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お泊り学習 2
しおりを挟む荷物を持って搭乗手続きというものをする。
危ないものを持っていないかなどの確認だそうだ。
ワシとしてみれば、一番危険なのはノミーだと思うのだが・・・
「ノミ?ケンタ、何か言った?」
「(ギクッ)何も言っとらんわ!(どんな耳しとるんじゃほんとに)」
「ノミ?こんな耳」
(聞こえると感じる場所を示す)
「そ、そうか・・・良い耳じゃな」
「うん。心の声も聞こえるぞ!最高の耳だ!」
「!!!!(変なことは考えんでおこう)」
そんなこんなあり、一度は全員入ったのに、肝心の大型鳥類の一羽の体調が悪く定刻通りに飛べなかった。
なので、代わりの鳥類が来るまで飛行場の中で探検する事になった。
お詫びとしてクーポン券ももらえて、それでお昼ご飯食べたり、お菓子買ったり、飛行場のお土産も買った。
待ち時間は長かったが、特別なことがない限りこれない場所をみんなで見回れたのはとても楽しかった。
お腹も一杯になり、ワイワイおしゃべりもして二度目の搭乗手続きをした。
大きな箱型が運ばれて来たのと同時に、四羽の大型鳥類が大きな羽音を立てて舞い降りてきた。
ガタガタガタガタ!
振動で窓が揺れる。
後から聞いた話、何でも体調不良になった一羽は食あたりだったそうじゃ。
暖かくなってくると、食品の保存には気をつけねばならんと思った今日この頃じゃ。
ま、若干一匹何食べても腹壊しそうにない奴がおるがな。
思わずノミーを見れば、他の奴らも見ておった。みんな考える事は同じらしい。
座席に座りシートベルトを締める。
バサッ!
大きな羽音と共に身体が座席に押し付けられるような感覚に襲われた。
一気に高度が上がり、飛行場が遠くなる。
しばしのお別れ、とみんなが楽しく窓の外の景色を楽しんでいた。
住んでるとことは違う場所。
みんなが想像で話し合いながら、早く着かないかと楽しみにしていた。
向こうの飛行場までの後2時間。
みんなで何をしようか、何食べようかなんて、学習そっちのけで話をしていた。
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