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お泊り学習
しおりを挟む明日は待ちに待ったお泊り学習会。
大型鳥類に運んでもらって少し離れた所に行くのだ。
向こうでは、その土地の文化や古い建造物などを見学して、後は・・・
遊んで食べて!楽しむのみ!である。
あ、ちなみにワシは柴犬のケンタ。
ピチピチなのじゃ。
ん?何故こんな喋り方?ワシは殆ど爺様に育てられておったのじゃ。良いであろう?お婆ちゃんの知恵袋ならぬ、爺様の穏やかな喋り方。じゃ。
準備は万端、明日は早いから早く寝るのが宿題。
楽しみで楽しみで、ワクワク、
ワクワク、スーーーーーーー。
翌朝、おかんに叩き起こされてしまった。眠かったけど、飛行場までの道中で寝れると思い、朝ごはん食べて、おかんが荷物持ってくれて、集合場所まで行った。
一番乗りかと思ったら、みんな早くから集まってた。
特にノミーが一番ハイテンションで、まだ日も出てないのに朝日みたいに輝いてた。
そう、キラキラが身体中から溢れ出ていた。目ん玉取れそうでもあった。
そしてそこにみんなが集まっていた。
「おはようさん!」
「おはようケンタ。いつも早いのに珍しいね。興奮して寝坊した?」
「うんそう!起こしてもらった。ヤバかったのだ」
「相変わらずだなー。何はともあれ間に合ってよかったな!」
「うん、オカンに感謝!」
そんな会話をしながら、飛行場行きの高速移動機に乗り込んだ。
そう、高速。荷物は縛り付けられ、乗客も吹っ飛ばされないように固定される。はっきり言って、身体にかかる圧が半端ない。
そんな中でも寝れるのがワシである。
よく図太いと言われるが、ワシは繊細じゃぞ!
同じようにこの乗り物の中で平然と寝ていた奴がいる。言わずと知れたノミーだ。
奴は身体をベルトで巻かれ強力な紐で繋がれておった。
あいも変わらず出発と同時に寝落ちしておったが・・・
問題は移動期間中ずっと誰かの頭上にいたということ。
下にいた者は奴の鼻提灯がいつ割れるかと心配していたのと、よだれが落ちてこないかとヒヤヒヤだったらしいが・・・
奴とは席が離れていて良かった。
本当に・・・
飛行場に着いた時、ノミーの鼻提灯が割れ被害を被った者多数、よだれ被害者多数。
前途多難なお泊り学習会の始まりである。
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