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お泊り学習 6
しおりを挟むお昼ご飯を食べて、ちょっとした体験をさせてもらえた。
一から置物を作るか、作ってある置物に色を塗るか。
二つで一対らしいが、作るのは一つだけ。
ワシは、犬のお手手で一生懸命作ってみた。中々様になっていると思われる。が、どの程度が上手なのかは比較対象がないからわからないがの。
ストラップを作ってるの者おったし、郷土料理のお菓子を作っているの者おった。
作ってはおらぬがワシもお菓子のお相伴に預かったぞ。
中々美味で、ついつい手が伸びたが怒られてしもうた。
トホホホホ・・・
一息ついたら、買い物に連れて行ってもらえた。
村とは違って大きなお店がたくさんあった。見て回るだけで時間がかかって迷子になりそうな勢いじゃった。
「買い物が終わったらここに戻ってきてね」
「「「「「はーい」」」」」
元気よく返事をして思い思いのとこに行くのかと思いきや、何故かしっかりワシの荷物を持たれてしもうた。
「「「「ケンタと一緒なら迷子になんてならないよね?臭いしっかり嗅いどいてね!!!」」」」
ワシはあっけにとられてしもうた。
ま、迷子になるよりマシだろうと、行きたい場所の順番を決めて見回った。
村には無いお菓子や飲み物に目を引かれ、みんなで交換し合おうと約束して、集合の場所に戻ったのじゃった。
先にお風呂に入り、海での垢を落とした。早い時間にお風呂に入るのは初めてじゃ。
それとここの地域では、あまり浴槽に浸からないらしい。シャワーで済ませるのが一般的なんだそうだ。
そんなこんなで、その土地の家庭料理を満喫して、ちょっとしたお手伝いもした。
家の作りから、村とは違うので、その説明を聞いて納得もした。
こちらの地域は台風が多いのだそうだ。だから低い建物が多かったりするのだとか。
自分ちともホテルとも違う、他の人の家で寝るのにワクワクしながら、寝付いた。
相変わらず真っ先に寝たのはワシだったとか・・・年寄り呼ばわりされてしもうた。
トホホ。
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