付与術師の異世界ライフ

畑の神様

文字の大きさ
40 / 91
幕間

幕間~勇者になった男~【中】

しおりを挟む


 訓練を始めて一週間が経つ、最初は真剣で訓練するつもりだったのだが、ジャックに『それでは訓練になりません』と言われ、俺はそれをしぶしぶ了承し、お互い訓練用の刃を潰した剣を使うことになった。

 だが、そうして訓練を始めてみるとジャックの言っていたことがよくわかった。否、わからざるを得なかった。

 俺はジャックの動きに対応できないどころか、動きをしっかりとみることすらできなかったのだ。

 最初の訓練で、俺はジャックにされるがままで、刃を潰している訓練用の剣だったのにもかかわらず、結構な怪我を負ってしまった。

 しかし、この世界において、怪我などは魔法ですぐ治すことができる。

 俺は次の日には全快し、同じように訓練を開始し、またボコボコにされ、魔法で治してもらう……そんな日々の繰り返し……。

 すでに俺はボロボロだった。体ではなく、精神が、だ。

 だが、すべてはあの男への復讐のためだと思えば耐えることができた。

 そうして繰り返しているうちに、少しずつジャックの動きが見えるようになり、少しは攻撃を受けられるようになった。


 そして、今日も俺はジャックとの戦闘訓練を行っていた。


「―――目に頼り過ぎだっ、もっと全体を把握しろ!」


 そう俺に叫びながらジャックは高速の斬撃をあらゆる方向から繰り出してくる。


「―――くっ」


 俺はそれらの斬撃をかろうじで防いでいくが、いくら修行しているとはいえ、それらは勇者装備ではない今の藤堂結城に防ぎきれるような代物ではない。

 当然、全てを防ぐことなどできず、いくつか斬撃をくらってしまう。

 鎧を着ているにもかかわらず、体を芯から揺らすような衝撃が走る。

 もし、ジャックの剣が訓練用の剣ではなく、真剣であったならこの体はすでに真っ二つになっていたことだろう。


「どうします、もうおしまいにしますか、勇者様?」


 痛みで膝をつく俺に、ジャックは笑顔で挑発をかけて来る。

 こっちはすでに息が切れ、肩で息をしているというのに奴はあれだけの動きをしてもなお、息一つ切らしていない。

 全くなんて奴だ、あれはもう人間をやめているとしか思えない。

 体が悲鳴を上げている。手足はもう上がらないと主張し、内臓もこれ以上は動けないと音を上げていた。

 だが、それでも俺にはここで無様に倒れて、修業を放棄するという選択肢は存在しない。

 何としても俺はあの男に復讐すると誓ったのだ。

 こんなとこで倒れてしまうようではあの男に追いつくことなど夢のまた夢、だから俺はここで倒れるわけにはいかない。

 俺は全身の主張を一蹴いっしゅうし、立ち上がると剣を構える。


「……何言ってる…まだまだ、これから、だろ?」


 ジャックは体に鞭を打って立ち上がった俺を見て、不敵に笑った。


「よろしい、では行かせてもらうよ!」


 そう言って再びジャックはこちらに物凄い速さで向かってくる。

 このままいけば俺はまたこれまでと同じようにボコボコにされてしまうだろう。

 だから、俺は集中し、自意識の中に自己を埋没させる。

――――――落ち着け、落ち着け、落ち着け

 俺はこの一週間、この訓練を続けて来たんだ、自信を持て、今さっきジャックに言われたことを思い出せ、目だけで追うな、全体を把握しろ、奴の動きをこの一週間の経験、そして勇者の剣を振るっていた時に流れて来た感覚、知識、俺の中にある全てに照らし合わせろ、大丈夫、俺には見える。いや―――わかる。


 そして、次の瞬間、俺の中で何かがかみ合った。


「そうか―――わかったぞ」
「―――何がわかったんだ?」


 だが、ジャックは俺の思考が完了するのを待たず、斬撃を繰り出してくる。

 その動きは最早人に為せるレベルの物ではなく、彼の腕の動きすら見ることは難しい。

 そう、確かに動きは見えない、しかし―――わかるのだ。

 俺は俺の中の何かが導くままに剣を動かし、剣が振られるであろう場所にただ剣を持っていく。

 そして俺の剣は見事にジャックの剣筋を捕えていた。

「―――なっ」

 今までと違う洗練された動きに驚愕を隠せないジャック、だが、まだだ。

 俺は剣を弾くのではなく、受け流すように剣を滑らせ、攻撃を受け流すと、そのまま剣を横に薙ぎ、ジャックの胴を狙う。

「―――うっ」

 完璧なタイミングだった。文句のつけようのない、俺史上最強の一撃、しかしジャックはそれを無理やり上体を反らして紙一重で避けきってしまった。


「くそ、あれでも当たらないか……」
「いやいや、驚いたよ、今のはかなり危なかった。危うく一撃貰っちゃうところだったよ」


 そう言ってあっさりと距離をとって体勢を立て直すジャック。

 だが、感覚は掴んだ。今日はもっと戦える。


「まだまだ、これからだ。その余裕の面、崩してやるよ」
「―――面白い、やってみるといいさ、やれるものならね」


 そうして俺とジャックは訓練を続けた。


****




「くっ……ここは……?」
「あっ、勇者様、お気づきになられたのですね」


 俺が目を覚ますと、すぐに傍らにいた女が声をかけて来た。

 それと同時に俺の頭も覚醒してきて、だんだんと状況を把握していく。

 そうだ、俺は結局またジャックにボコボコにされてしまったのだ。

 俺はあの後、ああやって息巻いてジャックに挑んだものの、あの状態を再現できたのは数回の短い間だけで、上手くものにすることができなかったのである。


「そうか……俺は今日も勝てなかったのか……」


 まったく……あれだけ威勢を張って挑んでおきながら今日もボコボコとは……カッコ悪いにも程があるな。

 だが、糸口は掴めた、次こそは……倒す。


「あの……勇者様、お体の方の具合はどうですか? 一応怪我はあらかた治しておきましたが……」


 と、俺が明日に向け、決意を固めていると、女が再び話しかけて来た。

 背中の中ほどまである長く、そして美しい銀色の髪、整った顔にスラリと伸びた手足、出るとこは出て、引っ込むとこは引っ込んでいる体形、そして、その美しき全身優しく包む荘厳なドレス……どこをとっても美しいと言って差し支えは無いだろう。

 せいぜい欠点を上げるとすればその蒼き双眸には光が宿らないことくらいだろうか、いや、それすらももしかするとこの女の美しさを引き立てているのかもしれない。

 この女の名前はナタリー=エドワード、要するにこの国の姫様である。

 ではなぜ、姫様がこんなところで俺の看病などしているのかと言うと、それは単純にこの女が最高レベルの治癒魔法の使い手だからだ。

 そもそも俺は最初、この女の存在すら知らなかった。

 それには王が隠していたというのもあるが、それとは別に、この女は生まれつき目が見えず、体が弱いのである。

 そのため、外に出ることも殆どなく、部屋に引きこもっていたらしい。

 だが、この女が引きこもっていた理由は他にもあるのだが、それはまた後にしよう。

 まあ、簡単に言ってしまえば、訓練の怪我を治せる人材にあの女が適任だった……それだけの事である。

 と言うのも、治癒の魔法が使える人材と言うのはどうやらあまりいないらしいのだ。

 何でも、治癒の魔法が使えるのはかなり上位の水系統の魔法使いか、無系統の中で、治癒魔法の才能を持つ者だけだとか、なんとか。

 因みにあの女は後者の方らしい。ま、そんなことは正直どうでもいい、俺は怪我さえ治してくれればそれでいいのだ。


「ああ、体調は問題ない、もういいよ、下がってくれ」
「そんな……もう少しここに居てはだめですか? ずっと自室にいては気がまいってしまいそうで……」


 ずっと引きこもりをしていた女が一体何を言っているのだろうか? ……めんどくさい奴だ。


「あら酷いです、勇者様、私めんどくさくなんてないですよ?」
「……読んだのか?」
「違います、自然に聞こえてきてしまうのですよ、ふふ」


 そう、これがこの女が引きこもりをしていたもう一つの理由だ。

 生まれつき目が見えなかったナタリーを神が哀れにでも思ったのだろうか? 彼女は目が見えない代わりに他人の心の声が聞こえるのである。

 おかげでナタリーはその目で相手の表情を確認できなくとも、相手の感情を知ることができる。だが、それは良くも悪くも・・・・・・である。

 どういうことかと言うと、相手の心の声が聞こえてくるということは、負の感情を持っている相手の心の声も自然に聞こえてきてしまうということだ。

 人には相手の本当の感情を知らないからこそ円満に続けられる関係と言うのも存在する。だが、それ以外でも、人はいい人ばかりではなく、当然邪な心を持っている者も存在するのだ。

 それらが全て否が応にも聞えてしまう……想像しただけでぞっとする。

 が、今はそれも切り替えができるらしく、常に聞え続けてしまうという訳ではなくなっているらしい。


「全く……気味の悪い女だな」
「本当に失礼な方ですね、勇者様は、一応私この国のお姫様なんですよ?」
「そんなもん知るか、俺には関係ない」
「十分関係あると思いますけど……」


 知らん、この女が姫であるとか、そんなことは関係ない、少し前までの俺なら関係あったかもしれないが、今の俺にはそんなことよりもやらねばならないことがあるのだ。


「復讐……ですよね?」
「また読んだのか……」
「違いますよ、自然に聞こえちゃうんです、でも、それは本当に復讐なんですか?」
「当たり前だ、俺はあいつに受けた分の屈辱をあいつにも味あわせてやるために修業をしているんだ」


 そう、今は他のことなどどうでもいい、ただ俺は強くならなければいけない、全てはあいつと対等に渡り合うために、そして、あいつに勝つために……。


「本当に難儀な人……本当はわかっているのでしょう? あなたは彼に……」
「―――黙れ」
「……もう、仕方のない人ですね、まったく」


 そう言って呆れた顔をする姫。だが、


「―――ッ!!」


 その表情が突然驚きに染まる、そしてその直後、勢いよく部屋の扉が開け放たれ、伝令役の兵士が入って来た。

「勇者様、姫様、ここに居らっしゃいましたか!」
「どうかしたのか?」
「はい、一大事です、この王都が狂暴化したバンデットオーガの襲撃を受けています、今はまだ王都の壁の外で持ちこたえてますが、突破されるのは時間の問題かと……」
「やはりですか……かなりまずいですね」


 姫の顔がバンデットオーガと聞いた瞬間に暗いものに変わる。


「その……バンデットオーガってやつそんなにまずいのか?」 
「はい、正直かなりまずいですね、あの魔物は暴れ出したが最後、周囲を破壊し尽すまで止まることはありません、特に狂暴化していた場合は手のつけようがない……災害みたいなものです」
「災害ねぇー」
「しかし、妙ですね、バンデットオーガは基本的には自分から手を加えない限り狂暴化することは無いはずなのですが……」


 と、何やら考え込み始める姫様、だが、俺にはそんなことはどうでもいい、そこに倒すべき敵がいる……それだけで十分だ。

 そいつには俺が強くなるための踏み台になってもらおう。

 しかし、俺がそうして戦いに行く決意を固めると、


「そんな! 勇者様、いけません! あなたの体の傷は一応治っていますがそれでも本調子ではないはず、そんな状態でバンデットオーガに挑むなんて危険すぎます!」


 と、またもや俺の心を勝手に読んだナタリーがおせっかいをかけて来る。

 全く、一々鬱陶しい奴だ。


「なっ!? 勇者様、私はあなたのためを思って―――」
「―――ならここで指をくわえて見ていろと? だがその間にもたくさんの兵士が死ぬぞ?
 お前は自分の国の兵士を見殺しにしたいのか?」
「それは……でも!」
「でももくそもない! それに何より、こんな絶好の修業の成果を試せる相手……そうは現れまい、試さないでいられるか!
 おい、兵士、すぐに準備して俺が向かうからもう少し持ちこたえろと伝えろ」
「はッ! 了解しました!」 



 そう言って兵士は部屋を後にする。そして、俺も早速装備を練習用のものから勇者装備に変え、現場に向かおうとする。


「お待ちください!」
「……なんだ?」
「やはり行かれるのですか?」
「ああ、当然だ」
「そうですか……死なないで下さいね?」
「心配するな、俺はあいつに復讐するまでは死なん、絶対にな……」


 俺はそれだけ言うと、俺はドアを開き、現場に向かう。


「本当に……難儀な人ですね……」


ナタリーのそんなつぶやきを背に、俺は部屋を後にした。

しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜

みおな
ファンタジー
 私の名前は、瀬尾あかり。 37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。  そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。  今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。  それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。  そして、目覚めた時ー

悪役令嬢が処刑されたあとの世界で

重田いの
ファンタジー
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で、人々の間に静かな困惑が広がる。 魔術師は事態を把握するため使用人に聞き取りを始める。 案外、普段踏まれている側の人々の方が真実を理解しているものである。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。 敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。 結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。 だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。 「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」 謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。 少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。 これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。 【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】

処理中です...