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1章
vs殺戮鬼、決着
しおりを挟む「■■■■■■■■■■■■―――ッ!!」
悶えるように叫び、暴れながら破壊をまき散らす殺戮鬼。
俺はその破壊に巻き込まれまいと、即座にその破壊圏から離脱し、地に降りる。
その直後、暴れる奴の腕がさっきまで俺のいた場所を暴虐の渦へと巻きこんでいく。
されど、それはさっきまでの、奴のこちらを弄ぶような攻撃の結果ではない。
これはもがき。意図していなかった痛みを受けた奴の、苦しみのもがきだ。
それは今の一撃が奴に明確なダメージとして通った証拠に他ならない。
『師匠!! 流石だぜ!!』
『ああ、ヴァン。嘘でしょう……あの、あの災害とすら呼ばれる化物と、本当に互角に戦っているなんて……』
『先生……凄いよっ!! なら、私たちも……ッ』
『ええ、あの人があんなに頑張っているのだもの、私たちだって負けてはいられないわッ!!』
弟子達は俺の姿にいっそう心を燃やし、眼前のブラックヴォルフの討伐に奮起している。
あの様子なら、俺があいつらの心配をする必要はなさそうだな。
なら、後は俺があいつを倒すだけだ。
それで終わり。
それだけで、俺は全てを守り抜ける。
俺の求めた結末を手にすることができる。
だが―――このまま容易く倒せる程度の敵ならば、殺戮鬼は災害とは呼ばれない。
「~~~~~ッ!?」
我が身を襲った壮絶な悪寒に対し、俺は直感で右に横っ飛び。空中を蹴り抜くことで、一足にてその場を離れる。
直後、空間が爆発した。
比喩ではない。音速すら容易く超える奴の、殺戮鬼の拳が、空気の壁すらも粉砕、爆音と共に空間そのものへ暴虐をまき散らしたのだ。
もしも数瞬でも回避するのが遅れていれば俺の存在は消し飛んでいただろう。
「おいおい、嘘だろう……まだ底を見せていないとは思っていたが、まさかここまで……クソッ、これは今の一撃で決められなかったのはまずかったか?」
今の一撃を避けることができたのは完全に奇跡だ。
前世での数多の経験則とサーシャから与えられた≪無自覚の最善手≫が偶然にも己が身に迫る危険に対し、先んじて体を動かしただけ、二度目はない。
再び奴があの拳を振るえば、俺の命は跡形も無く消し飛ぶことになる。
『嘘だろ……あいつ、まだ先があるのかよッ!? 師匠ッ!!』
『やっぱりだめよヴァン!! お願い、逃げてぇぇえッ!!』
『ヴァン君……ッ』
『先生……でも、先生なら……もしかしたら……』
「■■■■■■■■■■■■―――ッッッ!!」
悪鬼が再び咆哮をあげる。
俺は視線の先に奴を再び見据えて、気づく。
奴の姿が変貌していた。
もともと悍ましい容貌ではあったが、それが更に得体の知れぬものへと次元を上げているのだ。
赤黒かった表皮は黒一色に染まり、全身の部位という部位は漆黒に飲み込まれている。
その巨躯はどこか一回り大きくなったようにすら感じられ、加えて恐怖とは異なるどこか不安定な嫌悪感をこちらに抱かせた。
また、醜いとはいえ、表情の見てとれていた顔面も今や何も見てとれぬ無明の闇へと変貌しており、唯一残されていた眼球のみが不気味に真紅の輝きを灯している。
もっとも、俺の潰した右目に関しては鈍く光るのみであったが、それがよりいっそう奴の気味悪さを増大させていた。
――――漆黒赤眼、それが今の奴の姿だ。
「……なるほど、そういうことか」
奴の変貌した姿、その理は至極単純。
単に奴が全身から垂れ流しているだけであった魔力を、その内に秘めていたものすらも引き出して、本格的に利用しているというだけの事。
だが、ただそれだけの変化が奴の化物としての次元を一つ上昇させ、空間すら破壊させた。
言ってしまえばこれが奴本来の実力。
奴にとってはここまでの一幕ですら前座に過ぎない。
遊び半分だった相手が痛みを機に本気になっただけ。
つまり、ここからが本番。
されど、現在の俺にはその戦いについていけるだけの能力が足りていない。
このまま奴との勝負を続ければ、俺は僅か一手で抹殺される。
―――力が足りない。
―――速さが足りない。
―――知覚速度が追い付かない。
ならば、こちらがとるべき手段はただ一つ。
敵が全力を出すというのならば、
―――こちらも全力で応じるだけだッ!!
「行くぞ、俺はこれより、己が限界を超えていくッ!!」
反動など先刻承知、前世にてこれを使用した時は数日間は立ち上がることすらできなかった。
増してや今は子供の体、どれほどの危険があるかなどわからない。
―――だがッ!! それがどうしたッ!!
俺は英雄になると、そう誓ったのだ。
誰にというわけではない。
誓った相手は他ならぬ自分自身。
だが、それ故にッ!! 違えることは許されない。否、俺自身が許しはしないッ!!
何故ならば―――
「―――Overclock……」
≪―――過負荷駆動……≫
その妥協を許した先には、後悔しかないことを、俺は身をもって知っているのだからッ!!
「―――Second-Phaseッ!!」
≪―――第二段階ッ!!≫
鍵言と共に、俺の体内を魔力が躍動する。
≪過負荷駆動―第二段階≫これは≪第一段階≫に存在した肉体への安全装置、その枷を解き放つものだ。
体内を魔術回路から溢れさせた魔力で埋め尽くすことにより、全身を細胞単位で強化、加えて生体電気の流れを更に加速させることにより、肉体の物理限界を超えた反応と動きを可能にさせる。
「■■■■■■■■■■■■―――ッ!!」
殺戮鬼の左拳が俺を滅殺せんと迫ってくる。
だが、先程までなら知覚することすらできなかったであろう一撃。
その一撃が、今の俺には見えている。
故に、俺は奴の拳の着弾に先んじて前進、悪鬼の懐に潜り込むことで、その一撃を回避する。
眼前に迫るは奴の巨木の如き対の足。
それを見据えて俺は詠唱を開始する。
「Access―――Buster-blade,Generate」
≪接続―――剛大剣、生成≫
その手に現出させるは先程奴にかすり傷しか加えることのできなかった剛大剣。
されど、俺はその剛大剣を躊躇なく奴の右足に向けて振り抜いた。
―――バキンッ
音を立てて剛大剣が半ば破損、一合目と同じく存在を保てなくなり、消滅する。
だが、その残した結果は一合目とは大きく異なる。
「■、■■■■■■■■■■■―――ッ!!」
苦悶のような声と共に奴が崩れ落ち、右膝をつく。
通用しなかった攻撃が通用した。
その理合いは単純。
斬撃が効かぬとわかっているが故に、衝撃のみを内部に浸透させただけの事。
「どうやらいくらその魔力装甲が強かろうと、その内部までは守れないらしいなッ!!」
これで奴の魔力装甲はその内部にまでは及ばないことが証明された。
ならば、こちらの狙いはただ一つ。
俺が突き刺し、今も尚、悪鬼の右目に突き刺さったままの魔槍。
それこそが奴を倒す最大の活路だ。
「はぁぁぁぁああああああああ―――ッ!!」
駆ける。奴の右目を目指し、空中を疾駆する。
対する悪鬼も俺の狙いを悟ったか、膝を屈しながらも俺に拳の連撃を浴びせかける。
だが、俺はこの瞬間にも迫る幾多の拳の全てを回避し、一直線に目標と見据えた奴の右目へ向かって駆け抜けていく。
このまま辿り着ければ俺の勝ち。
だが、易々とたどり着かせてくれる程、この災害は甘くない。
俺は右から迫る右拳の軌道を予測。
このままなら、あの右拳は俺の肉体を違いなく捉え、消し飛ばす。
故に、俺は空中にて溜めを作り、跳躍。
迫る拳の破壊圏を寸前で抜けていく―――はずだった。
「■■■■■■■■■■■―――ッ!!」
「―――なっ、ばかなッ!?」
殺戮鬼が叫びと共に魔力を解き放った瞬間、拳の軌道が屈折した。
殺戮鬼は全身に秘めるその超常の魔力を右拳から放ち、次元に干渉、強引にその一撃を捻じ曲げてきたのだ。
対処は不可能。
対抗も不可能。
回避も不可能。
だが、それでも俺はどうにかするしかない。
そうしなければ、俺は志半ばで再びこの命を散らすことになる。
いや、俺だけじゃない。
ここで俺が死ねば、村の人々、レオ、ノア、エリス、そして母さんもその命をここで散らすことになるだろう。
―――死んでたまるか。
迫る。
―――死んでたまるか。
拳が迫る
―――決めたんだ。こんどこそ俺は絶対に、
死が目前に迫る。
「―――英雄になるんだぁぁぁぁああああああッ!!」
瞬間、俺の魔力が肉体から漏れ出し、世界に溶け込むような、そんな感覚が俺を満たす。
同時に、世界が一瞬止まったかのような、そんな錯覚に襲われた。
これが何かはわからない。
今わかるのは一つだけ。
俺があの右拳を避けられるということだけだ。
何もかもが静止した時間の中で、俺は全力で空中を蹴り抜き、指を弾く動作と同時に叫ぶ。
「―――Eruptioッッッ!!」
≪―――爆発せよッッッ!!≫
直後、時間が動き出す。
錯覚は一瞬。
されど俺の命運を変えるにはその一瞬で十分すぎた。
俺の放った爆発魔術は見事に跳躍直後の俺を爆風により急加速させ、奴の拳の破壊圏、その外にばかりか、目的であった右目の正面にまで運んで見せた。
「決着だ、殺戮鬼ッ!!」
今の奴は渾身の一撃を避けられたが故に、隙だらけだ。
今なら、奴に止めを刺すのは容易い。
俺は右手を腰だめに構えると、再び空中を蹴って右目に接近。
空中にて姿勢を制御し、自身が突き刺した槍を目前に、足を前後に開き、腰を落とした半身の構えを作り出す。
「―――破ッ!!」
直後、気合一声。
本来なら地上でなければ出来ぬであろう全身で行う気の伝達。
それを精密に魔力を制御することで、あたかも地を踏み込んだかの如く、力強い踏み込みを可能とし、足から腰へ、腰から腕へと伝達させ、その力を掌底として、突き刺した槍、その石突の部分に叩き込む。
無論、掌底の力を受けた槍は、奴の眼球を貫き、その内部にまでめり込むことになる。
「■■■■■■■■■■■■―――ッッッ!!」
しかし、それだけでは奴を倒すには至らない。
それだけなら、奴は痛みに悶えながらも、再びこちらへと致死の拳を放ってくる。
だから、本命はそこではない。
俺の≪記憶武装≫で作り出した武器は言うまでも無く、その全てが俺の魔力で出来ている。つまり、言ってしまえば、あれは俺の魔力の塊だ。
ならば、俺が掌底に乗せた気、そこに折り混ぜた我が魔力が伝達しない道理はないッ!!
「―――俺の前から消え去れ、絶望ッ!!」
「■■■■■■■■■■■■―――ッッッ!????」
体内に自らのあずかり知らぬ何かが入り込み、爆発。
自分の肉体が内部から壊し尽くされていく感覚に困惑する殺戮鬼。
だが、もう手遅れだ。
俺の放った魔力は槍を通して奴の体内に伝わり、爆発、奴を体内から殺し尽くしていく。
そして、
「■■■■■■■■■■■■―――ッッッッッッ!!!!!!!」
体内を巡る魔力に抗うことができなかった殺戮鬼は俺の槍が奴の体内で魔力に戻るのと同時に、処理しきれぬ魔力によりその存在を膨張させ、断末魔の叫びを残して、内部から爆散した。
『ああ、ヴァン……あなたは、本当に……』
『し、師匠すげぇぜ……』
『ええ、そうね。本当に……まさかあんな化物まで倒しちゃうなんてね……』
『凄いよ先生……いつか私も、先生のようになれるのかな……』
母さんと弟子達の声が聞こえる。
どうやら、あちらの戦闘も既に終わっていたらしい。
これで全ては終わったのだ。
弟子達も、母さんも、そして俺も。
誰の命も犠牲にせず、全員が助かる。そんな理想の結末。
俺はそれをこの手に掴んだのだ。
だから、俺は救うことができなかった人のために言葉を捧げよう。
俺が生まれ落ちた時には、母さんを庇って亡くなってしまっていたその人のために。
「ああ、父さん……仇は、とった……よ……」
その言葉を最後に、全ての力を使い果たした俺の意識は闇に落ちていった。
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