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結婚からの
二
しおりを挟む侯爵が国の要として働いているだけあって、結婚式はとても豪華だった。
王族の使用する教会でするとは夢にも思わなかったが。
ウエディングドレスも贅の限りを尽くしたものが用意されていた。
そう、用意されていたのだ!
だが私は採寸や袖を通した事さえない!
案の定、コルセットで締め付けた体には合わなかった。
特に胸が・・・そしてウエストも・・・
何を考えているんだろう?
ある程度は予想内
全く何も考えていない。事が済めばそれで良し
うーん、やはり何も考えていないが正解かな?
家で私が着ているドレスも祖父が用意してくれてたし。
でもコレ、誰のサイズなんだろ?
本命
愛人
まさかの王妃(体型が似ているから)
あり得ないが腹違いで同い年の姉メイベル
さあどれ?!
そんな考えでいたからか、私の控え室に入ってきた人物が答えだとわかってしまった。
その人物、私のウエディングドレス姿を見るなり苦々しい視線を向けてきた。特に胸を凝視して・・・
豊満な胸が羨ましいのか?まさかね。こんなの邪魔で、重たいだけだし。
その後に続いて、新郎が現れた!
一応微笑んで出迎えてみたが、ドレス姿を見ると、顔を顰められた。
作らせた本人がそんな反応示しちゃダメでしょ?
「ドレスをなんとかしろ。出来ないのなら「私がそのドレスを着れます」」
言葉を遮り嬉しそうに報告している姉。私帰っていいかな?
「私の相手はリーズラントだ。ドレスは早急に手を加えさせる。他の者には着せるな」
そう言い残して新郎は去って行った。
キッと、私を睨みつけると姉も出て行ってしまった。
ドレスを着たまま手を加えられる。針が刺さらないかヒヤヒヤものだ。
こうして出来上がったのは、いやらしくなく、清楚な仕上がりとなった。
後から来たお達しでは、お披露目の披露宴には出なくていいとの事。
理由は勿論ドレスが無いから。と、ボロを出さないためだとか・・・・うん、なんとも悲しいね。
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