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結婚からの
十六
しおりを挟む狩に出かけて初めて元夫を見かけた時からかれこれ一年が過ぎました。
あいも変わらず彼はせっせと私の周りを彷徨いている。
んーやっぱり暇、なんだろうね。いいね、何もしなくても懐が潤うって。
そろそろどうにかしたいなと思っていると、王宮から要望があった。
神殿に行くまでの護衛を頼みたい、と
神殿何時も何かで護られていて余程の事がない限り人間は近づく事が出来ない。
次いでゆうなら神殿に人は1人もいない。
じゃあどうやって祈りを捧げるの?
それは簡単、祈りを捧げたい人間がそこに行って一週間程祈ればいいのだ。
面倒に思われるが、それが願いを叶えて貰う1番手っ取り早い方法なのだ。
次いで言えば神殿に祀られている神様。面白い事があれば物凄く乗ってくれるという性格らしく、時を戻す事も可能なのだという。
まあ、実際時を戻された人はいないので真偽は不明だけど。
で、王宮から誰が行くのかと思えば王太子が行くのだそうだ。うん、頑張るね。
何でも、隣国との間に火種が出来たらしくそれを取り除きたいのだとか。次いで最近里にも出始めた魔物を何とかしてほしいんだそうだ。
上に立つ者は大変だね。まあそれで信頼を得ることが出来るなら安い物なんだろうけど。
で、話は戻るけどそんな彼と一緒に行くのが元夫。
まじか?
後数人の近衛と冒険者の護衛が付くらしい。で、冒険者を見極める役を引き受けたのが元夫と数人の部下の方々なのだそうだ。
力量で言えば魔獣のいる森の中を彷徨くには全く問題ないレベルで、他の近衛も精鋭揃いなんだそうだ。
だったらその面子で行けばいいんじゃないかな?
そう思っていたら、土地勘の無い者が行くと言う事は死にに行くのと同意語。
で、冒険者の中でもずば抜けて目立っていた私に白羽の矢が立ったと言うわけである。
知るかよそんなこと。
え?そんな逼迫した情勢で一年も余裕見ていて大丈夫なのかって?
そこら辺は大丈夫らしい。現国王を抑え込んでいるし、腐った貴族の制裁がつい最近終わったそうだ。
ま、そんな事私には関係ないけどね。
そう言えば離婚届ちゃんと提出してくれたのかな?
父はちゃんとしてくれていそうなんだけど、大丈夫かなぁ。
まあ、そんなこんなで出発の日時を勝手に決められ、強行で神殿に向かうことになった。
道中なるべく関わらないようにしておこう。うん、それがいいそれがいい。
そう言えば同行の冒険者の素性知らないな。なんだか心配だから調べとこうかな。変なのが一緒にいたら足でまとい以外なんでもないからね。
・素行に問題はあるものの実力は申し分ない者が2名
ガタイがいいのがライ、見た目ほっそりしているのがルーン
・遠距離派の後方支援を得意とする者が1名
腕の筋肉が異常に盛り上がっているキャラ
・んで私、偽名はレン。オールマイティです
王宮の者は・・・
王太子のホーネス
側近で私の元夫ソーシアル(この人使えるの?)
王太子付き近衛隊長マクロス
騎士で辺境伯令嬢ユーミリア(魔獣対応、森に慣れている剛腕)
騎士 リレイア(本来行くはずだった者達を蹴落としこの場にいる)
問題ない?
邪魔が入らなければ連携に問題なし
輪を乱す邪魔が入る
実は王宮の者が足手まとい
いざとなったら見限ろうと思います
ん?酷いって?
嫌だなー自分のケツも自分で拭けないような人の面倒なんて見てられないって
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