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八日目 振り返りと考察
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
歓喜に湧き上がる人々が見守る中、春うららかな空に祝福の鐘が鳴り響きます。
こうして女神に導かれし少年は、長い旅路の末に国を救い、愛し合う王女と共に人々を太平の世へと導いたのでした。
それからその後、神様になりました。
めでてしめでたし。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
いやホント。めでたいね~!これでみ~んな幸せに暮らせるだろうなぁ。良かった良かった~。
……なぁんてな?
納得すると思ったか?そうは問屋がおろすまいて。
だって「その後」の話が気になりすぎるでしょ!?なにさらっと「神様になりました」で締めくくってんの?気になりすぎるでしょ!?続きに秘められたポテンシャルよ……!
突然ですが。絶対王政や独裁政権の国が機能不全に陥る理由をご存知かな?
女神も一目置く俺の前世知識によれば。トップが無能だったからとか、残虐だったからというよりも、組織の情報伝達経路が直列的であったため、らしい。
データは社会経済の生命線。情報通信は、水と交通、エネルギーに次ぐ国の基盤。しかしトップダウン形式で横の繋がりが持てない情報網は脆弱で、通信速度にもあっという間に限界が訪れる。信頼性も低い。
独裁者が業突く張って集積した情報も、処理する能力が足りなければ宝の持ち腐れだ。流れの滞るパイプは腐敗を生じ、病を蔓延させ、国家という肉体の維持さえ困難にする。
食べるの大好きな餓鬼に、無制限に食物を与え続けたら、自制心を持ち合わせない怪物が育つのも無理からぬことで、欲望をコントロールできない哀れなモンスターは、自らの命を短くしても、独占という過食を止められない。欲するがままに飲み込み続けた膨大な情報は、国という巨体の健康を妨げる贅肉となるばかり。いつリミットを迎えるか分からない時限爆弾と化す。
暴食の王の圧政に喘ぎながら、いつ崩壊するとも分からない国に生きる民は哀れだ。しかしトップの資質がどうこう以前に、単純にシステムが崩壊してるとしたら。真の責任は誰にあるのか?
因みに。今、俺の生きる国を含む周辺国の全てが、絶対王政による封建国家である。
こわ……。思い出したくなかったなぁ。
対処しなきゃ終わる。然りとてシステム交換も容易ではなく、再構築には終わりの見えないトライアンドエラーの繰り返しは避けられない。こうなると国の弱体化は必至。
……絶望だな。
ならば。
人間の限界を超えた叡智を扱い得る高次元の存在。「神」の加護を受ける者こそが、王位に相応しい!と言われれば。納得するしかない。むしろ大歓迎。
わおファンタジー!!
ふむ。何かに依存しなければ、生きられないのが人間だ。もしかすると人間は管理されたい生き物なのかも知れん。
しかし、もし仮にどんな暴君を王座に置いてたとしても、神の加護が常態バフな国家とは、そら恐ろしい気もする。一歩間違えたら最悪のディストピア誕生だ。oh~
ほら、まあ。そこは神の力を信じよう。なにせ神だから。
うん。あの女神も立派な神様だから。
うん。ちょっと、忙しそうだったけど……。うん。
……やはり。「守護する世界を掛け持つ神」と言うのは民にとっては心許ないな。「ひとつの世界に一柱以上の神」が理想だろう。
そうだそうだ!
そこで、セドリックがその一柱となるべく選ばれた、と。
ふむ。
王になるべき人間なんてもんは、それなりにいるだろう。しかし、神と成るべく選ばれた人間は……他にいくらでもいるとは、言い難いな……!
セドリックには一肌脱いでもらわねばなるまい!
booo!!
手のひら返し?え?聞こえなーい。
差し当たっての問題は。俺がセドリックの成長の糧にならねばならんと言われたところで、一体何をすれば良いやら丸で見当がつかん事だ。
シナリオ通りに殺されろって事なのでしょうか?女神様?なんか、損な役回りですね。酷くないですか?
だけど俺だってセドリックを生贄に捧げようしているのだ。この際、割り切って考えてみよう。
ふむ。これから俺が悪役を演じるにしても今更感が否めんし。因縁の対決フラグはポッキリ折れているだろう?かと言って、このまま監禁生活の果てに殺される、なんてサイコ映画みたいな結末を迎えたら、邪神誕生まっしぐらな気がするし……。
うーん。一度はエンディングを迎えた物語を、セドリックの求めに応じて回帰させたのは女神様なんだよなぁ。セドリックは、俺の死を回避したかったような事を言っていたし……。
もしかして、セドリックの成長を促すと言う前提をクリアできれば、必ずしも俺が悪役として殺されずとも良いのじゃないか?俺の鬱エンド、回避可能?
おお!希望の光が……!!
では何から始めるべきか?べきか……?
現状のセドリックが子供…… 或いは開発中のAIみたいな段階にあるとして、未成熟体を成熟させるに必要な素養……?とは?なんだ?既に超人的(忖度なし)スペックを誇る男に、俺が教えられる事など有るか?
セドリックの欠点……?
あ。そう言えば。
セドリックは「無慈悲、無神経、無共感」という隠れた欠点を有するのだった!なるほど、このままでは邪神ルート開放の恐れありだな!!
分かりました女神様!俺の使命は、セドリックに慈悲と、気遣いと、共感力を植え付ける事ですね!!はっはっはっはっはっ!!な~んだ、そんなの。
「無理ゲーじゃね……?」
ベッドの上で目覚めた俺は寝癖のついた頭を抱えた。
時計の針が示す時刻は真夜中。セドリックはすぐ横で穏やかな寝息を立てている。縋り付いて眠ってしまいたいのに出来ない。
その顔に失望が広がる様を目の当たりにするくらいならば、少しずつ狂っていく自分と戦った方がいい。なんて考えてたくせに。いざ人生が狂い始めたら、俺はあっさりセドリックを生贄に捧げようと考えるクズです。下衆です。ゴミカスです。
女神様よ、なんで俺なんぞなにこんな大役を仰せ付けた?近くに居たからかな……?そうかもな……?
セドリックは前髪を伸ばして顔を隠したところで、平凡な人生なんて送れない。
世界を背負わされた運命の男。
俺みたいに逃げ隠れしないし、誰かに責任を擦りつけたりもしない。出来ない。
酷い話だ。
本当に俺なんかに何がしてやれるんだろう。
人間は依存する生き物だ。生きてる限り、何をするにも誰かの助けが必要で、一人でなんて生きられない。独りぼっちじゃ心が病んでしまう。
「他者への依存」は人間として生まれた者にとって「生きる」と同義とも言える。それを許されず、「依存されるためだけに生かされる」セドリックという人間の人生は、なんて残酷なんだろう。
そう思ったらちょっと泣けた。
「……ぐずっ……ごめん」
ちょっとのつもりが涙が止まらなくなった。
「ごめん……ごめんな……」
どうしたらいいか分からなくっなって、トイレに行ってメソメソ泣いた。
歓喜に湧き上がる人々が見守る中、春うららかな空に祝福の鐘が鳴り響きます。
こうして女神に導かれし少年は、長い旅路の末に国を救い、愛し合う王女と共に人々を太平の世へと導いたのでした。
それからその後、神様になりました。
めでてしめでたし。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
いやホント。めでたいね~!これでみ~んな幸せに暮らせるだろうなぁ。良かった良かった~。
……なぁんてな?
納得すると思ったか?そうは問屋がおろすまいて。
だって「その後」の話が気になりすぎるでしょ!?なにさらっと「神様になりました」で締めくくってんの?気になりすぎるでしょ!?続きに秘められたポテンシャルよ……!
突然ですが。絶対王政や独裁政権の国が機能不全に陥る理由をご存知かな?
女神も一目置く俺の前世知識によれば。トップが無能だったからとか、残虐だったからというよりも、組織の情報伝達経路が直列的であったため、らしい。
データは社会経済の生命線。情報通信は、水と交通、エネルギーに次ぐ国の基盤。しかしトップダウン形式で横の繋がりが持てない情報網は脆弱で、通信速度にもあっという間に限界が訪れる。信頼性も低い。
独裁者が業突く張って集積した情報も、処理する能力が足りなければ宝の持ち腐れだ。流れの滞るパイプは腐敗を生じ、病を蔓延させ、国家という肉体の維持さえ困難にする。
食べるの大好きな餓鬼に、無制限に食物を与え続けたら、自制心を持ち合わせない怪物が育つのも無理からぬことで、欲望をコントロールできない哀れなモンスターは、自らの命を短くしても、独占という過食を止められない。欲するがままに飲み込み続けた膨大な情報は、国という巨体の健康を妨げる贅肉となるばかり。いつリミットを迎えるか分からない時限爆弾と化す。
暴食の王の圧政に喘ぎながら、いつ崩壊するとも分からない国に生きる民は哀れだ。しかしトップの資質がどうこう以前に、単純にシステムが崩壊してるとしたら。真の責任は誰にあるのか?
因みに。今、俺の生きる国を含む周辺国の全てが、絶対王政による封建国家である。
こわ……。思い出したくなかったなぁ。
対処しなきゃ終わる。然りとてシステム交換も容易ではなく、再構築には終わりの見えないトライアンドエラーの繰り返しは避けられない。こうなると国の弱体化は必至。
……絶望だな。
ならば。
人間の限界を超えた叡智を扱い得る高次元の存在。「神」の加護を受ける者こそが、王位に相応しい!と言われれば。納得するしかない。むしろ大歓迎。
わおファンタジー!!
ふむ。何かに依存しなければ、生きられないのが人間だ。もしかすると人間は管理されたい生き物なのかも知れん。
しかし、もし仮にどんな暴君を王座に置いてたとしても、神の加護が常態バフな国家とは、そら恐ろしい気もする。一歩間違えたら最悪のディストピア誕生だ。oh~
ほら、まあ。そこは神の力を信じよう。なにせ神だから。
うん。あの女神も立派な神様だから。
うん。ちょっと、忙しそうだったけど……。うん。
……やはり。「守護する世界を掛け持つ神」と言うのは民にとっては心許ないな。「ひとつの世界に一柱以上の神」が理想だろう。
そうだそうだ!
そこで、セドリックがその一柱となるべく選ばれた、と。
ふむ。
王になるべき人間なんてもんは、それなりにいるだろう。しかし、神と成るべく選ばれた人間は……他にいくらでもいるとは、言い難いな……!
セドリックには一肌脱いでもらわねばなるまい!
booo!!
手のひら返し?え?聞こえなーい。
差し当たっての問題は。俺がセドリックの成長の糧にならねばならんと言われたところで、一体何をすれば良いやら丸で見当がつかん事だ。
シナリオ通りに殺されろって事なのでしょうか?女神様?なんか、損な役回りですね。酷くないですか?
だけど俺だってセドリックを生贄に捧げようしているのだ。この際、割り切って考えてみよう。
ふむ。これから俺が悪役を演じるにしても今更感が否めんし。因縁の対決フラグはポッキリ折れているだろう?かと言って、このまま監禁生活の果てに殺される、なんてサイコ映画みたいな結末を迎えたら、邪神誕生まっしぐらな気がするし……。
うーん。一度はエンディングを迎えた物語を、セドリックの求めに応じて回帰させたのは女神様なんだよなぁ。セドリックは、俺の死を回避したかったような事を言っていたし……。
もしかして、セドリックの成長を促すと言う前提をクリアできれば、必ずしも俺が悪役として殺されずとも良いのじゃないか?俺の鬱エンド、回避可能?
おお!希望の光が……!!
では何から始めるべきか?べきか……?
現状のセドリックが子供…… 或いは開発中のAIみたいな段階にあるとして、未成熟体を成熟させるに必要な素養……?とは?なんだ?既に超人的(忖度なし)スペックを誇る男に、俺が教えられる事など有るか?
セドリックの欠点……?
あ。そう言えば。
セドリックは「無慈悲、無神経、無共感」という隠れた欠点を有するのだった!なるほど、このままでは邪神ルート開放の恐れありだな!!
分かりました女神様!俺の使命は、セドリックに慈悲と、気遣いと、共感力を植え付ける事ですね!!はっはっはっはっはっ!!な~んだ、そんなの。
「無理ゲーじゃね……?」
ベッドの上で目覚めた俺は寝癖のついた頭を抱えた。
時計の針が示す時刻は真夜中。セドリックはすぐ横で穏やかな寝息を立てている。縋り付いて眠ってしまいたいのに出来ない。
その顔に失望が広がる様を目の当たりにするくらいならば、少しずつ狂っていく自分と戦った方がいい。なんて考えてたくせに。いざ人生が狂い始めたら、俺はあっさりセドリックを生贄に捧げようと考えるクズです。下衆です。ゴミカスです。
女神様よ、なんで俺なんぞなにこんな大役を仰せ付けた?近くに居たからかな……?そうかもな……?
セドリックは前髪を伸ばして顔を隠したところで、平凡な人生なんて送れない。
世界を背負わされた運命の男。
俺みたいに逃げ隠れしないし、誰かに責任を擦りつけたりもしない。出来ない。
酷い話だ。
本当に俺なんかに何がしてやれるんだろう。
人間は依存する生き物だ。生きてる限り、何をするにも誰かの助けが必要で、一人でなんて生きられない。独りぼっちじゃ心が病んでしまう。
「他者への依存」は人間として生まれた者にとって「生きる」と同義とも言える。それを許されず、「依存されるためだけに生かされる」セドリックという人間の人生は、なんて残酷なんだろう。
そう思ったらちょっと泣けた。
「……ぐずっ……ごめん」
ちょっとのつもりが涙が止まらなくなった。
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