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廻る時
二十九
しおりを挟む目が覚めた時そこは結婚式を挙げた教会だった。しかもまだ式前。
まだ彼女、新婦の元を訪れては居ないので彼女の素敵なドレス姿を堪能しようと思う。
そして、前回の反省を踏まえ、今回無事に終える事ができた。勿論誓いのキスもサラッとした物ではなく、彼女の唇を堪能した。
前回なら式を挙げたあとは披露宴もせず家の別宅に連れて行ったのだが、今回は違う。
この教会実は王族用に特別な部屋が設けてある。実際この国の王族でお披露目を後日にし、式後は教会のその部屋で数日過ごす事も多々あったため今も綺麗に手入れされている。今回その場所を借りる事にした。
戸惑う彼女に家族を見送らせ、ウェディングドレスのまま夕食に臨む。勿論逃げられないように少し薬を盛って。
その夜意識のない彼女を抱いたが、何とも言えない優越感と満足感に満たされた。
ずっと欲しかったものがやっと手に入った感じ。
喉の渇きが潤っていくように、心と身体が満たされていく。際限無く彼女の身体を貪る。
ふと、彼女の意識が浮上した感じがした。だから私は彼女の耳元で囁いた。
「もう貴女を離さない。これで貴女を存分に愛せる。2人で過程を築いていきましょう」
反応のない体でも気持ち良く、私は己の欲望を彼女の中に注ぎ込んだ。
「愛していますよ、リーズラント」
もう二度と離さないその意思を込めて私は囁く。
一度体験している時間軸なので王宮や貴族の流れはだいたい把握できる。変に勘ぐられないように前と同じ様に事を進めていくのは苦労するが、これも私の幸せに続くとなれば話は別だ。
何年か先の神殿への同行も私と彼女で行けば問題ないだろう。
冒険者として働きに出させないといけないのがネックでは有るが。
本宅にはあの毒どもが居るが、彼女なら難なく過ごす事が出来るだろう。その辺もかのじょの祖父と、話し合わなければいけないのかもしれない。
数日後私達は王都の邸に戻った。今回は彼女を別邸では無く、本邸においたのだが、これが間違いだと気づいた時には全てが手遅れとなっていた。
子供が側に居ない虚しさを抱え、初夜後に連れて行かれたのは、前回踏み入れたことのない本邸に置かれてしまった。
どうせほったらかされるだろうと踏んでいたらそうでも無かった。
彼は何故か頻繁に帰って来るようになった。王太子の側近って暇なのか?
爺様への取り次ぎは彼がしてくれ問題は無かったが、案の定嫌がらせは続いた。
ただ、下手に私に手出しが出来ないのか地味な嫌がらせは続いたが。
ストレスが溜まると爺様に連絡すれば外で発散させてもらえる場所を用意してもらえた。
こんな生活が何時迄続くのだろう?
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あの女神が横槍入れて終わる?
違う所から横槍が入る
今回はこのまま流されるのだろうか?ぼんやりそんな風に思っていたら酷いしっぺ返しを喰らう事になった。
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