊みたいに浮遊しているが、今は足が実体になっており、良は今、地面に立っている

エンデ「良…君」

良「あっエンデ」

良が後ろを振り返ると、そこにはエンデ本人が居た

良「こうやって会うのははじめてだな」

エンデ「うん」

エンデ「良君って身長高いね」

良「まあな。これでも18だからな」

エンデ「18歳」

エンデ「じゃあ、良さん…かな?」

エンデは考えながら言うと、良は首を横に振った

良「良でいい」

良「……それより、此処はどこなんだ?」

良はエンデに聞いたが、エンデ自身もあまり分かっていなかった

エンデ「分からないけど、多分……僕達の意識空間かな」

良「確かに、言われたらそんな感じだな」

良「(てか、そんなファンタジーみたいな場所に来たのははじめてだな)」

良「(まあ、今さらか)」

エンデ「おそらく、今。僕と良君の意識はレイン兄ちゃんの魔法の一撃で一旦分かれたんだろうね」

良「ちょっそれ大丈夫なのか?」

良がエンデに聞くと、エンデが首を縦に振った

エンデ「大丈夫。僕と良君の魔力 はまだリンクしているから、直(じき)に戻る」

エンデ「でも、今リンクを切る事はできる」

エンデ「精神体の良君の体があれば元に戻せる」

良「…確かに、肉体があればいいが、俺の肉体はもう燃やされている」

良「それに肉体があっても俺は此処に残る」

エンデ「どうして?元の世界に戻れるんだよ?」

良「元の世界に行っても、此処みたいに楽しくないからな」

良「それに、行くならお前みたいな弟分や皆と行きたい」

エンデ「皆と一緒に?」

良「ああ」

エンデ「……そろそろだね」

エンデ「僕達のリンクがまた繋がる」

良「分かった。次はレインに見せてやろうぜ」

良「俺とお前(エンデ)の力を合わせて」

エンデ「うん。見せてやろうぜ」

二人はそう言って、グータッチをすると、暗い部分は明るくなり、空間が晴れた





レイン「エンデ、次はもっと強くなってから、な」

レインはそう言って、会場から出る時

エンデ「……」

エンデは起き上がった

エンデ(良と融合)「行こう、良君」

だが、エンデの赤い目が黒くなり、自分の周りに青い炎を発生させた

レイン「これは……六年前に見せた」

レイン「いや、それ以上だ」

エンデ(良と融合)「行くよ。兄ちゃん」

レイン「ああ!」

エンデ(良と融合)「クイックブルーフレア」

エンデはクイックファイアを放ったが、六年前と違い、クイックファイアは青い炎を纏っている

レイン「サンダーステップ」

レインはサンダーステップでエンデが放ったクイックブルーフレアを避け、サンダースラッシュの体勢に入った

エンデ(良と融合)「ブルーフレアブロー」

エンデは自分の拳(こぶし)に青い炎を纏わせ、振りかぶった

レイン「くッ」

レインは剣で受け止めたが、剣はエンデの拳によって、正面から砕かれた

レイン「らい…」

レインはサンダーステップで距離を取り、雷霆を放とうとしたが、エンデが居なくなっている

エンデ(良と融合)「はあッ」

エンデはレインの死角から現れ、青い炎を纏わせた足で蹴った

レイン「ぐッ」

レインはくらったが、受け身を取った

レイン「(俺のサンダーステップと似たように、エンデは足に炎を纏わせて加速したと)」

エンデ「(行けるよ。良君)」

良「(だな、このまま一緒に行こうぜ)」

レイン「さて、上げていきますか」

レインは押されているはずだが、不安な表情ではなく、余裕な表情を見せている

レイン「ボルテージ1(ワン)」

レインがそう言うと、魔力がさらに高まり、レイン脚にある雷が強烈になった

エンデ「ちょッなにそれッ!?」

レイン「六年経ったからな。俺もエンデと同じって事だ」

レイン「さあ、第二ラウンドだ」
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