夢か現か

黒梟

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結婚からの

十五

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 久し振りのシャバ満喫中です。

 食堂の方をお爺様の雇った人達に任せ私は狩りの途中。ひゃっほい。

 いつも以上に冒険者が多いことから何かが原因で魔物が増えて、領域以外にも出てきているのだと推測できる。

 その分食堂が儲かるからうちとしてはウハウハなんだけれど・・・・




 神殿で問題が発生した
 どこぞのバカが魔獣を生み出す魔石を作った
 神が悪戯している


 ん~魔石を作れる時点で天才だよね?じゃあ神殿にて問題発生?にしては調査に向かう学者的な人は見かけない。

 ・・・・・・・・ていうか神様っているのかな


 調理に使う食材の種類も豊富になりレパートリーも増えるので嬉しいのですが明らかに冒険者とは違う方が増え始めた。

 そんな事を考えながら獣を狩る。

 レイピアは軽くて扱い易いが殺傷能力に欠ける。
 なんてったって力技がメインですから。
 長剣は重いが相手を仕留めるのには最適。重いのが難点なんだけどね。
 
 素材を探しだり自分用に作ってもらうも中々しっくりしたのが無い。
 
 そんな事を考えていたら剣を弾き飛ばされた。素手で対峙するが焦る必要はない。伊達に鍛えられているわけではないのだから。
 そう何と言っても力技。

 手刀だけで獣の首を落とし爪を削いでいく。何の問題はない。近くにいる同業者が化け物を見る目で見てくるがそんなの気にしない。

 この世界力が物を言う。と言うか、事前の情報確認せずに突っ込んでくるバカの後始末が大変なんだけど。
 毎回毎回何でこんなことしているんだろう。

 わざと?わざとなのか?私の力量試されてる?て言うか行くとこ行くとこ何時も絡んでくる冒険者がいるのもうざいんだけど。
 お呼びじゃないんだよ、邪魔するならとっとと消えてくれ。

 お付きの騎士に解体した肉を渡し食堂に運んで貰う。下処理をしてもらわないと腐って食べられなくなってしまう。
 
 せっせせっせと売れそうなもの食べれそうなものに分別していく。
 魔獣などの素材は高くで売れる。先程削いだ獣の牙も綺麗に磨けばそれなりの値段で売れるだろう。

 私が倒したものは渡さない。要らないと思ったものは無償で提供するけどね?そんな物この地の猛獣魔獣では珍しいくらいだね。

 そんな風に手を動かして、最後のブツを処理していたら綺麗にされた素材を渡された。
 誰かと思い相手を見ると如何にも戦闘とは無縁ですと言うような痩せてひょろっとした優男がそこに立っていた。

「ありがとう」

 そう言って受け取るも、彼は一言も発せず頷いた。


 これが半年ぶり?それ以上ぶりに顔を見た夫であった。

 あ、違った、元夫ね。
 
 
 てか、この人こんな所で何してんの?


 暇?
 気分転換?
 ストレス発散?

 あ、後の二つは意味一緒か

 ま、関わってこなければ私には関係のない事だけどね。


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